ボタンを押すと即立ち読みできます!
ランキングにもあがっていて評価が高かったし表紙の絵も好みで、ずっと気になっていた作品。気になってはいたんだけど、「兄は元彼」って親の再婚で義兄弟になったのが元彼とかいう設定のちょっとチャラそうなお話なのかな? 表紙の人がお兄さんなのかな? と勝手に思ってました。
マンガサイトのお気に入りをチェックしていて、「あ、これまだ読んでなかった」と買ってみたら、すごく良かった。
こちらのレビューを見ると、同じく表紙買いの方多いですね。長髪の彼、麗しいですもんね。でもお兄さんじゃなかったw
作品の素晴らしさは、ほかの皆さんがすでに書いて下さっている通りですが、ひとつ疑問に思うことが。
「なぜ別れなければいけなかったの?」
大きな借金があったわけでもなさそうなので、弟一人の扶養ならば普通にサリーマンで勤めていれば贅沢はできなくても何とかやっていけるだろうに。
子供って急に熱を出すし、ケガするよ(しかも休日夜間診療の時間帯にw)。
お母さんがお兄さん名義で借りてくれていたアパートも、賃貸だから近くに引っ越せばいい(借りといてくれて当座はそこに住めても、Max2年の契約更新で新しい保証人も必要なんだし)。
「俺みたいな奴はさ...... 全力でやらないと多分ダメなんだよ」という決意は立派だけど、シングルファザーだと経済的な大変さよりも肉体的・精神的な負担が大きいよ。
そんなときに身近に頼れる人がいる方がいいのに。
とまあ、現実的なことを思ってしまいましたが、シングルで健気に子どもを育てようとするのを恋人がサポートしてしまうと、よくある「家族になろうよ」マンガになってしまうので、会えなかった空白期間をつくるには、別れるしかなかったですねw
以前はヘビースモーカーだったお兄さんがきっぱりタバコをやめていたのもいい。大学時代は穂高以上にアブナイ人だったのに、子育ての決意をちゃんと守って真面目に頑張っていたのが象徴されてますね。
照れる穂高もお兄さんも可愛かった♡
いつもはする試し読みもせずに買った1冊でしたが、素敵な作品に出会えました。
らいす先生の作品をもっと読みたいのに、コミックスではまだこの1冊だけなのが残念です。
遊は歳の離れた兄と二人兄弟。
両親がおらず、兄が親代わりに昼夜休みなく働き育ててくれた。
兄にはいつも写真家の来島穂高から写真展の招待状が届くが、兄は行かない。
遊が狙っている幼なじみの梅子(モデル志望)が憧れているカメラマンだったので、デートの口実に兄への招待状を拝借したのがきっかけで、兄と元彼(穂高)の時間が8年振りに動き出す。
真面目だと思っていた兄は遊を背負うまでは結構ヒモっぽくて軽くて...だからこそこの変化と決意は胸に来ました。
兄と穂高のお話ですが、弟の遊目線で語られる作品です。
兄と穂高は別れてはいるけどきっとそれは自分のせいだと、本当は両思いな2人の仲を取り持とうとします。
面白い視点から物語を紡がれるなと思いました。
味のあるペンを使われて描かれているのも印象的でした。
告白が締まらないんだけど、もし花束だったらあぁやって隠せなかったと思うので、あの驚きは体感できなかっただろうし、私はこれがいいです。
あの時の500円がここで絡んでくるのかと思いました。
遊って人たらしなのかな。
穂高はどういう理由で遊を溺愛するようになったんだろう?
自分たちの仲を取り持ってくれたから?それだけじゃなさそうなので、その辺も見てみたかったです。
モデルとして撮影している間に仲良くなったのかな?
シーモア→白抜き(でも局部が見えない構図が多くて気にならなかったです。)
シーモア特典→ 穂高が作中描いていた絵が綺麗そうだっただけに意外な作風に驚き、梅子の反応に笑った。笑
いいお話でした。じ〜んとしました。
読んでいてなんだかむずがゆい感じがするのはなんだろう…こういうのたまにあるな…と思ったら、懐かしい初々しさかなとなりまして。感受性の見せ方とか。
キャラたちのリアクションが大きかったり、学と穂高のなれそめが懐かしげな青春ぽかったり。
学生時代の学が人たらしぽくてずるいのは、元々はそういう人が弟を育てる、そのために穂高と別れる決意をするのがすごいことだということなんでしょうね。
それだけ決意して学が真面目に育てた遊はいい子に育った。ここだけでもいい話ですが、穂高が遊をかわいがるのもとてもいい。愛情が循環している。
学、穂高、遊、梅子のちょっと落ち着いたトーンの会話がすごく好きです。
あたたかい人間関係だと思います。
1つ気になったのは、穂高が一目見てヤバい人…というのが私にはちょっもわかりにくかったなと(昭和人間)。何がどうヤバいんだろうか。そしてヤバい人は自分のことをヤバいって言うかななんて余計なことを思ったりしました。
中学生の遊は兄の学と二人暮らし。毎年兄宛てに招待状が届くが無視されている写真家来島穂高の個展に、内緒で彼女と出かけたところ彼は兄の知り合いだとわかり写真のモデルを頼まれる。実は穂高は兄の元彼で、家を出ていた学は親に放棄された弟のため穂高との別れを選んでいた。
好きなだけじゃ一緒にいられない大人の事情はある、でもやっぱり好きだっていう想いは無くならなくて。離れてもずっと変わらなかった2人の想い、成長した弟がここで活躍してくれる!
年月が変えてくれるものってあって、あそこで弟より穂高を選ばなかったからこその今の幸せもあるのかと。
兄であり親代わりである前に一人の男としての幸せを、学も穂高と一緒に手に出来て良かった!遊の素直な普通の男の子感がまた良い。兄ちゃんの愛が真っ直ぐ伝わり立派に育ったあったかい家族。
学と穂高の強く結びついた運命的な関係も素敵。FFさんのオススメで読んだけどとても良かった〜。
家族愛を描くことが上手な作家だと思った。初読み作家。
書評が凄く良いので、選びました。
弟視点で見た、兄の恋。
弟の遊は今、中学生。兄の学は、建築系の会社員。
母が死に、父が蒸発。それから兄が夜昼、土日も働いて、弟を8年間養育してきた。
やっとまとまった養育資金を作れたのか、兄は土日の仕事を辞めている。
仕事一筋の真面目な兄。
兄宛ての著名な写真家の招待状を見つけて、こっそり女友達と展示会に行く弟。
会場で写真家と会い「お兄さんは、未だ煙草をすっている?」と尋ねてくる。
その後、自宅に写真家が訪れて、弟に「お兄さん(を)そろそろ返してよ」と告げる。
この場面で、なんとなく全部わかっちゃう。
真面目な兄の恋人は、その男性写真家だった。
弟の養育の為に全てを費やして犠牲にしていた兄、恋人にも犠牲を強いていた。
弟は、兄の犠牲があって今があり、兄を恋人に返す時が来たことを理解する。
土手で恋人と別れた兄。
その時、幼い自分を抱きしめて兄が泣きながら歩いていたのを思い出し、
兄の背を押して恋人へ行かせる。
この場面は、本当に泣ける。
この作品の良さは、いつまでもウェットではないところ。
幸せな今を描いているので、重くない。
読んでみて欲しい作品。私はとても感動しました。
クリスマスが近づくと、ヒューマンもので感動したくなる。良い作品だった。
