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表題作アッサラーム夜想曲

ジュリアス・ムーン・シャイターン
異世界の騎士
桧山光希
ぽっちゃり気味な男子高校生

あらすじ

ちょいポチャ平凡少年と麗しの褐色美男子の花嫁に!?異世界シンデレラストーリー!
容姿平凡で少しぽっちゃりなどこにでもいる少年、桧山光希。
ある日、大いなる力に導かれ、竜が空を飛ぶ世界の砂漠に降り立たった光希は、
“砂漠の英雄"と呼ばれる剣闘士、ジュリアス・ムーン・シャイターンと出会う。
言葉が通じないながらも愛情を伝え続けるジュリアスに、次第に惹かれていく光希。
そして光希が言葉を理解した時、自らがジュリアスの“花嫁"として、
神の思し召しによって召喚されたことを知って――。

作品情報

作品名
アッサラーム夜想曲
著者
月宮永遠 
イラスト
駒城ミチヲ 
媒体
小説
出版社
一迅社
レーベル
ロワ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784758049290
3.8

(23)

(14)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
4
得点
84
評価数
23
平均
3.8 / 5
神率
60.9%

レビュー投稿数4

がんばって読めば違う景色が見えます

日本から異世界転移した高校生の光希が、美貌に愛されるお話です。
WEBでは完結してまして、1〜4章+最終章という長さです。書籍版は1〜2章+WEB未掲載書き下ろし)が掲載されてますが1〜2章の1章はほぼ言葉が通じず会話はほぼアスタリスク(^_^;)
ここで何度も挫折しそうになりましたが、濃厚ないたすシーンを心のささえに読破しました。2章からは言葉は通じるのですが、あくまで「異世界について何も知らない主人公」が世界を理解するまでの葛藤が描かれており、読み手もやや葛藤します( ̄∀ ̄)
WEB版だと2章の後に「幕間」という攻め視点の話があります。これが1章終了後まで、世界観となぜ攻め主人公に執着してるのかが語られているのですが、これをよむと更にこの世界の理解が深まり、これで私はどっぷりハマりました!
これを読んでから1〜2章を読み直すと、どうしたことでしょうあの、アスタリスク地獄が、甘い試練に感じられるのです笑
それから最終章まで一気読みし、番外編も全て読破しました。めちゃめちゃはまって、読後書籍購入しました^ ^
なので、いったんWEBを読むことをお勧めします!

2

二人のその後をずっと読み続けたいです(^^)

今まで読んできた中で1番好きなお話でした(^^)
細かな描写もとても素敵でした。
ネットも書籍でも読んでいます。
本当にずっとずっと二人の暮らしを読み続けたいお話です。

0

ちょいポチャ花嫁

あれ?まだレビューがないですね。

異世界トリップのシンデレラストーリーです。
オタクでややポッチャリ高校生の光希は、ある日部屋の片付けをしていたところ謎のガラス瓶をみつける。そのガラス瓶に導かれ異世界へと行った光希は、そこでジュリアスという美しい男に出会う。

途中まではすごく好みだったのですが、ジュリアスの過去にドン引きして以降、萎えてしまいました。光希に公宮(ようはハーレム)のことを話さなかった点、光希を女性扱いする点が気になって気になって・・・。物語としては間違いなく面白いです。ジュリアスの年齢がもう少し上で、心の広い人物だったなら、まだ納得できた様な気がするのですが。ただジュリアスが、私の思ってたのと少し違っただけで。

他の王道異世界トリップと違う点は、
●受けがポッチャリで、平凡な容姿
●最初は言葉が通じない
という辺りですかね。この二つは私としては斬新でよかったです。
アマゾンのレビューにもありましたが、ジュリアスがなぜそこまで光希を溺愛するようになったのかも謎でした。

3

極々平凡な地球人が異世界に放り出されてしまった

神評価が多く気になっていた作品だったこともあって初買いの作者様でしたが電子版で購入を決意。
Web小説で完結されているそうなのですが今回私は書籍化されているのだけを読んだ感想になります。
なのでWeb版を一切含めずの評価になっていますのでご了承ください。

