メガネの変態がいつでもお側にいます。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作背後にメガネ

臼井美苑
深山端月
高校生

あらすじ

突然に現れ、当たり前のように端月に尽くしてくる美苑。
当然、学校にもクラスメイトとして一緒に通う。成人してるのに。
端月に名前を呼ばれるだけで「おっと失敬…つい射精してしまいました」なのに、彼はEDらしい。
端月にだけは漲り迸る「これは愛!」という、通報案件な美苑はいつでも側にいて……。

作品情報

作品名
背後にメガネ
著者
雪路凹子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829685877
3.6

(38)

(13)

萌々

(6)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
10
得点
133
評価数
38
平均
3.6 / 5
神率
34.2%

レビュー投稿数10

ギャグが合わなかった…(ストーリーそのものは良かった)

「レトロBL」でお見掛けして、もともと好きな絵柄ではないのですが(まつ毛の量や、鼻の下と顔の長さが…すみません)独特な絵を描かれる作家さんだな~、と印象に残ってました。
セール画面で表紙のカワウソにつられ、試し読み
→ギャグBLは好きなんですが、これはギャグが合わないかも…
→牧君が良いキャラしてんな…てかやっぱカワウソかわええし…
→さらに現在やってる30%割引キャンペーンに負けてポチリ。

結論から申し上げますと、試し読みの時点では(ギャグ云々以前に)「続きが気になる!」と思えるぐらい面白いなと思ったんですが、以下の理由から 読み進めにくいほど自分の趣味とは合いませんでした:

・言葉だけで何度も何度もイくこと
正直全然笑えなかったです。
・やっぱり普通に警察案件の攻めに嫌悪感を抱いてしまい、それ故にBL的な萌えにも繋がらなかったこと
・時々「これはどっちのセリフ?」としばらく考察を要することがあり、読みにくかった
・3話の扉絵(未使用トイレ用具を頭にオン)と頭を和式トイレの穴に首まで突っ込む描写x3回
特に後者が本当に無理でした。
・いきなりブッ込まれた脇カプ要素はホント要らなかったな…
数少ない楽しめてた要素が彼ら2人の友情だったのに…

そういえばちるちるのグラフが歪な形してますもんね…納得です。
狙ってらっしゃるギャグが全て自分には空回りしてしまった感じです。
EDを取り扱ったミナモトカズキさんの「三十路ゲイ、勃たなくなりました。 ~自己否定と闘った1460日~」を最近読んだので、シンクロニシティだなぁと。
ED絡みのシリアスなシーンは好きですし、ラストまで綺麗にまとまっていて良かったと思います。

<良かった点>
・猿、鳥がかわいい(動物の作画が美しい)
・ナマケモノやウォンバット、ハシビロコウ、スローロリス、カピバラ、チンチラ、プレーリードッグまでいるのか!住みたいw

0

嗚呼…悦楽地獄w……さ い こ う…!!

大好きな雪路先生~
連載中の作品がそろそろコミックス化間近の歓びが高まったので久々に秘蔵の書とご対面(ΦωΦ)んふふ…

とりあえず冒頭3ページめの端月の冷静な疑問からこの作品との向かい方を心得ます(笑)
ここですんなり受け入れられる人は雪路先生ワールドを既知の方とお見受けしますので、きっとそのまま先を行かれても「美苑のド変態こそウェルカム♡」と楽しめる事請け合いです!

次に「ん…?どゆこと??」となった時に「気になるじゃん!」と間口の広い反応をされたお方は是非、ページの先に広がるシュールと耽美が織り成す他に類を見ないこの突飛な作品を受け入れてみるチャンス…‼さぁ…‼ご一緒にいざ行かん~♪さぁ、さぁ~( *´艸`)

そして、、、「どゆこと??」の後に「意味分からん。。。」と思ったお方
きっとその反応、至って正常と存じます!
たまには違ったものを、、、!と万一お考えならば止めはしません、ぜひともこの1冊を…♡
ただし「違った」ものなのは「間違いない」のでその辺りは自己判断で、是非w
尚、読後にこの刺激を求める新たな自分に戸惑う事やそうそう同等の刺激を浴びる困難さを知る可能性も十分ご注意されたし!でゴザイマスwww

作品への誘いだけで500文字使ってしまいましたwww

とりあえず、、、
試し読みしてみてイケるかどうかは感性に従ってみて下さい!

冒頭で笑えた、受け入れられた方なら絶対に楽しめるので!!!

先生のこのお耽美極まりない表紙だけで内容を判断しちゃダメなので是非とも試し読みしてみて下さいませ~
試し読みだけでは分からない面白さもたくさんなので先ずはフィーリングを確認してみて下さいな
贅沢なコマ割り、ページを跨ぐ事で生まれる斬新な行間が生む笑い、不可解で魅力的なセリフ、そしてむd…aオット…( ゚Д゚)…非常~に麗しい端正な耽美絵!!!
見て、体験して欲しい、、、悦楽地獄ってナニ?と思った方、取り合えず確かめてみてください♡

先生の作品の中でもこの辺は比較的分かり易く?笑えると思うので、良かったら!
そして大事な事なのに全くお伝え出来ていませんでしたが、、、
安心して下さい【”ちゃんと”BLです】‼
流れに圧倒されますが美しいBLをしっかり摂取出来る所もニクイ先生の手腕です
大好きな1冊です♡

1

もっとぶっ飛んでてもいい

 最初の掴みは十分面白かったのですが、段々ツッコミがありがちなものになっていったので、もう少し雪路先生にしか出せないノリを楽しみたかったかも。なんせこれだけ美麗な絵ですから、シュールなキャラの言動とのギャップは尋常じゃないわけです。加えて、「背後に常に見知らぬメガネがいる」という面白過ぎる設定なので、いっそツッコミ不在で当たり前のようにそこに存在している方が、より意味が分からなくて唯一無二の作品になったんじゃないかとすら思いました。

 ツッコむことによって読者が覚えた違和感を的確に指摘し笑いに持っていく。もちろんそれがギャグ作品の基本だと思うのだけど、雪路先生の絵で読むなら、もっと異次元の笑いに持っていっていいと思うんですよね。主人公以外全員頭がおかしくて、読者もずっと疑問符を浮かべながら読めるくらいでいい、と個人的には感じました。肝心のBL面については、ギャグに押されておざなりになることもなく、ストーリーも練られていたので満足です。

1

ギャグからのあまあま

雪路凹子 さんなので美麗イラストギャグだよな、と思って手に取りました。
背後にっていうよりド正面なのでは?と思うくらい、端月に執着している美苑がヘンタイでした。美苑は成人しているにも関わらず、端月と同じ高校に通います(可能なのか?)
そして、端月に名前を呼ばれただけで激しくおもらしをしてしまうほどのヘンタイ。

前半はこんな感じのギャグ漫画なのですが、後半はだいぶBLっぽくなります。端月でしか興奮しない美苑、実はED。療養のためにと端月のお世話が雁になったいきさつが。
一方、愛する祖母を亡くして寂しかった端月のそばにいようとする美苑の優しさを受け入れる端月。

最後はハッピーエンドですが、名前呼ばれただけで行っちゃう美苑ですから、いざっていうといちいち気絶して使い物にならない美苑っていうギャグで締めくくられるのでした。

0

エロエロに疲れた時にでも。

ンフ…フヒヒ…フフォ
って感じで読めるシュールなギャグ?漫画かな。
ノリ的には30年選手の腐女子が好みそうな印象だけど、お耽美な絵柄でも古くさくないからスッキリ楽しめました。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP