電子限定漫画付き
がんばれ中村くんが始まるので春泥先生の作品読んでみました。
短編集です。
【ブレースキス】
歯フェチの男のお話です。
高校時代に付き合ってた子の歯並びが悪くて八重歯が可愛くて歯フェチ開花してしまって矯正歯科医になったんだって。え?歯並び治ってしまうやん。
歯をいじるのが好きなの?よーわからん。
高校の同窓会でばったり元カレに再会。
矯正歯科医してるし矯正しに来いとお誘いしあわよくば元サヤ狙っとる。
付き合ってる時八重歯舐めながらするの好きだったんだって。矯正したら八重歯もなくなるやん?抜くでしょ、犬歯。じゃあ魅力なくなるやん。
通っているうちにまた付き合う事にした2人、矯正中のお口でフェをして欲しいとおねだり…したクセに、おーいっ!!!
何やねんコイツ!そのリスク楽しむんか思ったらその言い草ないわ。謝れ!まるで相手のせいみたいな言い方するからダメなんよ。
コイツ嫌いだ。コメディとして笑える〜ってオチなのかもですが、面白くなかったです。
【凸凹】
幼馴染コンプレックス系。何でも出来て積極的な凸とメガネちびでいじめられっ子な凹
主人公凸は俺がいなきゃ凹はダメだと見下しつつ優越感に浸れる友達付き合いしてたのに、高校で逆転。背を抜かされ、垢抜けて勉強も追い越されそうバスケ部でキラキラしててイケメンで人気者な立川くんと親密な関係になってて面白くない。
こーゆー関係性のお話あるある。
主人公凸が自分を見つめ直して反省しかかったところで、凹くんどれだけ光属性なんだよ!アンタがそんな態度だったら凸はいつまでものさばるよ?
某少年漫画のオレンジと緑のテーマカラーの子達みたいな関係だなと思いながら読みました。
【電幻】
大学研究室の先輩後輩で付き合うものの同性愛の風当たりが強く心中を決意する2人、「もしどちらかが生き残っても後追いはしない事、もし君が生き残ったらとある場所にある物を埋めておいたから」と先輩。先輩は絶対死ぬ気でいて、きっとこれは主人公生存するやつだ。
ある物とはUSBメモリで、パソコンに差し込むと対話ができる先輩が映し出されて…
そもそも死んであの世で一緒になろうって思想が嫌いなので、ちょっとなぁ…でした。
1人生き残ってしまったら寂しがるだろうからってAIの自分と対話させるって死んでからもめっちゃ束縛するやん。嫌いだわ〜。
【春眠】
主人公、春になると寝ても寝足りない知らないうちに自分が寮の別の部屋に訪れていると聞いて全く身に覚えがないのに、夢遊病???
なんてお話なのですが、コチラもオチが弱いかな。
ピンと来ず。
絵のタッチ、木製の校舎、身につけている物、部屋の雰囲気が昭和感があってこの作者さん昭和が好きなんだなと感じさせられた。
【雑音】
タイトル作品。腹黒主人公の胸糞ストーリー。
こう言う調子乗ってる奴に関しては続きでザマァ展開を望んでしまいます。
勧善懲悪好きな私が疼いてしまう。
【別人】
田舎のお祭り、狐の行列のイベントの日のお祭り気分で高まった恋人たちのお話(を偶然のぞき見してしまった主人公が語り部)
こんな人出回ってる日に路地裏でまぐわうってしかも声出してるしバレるで?(主人公にバレてる)っていくら若気のいたりといえど、うーん…と思ってしまう。真昼間だしさ。
【犬恋】
この作品が1番よかったかな。
でも、最後がワンちゃん達が悲恋で可哀想だった。もう2度とマシロとレンは会わせてもらえないんだろうな。
短編だからか春泥先生の作風が好みじゃないのか全体的に面白くは思えませんでした。
そうは言いつつ春に始まるアニメは観てみようと思います。
シーモアで購入
白抜き修正
ものすごく既視感のある表紙が前々からかなり気になっていました。
ページを開いてみれば、ものっすごい高画質で保存されている、あの頃の絵柄!!
なんか……特定の誰に似てるって感じではないのですが、こんな感じの絵柄が流行ったシーズンが昭和と平成の境目くらいにあったなっていう。
しかも伝説のK大Y田寮が登場したり、犬の絵柄が流れ星Gに寄せられていて、思わずニヤリとしてしまいますね。
そして漫画がべらぼうに巧いです。
ちるちるの作品紹介記事では闇系なのかな? って感じの紹介のされ方ですが、どの話も不思議で始まりBLでオチるので、ふふってなりました。
しかも性癖ぶっこみ系ですね。1話めのブレースキスが顕著ですが、特殊性癖が重なった方には大喜びされそうです。
春泥先生、初読みです。
なんだか、物々しい雰囲気のタイトル「雑音」と、表紙が気になって購入しましたが、
大正解。面白かったです。
感想だけ。
ページ開いて驚いたのが、電子書籍で204ページなのに、短編7作品。。。
カワイイ系〜ダーク系まで、盛りだくさん〜いろんなストーリーが楽しめました。
これ、無駄にエロが無くて正解ですね。
とくに、ダーク系なストーリーには似合わない、絵柄が逆に良かったです。
最後の7作は、笑いました。
短編集。
春泥さん作品、という事で、バッド、メリバ、病み系等々の思い込みがあったのだけれど。
読んでみたら意外と…
「ブレースキス」
歯の矯正と欲情の関係。
この主題はこれまでにも他作品でいくつかあって、どの作品が「最初」なのかわからない。
ただ、「1番目」ではないから、インパクトも共感も驚きも少ない。残念。
「凸凹」
いつもデコボココンビで認識されてたのに凹に別の友人ができる。嫉妬嫉妬、oh、shit!
特に目新しくない設定…かな。
「電幻」
同性愛心中。
だが自分だけ生き残ってしまい、相手の残した映像を頼りに生きるんだけど…
時間が過ぎ新しい生きる糧を見つける。同じその映像に背中を押されるように。
よりどころはその時々の自分自身の有り様で捉え方も変わるのね…
「春眠」
夢遊病モノ。
夜中俺のところに来て困るんだ。だけど実は…
という組み立てで。
ここもストーリーに目新しさはないけど、設定と絵柄のレトロさが逆に新しいのかも。
「雑音」
表題作。
春泥先生のイメージに合ってる?クズものです。
自分の事を好きなようなクラスメイトをいじって遊ぶ。自分はただの暇つぶし…
相手の子はこれから段々壊れていきそう。
「別人」
田舎のお祭り大好き少年が、見ちゃいけないものを見ちゃった!
狐の面等、淫靡な空気感もありつつ。青春の1ページでもあるような。
「犬恋」
片想いしてる相手に、ペット(犬)を口実に会いにいく。
実はペットの犬同士も…という面白いお話。
ラストはあら〜…残念だったね〜。笑っちゃったケド。
絵柄がレトロな少年マンガみたいなところが個性だと思う。
私が好きだったのは「電幻」と「犬恋」でした。
あと、「別人」はもっとストーリーふくらましたの読んでみたい。覆面とか気になるよね。
お初の作家さんですが、表紙買いしました。
何となく仄暗いお話なのかなと思ってたんですが、様々な設定の短編集でした。
作画がなんか懐かしい。
昔読んでた少女漫画と少年漫画の中間のような?絵柄。
だから、作品内でスマホなどが出てくると「⁉︎」ってなってしまいます。そんなに昔の作品じゃないのに、漂うノスタルジーがすごい。
どれも面白いのですが『電幻』と『雑音』が良かったです。
本来苦手なメリバっぽいトーンなのですが、短編だからかあまり気にならず、むしろ心に残りました。
別の意味で心に残ったのは『犬恋』ですね。
犬BL!笑ってしまいました。
でも飼い主のせいで会えなくなった2匹を思うと、切なくなっちゃいますね(T . T)
バドエンなお話も、そこまで後味悪くないですが短編なのでやや物足りなさはありますね。
