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破天荒な年下ワンコ×ワケあり美人の生涯恋人育成計画
業というものものしいタイトルと、ソフトな雰囲気の表紙のギャップに、あらすじで設定に引き込まれて手に取ったらナニコレまあ泣けました。
おじいさんとその愛人との孫の純愛、しかも中学生だし未成年だしって、、、字面も設定もやばすぎて、ちょっとネタかな?くらいに思っていたら、重い重い。愛が重すぎて振り切っていてもはや大好き展開でした。好みが分かれると思いますが、設定が重い割りに展開は暗くなく、愛情あふれる元気なエロが充実していて個人的には満点でした。結構がっつりエロですが、単調ではなく受けもキレイだし過去のきっかけの話などもうまいこと織り込まれていて飽きなかったです。
攻め君がまだ子どもなりにふたりの今後を考えて将来を決めていくあたり、立派だった。受けも散々攻めに執着しながらも、まだ若い攻めのこれからを考えてスパっと縁を切る申し出をするところ、お互いを想いあってこその展開にグッときました。しかし全てを認めて丸く収めるおばあちゃんすごい。。大団円のハッピーエンド。
今後作家買いしてみようと思います!
背徳感セックスといえば兄弟モノが定番ですがこれはまた違うアプローチの背徳感でとんでもなく萌えました!
元愛人の孫(高校生)を自分好みの男に育ててセックスしまくるお話しです。
この年下の攻めの絶倫っぷりと、受けの着物姿と丁寧な口調(年下の攻めにもずっと敬語)が色気半端なくて素晴らしい!背徳感も、元愛人としての背徳感、その孫に抱かれる背徳感、攻めに秘密にしていることがある背徳感、攻めの親への背徳感と萌え要素がとにかく多いです!
でもそれだけじゃなくて、愛していても男だから確かな関係を築けないことへの葛藤や不安、劣等感が丁寧に描かれていてエロいだけじゃなくお話しとしても読み応えがあります。読み終わったあとタイトルが胸に響きますね。ドロドロしていなくて読後感もよいです。
自分を捨てた愛人への復讐で、彼の孫に近づいた主人公が、"愛人との思い出"と"今を共に生きる孫"との間で揺れて、何が大事かに気がつくお話です。お話の内容的には、愛人関係だった人への捨てきれぬ思いや、復讐目的で愛人の身内へ近づくなど、インパクト大ではないと思います。でも、メインの2人の気持ちの変化がすごく良くわかり、そこが楽しめました(^^)!
今は亡き愛人へ未練の残る菫(受)は、愛人が遺した家に住み、愛人の孫であり恋人の高校生 晃央(攻)と順調な関係を築いていました。ところが菫の友人 まろんの勧めで晃央が部活を始め、多忙になった事から、菫の晃央への気持ちに変化が現れます。愛人への復讐→捨てられる恐怖心→純粋な愛情かなと感じました。
話が進むにつれて、晃央が実は、自分の祖父の愛人と知りながら関係を持っていた事や、祖父から菫を頼むと言われていたことが分かります。高校生としては、複雑ですよね…。
愛人を意識しすぎたり、比べたり、余裕あるように見えていた菫だったので、最初は"若い奴たぶらかしてるのか!?"と、晃央側に感情移入して読んでいました。自分を好きだと分かっていて、その気持ちを復讐のために利用するのはタチが悪いです!しかし、愛人との思い出を捨ててでも晃央が好きだと、晃央の父親(愛人の息子)に伝え、菫が土下座するシーンがあるんです。読んでいて、全くそうなる展開は予想していなかったので、ビックリしました。確かに、晃央と会うなと言われて、それなりに菫には覚悟が必要なんだろうなとは思いましたが、まさかハッキリと、"愛人との思い出より晃央が大事"と、晃央の父親に伝えるとは…。晃央の父親としては、自分の父親(愛人)と自分の息子(晃央)の両方を取られたようで、どんな気持ちだったか…。でも読んでいて、その真っ直ぐな菫の気持ちが伝わって、泣いてしまいました。
菫が復讐出来たのかどうか、それは読み手によって捉え方は違うと思いますが、正直途中から全くそんなこと私は忘れていました。でも、晃央が全てを分かった上での行動だとしたら、復讐は失敗?いや、復讐なんて忘れてしまうほどに、愛情が芽生えていたのかもしれません。
エロいシーンもそれなりにありましたし、描き下ろしや表紙裏も晃央が可愛くて楽しかったですが、グッときた土下座の所は、ぜひ読んでいただきたいです(^^)
過去も大切で、過去があってこその今で、変えることは出来ませんが、良いことも悪いことも全てを捨てる覚悟で、今を生きるのも、生き方として良いかもなって感じました。
絵柄に惹かれて購入しました。
寂しさと愛しさが入り交じった作品でした。
キャラクターがとても魅力的で一途でワンコな攻めと少し性格が悪そうで荒廃的な生活を送ってるけど実は繊細な受け。そして、彼らを繋ぐ謎の男性、まろん…個性豊かな彼らがとても大好きです。
関係性が色々複雑で、かつ暗く重い部分も多いので映画を見ているような感覚でした。
エロの多い作品はラストが少し適当なイメージがありましたが、丁寧かつ繊細なハッピーエンドでとても感動しました。