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表題作恋を知らない君

ジャン=マルク
小学校の英語教師
ギイ
失業中,浮気性

あらすじ

「あなたを好きになった私が間違っていた」パリ郊外にあるアパルトメント。そこが、ギイとジャン=マルクの愛の巣だった。浮気性のギイを辛抱強く愛してきたジャン=マルク。でも、度重なるギイの浮気に耐えかねてついに出て行ってしまった!どうせすぐに戻ってくる…アイツは俺に心底惚れているんだから。
けれど、いつまでたってもジャン=マルクは戻ってこない。もしかして、本当に別れたのか…?
初めて感じた喪失感、そして苛立ち、寂しさ……恋も知らないギイは、離れていったジャン=マルクに何を思うのか…?

恋を知らない君(1) 27ページ
恋を知らない君(2) 27ページ
恋を知らない君(3) 27ページ
恋を知らない君(4) 27ページ

作品情報

作品名
恋を知らない君
著者
戸池みすき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フューチャーコミックス
レーベル
ボーイズファン
電子発売日
4.2

(11)

(5)

萌々

(4)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
47
評価数
11
平均
4.2 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数1

これは新しい…

これは初めて見たタイプのBLでした。ちょっと変化球だなって、傑作だなって思ってたら、2016年に出てたんですね……そんなに前なの???(゜o゜;

出会えて良かったです。こういう傑作が埋まってたりするから、最新作でなくても開けてみる、というのをやめられない。良い作品は、話題作/レビュー数に関わらず探し続けるのが大切なんだと学びました。

最初の始まりは、ギイ(受け)の印象悪め…カッコいいけど、ヒモで傲慢で淫乱。クズっけが多少香ってます。恋は盲目なので、それでも愛されるか…と思いきや、ちゃんと振られてしまいます。ジャン(攻め)の考え方というのは、とても一般的で、しっかりしたものです。ギイは魅惑的な男だった、だけれどそんなカリスマ性だけでは人として成り立たない、そういうリアルがひしひしと伝わってきました。ギイもギイで、自分の“モテる”というカリスマ性に腐敗しきったわけではなく、ジャンを失って、これではいけないと思うのが素晴らしいです。人間誰でもかれでもすぐには変われない・変わらない現実あると思いますので、その点の思い切りのよさは、ギイの誠実さの表れだと思います。

そして分かる。

ギイの可愛さに。

最初あんな、クズっぽかったはずなのに、不憫…って思いました。段々と、焦りから、好きな人を慕う純粋さが表れてきて、でももう手遅れで、ジャンに冷たくあしらわれたことに深く傷つく。。。かわいそう、でもギイ自身が招いたことなんです。許されていつも円満だったら平和だったろう、だけれど、愛されていることが当たり前ではないことと気付くためにも、こうして自分の行いを悔やんで償うフェーズは必要なんですよね。哀れだけれど、ジャンのためにも、ギイにはしっかり落ち込んで悔やんでほしいって思っちゃって、読んでるこっちが心かき乱されました。。。
ポーカーフェイス感強かったギイが、必死こいて社会の厳しさに触れて、一生懸命ジャンに想い伝えてたじたじして、、輝いて見えましたよ、、可愛すぎてね。

その無念さと努力とあってこそ、最後また心通じ合ったのが奇跡に思えて、いっそう輝いて見える。重厚感ある良い作品です。紙本が出てないのが惜しいです。

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