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珍しい特殊設定もの。
ある生命体が人間を拠り所にして、自分の子孫を残すために性的エネルギーを搾取する…
これってB級のエロスリラー映画の設定になりそう。実際「liquid sky」という昔のアメリカ映画もこういうテーマだったな〜。
でもさがの先生の手にかかれば、可愛くてちょっと残酷なラブストーリーになるんですね。さすが。
まず、主人公は隠れゲイの朋也。
そんな朋也が一目惚れした男性・栗原には子供の霊が憑いていた…!
それは実は霊ではなくて未知の生命体で、栗原を働き蜂のように使ってセックス時の快感を奪っていたのです。
栗原は朋也の恋心が十分にわかっていたのに、距離を縮めようとしない。なぜなら。
さて、生命体はもう1人働き蜂を持っています。
その男・兵頭は、その能力を使って決まった相手に好き放題⁉︎
…に見えるけど、兵頭には兵頭の恋心があるんですよね。
好きなのに、抱けない。
好きだから、虚しい。
そんな想いが渦巻く中、生命体の繁殖期限が迫ってきて…
何があっても、という気持ちで栗原に抱かれる朋也。一方栗原の方はどれだけ不安だったか。
ストーリーはちゃんとハッピーエンドです。
面白かった。発想の勝利ですね。
働き蜂、謎の生命体、セックスでパワー回収…
独特な設定ながら、さがの先生らしさがあふれた作品でした。
ギャグ路線に振れることなく
どことなくシリアスで、でもよく考えたら
設定が謎に面白いっていう…
細かな部分まで考え尽くされていて
ひとつひとつ組み立てられているお話だということがよくわかります。
栗原のことを想って浮かべる
朋也の切ない表情にはグッときました。
お互いを大切に想っているが故に
葛藤するシーンも感動でした。
お話的にはハッピーエンドで
ストンと落ちて気持ちよかったです。
海徳と朋也が見た目似ていて
最初同じ人かと思って混乱したのと
兵藤は一体何者なのか気になりました。
さがの先生ワールドです。
すごいな~とにかく話の設定が不思議です。
人類とは、違う未知の生命体と生きていく。
と、いうか未知の生命体に操られるという。
ちょっと、雑なあらすじですけどこんな話。
働き蜂と女王蜂のコロニーがモチーフですけど、すごい怖い訳じゃない。でも、ちょっとそら恐ろしい感じも有りつつ。
さがの先生の捉える働き蜂で有る攻めと、蜜を保った花みたいな受け。
女王蜂に従属するか、否かみたいなせめぎ合う気持ちの推移が面白かったです。
働き蜂と花の関係性から、離れた栗原と朋也が新たに恋人になっていくのが良かったです。
さがのさんのファンタジーは珍しいかも?
妖精さんに取り付かれ、Hするとエネルギーを吸い取られ、かつ、相手は出会った記憶を失ってしまうという不思議な設定です。
蜂蜜やさんの朋也はかわいいゲイ。出会った強面警備員の栗原に一目惚れする。でも、栗原のほうは妖精さん付で、誰かに手を出すことにためらいがあった。
ちょっと設定が複雑で、みなさん説明口調になっているところがありました。やっぱりさがのさんは、親友のフランクフルトとか、逃亡者とか、脳天気にHなのが好きだな~
働き蜂の栗原と彼に恋する朋也。
そして謎の生体エックスともう一人の働き蜂兵頭と彼の標的海徳くん。
セックスの快楽をエックスに捧げて子作りをさせなければいけない。しかしセックスの快楽を得ると相手の記憶も奪ってしまう。
兵頭は何度でも自分に恋する海徳を抱くが、栗原はそれが出来ない。昔好きな人にセックスの後忘れられたショックが彼にセックスをためらわせて。
しかし栗原に恋する朋也が…。
エックスも消えようとしていて。なんとか子作りするため最後にセックスしろと。
朋也が何度でも恋するから抱いてよって。
そして朋也の記憶は…。
感動的なお話な気がするけどなぜかそこまで共感できず。
絵はキレイでした。発情や好意が匂いでバレるの恥ずかしいですね。
