共喰い -αの策略-

tomogui alpha no sakuryaku

共喰い -αの策略-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
4
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784829626474

あらすじ

親の再婚により、優秀なαである恭介の義弟になれたことを喜んでいたβのエン。だが恭介に軟禁され、自分がΩであったと知らされ…。

表題作共喰い -αの策略-

神代恭介、出版社勤務で円の義兄(α)、25
神代円、ベータとして生きてきた高校生(Ω)、17

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

二転三転するストーリー

オメガバースもの、義兄弟、そして監禁。
お好きな方にはたまらないバックボーンが盛り込まれた作品かと思います。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。





オメガバースものは作家さまによって、あるいは作品によって解釈が様々ありますが、この作品は「Ωは庇護はされるが侮蔑の対象」になっています。なので、もしかしたら好みが分かれるかな…?

主人公はDKでβのエン。
母子家庭で、苦労して自分を育ててきてくれた母親に報いるべく、自分のできることは何でもしようと頑張る健気男子。

が、ある日、その母親がαでハイスペックな男性と結婚したことでエンの生活は一変。
セレブな生活を送れるようになったうえに、イケメンでα、そしてエリートでもある恭介が義兄となるが…。

というお話。

優しい義兄ができ、甘やかしてくれる恭介の存在を嬉しく思うのもつかの間、自分はΩだと言われ、さらに恭介に監禁されてしまう。

という、出だしはややハードな展開。

はじめは優しかった恭介が、エンを監禁し、さらに身体に手を出してくる。
優しい言葉をエンにかけてくれていた恭介の急な変貌に、エンとともに驚きと戸惑いを感じつつ読み進めました。

そこだけ読むと凌辱ものなのか…?と思うのだけれど、恭介がエンを大切に想う、その恋心もまた、本物。恭介の真意がわからず、やや謎解きの面もありつつ進む展開で、面白かったです。

秀さん作品なので、エロはてんこ盛り。
まっさらさんのエンが、恭介によって少しずつ開発されていくさまは圧巻でした。

が、しいて言うと、エンが恭介に惹かれていった感情の機微がやや強引だった気も。

監禁され、望まない形で身体を触られ、それでもなお、恭介のことが好き、ってちょっと無理があったんじゃないかな。

はじめ、エンに執着した恭介が身体から堕としていく、という展開なのかと思って読み進めましたが、恭介の一途な想いに萌えが滾りました。恭介のそんな一途さにエンが絆されていった、という展開のほうが無理がなかった気がしましたが、でも、この作風こそが秀さんならでは、という気もします。

「共喰い」というタイトルに偽りなしの二転三転する展開で、非常に面白かったです。

3

万人ウケはしませんが・・・

こちら、オメガバース+監禁ものです。
個人的に超好みの設定で、発売を楽しみにしてました(≧∀≦)
ダーク寄りでオチもオチと、読者を選ぶのでご注意を!!

内容です。
親の再婚で、優秀なアルファである恭介の義弟となった高校生・エン。
兄弟として心を許していたある日、薬を盛られて目覚めるとベッドに拘束された状態に。
そこで、ベータと信じていた自分がオメガだと知らされます。
軟禁状態にされ、強い怯えと憤りを感じるエン。
しかし、何故か恭介を前にすると、強い欲情を覚えて自身のコントロールがきかずー・・・と言うものです。


こちら、ベタもベタな監禁ものです。
に、オメガバースをプラス。
目覚めるとベルトで拘束され、何故か身体は欲望に駆り立てられていてと、監禁もの好きとしては心躍る展開。
ひと一人監禁しておきながら、異様に穏やかで落ち着いた恭介の言動が、なかなかゾッとさせてくれます。

で、エンをベッドに拘束したまま、また鎖で繋いだ状態でお風呂に入れ、一方的にエンをイかせる恭介。
そんな、監禁ものとしてはお手本のような展開。

憤りを覚えながらも、何故か身体が疼いて恭介を求めてしまうエン。
しかし、どれ程求めても「エンが本当に自分を求めてくれるまでは」と、最後までは絶対しない恭介・・・。
このなかなか最後までしてくれない事で、エンが麻薬に溺れるように飢餓感を増していくと言うのがお上手です。
最初はいつ犯されるか怯えていたのに、いつの間にか「あなたが欲しくて欲しくて・・・」になっちゃう。

真面目で、平凡そのものの印象だったエン。
それがアルファの義兄・恭介に執着された事により、自身のオメガの血に目覚めて行く-。
と、花開くように艶やかさを増していくエンの変化も見物です。

で、これ、最終的には結構ダークなオチなんですよね。
序盤の、あの可愛くて素朴な感じのエンはどこに行っちゃったの?みたいな。
あと、ああやっぱそうだったかと。まぁ、恭介の執着ぶりからは想像ついたんですけど。
エンが若干、可哀相な気もしなくは無いのですが、個人的にはこんなオチ好きなんですよね。二人が幸せならいいんじゃないと。
あと、サイコパス系になってもおかしく無いのに、意外と健気で一途な恭介のキャラも良かったです。

若干、恭介の義母のエピソードに矛盾点を感じたり、エンの心情の変化が唐突と言うか不自然に感じる部分はございますが。
まぁでも、個人的には好きな展開にオチと、とても楽しめました。

※イラストレーターさんですが、松田うさち子さんから周防佑未さんに変更になってます。
 表紙がなかなか激しいので、通販をおすすめします!



6

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