• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作夏に跳ねたら恋愛

坂下優太郎,島の民宿の息子で六人兄弟の長男
鳴井鈴,東京のアパレル店店長・元島民

その他の収録作品

  • 夏跳ね描きおろし
  • 初恋の記憶(描きおろし)
  • 優太郎の朝(描きおろし)

あらすじ

鈴は亡き祖母の家を残したいと、島にやってきた。そこで出会ったのが、民宿の看板息子であり、島一番の人気者の優太郎であった。

作品情報

作品名
夏に跳ねたら恋愛
著者
間宮法子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
enigma COMICS
発売日
ISBN
9784775527085
4.2

(17)

(7)

萌々

(7)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
72
評価数
17
平均
4.2 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数3

心温まるいい話です

間宮先生大好きです。
短編を描かれるイメージがありましたが、今回は一冊まるっと同じ作品です。
先生長編描けるじゃないですか。という気持ちです。短編のが得意かもしれませんが、一冊同じ話だと読みごたえがあります。
優太郎がとにかくいい人で、本能でセックス知ってましたって感じのいい男です。いろいろ初めての癖に、手際よく?ガツガツ攻めてるのがよかった。
鈴は性格は強めなのですが、可愛いところがあって憎めません。
この話は編集と話し合ってできた作品らしく、新しい間宮先生の一面が見ることができて嬉しかったです。
別の出版社ですが、「二川くんは恋したい!」という作品が超絶おすすめなので、是非読んでみてください。こちらはギャグ漫画という感じです。
新書館でも長編かいてくれるといいのに。

3

惚れてまうやろー

思い出の家を残したいと島にやって来た鈴と島一番の人気者優太郎のお話。実は優太郎の初恋は小さい頃に少し遊んだことのある鈴で再会するまで鈴を女の子だと思っていたのです。家を地主のキモいおっさんから守るために体を差しだせと言われ、襲われそうになったところを優太郎に助けられたり、お祭りでそのおっさんに腹いせに二人がホモだと言いふらされても鈴を守ってくれたりととにかく優太郎がめちゃくちゃいい子なんです。
大家族な上にみんなから頼りにされている優太郎にひかれ、いよいよ島を去ることになった前の晩二人は結ばれますが…。

という感じのストーリーですが、二人ともとても魅力的なキャラで最初こそ見た目にひかれたみたいなところがあったものの、短いながらもそばで生活するうちにお互いの心にひかれあう過程が細かく描写されています。

学歴とか家柄とかそういうものがあるわけではないけれど、これぞスパダリ!と思えるような優太郎に惚れてしまうこと間違いなしです。

3

離島の男前

丸ごと表題作です。

攻めの優太郎が好き。
読んでいて気持ちが良い男前な好青年。
人柄も良ければ懐も広い、芯がしっかりとしていて何事にも真っ直ぐな良キャラクターでした。
人望が厚いのもモテるのも分かるなあ。いい男。

物語の舞台はとある離島。
幼い頃に住んでいた亡き祖母の家を残しておきたいと、借地権の更新のために島へ一時帰郷した鈴。
彼が島で出逢ったのは、島1番の男前で民宿の看板息子の優太郎だった…
離島の民宿の看板息子と、東京住まいの元島民のゲイの組み合わせが島で少しずつ近付いていく恋模様。

てっきり、東京から受けが離島に永住する系のほのぼのとしたお話になるのかなーなんて思っていたのですが、このタイプのお話はあまり見かけないかも?なるほどこう来るかと、ありそうでなかった面白い展開でした。
ただちょっと、サクサクと進むというか…非常にテンポ良く進んでいくので、鈴と優太郎の行動に若干の行き当たりばったり感があったりと気になる部分もあります。
けれど、2人の関係だけではなく家族に関しても描かれていたり、島での生活のゆるやかで明るい様子、予想がつかない話運びが良かったのでこちらの評価で。
初読み作家様だったのですが、盛り上げ方がお上手だなと。

ラブな部分に関してはシンプルイズベスト。
なんだか浅慮な子だなあと思っていたはずの鈴が、読み始めの印象よりもどんどん可愛らしくなっていくんですよ。鈴が空回っても、上にも書いた通り、攻めの優太郎がなかなかの良い男前なので安心感があって良かったですね。
読み進めるに連れて優太郎はより良い攻めに…
うーん、お似合いの2人だなあ。糖度の上がり方と切なさのバランスが良く読みやすいです。
以外とえっちが情熱的なのも思わぬ収穫でした。
これは…優太郎は絶倫かな。朴訥な攻めが受けを前に余裕を無くしていく様が好き。
マニアックなプレイ有りなので、ここは好みが分かれるかも?

それにしても、沼田さんの絶妙な気持ち悪さが怖い。ぽっこり出たお腹がすごくリアル…

honto電子:白抜き

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP