課長、なぐさめてあげましょうか?

コミック

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同崎課長はハメられたい

douzakikachou wa hameraretai

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表題作同崎課長はハメられたい

五十君洸,会社員部下
同崎賢悟,37歳,会社員上司

同時収録作品サーカスの仔像

苗代優雨,風俗勤務
皆田臣将,教師

同時収録作品変わっていくもの

家入遥,大学生
通山昌弘,大学生

同時収録作品うつろう世界

野木坂皇,高校生
三笠賢人,高校生

その他の収録作品

  • 五十君くんは嫉妬深い(描き下ろし)
  • 五十君くんは自慢したい(描き下ろし)
  • カバー下(全キャラ紹介)

あらすじ

37歳、メスイキおぼえました
セフレからはじまる部下と上司のオフィスラブ

同崎(どうざき)課長は、仕事はデキるが女運がない!
ある日、彼女と別れ話をしているところを部下の五十君(いしみ)に見られてしまう。
口止め料代わりに2人で飲みに行くことになって…

作品情報

作品名
同崎課長はハメられたい
著者
由元千子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815500016
3.5

(77)

(19)

萌々

(25)

(21)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
14
得点
265
評価数
77
平均
3.5 / 5
神率
24.7%

レビュー投稿数14

実は糸目攻め

一定数の人気を得て癖の市民権を得つつある属性「糸目」
意外と探すと少ないですが、実はこの作品の攻めくんもそう言えば糸目でした!

何気な~く読み返していて気付いてビックリ
多分買った当初は受けの課長のエロさにやられまくってあんまり糸目攻めの萌えに気付いてなかったのかも知れない…!
読み返しってこういう発見があっておもしろいッ

内容はたくさんのレビューがあがってる通り、エロいんです!!!
課長がチョロ過ぎるけどかわいいから許せる、と思えてしまうし攻めの五十君の攻めっぷりが良いです(´▽`*)フフ
なかなか他作品ではあまり見ないワキ舐め描写とかをサラっと描いてたりして「ぅわ!えろ…!」とドキっとします

そして何気にエロだけじゃなくてLOVEパートもちょっとかわいくてきゅんって出来ます。年下糸目攻めの健気さは必見です!
しかもモノローグとかで想いを語るのではなくちゃんと2人の会話劇が良いです

短編構成なのですが表題作はその後に「同崎課長はもっとハメられたい」が続編として出てるのでそちらも併せてどうぞ~!
他の短編3編は何気に仄暗さも漂う作風で短い中でも十分楽しめる良作です
特にカバー下の「変わっていくもの」のその後は結構衝撃的…!

エロリーマンBLでプレイバリエ多めが見たいなって時には良き1冊。
地雷ポイントもあると思うので要確認ではありますが私にはすごく満足度の高い1冊です♪
表題作以外の短編も面白いので総合的に神寄りの萌2です

0

とろけっぷり

同崎課長の順応性というかトロトロっぷりがすごい!!

2作目を読んだので読み返したんですが、2作目だと若い頃は男も女も奔放にみたいな話っぷりだったので、それ前提で読むと、確かに初めてみたいなそぶりを見せてはいないけど…「ノンケ」タグ付いてる。初期設定は「ノンケ」だったのか、経験はあるけど恋愛対象は「ノンケ」なのか…むだに気になってきちゃいました。それによって、あっという間にメスイキできるようになったのは性質なのか五十君の腕なのか重きが違うじゃないですか!体の相性が良くて、トロトロなの可愛くて可愛くてってのは揺るがないんですが!!

短編、短編が続いている構成なのでとんとんと進みますが、気持ちの深さを見せるためにリバったのは五十君だけでなく、挿れないのか?って同崎課長が聞くのも愛を感じられたとこが良かったです。

他の短編はフェチがハマると楽しめる。女装攻めは苦手だけど、日焼けのあとはエロいよな、は完全同意です!ちょっと結末が受け手に委ねられてるので、どう捉えるかで好みも別れそうだけど、いろんな雰囲気を味わえました。

1

えろえろなすけべシーン

彼女と別れて傷心のノンケの同崎課長が部下でゲイの五十君にがっつり身体から慰められるお話し。

五十君にあれよあれよと開発されて、おしりでイケるようにまでなってしまう同崎課長のドエロさににやにやしながら読み進めていたら五十君のまさかの行動に一瞬フリーズ。
えっ?あんなにさくっとリバるなんてある?と混乱してリバは特に地雷ではないのですが心の準備ができていなかったのでちょっと宇宙猫状態になりました(笑)
そんな状態の中、ふたりの関係が一歩進みそう…、というところで終わりでまたびっくりでしたが、初出一覧と他の方のレビューを見てアンソロのまとめだと知り展開の早さに納得して、続編が出ているのですぐ読まなくては!となりました。

他、同時収録の短編が3編。
どの作品も表題作と比べると仄暗い感じで、カバー下にキャラ紹介とその後が書かれていて、『変わっていくもの』のふたりの後日談がハピエン厨の私にはちょっとしんどく感じました。

由元先生の描かれるすけべなシーンはえろえろで、キスとか繋がっているところの密着感とか、攻めが受けにぐいぐい押しつける腰の動きがいい感じなのでお気に入りです。

1

臨場感がすごい!

37歳でメスイキを覚えたノンケ受……!
特殊性癖感のあるテーマですが、絵柄が綺麗で入り込みやすく、中年受け初挑戦な人などにもぜひオススメしたい1冊です。
あとH描写がとてもお上手。
37歳の喘ぎ声が紙越しに聞こえてきそうなほどの臨場感!そして、そして……良いリバをありがとうございます。
「ノンケな受を、もっと自分にメロメロにさせたい」という理由で攻め自らがネコに回るの、なかなか見ない思考の健気さで愛おしかったです。

1

タイトルで損してるのでは

アホっぽいタイトルになっちゃってますが(失礼)なかなか奥の深い、余韻のある短編も収録されています。女装攻めで元教子×教師という業の深さだったり、一捻りある痴漢ものだったり、フェチっぽさは強いから、ここまでストレートに品のないタイトルではない方が、ターゲット層に当たった気がしてならない。

◾︎表題
口八丁部下×ほだされチョロ上司でありつつ、部下の純愛がいいけど、このタイトルだとエロエロ作品っぽい。たしかにエッチ描写もかなり気合入ってるんですけど、部下のキャラ含めストーリーも楽しめたのに。
リバがあったからね、それでもう絶賛したくなっちゃうよね笑

「変わっていくもの」のカバー裏情報が刺さりました。本当は作品内で語り切ってくれと思わなくもないのですが、これは自分的に嬉しい後日談。喜ぶような内容でもないけど、こういうの好き…

1

もっとゆっくり2人を読みたい

ちょっとくたびれた感のあるリーマンに惹かれて読みましたが、ちょっと物足りない

短編なんですね
もっと2人をがっつり読みたかった

由元先生は他の作品で読んでいて受けの表情がなんとも切なくてエロいのが好きです

なので、もう少し心情描写があるともっと良かったのになーと思いました
エロさはこのお話でもばっちり大満足でした

このレビュー書きながら続編らしきものがあるのを見つけたので、そちらに期待したいと思います‼︎
電子も発売されるかしら?

0

短編ならでは?

なんかみんな簡単にヤりすぎじゃないか?BLにそんなことを言ってはいけないんだけど、短編だししょうがないのかなあ。

表題作
同崎課長酔ったからってそんなことする?
まあBLあるあるですが。
どんどん体を開発されてそれでもお付き合いということにはならず。
部下の五十君が本当は嫉妬深くて独占欲が強くて本気で課長が好きで自分の物にしたいのに、それを示したら引かれると思ってお酒をだしに誘ってはエッチばかりで。
本気を見せるのにまさかの方法で!
でも伝わったみたいですね。

日サロのお話はなんなの君?って幼なじみ?がやりたい放題で正直顔にされたときは、なんだ?何するんだ!と引きました。ちゃんと鍵もかけてもう部屋へいれない方がいいよ。

生徒会長のお話もまさかのネタで。まあ息抜き覚えて良かったね。一位になれたのかな?まさか彼がそんな性癖だったとは!

短編だからか余韻は残るけど内容が性急すぎて。
行間を読む?余裕がない自分にはあまり刺さりませんでした。

1

帯に惹かれて。

「メスイキ」の言葉に下品さを感じながらも、だからこそ?なのか。
よりエロスの底しれなさが感じられるような気がしてしまいます。
そんな未知の扉が開かれるような感覚で読み始めました。
思っていたよりは普通に展開され、五子君の不意打ちみたいなカミングアウトから関係を持ってしまう同崎。
割りと性別へのこだわりがないのか、セフレのようにお酒を飲んで抱かれる流れを繰り返し、ある日ついにドライオーガズムを経験してしまう。
その後の照れ具合や行き違いとか、五子君の割りと一途な所とか。
年相応に見えていたはずが段々とかわいく見えてくるようになります。
ただ、作風なのか敢えての表現なのか。
一物も二物も抱え込んでいそうな笑顔に何度も警戒してしまい、五子君の捨て身な姿を見るまでは安心できず。
さらりとした結末は好感が持てますが、いつか、だれかが、なにかしそう。
そんな雰囲気を感じ続けはらはらしっぱなしとなりました。

他同時収録「サーカスの仔像」「変わっていくもの」「うつろう世界」
いろいろと奥深く、もやっとする作品ばかり。
これらの後日談が幸せなものなのか。
人それぞれと思えど悩ましい読後感ばかりでした。

1

可もなく不可もなく……

表紙に惹かれ、お迎えしました。

仕事はデキるのに、とことん女運がない同崎課長が、部下(独占欲が強すぎていつもフラレるゲイ)石十君(いしみ)くんとのセックスでトロトロに……その表情がとても素敵でした。
描き下ろしの五十君くんの笑顔も可愛かったです◎

短編集ですので、6本の短編が収録されているのですが、五十君くん×同崎課長のお話(『ツイてない男』『のませたい男』『おとしたい男』)以外の3作は、どのお話もぱっとしなかったです……
可もなく不可もなく、と言った感じで……
「五十君くん×同崎課長のお話のみ読みたかった」という気持ちです。
すみません……

1

ノンケ上司がめちゃくちゃエロかった!

表紙が印象的だったので、フェアであらすじも読まずに即決しました。
帯に「37歳、メスイキおぼえました」と書かれていますが、オヤジ受けというより男盛りのノンケが、男に抱かれる良さを知ってしまうのを、とーってもエロく描いたお話!
いや、ほんと絵がエロくて嬉しい発見をしました♪

表題作は3話、その他に3つの短編が収録されています。
すべてシャルルのお題アンソロに掲載されたものです。
※表題作にはリバシーンがあるので苦手な方はご注意を!


●「同崎課長はハメられたい」
「ツイてない男」:『日常×BL』
「のませたい男」:『メスイキBL』
「おとしたい男」:『リバBL』

部下の五十君(いしみ)は、彼女に振られて元気がない同崎課長を飲みに誘い、家まで連れ込み、「慰めてあげましょうか?」と…
同崎はノンケ、普段は厳しい上司なのに、酔うと陽気になるというか、ガードゆるゆるで、五十君を受入れてしまう…

それからもカラダの関係を続けると、同崎はウシロで感じすぎてメスイキ!
自分のカラダがどうにかなりそうだから、つい五十君を避けてしまうっていうのがかわいい♪
結局、五十君に丸め込まれてセフレ再開するんですけどw

同崎は感じすぎて、表情はグチャグチャだし、声は我慢しないし、騎乗位で腰を振って、もうノンケとは思えないくらいぶっとんでます!
それを攻めの五十君が冷静に観察しちゃってるのがエロく感じるんですよ~♥

そして同崎を本気で落としたい五十君は、ネコなんてやったことないのに、なりふりかまわず同崎に抱かれます。
ちょっとこのリバは唐突な感じしましたが、掲載アンソロのお題だから仕方ないかなぁ?

このリバ以外は、強気攻めな年下部下×快楽に流されちゃうノンケ上司をエロく楽しめました♪
この二人の話はもうちょっと読みたかったなぁ。


●「サーカスの仔像」:『オネエ・女装攻めBL』
男らしいと評判の教師は実は抱かれたい願望があって、風俗で指名したのは女装オネエで、彼は教師のことを知っているようで…
抑えつけた欲望が吹き出してしまうのも、快楽に身を任せて堕ちていくような淫靡さが漂っているのが良かったです!


●「変わっていくもの」:『褐色×BL』
友達なのに、褐色肌と日焼けしてない下着跡に興奮してエッチなことを…
この二人は恋愛には発展してません。強気でS気質な攻めが、日焼けした友達に性欲をぶつけるだけ。
でもこの話は恋愛感情じゃなくて、攻めのSな強引さと、それに従ってしまう受けのエロさを愛でる話です!
顔にかけて、咥えさせるまでの絵がめちゃくちゃエロい♥


●「うつろう世界」:『背徳×BL』
親からプレッシャーをかけられているのに、三笠は首位を取れない。
スポーツもでき、人気もある完璧な男・野木坂がいつも首位だから。
でも三笠は、野木坂が男に痴漢されて喜ぶ変態であることを知って…

最初、野木坂は変態らしく三笠の要求を受け入れるのだけど、すぐに反撃、三笠を自分と同じ場所まで引きずりおろします!
でも野木坂にとって変態行為こそがストレスの捌け口で、文武両道の優等生を続けられる秘訣。そして三笠も…

ページ短めな話なのに、エロいし、ダークさにゾクゾクさせられてすごく良かった!


リバだけはお題アンソロの唐突感があるけれど、それ以外はお題に沿っていても、描きたいことをブレさせずに描いている印象があって、お題のことは気にせず、ストーリーとエロい絵を堪能できました。

5

課長、エロ過ぎます!!

表題作の同崎課長シリーズの第一話「ツイてない男」は「日常×BL」というアンソロで読んでて、いまいちピンと来なかったのでコミックスもスルーしてたんですが、一つ下のジュニパーさんのレビューで続きで「リバがある」というのを知って、いてもたってもいられず買いました!

いやー、読めて良かった。
表題作シリーズの同崎課長っていうのは、彼女に振られた直後のノンケ上司が、同じく恋人に振られたばかりという部下と意気投合して酒を飲み交わしているうちに、酒の勢いもあってゲイの部下に抱かれてしまうという話なんだけど、この課長がゆるチョロなんです。
でもこのチョロさというか、お酒飲むと色々ゆるゆるになっちゃうところが実に良かったです〜。

第二話【のませたい男】は「メスイキBL」が初出。課長のエロの進化っぷりをお楽しみあれ。
大股開きの騎乗位で半泣きしながら連続でイキまくる姿が何ともやらしい。
課長ったら、お仕事も優秀ですけどエロに関しても豊かな才能をお持ちのようで……何よりです。素敵です。
そしてお目当のリバは第三話の【おとしたい男】
バリタチのゲイが、課長のためにネコになるってところにキュン。ちょっと軽いやつと思っていた部下が予想以上に健気だし独占欲強くて、読み終わった頃にはメンドくさくて、かわいいやつだなぁと思える流れになってます。
それまでついつい課長のエロさにばかり注目してたけど、二人でぐっちゃんぐっちゃんになってる時に、部下が耳にそっとキスして本心を打ち明けるシーンとか、翌朝のベランダで幸せを噛みしめている顔とかが、なんか部下の意外なピュアさにぐっときます。

【サーカスの仔象】「オネエ・女装攻めBL」より
これも好き。
高校教師の受けが指名したのは女装のウリ専ボーイ。
初めて男に抱かれて快感を覚えるけど、女のように男に抱かれたがる自分をなかなか認められない先生。
実は攻めは元教え子で、高校時代に女みたいだといじめられていた彼は「周りのことなんか気にせず自分らしく生きろ」という先生の言葉で救われた過去があるんだけど、成長した元教え子が今度は、男らしさにこだわり続けていた先生を解放してあげるというところがホロリときました。

