スパダリ兄の世界は、愛しの義弟のために回っている♥

コミック

  • ブラコン兄の密やかな憂鬱

ブラコン兄の密やかな憂鬱

brother complex ani no hisoyaka na yuuutsu

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ブラコン兄の密やかな憂鬱

梶海世,リーマン,ブラコンの義兄
梶空也,大学生,義弟

その他の収録作品

  • おまけ4コマ 5ページ
  • あとがき

あらすじ

眉目秀麗、料理の腕もプロ級な理想のスパダリ男子・海世。超がつくほどブラコン兄の早い“朝活”のメインは、可愛い愛しの義弟、空也を優しく起こすことv 寝ぼけた顔に寝ぐせのオプションでかわいい値(ね)がストップ高!!
でも突然、空也が自立を宣言!? 家族になってから、自分の意見を押し通すことがなかった空也の初めてのワガママに、海世は茫然自失で!!

作品情報

作品名
ブラコン兄の密やかな憂鬱
著者
夏河シオリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199607059
3.5

(48)

(5)

萌々

(24)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
162
評価数
48
平均
3.5 / 5
神率
10.4%

レビュー投稿数13

ミクちゃんがいいキャラ

主人公は攻め(お兄ちゃん)!
義理の兄弟による両片思い(兄はブラコンだけど恋愛無自覚スタート、弟は自覚ありスタートで弟側が距離おこうとしたり普通の兄弟でいようとするので美味しい)
背徳感ありの禁断の愛みたいな。兄弟で恋愛感情抱いたときに陥る「隠さなきゃ」とか「普通の兄弟でいなきゃ」みたいな葛藤や迷いが描かれている点がとてもよかったです!
美味しい材料を美味しく「この素材はこう料理するのが伝統よね」って出してくれた感じ。よき。

1番よかったのはミクちゃん!
あざとうざ系当て馬女子と思わせて女装男子ナイスアシスト系です。
神経太いからー!鋼のハートだから!ってはっちゃける子で好感なのですが、それに対して空也(受け君)が「ミクだって傷つく心があるの知ってるよ」って言うのが優しくて好きです。

みんな傷つく心はあるよね、どんなにはっちゃけてても。そういうちょっとした優しいハートを感じるのがとても好き。

ちなみに表紙の印象だと弟くんがキャワワでウルウルはわわ系男子なのかな(そういう弟キャラはちょっと苦手かもしれないなって迷った)って思ったんですけど読んでみたら大人しめだけど普通の青年(二十歳)でしたので、そこもよかったですっ

1

うーん

極端ですね〜。
なんで普通に兄をできないのかなあ。こじらせてますね。

世界で一番可愛くて大切な弟。溺愛しまくりでこんなん窒息するよ!と思ってたら…。

義兄弟で、義弟は親を亡くし散々たらい回しにされて親戚にも引き取りを拒まれ。
家の奥のクローゼットで泣いてる弟を見て俺が守る!と決める兄。

うーん、だからって弟がこんなんダメになっちゃうよ〜なくらいの完璧な兄っぷりで。
普通にすればいいのに…。まあそのすれ違いが読みどころなのかもしれませんが。

兄を避けだす弟、なんで?まさか?

まあ色々あってハッピーなんですけどね。
うーん、説得力のないすれ違いやこじらせはどうもなあ。

0

兄は弟が大大大大好き!


兄弟ものですが、血は繋がっていません。
天涯孤独になった受けを両親の友人(攻めの親)が引き取り、攻めと兄弟になります。
なのでお話も明るめ、ライト兄弟です。

外では完璧なお兄ちゃんの攻め。
イケメンだし仕事はできるし、家事洗濯やコミュ力も抜群…でも、弟の前だとまるでダメなオタク。
盗撮はもちろん、会社のデスクトップが弟の写真だったり、机には弟グッズに溢れている。
このギャップがかなり良かったです。

…ただ、この兄はすべてが無自覚。
そのせいで二人はすれ違いますが、当て馬の存在で恋だと自覚します。

お話は主に兄視点でした。
攻めがテンション高めで受けはクール可愛い系。
もちろん兄弟という葛藤もありますが、最後は親もスルッと認めてくれる幸せエンド。

重たい兄弟ではなく、明るめハピエンが好きな方にオススメです。

1

デジタル―!

theデジタル作画! って感じの絵柄です。
アナログか、アナログっぽい作画が好きなので、そこではまらず。
絵は綺麗なんだけど、顔、みんな、同じ……?

兄は幼いころ養子として弟を迎えますが、その時点で弟に一目惚れしています。
そこからずーーーっとブラコンです。弟を溺愛し、尽しまくります。

絵柄もストーリーも終始ハイテンションで、ちょっと疲れました……。

女装男子のミクさんというのができますが、可愛くて好きです。
あとがきのショートカットでブレザー姿の高校生ミクさんがイケメンでめっちゃかっこいい。

1

好きになったらそれがすべて。溺愛ブラコンの極あまラブ♡

Renta!で「スパダリ」というキーワードで出て来たので、読んでみたんだけど!結果的には「これ、スパダリ(攻め)なのか?」という、疑問が残るものの。兄の海世はハイスペックイケメンだったりするのと、何よりも誰よりも義弟である空也を最優先して溺愛すること憚らないので。これはこれでスパダリと認めて良いのかも。

何を置いても弟ラブ‼︎ 会社の同僚にキモがられようと、弟の空也を甘やかしたい‼︎
そして、空也に恥じないステキなお兄ちゃんでいようと自身を磨く事を怠らない兄・海世。自身がカッコ良くいるのさえ全て。空也の為だけなのだ。ところが空也は何かと冷たい。あんなに可愛くて懐いていたのに。絵面的にも空虚で虚な目をしていて。そう、兄は鈍くて気付いていないが、空也の方だって、切なく兄を想っているのは、BLあるある‼︎ ジッレジレのモッダモダなのだ。いやーん!楽しい‼︎と、喜んでいたら、まさかの伏兵。女の子の登場。初音ミクみたいなツインテールの女子(⁈)に色めき立つ兄・海世。と、私たち読み手側。その名も「ミク」ちゃんは騒がしく空也に引っ付き、兄と私たちをハラハラさせる。しかし。結果的には彼女の登場で、この兄弟がひた隠して来た「本当の気持ち」「見ないで来た心の奥底」に気付かされる事となる。ミクちゃん、実はグッジョブなんだけど、やっぱり騒々し過ぎて私はあんまり好きになれなかったです。ミクちゃんが出て来なくても、遅かれ早かれ兄弟ではいられなくなったと思われ。
じゃあミクちゃんじゃ無くても感はやっぱり考えちゃうんだよね。
兄・海世の溺愛に次ぐ溺愛攻めに耐えられなくなる空也ってのを延々と見ていたかった気もします。
お世話好きで甲斐甲斐しい海世の事を堪らなくなった空也が攻める!という逆転ものでも良かった気もするし。
諸々妄想は捗ります。私の特に好きなシーンは、朝寝坊の空也の為にベッドで朝食を取らせようといそいそとミニテーブルを運ぶ海世。とか、「いってらっしゃい」のハグを強要するとか。長めの前髪を上げて、エプロン姿でお料理とか。海世的萌えシーンが沢山あって。兎にも角にもイッケメーン兄のベタ甘あまには癒されました。
表紙がもぅそのまま。ごちそうさま。
意外にもエチは控えめ。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP