俺を地獄へ連れていってくれ、九堂

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表題作東の満月、西の新月

九堂了司,岩城組若頭/高科次郎,市ノ瀬組組長
岩城廉,組長,27歳/石神颯太,大学生,20歳

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  • あとがき

あらすじ

「俺を地獄へ連れていってくれ、九堂」
関西の武闘派集団・岩城組三代目組長の廉。
廉の魂の伴侶は若頭の九堂了司――極悪非道なケダモノだ。
友好協定下にある市ノ瀬組との合同出資で買い上げた池袋の物件視察のために上京した廉と九堂。
市ノ瀬組組長を恋人に持つ唯一無二の友である颯太に、池袋のチャイナタウンを案内してもらうことに。
しかしそこに警察関係者が乗りこんできて―――! ?
オール書きおろし新作で満を持して登場!

作品情報

作品名
東の満月、西の新月
著者
綺月陣  亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
東の双龍、西の唐獅子
発売日
ISBN
9784796411448
3.4

(12)

(1)

萌々

(6)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
39
評価数
12
平均
3.4 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数1

共存できればいいのにな。

和気あいあいから始まった今巻。 勿論それだけでは終わりませんけどね。 東と西のこれからですよ。 双方の思惑がいろいろと出てきてますが、やはり西の方が息まいてるような気がします。廉がというよりその上が。 所詮、廉たちも今のところ大きい組織の傘下ですからね。 何でもかんでも自分勝手にはできないようで。でも廉のこれからの思いが進めばいんだけど。 潰しあいよりも共存。 頭脳の東に武闘の西。 いい関係になりそうですけどね。 ですがその結果はこの1冊では終わらず年内に持ち越し。「龍に獣」どちらかのシリーズに寄りすぎても上手くいかない感じがするので、双方が損をしない落としどころを見つけて欲しい。 と、背景のお話はいいとして、ああっ今回もじろちゃんと颯太のエッチが読めて良かった~っ。 二人の会話から見れる年の差感も好き。 それに竜の店でみんな仲良くお食事シーン。じろちゃんと廉の言い合いが好きだ。 たぶん私は龍シリーズ寄りの読み手なんだと思う。 ほのぼのシーンがあるとすごく安心する。

4

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