その他、【変わっていくもの】は褐色BL初出。日焼け跡に触発されてしまった幼馴染同士の話なんだけど、あとがきでも結ばれるようなこともないみたいだし、人によっては、は!?これでおしまい!?と思うかも。私は読後色々妄想膨らまして楽しめました。
二人にとって何事もなく忘れられる出来事どころか、お互い「ちょーやばい」と思ったからああいう結末なんじゃないかな。
でも絶対に数年後、否応なしにお互い向き合うことになると思う。
あの夏以来、仄暗い執着を抱き続ける遥と、それから逃げるべく他の男と付き合う昌弘がいよいよ…みたいな続編になりそう。

【うつろう世界】は「背徳BL」より
学年トップの子の秘密を知った万年二位の優等生君。これで奴の弱みを握った!と思いきや、あっという間に形勢逆転し秘密の遊びを覚えさせられてしまう…というやつです。
優等生君が堕ちる姿もさることながら、それを二人で共有してるってところがなんともゾクゾクきます。

8

コマ萌え

実はけっこう読み返している一冊です。約70ページの表題作と、短編が3つ。テーマアンソロに掲載されたものがまとめられ、表題作は「日常×BL」「メスイキBL」「リバBL」、その他の短編はそれぞれ「オネエ・女装攻めBL」・「褐色BL」・「背徳BL」が初出となっています。表題作はハッピーエンディングですが、それ以外はほのめかす系のラストでどちらかといえば暗めのお話かな。

私は表題作が好きでした。表紙の同崎課長がお酒入ると貞操観念…ウソでしょ、ぐらいにゆるくなっちゃうんですよ。いやぁ〜もう少しふくらませていただいて、せつな甘い表題作で一冊分読んでみたかったなぁ。見どころはやっぱりHシーンでしょうか。1度目は軽い描写であまり見せてくれないのに、二話の始まりと同時にくるエロさ満点のHシーン…コレ不意打ち食らいました。アングルとかその時々で違う擬音も好みでしたが、特に好きだったのはスーツ脱いだ時のふたりの体格かな。お尻から太もも、ふくらはぎまでちゃんと肉厚なんです。それとともに、乱れたワイシャツあり、靴下あり、オールヌード(攻め受け両方)もあり。がっつり白抜き修正は残念ですが、あまり気にならないかも。ストーリーや心情描写より、コマや細かいシチュに萌えたしそちらが印象的な作品でした。リバの回は、彼が自分で頑張って考えたアイディアだったらよかったなーなんてわがままなことを思いつつ、これが見たくて何度も本を開いてます♡一冊としては萌2寄りの評価です。

表題作の描き下ろし:「五十君は嫉妬深い」「五十君は自慢したい」2話収録(計12p)


カバーデザイン:円と球

8

フランク

ジュニパーさん こんにちは。
これリバしてるんですね。
第一話だけ読んだことがあったけど、まさかその続きでリバップルだとは♡
買います!読みます!
レビューどうもありがとうございます。

同崎課長がエロい

仕事はデキるが女運が無いって気の毒ですけど
あんなにとろとろになってうしろでドライでイケるなんて
ある意味ラッキーなのでは…ww
そもそも酔ってるからって部下に言いくるめられて無防備になっちゃ
心配でしょうがない…。

部下の五十君は多少軽そうなんですけど実は一途で
課長につけいりつつも、ちゃんと付き合いたいと必死なのが愛しかった!
だってタチだったのに本気なのを証明する為
自ら課長に跨っちゃうなんて頑張ったね!!
その後「おまえは挿れないのか?」って促す課長が!もう!助平!!ww
リバが大好きなので嬉しかったです。ご馳走様でした!!
あとね、全体的に体位がいやらしくてナイス!

『サーカスの仔象』
見た目がいかにも男らしい皆田先生は、
実は男に抱かれたい男なのですがそれを受け入れたくありませんが…。

自分の性癖を隠して生きるってやはりツライでしょうね。
元教え子との再会は先生にとって光でしかない気がしました。
先生の泣き顔が、解放される喜びでもあり、切なさも相まって
じーんと胸を打ちました。
読み切りではなくじっくり読みたかったです!

『変わっていくもの』
モテたいが為に日サロに通っている大学生・昌弘は
幼馴染・遥の気まぐれで触られた事に興奮し…。

褐色BLでの読みきりだったようですが、
なんとも不思議な余韻が残るお話でした。
カバー裏の解説(?)で、結ばれるような二人ではないらしく、
(窓から入ってくる遥をもう拒絶するかのように
最後のコマでは鍵をかけていたので)
でも兜合わせしてキスして昌弘に顔射したあげく、
咥内へ納めるとか…遥はどういうつもりだったのかな。
自分の知らない昌弘を暴きたかったのかもしれませんが
ちょっと思いやりは無かったような…。
昌弘は、そうされて男に目覚めてしまったんだろうか。
恍惚とした表情を浮かべていたのに
何故もう遥を部屋へ入れないんだろう。
疑問もあれこれ残りましたが、とても雰囲気がありました。

『うつろう世界』
どれだけ勉強しても2位から抜け出せない三笠は
学年トップの野木坂の弱みを握り、
優位に立ったつもりでしたが逆に貶められ…。

真面目なコが堕ちていく姿って淫らでいいですよね。
今後は痴漢のモブも含めてプレイするのか、
それとも野木坂と挿しつ挿されつになるのか興味があります。
読みきりなので、なんだか勿体ない!

とはいえ、また由元さんの作品を読ませていただきたいと思いました☆

3

すごく気持ちよさそうです

表題作は、
「ツイてない男」
「のませたい男」
「おとしたい男」で、その他3同時収録作品が3話、その後表題作のスペシャルストーリーが2話、収録されています。


ネタバレです。


表題作。仕事は厳しくヤリ手だが、女運がない同崎課長。
部下でゲイの五十君と酒の勢いで体の関係を持ち、試しに付き合おうという五十君の誘われて・・と、ここまでが「ツイてない男」。

そして、「のませたい男」、いきなり同崎課長がグチャグチャ、とろとろのネコちゃんになっており・・・お尻で何回もイく課長、体の相性がいいと実感する五十君。ですが、課長は五十君を避けるようになります。
尻でイクのが怖い、という課長に、ドライオーガズムを経験することなんてなかなかできない、経験できてよかったですねと言いくるめる五十君、再び体の関係を持ちます。仕事はデキるが他はダメな人である課長を早くモノにしたい五十君。

「おとしたい男」。同崎課長が他の社員と話してるだけでも嫉妬する五十君。
外見とは違い嫉妬深く独占欲が強いことを気にしており、友人からのアドバイスで酔って寝ている同崎課長の上に乗り、ネコになります(リバ表現になりますのでご注意を)
オレとのセックスに夢中になってくれれば付き合ってくれるかもしれないと思ってやった、という五十君、いつも軽い口調なので本気で付き合って欲しいと言っているとは思わなかったという同崎課長に、自分が本当は嫉妬深くて独占欲が強いことを告白、最後は同崎課長が受け入れる形で終わります。



感想です。
ストーリーは全体的に唐突過ぎて、置いてけぼり感がかなりあります・・
体の関係中心のお話なので、メンタル面や気持ち、過程などはあまり描かれていません。
特に同崎課長は流されっぱなしというか、五十君への気持ちや本人の心情などは描かれておらず。そのせいか人物もぼんやりしている印象です。
体から始まる関係が悪いとは思いませんが、体の相性がいい=付き合いたい、しか見えてきませんでした。
よかった点は、同崎課長が本当に気持ちよさそうなところ。
すけべなシーンをたくさん入れて頑張った、という作者さんがおっしゃるとおり、絡みのシーンは濃厚で描写も魅力的だと思います。
白抜きは好きじゃないですが、あまり気にならないくらいの表現力がありました。

以下、同時収録作です。

「サーカスの仔像」
 男に抱かれたいという本心を隠した教師が、風俗で働いている元教え子によって暴かれていく。

「変わっていくもの」
日サロで日焼けした大学生と、その日焼けあとに欲情した友人がお互いの熱を交わす。

「うつろう世界」
学年トップの優等生と、それを疎ましく思う学年2位の高校生。トップをキープするためにやっていることを知り、脅したつもりが自分もその行為にのめり込んでいく。

全体の感想として、体の線が男らしく綺麗で、絡みも濃厚、高揚したり感じている表情などはとてもよかったと思います。
お話と人物にあまり入り込めなかったので、そこが残念です。

4

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