額に青い宝石を持って生まれた軍神とも敬われる褐色の絶世美男子の超絶溺愛攻×地球人で極々平凡なちょいぽちゃ男子受
というカプです。

【あらすじ】
極々平凡な学生の光希(受)がある日部屋で片付けをしていた時に見覚えの無ガラスボトルを見つけその中にオアシスと人が見えたことから曇りを無くして良く確認しようとした瞬間、気付けば先程ボンヤリと見ていた砂漠のオアシスの泉で溺れてしまっている。
それを助けたのが額に美しい青い宝石が嵌め込まれた絶世の美男子であるジュリアス(攻)だった。一切言葉が通じない光希に対して何故か献身的で好意を全力で示してくれるジュリアス。そんな彼に警戒していた光希も次第に絆されていき………という感じで物語は始まります。


大変申し訳ないのですが以下激辛口の感想になります。

【感想】
設定は異世界転移でアラビアンテイストの世界に飛竜や魔法などとても魅力的で凄く良かったです。
キャラもジュリアスに関しては膨大な魔力に唯一無二の花嫁以外に対してはあまり感情が動くことはなく常に花嫁である光希に対して甘々で溺愛しまくりで凄く良かったですし最高でした。
ただ……言葉が通じ無いというのをちゃんと最初から知ってはいたのですが勝手にふんわりファンタジー的な片言的な感じなのかなと思っていたのですがまさかのガチで通じ無い系で200ページぐらいまでジュリアスと光希は意思疎通がほぼ出来ません。なので光希視点、ジュリアス視点で話があれば読者はジュリアスの心情や光希が今後どうなるのかが分かって安心しながら没入出来るのですが意思疎通出来ない状態で光希視点でしか物語が語られないため読者もポカンですし花嫁という意味が分かるだけでも読者も一苦労します。
なので意思疎通が出来るようになる後半ぐらいまで必死でジュリアスや彼の周囲の思惑や感情を読者も必死で推察する時間が続くので正直ここで挫折しかけました。
意思疎通が出来るようになる為の勉強シーンや言葉をどうやって覚えたか等はさらっと書かれるのでそこも個人的にはモヤっとしました。
溺愛しまくって好意を隠さないジュリアスに絆された光希は元の世界ではなくジュリアスの世界に残ることを選ぶんですが…いや、ストックホルム症候群じゃないか…?と思ってしまう。
光希は突然見たこともない場所に放り出された挙げ句言葉も一切通じ無い自分が置かれている状況も分からないこの先自分の部屋に戻れるかも分からない本当に一切何も分からない不安と恐怖って凄いと思うんですよ。そんな中で自分に対して全力で好意を示して甘やかし溺愛してくる相手がいれば生命を護るための戦略として好きと思ってしまうよね……と思ってしまう位ジュリアスを好きになった光希の気持ちも良く分からない。そしてこの後、光希はジュリアスの故郷に一緒向かうのですが…。良い意味でも悪い意味でも光希は地球という惑星の平和な国で生きてきた極々平凡で至って普通の男の子なんですよ。
なので正直かなり光希に関しては好き嫌いが分かれると思いました。
私は光希はかなり苦手な部類で可愛く感じられませんでした。
ジュリアスと添い遂げるとオアシスで決意したのに宮に入ったら大量の側室候補や妃候補が居ることに驚愕しそれに対してジュリアスに当たる。
しかも働きたい、ジュリアスの力になりたいと何度も胸中で言うわりに平凡であるがいえに突出した才能や知識があるわけではなくならば王室や歴史にそういった王公貴族政略的なことを少しでも学ぼうと努力するのかと思えば自分が感じた印象だけで相手をいい人なのかもと思ったりあまつさえモブの姫に惹かれたり女扱いするな、花嫁で宮の頂点であっても女のような格好させるな、化粧はしたくないと自分の感情を優先する始末でジュリアスの力になる処かお荷物でしかないのにうんざりしてしまいました。
ただこういうのって光希がただの学生で男の子って考えると凄い普通で当たり前だなって納得できるんですよね。なのに突然ジュリアスの事を凄く好きで自分にはジュリアスしかいないってBLが始まるからうーーーーーーん……いやそれもう貴方の情緒どうなってるの?と感じてしまう。
後、やっぱり個人的にもっと光希はこの世界の成り立ちや王公貴族との関わり方や常に足の引っ張り合いや蹴落とし合い果ては命の駆け引きという危機感を持って欲しかったですし呑気に自分が感じた事を信じるってのはちょっとジュリアスが可哀想すぎるなと。
後、容姿に劣等感を感じるなら少しでも努力すれば良いのにと呆れてしまうことも多々あります。
なのでこのお話は光希をジュリアスのように無条件に可愛いと思えたら楽しめるのだろうなと思いました。
個人的には書籍化版は一切ハマらずだったので本当に残念です。
個人的に再読はないですね。

0

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