SS付き電子限定版
雑誌で偶然お見かけして、とても先が気になっていたので、書籍化されたのを機に購入したのですが、思っていた以上に優しさのいっぱいつまった作品で、ふんわりと包み込まれるような幸せな気持ちになりました。
肉親を自らのせいで事故死させてしまったと苦しみ引きこもりとなってしまった森魚は、病床の祖母に「お嫁さん」を紹介するためお見合いをすることに。
そこに来たのは長身で美形の外国人男性ミーティア。手違いでお見合いに訪れたミーティアでしたが、実は彼もまた肉親を死に追いやったという思いをもつ身。
そんなミーティアの優しさが、誰の前でも涙を見せないような頑なだった森魚の気持ちを少しずつ解かしていき、お互いを結婚相手として意識することから話は始まります。
長い間、人との付き合いを拒んでいたことや、莫大な資産があることで、親戚による嫌がらせが森魚を苦しめますが、通訳なしでは片言の英語しか通じない状況ながらも、ミーティアの相手を大切に思う気持ちが森魚を守り、強くしていきます。言葉が伝わらない手探りの状態だからこそ、敏感に相手の表情やちょっとした変化を手がかりにして必死に理解しようとする姿にはたまりませんでした。
精神面だけでなく、身体の関係にしても、森魚の気持ちを大切にゆっくりゆっくり進めていくミーティアの優しさには参りました。
普段、ゲスとかクズの歪んだ愛情にばかり萌えを滾らせてしまう私ですが、たまにはミーちゃんみたいな包み込むような優しさに癒されるのもいいなぁ~と思わせる素敵な一冊でした。
最高!
大好きな作品になりました‼︎
お互いに言葉が通じない同士って、初です!
2人を通訳する戸張先輩も優しくて好きでした。
死期が近い祖母を安心せたくて、結婚相談所の戸張に女性を紹介してもらうはずだった森魚。
しかし、そこにきたのは、2m程もある外国人の男性・ミーティア(ミーちゃん)で…、というお話です。
お互いを気に入る森魚とミーちゃんだけど、それはお金目当てでも見た目重視だからでもない。
優しいミーちゃんは、祖母を亡くして深く傷つく森魚の側に居たいという。
森魚はミーちゃんの優しさをちゃんと分かっていて、たとえ言葉が通じなくても気持ちが通じ合っているのだと思いました。
森魚もミーちゃんを大事にしていて、お互いに惹かれ合うことに無理がなかったと思います。
自分のせいで姉を失ったと思っているミーちゃんと、自分のわがままで両親を亡くしたと思っている森魚…そして、ミーちゃんと姉を守れなかったと思っている戸張…
誰も悪くないです。
誰のせいでもない。
その事を森魚が気付かせてくれました。
頼りなく見えるけど、森魚はとても強い男だと思います。
同情や依存ではなく、2人は支え合って生きて行って欲しい。
生きているのは罰ではなく、2人が出会い一緒に生きていくためなのだと思って欲しい。
最後は甘く、描き下ろしまで愛が溢れていてとても良かったです。
もっともっともっと2人を見ていたい、見守っていたい…そう思える温かい作品でした。
またどこかで2人に会えたら嬉しいです。
未散ソノオさんの作品は、基本安心して読めるイメージが私にはあります、、(残虐さや超ネガティブ、バッドエンドなどが無い)
この『僕のミーちゃん』は幸せ&ほっこりBLで、毎日寝る前に読んでいます。。
誰もが求める『安心感』や『包容力』を兼ね備えたミーちゃんは、本当に優しくて。。
まさかツラい過去を背負ってるとは想像していませんでした(*><*)
いや、違うな、、
ツラい過去を乗り越えようとしてたのかも。。
ミーちゃんとモブオ。。
互いに言葉は分からなくても『思いやる』姿にほっこり、、癒されます。。
丸々一冊一つのお話です。
でも短く感じました。読み足りない!もっともっと読みたいよー!
孤独な青年二人が奇跡的に出会いひかれて慈しみ合う。
辛い過去を二人で(先輩も)昇華して前を向いて生きる力を手に入れましたね。
ミーちゃんも森魚も優しくて善良で二人が互いを求めあって愛しあって良かった!
ミーちゃんが森魚を子供だと思ってたんですね。
でも実は森魚が9歳も年上だったなんて!ミーちゃんの包容力すごい!
ないかと思ってたエッチも最後にちゃんとあってキレイな嬉しいエッチでした。
森魚を守ろうとするミーちゃん、ミーちゃんを守ろうとする森魚。
絵柄もキレイでおとぎ話のようでした。
ステキな作品でした
言葉が通じてないのに、ちゃんとココロが繋がってるって感じられる‼︎
運命のような出会い
これぞ漫画‼︎BLファンタジーでした
攻めと受けって、分けるのが無粋な気もしますが便宜上
攻めは美しい外見と内面で、人としてとても魅力的な人
そんな人だからこそ、受けの健気なところや純粋なところに惹かれたんだろうなと素直に思えました
なんだろう、男同士としてはBLなんだけど、本当に人を好きになるのに理由はないよねっていう作品でした
ずっと読んでいたい作品
二人の日常を覗きたい