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これぞハレムの主って感じの浅黒い肌、艷やかな黒髪にしっかりとした眉毛、そして鋭い目つきのまつ毛バシバシの瞳。
攻めの見た目は完璧でした。
ありえない人身売買オークションもファンタジーなのでありなのですが、気になったのは受けの描写です。
オメガバースなので、オメガなんですが、骨っぽい身体つきにツンツンな髪型、おまけに三白眼の瞳。
同情を誘うような見た目がひとつもないのが気になりました。
あと受けの衣装。
とにかくシースルーなんですが、身体つきが骨っぽいのでシースルーよりはチラ見せの衣装のほうがまだよかったかなぁと個人的に思いました。
衣装のシースルーが気になってしまって純日本人で恥ずかしげもなくその格好でいられるのはなぜ?感があります。
話の展開は王道なので楽しく読みました
借金取りに追われた挙句、異国の地で闇オークションにかけられてしまった東洋人(Ω)を、俺様二番王子(α)が落とします。
愛人として王宮に連れ込むのですが、王子が(初めて)本気になって惚れ込んでしまいます。
一方、Ωは何度も逃げ出そうと試みたり、拒絶したりと、抵抗を続けます。
なんだかんだ、Ωもほだされ、興味を惹かれていくのですが、今度は、、突き放されてしまいます。
異国ものには抵抗がありましたが、こちらは設定がわかりやすくて読みやすかったです。
ただ、結局王子が惚れた理由がよくわからないままで惜しかったです><
あとえっちなシーンがほぼなかった.....笑
オークションに受けが出品されて王子が買うという始まりで平成初期のBLでよく見た設定だなと思うのですが、出品されているのがΩだというところに平成後期を感じます。オメガバースでオークション。これが平成後期。時代の波を感じる。
メスみたいな見た目の子じゃなくてちゃんと男の子って感じの見た目の子が受けなのが良いですね。最初は攻めにツンケンしてるけどだんだん絆されていくのもお約束ですが可愛いです。
最後の方で受けの子が大学に通っている描写があって、とんでもない目に遭ってたけどこれまでは普通に普通の男の子として生きてきた子なんだなってわかったのがなんかぐっときました。
スパダリ攻めに甘やかされる受けが好きな方の肌にすごく合う作品かなと思いましたので、そういう作品が好きな方、おすすめです。
借金がかさみ闇オークションに出された大学生の悠人が異国の王子に買われるという、ツッコミどころ満載のトンデモ設定の作品(褒めてます!)。
しかもオメガバース作品という.......いやいや設定盛り過ぎでは.......??という感じもありますが、ラシードくんの絵に書いたようなスパダリ具合を描くにはあれくらいの設定がいいのかもしれません!
要素詰め込みまくりのわりに なぜラシードが悠人に惹かれたのかというところや、2人の関係が変わっていく過程、ラシードと兄の関係性など、細かい感情の機微を伏線を織り交ぜながら巧みに描いていたので読み応えがありました。あらすじの感じからエロエロな作品かな.......?と思っていましたが、そこまで多くないので、がっつりエロが苦手な方でも楽しめると思います!