ロマンスがたりない

romance ga tarinai

ロマンスがたりない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
36
評価数
9
平均
4 / 5
神率
22.2%
著者
吉田ナツ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイデジタルノベルズ
発売日
価格
ISBN

あらすじ

超筋肉フェチの圭は、運命の相手を探すため勤務先のスポーツジムで目を凝らしていると、入会希望者の久万(くま)哲也と出会う。ラグビーやアメフト経験があるという彼は、圭の理想そのもの! なんとかお近づきになりたいと、積極的にアタックしようとするが、親友には「テンションあげすぎて自爆するな」とくぎを刺される始末。一方、久万は、通い始めたジムの楽しみがいつのまにか、インストラクターの圭に会うことになっているのを自覚してしまい…!? (実は)押し倒したい!(実は)押し倒されたい――両片思いな二人の顛末は!? 理想の筋肉攻×筋肉フェチ受。

表題作ロマンスがたりない

九万哲也 産業翻訳家 32歳
橘圭 スポーツクラブのインストラクター 

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レビュー投稿数2

「のびしろ」発言にいたく感動してしまいました

『小説b-Boy 2012年5月号』掲載作品の電子化です。表紙絵だけではなく本文中にも挿絵あり。

吉田ナツさんの描く『もてるのだけれど実は恋に不器用な攻め』と『オタク(っていうより、個人的にはマニアって言う方が近い感じがしますが)が入っているけれど一生懸命で可愛らしい受け』が堪能出来るお話。今回も大変楽しめました。

あらすじは上記の通りで(これ以上書くと読む楽しみがなくなっちゃう)正直、端から見ていると劇的な事件が起きる訳ではないのに、ドキドキワクワクさせてくれるのですよね。
だって、職場に自分の好みの男性が、好みど真ん中の格好(このお話の場合、圭はくんは筋肉フェチなので『Tシャツ一枚にワークパンツ』なのですけれども)で『のこのこ、という感じで』自分に向かって歩いてくるんですよ!
おまけに名前が九万(くま)さんだし(笑)。
もう、これだけで「うっわーっ!」ってなっちゃうでしょう?想像したら。

地味にハイスペック(変な言い方ですが正にその通りなんですもの)なのに、慎重を通り越して臆病とも言える攻めさんと、素直で隠し事が苦手で、好きなものを前にするとハイテンションになっちゃって、その勢いで『誘い受け』に豹変するくせに実は初心い受けさんが繰り広げる、両片思い。
またしても、ほっこりと幸せな気分になってしまいました。吉田ナツさんのこういうお話は外れがないなぁ……
品質保証があまりにも万全なので、吉田さんには『BL小説界のJISマーク』を差し上げたいです。

蛇足
「圭くんが初心い」と書きましたが、お話の終わり近くで彼が
「のびしろはいっぱいあると思うんです!」と力説するシーンがあります。
私はここで大笑いをしちゃいました。
どんなシーンかは詳しく書きませんので、コメディ好きの姐様方は是非読んでいただいて、笑ってください。そして笑った後に、彼の一途さにジーンと来て貰いたいのですよ。

2

筋肉フェチと大きい熊さんの両片想い


スポーツクラブのトレーナー・橘圭(受け)は筋肉が大好き。が、自身はどんなに頑張っても筋肉の付きにくい体質でした。
自分にないなら恋人に求めようと、ゲイの圭は恋人には背が高くて筋肉隆々の人を理想としているのですが、なかなか現れません。
たまに、おつきあいできる人がいても、筋肉の話でテンションを上げすぎてしまいダメになってしまうのです。

フリーの産業翻訳家の久万(攻め)は地味な性格に反する自身の大きな体が苦手でした。女性にはモテるのですが、ロマンチックな雰囲気が苦手で女性をがっかりさせてしまうのです。
取引先の桐嶋(圭の幼馴染)に紹介された圭のいるスポーツクラブに入会するのですが、きらきらしている圭のことを苦手に思っているのに気になって仕方ありません。

両方の視点で両片想いが楽しめます。
圭のことを心配した幼馴染の桐嶋が自分の取引先の久万をスポーツクラブへ紹介したことに始まる二人の恋。
どちらも一目惚れ同士で、相手はノンケだから(実際久万はそうです)せめて友人でいようとする姿はちょっと切ないのですが、話はテンポよく進み、そして圭のテンション高めな行動のせいであまり切なさは感じません。

話しの展開は王道だと思うですが、友人が絡まれてると思ったら自分が不利な状況でもすっ飛んで行って喧嘩を買うとか、かわいい容姿に似合わない強い圭はかわいいけどかっこいいです。
久万は普段とても穏やかで優しいのに圭のピンチになると熊のような迫力ある怖さを発揮するのも優しい熊さんというだけでないのもよかったです。
ちょっと変わった二人ですが、ベッドでも筋肉を眺めたりなでたりしながらテンションアゲアゲになってしまう圭に呆れたりしらけたりしないで付き合ってあげられる久万と圭はお似合いのカップルでした。

圭の幼馴染の桐嶋がとてもよい仕事をしていました。クラブの紹介に始まり、キャンプに誘い、今までの失敗を圭に思い出させ、二人が気まずくなったと聞いたら会えるようにセッティングしたりと大活躍でした。
来年には結婚する桐嶋は小さいときから面倒みてきた圭を託せる相手が見つかって安心していることでしょう。

この方の書かれる受け様はちょっと変わった人が多いのですが、流されることなくちゃんと自分を持っている人が多いと思くて好感が持てます。お話も暗くならず、明るく楽しめるのでとても好きです。

この話を読んでいて思い浮かんだのが、小さいヤマネと大きな熊の二人が仲良しな「もりいちばんのおともだち」というお話でした。絵本のような、ちょっと笑えてほのぼのしたお話だったと思います。

1

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