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大成功!!
でも、トンカツ……
これこそBLでなければ絶対成立しないストーリー。
「久しぶりに戻ってきた故郷、そこで再開した幼なじみの七海は…」
この設定、七海の性別だけ女の子に置き換えたら…
吐きそうな位、いやな話って言うか、嫌いな話になりそう。
なのに、この七海が男だと、不思議と平気って言うか、好きな話になっちゃう。
堂脇のエピソードも、こんな七海が女の子だったら、許せない&あり得ない。
七海を堂脇の魔手から救った章造
果たしてこれからの二人はどうなる!!
基本的に私、知的障害ある人を(七海は知的障害というほどのレベルではないんですが)、純粋無垢なピュアキャラにしてしまうのってキライなんです。そこに妙な居心地の悪さを感じるというか、偽善くさい目線を感じてしまうっていうか…。
けどさすが依田さんだ、アホでワンコでピュアな七海を、こんなにも愛おしく思わせてくれるなんて。
七海が可愛くて可愛くて仕方がなかった。
章造といっしょになって、七海にデレデレ光線浴びせてしまった。
癒される。
しかしまるまる一巻使ってデコチューどまりってw
この「ブリリアント★blue」と「愛の深さは膝くらい」は依田作品の中では一般よりな感じなんだと思うんですが、ホント好きです。依田作品独特のふわふわした感じに章造、昴みたいな現実的なタイプの存在が心地よいバランス感覚で。何度も読み返す、お気に入りの一作です。
職場・家族・ご近所さんと日常の描写が細やか。画もちまちまと可愛らしい感じなんですが、かなり丁寧に描かれていて、完成度の高い作品です。ほのぼの・ギャクテイストなところもあるんですが、キュンとくる恋愛模様も楽しめる、もりだくさんな、分かりやすい、依田作品になっていると思います。登場人物のキャラも立ってますよ。おすすめです。
最近のBL作品にことごとく「これじゃない感」を覚える私。
色々検索した結果出会えたこちらの作品に、神が来た~!と思いました。
受けは簡単に言ってしまうと『美形のアホな子』なのですが、本物の馬鹿じゃなくて得意分野にはとことん秀でていて。
その分(?)中身は子どもで身体だけが大きくなってしまったようなピュアな田舎の男の子です。
この子の表情や心情がとにかく可愛い!
また普段は冷静で真面目、常識人というお堅い攻めもツボ。
接する相手によってコロコロ振り回される七海を手の平で転がして遊んでいるようでいて、いつの間にかその存在に助けられ癒されている。
田舎ならではのしがらみも絡めつつ、無理なくストーリーがしっかり作られているので何度読んでも良いなぁ~と思わせてくれます。
七海の兄ちゃんズやお父さん、章造の両親など周囲の人々のキャラもよく立っていて、心がささくれた時に読み返すと本当にほんわりします。
「幼気」「健気」この二つのキーワードにビビビ!ときた方には是非おすすめします!