おはようからおやすみまで 愛してる

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表題作夫婦日和

その他の収録作品

  • ななつの航『どうしても抱きたい』
  • 後野オカピ『きみと一緒に、いただきます。』
  • 晴屋うまこ『うちの淫魔(こいびと)』
  • ハシ スミオ『よりよりそいあい』
  • さとまる まみ『メガネの救世主くん』
  • 怜央『ジェラートとせんべい』
  • lulico『愛のバンビ』
  • 木ノ実むじな『病めるときも健やかなるときも』
  • 小坂つん『寝ても覚めても』
  • 椋太郎『marry me!』
  • カバーイラスト:又秋めい

あらすじ

マンネリやすれ違いを乗り越えて
一緒に生きていくおしどりカップルのラブストーリー

作品情報

作品名
夫婦日和
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
ポーバックスBABYコミックスEXTRA
発売日
ISBN
9784865892055
3.2

(5)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
16
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

マンネリや不安が忍び込む時

「マンネリやすれ違いを乗り越えて…」生活を共にする男x男CPがテーマのアンソロジー。
10作品収録。

以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)


「どうしても抱きたい」ななつの航
6年同居しててまだ最後までシてない真木と弓場。旦那自覚強めの真木が「俺が抱く」気でいるけど、いざその場でアレレ?抱かれちゃった、というお話。

「きみと一緒に、いただきます。」後野オカピ
6年同居してて最近スキンシップもなく、電話では女性の名前が出る。忍は不安になって…
カラダでもいいけど、やっぱり言葉で言おうね。

「うちの淫魔(こいびと)」晴屋うまこ
淫魔のカイと契約しているケンジ。カイはすっかり嫁状態だが、自分もカイが好きだと言えないケンジが意地を張りすぎて…
カイがルックスはかっこいいのに健気で可愛い。

「よりよりそいあい」ハシ スミオ
同居相手は作家さん?締切前は食事も睡眠も疎かで。
だからまず自分のことは自分でやって、あとはさりげなく。熟年夫夫みたい。

「メガネの救世主くん」さとまる まみ
ファンの反応が無く心が折れかけている漫画家。そんな時アシスタントに志望してきたメガネくんが自分のファンだと言ってくれて…
…はいいんだけど、酔って寝ている先生を睡眠姦。しかも終わってから俺先生が好きなの?ってなってます。

「ジェラートとせんべい」怜央
良平と貴史は恋人。だが頭の良さそうな良平は就職浪人、軽めな貴史は会社で順調で良平は追い詰められていく。
これ、タイトル含めストーリーの意味もよくわからない。貴史は良平が結局無職でもいいように自分が頑張ってるって事ですか?絵柄は好き。

「愛のバンビ」lulico
BL漫画家のバンビ先生は、同人時代にファンですと言ってくれた愛川と恋人に。
愛川は今バンビの担当編集になっているが、毎回毎回ダメ出しばかりでバンビは心が折れてしまい…
だが今も勿論愛川はバンビ大好きだよ、というお話。

「病めるときも健やかなるときも」木ノ実むじな
元ノンケの葬儀屋さん・了xゲイのウェディングプランナーのがんちゃん。
了は周囲には「彼女持ち」で通してるし、がんちゃんはいつでも身を引く気でいる。
でも了はプロポーズします。お葬式は任せとけ!って。

「寝ても覚めても」小坂つん
年下彼氏に構ってもらう幸せ。でもあぐらをかいていると危ない!と自覚して、慣れない家事したり夜のお誘いしたり。ちゃんと気持ちは通じたよって事で。

「marry me!」椋太郎
元ストレートの同居恋人・明彦に友人の結婚式招待が続いて、自分たちが結婚できないことに引け目を感じてしまう恒介。
でも明彦は(出せないけど)婚姻届に名前を書いて恒介を安心させてくれます。愛です。


「夫婦日和」というほのぼのイメージばかりではなかったけど、もっと斬新さが欲しかったかな。「よりよりそいあい」が好きでした。

0

ジャケ買いです

こちらのアンソロは、カバーが気に入って手に取りました。若い(この場合20前半までかな)男性の"ハミガキ"姿、シーン描写にとても弱いです。この表紙を見て瞬時にあれこれ想像し本を開いたので、このふたりがイラストのみだったのには少々しょんぼりでした...でも、楽しく読みましたよ。

<収録作品順序>
◆ななつの航『どうしても抱きたい』22頁
◆後野オカピ『きみと一緒に、いただきます。』24頁
◆晴屋うまこ『うちの淫魔(こいびと)』30頁
◆ハシ スミオ『よりよりそいあい』8頁
◆さとまる まみ『メガネの救世主くん』30頁
◆怜央『ジェラートとせんべい』18頁
◆lulico『愛のバンビ』24頁
◆木ノ実むじな『病めるときも健やかなるときも』27頁
◆小坂つん『寝ても覚めても』24頁
◆椋太郎『marry me!』25頁
◆カバーイラスト:又秋めい

※以下、ピックアップして感想を書いています。

◆後野オカピ『きみと一緒に、いただきます。』
これは典型的なマンネリカップルという感じでしょうか。
長年同棲している彼とはケンカも特になく心配なく…。え?女の影?彼を振り向かせるには?最後にときめいたのはいつだっけ?この作品、途中までほのぼのなんだけど、急にエロくなるんですよ。ラストのセリフもとっても自然なのにときめきまくりでした♡ごちそうさまです。

◆ハシ スミオ『よりよりそいあい』
とても短くて、エロ度なしですが、これ好きだなぁと思う作品でした。絵とセリフだけでこんなにも伝わる…距離感と彼らの毎日。

◆さとまる まみ『メガネの救世主くん』
アンソロ『プリティバニーボーイ』にも登場していた(他のアンソロはわかりません)漫画家が、メガネのアシスタントくんとの出会いを振り返るものでした。漫画家としての悩みのシーンから始まるのですが、そこはとてもシリアスです。そして現在ー、出会いを振り返りながら居酒屋で呑むふたり、漫画家先生酔っぱらって寝てしまうんだけど...これが全然起きない!キスが「ちょん・むに」→「はむ・ぺろ・むぐ」になるのカワイイです♡ 眠ったままHシーンに突入し朝になってもまだ起きず…(笑)。結果的には強引になってしまったのに、そうは見えないふたりのキャラがいいですね。しかしまだカップルとは呼べない(自覚なし?)ふたり。

◆木ノ実むじな『病めるときも健やかなるときも』
作者の作品を読んだのはテーマアンソロのみで、こちらが2つ目なんですが、もう自分のなかでイメージカラーができています。"せつなエロい"感じのHシーンもお気に入り。物語はともすれば「コミカル/シリアス・せつない」のどちらかになりそうなのに、作者の絵柄やセリフから出る独特な空気によってか、どちらも含んだものになっているようで...とても心地よいんですよね。前に読んだ作品でも同じようなことを思いましたが、短くても一冊分読んだような、不思議な魅力を感じます。
「『ありふれた幸せ』ってやつが絶対おまえには似合うのに」

一冊として。やっぱり、部屋でのよくありそうなイチャイチャや、おしどりカップルらしい言葉のやりとりがもう少し見たかったかな。私は初めてお見かけした作家名もあったのですが、こうやって発見させてくれるアンソロは、やはりときどき読みたくなります。

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