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明本由先生の作品は初読みでした。もっと早く読んでおけば良かったと思いました。
オメガバでΩの自立や地位向上の為の芸能事務所を舞台にしたお話でした。
業界内での怖い話とか、登場人物の過去に纏わる辛い出来事とかチラッと描いてはあります。
そして、雫くんがピンチに陥った時に助けに現れる木崎さんが素敵なんです。
雫くんが素直で明るくて前向きなので、読んでいて応援したくなって来ます。ちょっとおバカな所も可愛いんです。
直ぐに反省して軌道修正して頑張る姿に好感が持てます。
そして、そんな雫くんに好意を寄せられたら、誰だって恋に堕ちてしまうと思うんです。木崎を過去から救えるのは雫くんのパワーしか無かったと思いました。
周りを固める脇役も素敵でした。
初読み作家さまだけど好きだなぁって思い、もっと他の作品を読んでみたいと思いました。
恋人を守れなかったトラウマを持つ、Ω雇用重視の芸能事務所社長(α)
×
周りに恵まれ危機感のないワンコ系Ω
主人公のΩが街中でヒートしてしまい...たまたま居合わせたαに救われます!
自分を救ってくれたαに"魂の番"だと感じたΩは、お礼も兼ねて事務所に押しかけ、新人モデルとして雇用してもらいます。
Ωもαも、みな、性に振り回され、いろいろな過去を抱え、それでも恋をして愛を育んでいく様がほんとうに素敵です......お幸せに♡
...それにしても、「運命じゃない人」?
運命の番じゃないんですかね...?タイトルの意味がよくわかりませんでした...
世間知らずなΩ雫が、α木崎(Ωの社会的地位を上げるため会社経営)に恋をした。
種に振り回されるのはΩもαも同じ、とその支配下でしか動けない、生きられないと思いがちだけど雫はそうじゃなかった。
木崎は自分の贖罪のために、Ωを守ろう、Ωの力になろうとしているわけで、雫もその対象だったけど、雫は自らの意志と行動で木崎との恋を実らせたのがよかった。
木崎も雫の武器は自分自身と見抜いていたしね。
その辺の、魅力を出す部分、きゅんとする描写はうまいと思った。
ハピエンでよかった。
途中モデルのお仕事BLみたいで、オメガバどこ行った?と思ったけど、それはそれでよかった。
興味を持ってたけどいつの間にか読み忘れてしまってやっと読みました、とても好みでした!
少し古い感じの絵が良い!落ち着きますw
気持ちが動く様子がきちんと描かれているし、受も攻もこういうところに惹かれたのね、っていうのがちゃんとわかります。
この辺薄っぺらな描写で相手を好きになる要因がよくわからず関係だけ進んで行く作品が割と多いので…
二人のやり取りも可愛らしくて良いです。
少女漫画的だとのレビューが多いですが、それだけわかりやすいストーリーだと言えると思います。
設定はオメガバースですが、あまりそこは気にしなくていいかな…
オメガバース好きなのに今まで読んでいなかった今作。
可愛らしい絵とシンデレラ的なストーリーが合っていて、
とても楽しく読むことができました。
街中で突然のヒートを起こしたΩの菅谷 雫は、
偶然通りかかったαの木崎に特効薬で救われる。
木崎に運命を感じた雫は魂の番だと直感し、
木崎が社長を務める芸能プロでタレントとして活動する事に…
運命の番の話かと思ったら、
運命を感じたのは雫だけでした…
要するに、運命のつがいではなく雫の一目惚れだった…
ということです。
Ωの彼女を守れなかった過去を悔いる木崎は、
誰からの好意も受け取らないと決めています。
Ω所属の芸能プロをやっているのも贖罪のためなのです。
だけど、雫が一途だ健気で可愛いんです。
育ちは悪くないはずなのに敬語が使えなかったり、
隙が多かったり…とにかく愛らしかったです。
何度も木崎にピンチを救われ、
やっと木崎の贖罪も済んだのでしょう。
ようやく雫を受け入れてくれます。
まさに、少女漫画のような恋でした。
そして、普通の大学生がスターになっていくシンデレラストーリーでもあります。
こんな物語、嫌いなはずないじゃないですか!
ということで、安定のハッピーエンドで大満足です。
オメガバースの設定が十分に生きた作品だと思います!