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表題作甘い罪の果実

桐堂和臣、受様に振られた元カレ凄腕弁護士
栗原智章、ある事情で攻様を頼る広告代理店営業マン

あらすじ

無実の父を救うため、昔の恋人で敏腕弁護士の桐堂を訪ねた智章。しかし桐堂は酷薄にも報酬の代わりに身体を要求してきて・・・。著者:藤森ちひろイラストレーター:やまねあやの

作品情報

作品名
甘い罪の果実
著者
藤森ちひろ 
イラスト
やまねあやの 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia super extra novels
発売日
ISBN
9784894862630
3

(5)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
13
評価数
5
平均
3 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

非情ともいえる条件

栗原智章は、父智弘が無実の罪で逮捕されました。
父の弁護を頼もうと、かつての恋人・桐堂に弁護の依頼をします。
桐堂は、そんな智章に非情ともいえる条件を容赦なく突き付けました。

「俺の憂さ晴らしに付き合え」

なんのことだか解らない智章。

「簡単さ、俺と寝ることだ」

動揺隠せないでいる智章だったが、もはや、選択肢は残されていません。

父を救うべく、命を駆けた智章。
桐堂に身体を捧げたのです・・・。

言われるがまま、肉体関係を迫られ・・・
理不尽な要求も当然、拒否はできない智章。
智章の上司である結城という男と一緒にいていたところ、桐堂に詰問されたのです。
智章は、「結城さんは、俺の上司。ただの上司さ」
きっぱりと主張するも、信じてもらえず・・・。
桐堂は、「脱げ」と智章に強要。
智章は、身の潔白のため、従うしかなかった・・・。

弁護士、ながらですが、なんだか、冷徹さも兼ね備えているのかな、と思ったりも。

山根先生の挿絵だったので、思わず買ったわけですが、コミカライズも発売されればいいな、と思ったりもします。

1

ヘタレ同士の恋

やまねさんの挿絵目当てで読みました。
この作家さんも初読みです。

元恋人、ヘタレ、再会ものというのは私の好きな設定なのですが、いかんせん、他の苦手要素が沢山あったせいか、萌えることができませんでした(すみません)。
攻めが鬼畜、受けが(私にとっては)多少淫乱すぎ、言葉攻め(愛が感じられればもちろんOKなんですが、今回はそれが感じられず・・・)がお好きな方にはいいかもしれません。
大学時代に体関係があった二人が、6年後に再会するのですが、私はどちらかというと6年前の寡黙な攻めの方が好きかも。
なので却って現在の攻めが好きになれなかったかもしれません・・・。

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