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表題作荊の王子

柏木
深森

その他の収録作品

  • 作者おぼえがき
  • 『荊の王子』その後

あらすじ

深森は会社を休職して家に引きこもっている。そこに頻繁にやってくる、チャラ男の柏木。ある日、柏木が「俺のサボテンを世話しろ」と言い出した…

2011年ごろ描いていた未発表読みきりに加筆修正したもの。(ARUKU先生のコメントより)

作品情報

作品名
荊の王子
著者
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
サークル
ARUKUinc.<サークル>
ジャンル
オリジナル
電子発売日
4.5

(9)

(6)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
41
評価数
9
平均
4.5 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

サボテンと眠り姫

まさか今2023年この同人作品が読めるとは。
Renta!さんで電子配信ありがとうございます。

さて、内容はシュール的ARUKU作品。
大学で初めて出会った時から、いきなりゾンビ映画に誘ってきたり、花見や納涼会に連れて行ったりの超変な奴とのアレコレ。
主人公は深森。真面目さん。
VS変な奴、柏木。
柏木がなぜかサボテンの鉢を深森に託す。
意味もわからずサボテンに水をやる深森。
え?サボテンって水あんまりいらないでしょ。
なのにやたら水をやるから、サボテンが異常発育するわけ。
…と同時に、深森は過労で倒れて会社に行けなくなっています。
そんな不安な精神状態と異常なサボテンがリンクして、微妙に不穏な空気が漂うそんな時。
部屋にはイバラのようにサボテンが繁り、その中で眠り姫のように横たわる深森。
そこに王子さながら踏み込んでいく柏木。
眠る深森のズボンを脱がして勝手に行為を始める柏木…えっ⁈
…という感じで、何とも唐突だしヤバいです。
とはいえ、私はARUKU先生信者ですからこれもサイコーです。
とにかく読めるとは思ってなかった作品ですので、読めたという事実がもう嬉しさしかない。
ありがたやありがたや。

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