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表題作最高の小説家

円城寺 尚(人気ミステリー作家)
倉田 聡(出版社編集)

同時収録作品ゆずれないカラダ

陽介(勤務医)
夏目(勤務医)

その他の収録作品

  • 最高の編集者(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • おまけマンガ 4コマ 2P

あらすじ

担当した作品は軒並みヒットさせる敏腕編集者の倉田。ずっと憧れていたベストセラー作家・円城寺尚の担当が定年を迎えるため、新担当になるべくパーティー会場でアプローチしようとしたところ、俳優顔負けのルックスを持つ美男子に遭遇…その相手こそが円城寺その人だった!ところが意気込む倉田に対して円城寺は「小説はもう書かない」と言い出す。その理由は「原稿を書きあげた後、興奮して誰彼構わず襲ってしまう」という円城寺の歪んだ性癖で―――!?

作品情報

作品名
最高の小説家
著者
藤河るり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
最高の小説家
発売日
ISBN
9784796410441
3.8

(141)

(43)

萌々

(56)

(29)

中立

(10)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
536
評価数
141
平均
3.8 / 5
神率
30.5%

レビュー投稿数15

久しぶりにエロくて面白くて最高の作品に出会えて感謝

作家と編集か~‥読んだこと何度もあるシチュエーションだな~‥と、自分からは手に取らなかったかもしれません。BL沼で布教されなければ!!!
的確なレビューで布教してくれた腐友のおかげて、この神作品を読むことができました。ありがとう。

みんな言ってるのですか、受けがすっっっっごく良い!!!真面目、敏腕、堅物っぽいのに、めちゃくちゃセクシー!

攻めはそれはそれは色男。ベストセラー作家で俳優のようなルックスでキザで、パーフェクトです。
なのに原稿を上げた直後、誰彼構わず襲ってしまうとな!!!??
なんじゃその設定ーー(≧▽≦)と爆笑しかけて、襲われる倉田さんにゾクゾク。先生は鬼畜なのか‥?
と思いきや、先生は倉田さんのことが最初から気に入っいたのかと思わせる描写があり、読者はほっとさせられます。
藤河先生の本はこの作品が初めてですが、すごく絵が綺麗、エロシーンの描写が本当に美しくセクシーです。身体自体が美しいのもありますが、体位というか構図というか、エロシーンめちゃくちゃ萌えます!!!!

編集者の倉田くんは恋心を隠して、先生はビジネスで抱かせてくれるんだと、ヤケクソで「さっさと(服を)脱ぎなよ」というシーンがあるのですが、シャツを広げて胸が露になった倉田くんの輝く乳首に先生も私も茫然‥生唾ものです。
キスシーンも色んな構図がありエロい~~(拝む)

私はエロがすきですが、エロだけだとすぐに萎えてしまう。ストーリーがしっかりしてなければダメなんです。最高の小説家 はストーリーも素晴らしくて‥

大人の素敵な恋愛を読みたい方、男前受けの好きな方、エロ厨な方、
ぜひ一度、目を通してください。最高です✨

8

眼福のあとに地雷…

何ということだ…。
146ページまでは「絶対神評価!!」と決めていました。
作家と編集者という設定は数あれど、夏水りつさん好きなので「K先生」シリーズを超えるものなんてないよなあ、と思っていたのですが、

K先生に並んだかも!!

とまで感じていたのです。
乳首越しの先生の表情、神過ぎないか?とか、倉田くん、神々しいねとか、とにかく神神思っていたのです。
しあわせでした。
その時点ではこんなレビューとも言えないレビューを書くとは思ってもいませんでした。
あの頃に戻りたい…。

【ゆずれないカラダ】!!
どうして同時収録になっちゃったんですかね…。
NTR特集とかは読まなければスルーできるけど、読んだとしても自己責任だけど、この幸福感満載、神作品万歳、という気分からのNTR。
こころの準備もあったもんじゃない状態でのNTR。
分かりますか、この絶望感。
やめて、ほんとにやめて。

NTRが地雷の方、地雷を踏んだ後どうしようもなく引きずるという同好の士のみなさま、146ページまでです。
そこでこの本は終わりですので、本棚に戻してください。
しあわせな気分で終わりましょう。

11

少々残念イケメンとクールイケメン

表題作と短編が一つありました。
以下、ざっくりしたあらすじと感想を…。

『最高の小説家』
倉田はやり手な編集者だが、売れっ子作家の円城寺のファンであり彼の担当になるのを狙っていた。
円城寺の担当が定年退職をするのを機に倉田が彼の担当になるが、円城寺は原稿があがると興奮して誰かれ構わず人を襲う悪癖があって…。

円城寺が残念イケメンで良いキャラしてます。
悪癖を自覚し人に迷惑をかけるから…と筆を折ろうとするし、興奮時も耐えようともする。
普段は紳士で完璧な円城寺が、好意を持つ倉田には弱いのにも良かったです。

倉田はとにかくクール!
ファンである円城寺に筆を折らせないためにも身体を差し出すんですが、私情に惑わされないというか(笑)
書き下ろしで倉田の色んな顔が見れるんですが、照れた表情の可愛さに萌えました(//∇//)

『ゆずれないカラダ』
彼女に振られた陽介に、酒の手伝いもあり「いっそ俺と付き合えば良いのに」と言った夏目。
それに対しアッサリOKされ同居もするようなったが、付き合って3ヶ月経ってもキス以上の事ができず…。

夏目がキス以上の事を拒む感じなんですが、それはノンケであろう陽介に引かれたくないからです。
それなのに陽介は夏目が留守中に男を連れ込み、夏目が見てるのに気付かずHするという!
何やってんじゃー!という展開です( ̄▽ ̄;)
夏目…怒らないのか…?あんな男で良いのか…?
そんなモヤモヤしたお話でした。

短編はいただけなかったんですが、表題作は好きだったので『萌2』評価で。

8

背が高い同士の体格差って良いですね。

初めて読む作家さんでした。表紙に惹かれて購入。

短編はNTRがテーマのアンソロジー掲載のものであったこともあり、攻めの行動がしぬほど私の思考と相容れず全くと言っていいほど好きになれませんでしたが、表題作は「原稿を書きあげた後、興奮して誰彼構わず襲ってしまう」というトンデモ設定を受け入れるととても楽しんで読めます。絵も上手いので濡場の二人がとてもセクシーでテンションが上がりました。

主観ですが、表題作の作画が神で話が萌2、短編はしゅみじゃない、を総合して萌2です。

7

というより最高の担当者

作品を書き終えると誰彼構わず襲ってしまう小説家に巻き添えを食らう編集のお話。BLらしいですね。
面白いのが、そこからの仕事がデキる編集者倉田の行動。

まず、対策の立て方が真面目!
ストレスや睡眠不足など、原因と対策を先生と練ります。それでも襲われちゃうので、また違う対策を練る。ワチャワチャでえっちなのに真面目なタレ目倉田が良きです。

そしてお次は先生の筆が止まる。
「君を襲うと思うと書けない」といういじらしい展開…
そのお次は編集倉田の「先生に近づくほど作品を見る目が甘くなるのでは」といういじらしい展開…

大人のちょっといじらしい可愛さ、相手を思うが故のすれ違い思想があるのですが、1話完結ということもあり直ぐ和解します!そこが良い!

行為シーンも毎度ありますが、その時に先生が倉田の髪をかきあげてキスするのが良いなと思いました。

5

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