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絵柄に惹かれて購入しました
繊細で柔らかい線画で描かれるキャラクター達は美人だし可愛いしとってもえっちで、特にほっぺや鼻先が赤くなる描写が好きでした。
個人的な、ただの好みの問題なのですが、真ん中あたりから出てくるキューピッド的な存在になる攻め君に残念ながら魅力を感じられませんでした(キャラ萌え買いするタイプなので)
でも彼の存在があったからこそ、受け君は幸せに向かって踏み出すことができたので、いつもニコニコでふわふわな彼を、ええ攻め君やな…と思っています(笑)
冬に読みたい、ほんのり穏やかな気持ちになれる本でした。
肌色成分を補給したくて購入。
主人公が男娼ってことで、もう、冒頭からモブ客とお仕事致してたりするので、着衣率は50%あるかどうかって程。
さらに、全体にお顔のアップ絵が多いので、そこでも肌色成分が増強されてる。
で、そんな肌色まみれのエロエロだけかって言うと、これがねー、愛の真実を探し当てるお話だったりするのよ。
おっさんと、ななしの男娼くんのセックスが、ゲームのやり取りのようでいて、実はとっても愛にあふれていて、甘切なくってにまにましちゃう。
尚くん先生との出会いのお話もかわいい。
若干、説明不足かなって思うところもないわけじゃないけど、それを補って余りある、絵から溢れ出るような幸福感。
アタリでした。
先にイった方が負け
そんなトコから始まるんだけど、ちゃんと勝ち負けを競いながら、
愛し合ってる・・・というのがツボでした。
そこらへんの 表情の描写 とか 台詞 とかが、秀逸。
男娼ですよ。
売り専ボーイという職業に興味が湧いて研究の一環で読みましたが、いやもうこれは。
大変良かったです。
ケータイの進化と共に語彙が少なくなったことを実感しますが、良かった。
名前を名乗らず、いつか王子様が現れるのを待っている男娼のななしくん。
ある雪の日、いつものバーで出会ったのは…。
いろんなお客さんとの場面はばんばん出てくるし、ビッチ撲滅運動家としては地雷だろうかと緊張していましたが平気でした。何でしょう、結構機械的と言いますか、情も何もなく金銭が発生する行為はどこか無機質で、こころを抉られるようなことはなかったです。
ただすごいのは、お客さんとのシーンとおっさんとのシーンでは、同じような描写にも関わらず、おっさんの方には情が漂ってくるのです。単純に描かれているページ数の違いなのでしょうか。
おっさんと離れて、高校の先生を拾ったというか拾われたときの話はちょっと運動家的には眉毛がピクピクしてしまいました。恋愛に疎そうで経験も限りなくゼロに近そうな先生ののめり込んで来る感じや、ななしくんがちょっとずつこころを開いている感じも、おっさんエンドを期待して読んでいる身としては「う、浮気だ!」と思えてカリカリしてしまいました。
でもあんなにのめり込んでる風で「僕は君を愛したい」とまで言った先生が次の瞬間には「きっと君を幸せにして幸せをあげられる人がいるはずだよ」って言うんですよね。
あの言葉を「自分では力不足だって分かってるとは、先生、いいね」と読むか「そこで引くんだ?」と読むかで、先生の評価が変わるような気がしました。
先生には名前を教えたのもいやでした。狭量ですみません。
ラストは満足です。おとぎ話の先はhappy ever afterですよね。でも3年の間、何をしていたのでしょうか、おっさん。
結論としてはビッチ嫌いの方も心配なく読める作品でした。
絵も叙情的で雰囲気にぴったりでした。
ビビットな表紙の雰囲気とは違い、絵柄は独特のふわふわとしたタッチでした。
一応攻めが2人で、今までにないお話の展開だったので新鮮ではありました。
ただ、だいぶ遠回りしたなーという感じで、もっと早く素直になれば良かったのに、という気持ちも否めないです。
攻めのおっさんが絡むと、受けがとても良い表情になるので、好きな気持ちがダダ漏れで可愛いです。
先生はふわふわしすぎていて現実味がなかったので、個人的にはそんなにいらなかったかなと思います。
おっさん派の私には嬉しい展開でした!