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表題作イデア

海谷紺,高校生,兄
海谷碧,高校生,弟

その他の収録作品

  • イデアII

あらすじ

男子校に通う海谷碧と紺は、双子でありながら互いを愛し合う爛れた関係。互いのことなら言葉に出さなくても全部分かる、そうして生きてきたはずが、最近その距離感が不安定だった。そんな中、紺が後輩の橘と付き合いはじめたことで、双子の今までの関係は終わってしまい……!?

イデアII
男子校に通う海谷碧と紺は、互いを唯一無二の相手として愛する爛れた双子だった。しかし、あるきっかけから、互いの存在の大きさを再認識したはずが、その後「キス」と「抱きしめあって眠る」以外の行為をしなくなってしまい……?

イデア  31ページ
イデアII  31ページ

作品情報

作品名
イデア
著者
わたなべあじあ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
LOVE xxx BOYS
電子発売日
3.6

(10)

(3)

萌々

(1)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
35
評価数
10
平均
3.6 / 5
神率
30%

レビュー投稿数7

ぜひ続編を…!

電子書籍ってあまり好きではないのですが、紙媒体で発売されていないので購入してみました。

とても良かった。
今のあじあさんの絵柄も可愛いのだけれど、昔のあじあさんの絵柄はそこはかとなく漂う色っぽさが溢れていてたまらなく素敵です。

双子の高校生の兄弟のお話ですが、弟の碧の視点でストーリーが展開されています。

一卵性の双子で、ずっと一緒だった二人。
いつでもお互いの気持ちがすっと理解できる関係で。
けれどその気持ちがいつしか『恋愛感情』へと育ってしまった二人。
そんな中、兄の紺に恋人ができて…。

兄弟であることの葛藤。そしてお互いの相手を想う気持ち。
短い話なのですがそういったところが見事に描き込まれています。

これ、ぜひとも続編を描いてほしいです。そして、紙媒体で発売してほしい…!

あじあさんはギャグモノもお得意ですが、シリアスなお話を描かせても素晴らしい。引き出しが多い作家さんなんだなと感心します。

文句なく、神作品です。

6

読めて(見れて)嬉しい!

『鈍色の花』の1話と同じ時期に描かれたのでしょうか?ショタっぽさがない美麗な絵柄です。

ストーリーは、二卵性双生児が恋に落ちて、いやいや兄弟はまずいだろと兄は離れていこうとするけれど、やっぱりお互いが求め続けるという兄弟ものの定番のような展開ですが、あじあ先生の美しい絵で描かれると一味違う!
男前に育った兄はひたすらかっこよく、美人に育った弟は色気ただよう美しさで、こんな二人が恋人になってるなんて、もう絵を見てるだけで嬉しいです!
ショートストーリーだけど、読めて(見れて)大満足のお話でした。

電子オンリーの単話販売。
単行本にまとまらなかった話を埋もれさせず、電子だけでも販売してくれて良かったです。

3

麗しい双子の箱庭愛

アイディアの語源ともなっている「イデア」
恐らくこの作品に於いては思い付きなどのアイディアという意味よりも、哲学的な方の「観念」とかで、もっと言っちゃえばプラトン哲学に基づいた意味だろうな~と勝手に考察してます

プラトン哲学で言えば肉体の見た目ではなく魂の目によって見られる形を表しているのでこの作品の2人が「二卵性の双子である」という事の意味が大きな存在となるんかな…?と、無い頭なりに感じる作品です

……なんのこっちゃ?
ですよね笑
まぁ…雰囲気のあるガチ双子の色っぽい箱庭愛のお話しなので読み手が如何様にも感じる事が出来るとっても夢と妄想の滾るお話しですよ~って事ですね♡

あじあ先生の作品の中でもとりわけ雰囲気があって色っぽい短編のお話しです
やっぱりあじあ先生の画が最高ーーーー!なんですよね…!
定期的に摂取したくなります (ღˇ◡ˇ*)♡
本当は現在描かれている作品が最新で最強に美しい画だとは分かっているのですが…チョット複雑そうなお話しなので怯んで読めないんですよね~
なのでこうして過去作を掘り起こして読んでおります

そして掘り起こしだとしても全く古臭さなど感じぬ麗しさ!
眼福ですわぁ~♡

二卵性なのでそれぞれの美しさを摂取出来るというのもありがたい!
美麗な画、ガチ双子の背徳感と葛藤、そして箱庭愛…短編なのでサラッと描かれてはいますが内容はサラッとしていないのと、あじあ先生の画がこの作品の雰囲気を創り上げております
そしてエロもドエロではないのに雰囲気がエロい!
なので一瞬にして禁忌な感じを味わえる作品です

地雷の無い方であれば最高にコスパも良き電子配信作品なので覗いて見て下さいませ~

評価は萌2と悩むけど…やっぱりこの価格でこの作品を例え短かろうと観れるのはありがたい‼という想いを乗せての神評価
ガッツリ読み込みたい方にはチョッピリ不向きですのであしからず~

0

双子の短編もの

電子書籍限定で全2巻、ページ数は1巻34ページと短いのですが価格も安いです。
2007年の作品のようなのですが、あじあ先生の昔の絵柄もかなり好きなので即買いしてしまいました。

二卵性双生児の双子、紺(兄)と碧(弟)のお話です。
二人はお互いに愛し合っているけれど、抱き合うまでの関係にはいっていません。
でも紺はこの関係を終わらせたいのか、突然後輩の男の子と付き合い出し、碧の方は精神的に不安定になっていきます。
紺と碧の行く末は…

ページ数が少ないので物足りなさはあるのですが、あじあ先生の描く仄暗い雰囲気がやっぱり好きです。
買うお店によって違うのかもしれませんが、白抜き修正の箇所がいくつかあって残念でした。
でも兜合わせのシーンは白抜きじゃなかったので良かった…

5

迷宮のリコリス

KRAFTさん

お返事、ありがとうございます!
丁寧と言っていただけて嬉しいです。無駄に長いだけのような気もしますが、中々短くまとめることができません(´□`。)

他の電子の白抜き情報が上がってくると良いですね!
気になるほどではないけど、修正が少なければそれに越したことはありませんよね^^

KRAFT

迷宮のリコリスさま

初めまして。
いつも丁寧な迷宮のリコリスさまのレビューを参考にさせていただいてます。
こちらのレビューも「そうそう!」と納得です。
見習わなくては…

全て白抜きにされてしまうと何が何だか分からない所は困りますよね。
私はebookjapanで買いましたが、修正はほぼ無しというお店があったら買い直したいです。

迷宮のリコリス

初めまして!

いつ頃、描かれた作品か気になったのでレビューが参考になりました!
ありがとうございます。

こちらRentaでは兜合わせも白抜きでした(>_<)
KRAFTさんはどちらで購入しましたか?

進化に驚く

 『ルチル・リンクスで人気の作家による単行本未収録作や商業誌未発表作を1話~電子書籍で配信』というレーベル【ラブキスボーイズ】から、あじあ先生の双子のお話が登場です。私はRentaで購入しました。電子で現在2巻となっていますが、続きが出るのかは不明です。知っている方いらっしゃいましたら教えてください。
 双子の兄の紺と弟の碧。二次性徴期を境に違う方向に成長した二人、紺は男らしく、碧は美しく…。
 『ユウキュウノカナタ』でも双子を描かれていましたが、こちらは二卵性双生児の兄弟です。絵柄もユウキュウのときと似ています。現在執筆中の『ROMEO』では黒髪の主要キャラがいないので(今のところ)紺と碧の黒髪が逆に新鮮でした。この頃の絵柄がお好きな方も多いのではないでしょうか?
 兄として躊躇する紺とそれを受け入れようとする碧。それでも抗えない彼らだけが知る世界があるのだというお話です。絵は大変美しく雰囲気も大好きなのですが、ちょっとだけ物足りなさを感じます。
 これまでのあじあ先生の作品のいくつかに、世界観にとても惹かれるのに、どこか描き切れていない、何かちょっと物足りない、それがとても勿体ないなぁと感じていましたが、今『ROMEO』を追いかけていてその進化に驚きます。長く活躍されて来てなお、こんなに成長できるとはなんて素晴らしいんだろう。『ROMEO』は間違いなく先生の代表作になるでしょう。

 Rentaでは局部は白抜きでほとんど見えませんが、エロ重視の作品ではないので気になるほどではありませんでした。

*追記。電子なので評価が辛目。紙版を希望します。

5

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