特典付き
晴屋うまこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
言葉責め 3
エロ 3
ギャップ 2
な感じだと思います。
結城さん×松川さんのカプです。
外見や身嗜み、言動や人当たりまで日々努力し気を遣っている松川さん。そんな松川さんだが、会社の後輩の結城さんが見た目がとにかく良いのに、その手入れや人間関係に無頓着な為、内心嫌っていて…。
攻めの結城さんは、女子社員などに対して無愛想だけど、松川さんにはグイグイ来るし、松川さんの言動で一喜一憂したり、絡みでの甘くて意地悪な言葉責めをしてきたりなど、無愛想な時とのギャップが堪らないです。
受けの松川さんは、先輩として後輩の結城さんの無愛想を直そうとして、徐々に結城さんの周りに人が集まるようになると、モヤモヤして辛くなっちゃう、あるある展開だけど、松川さんのチョロさが可愛いです。
レトロBLの短編も同時収録されていて、どちらのカプもしんみりさと甘さが絶妙なので、是非とも読んでほしいです。
二人が出会ってお互いに良い変化が起きていくお話が大好きなので、読んで良かったです。
結城の他人にキョーミない(顔に書いてある笑)表情と松川にだけ見せる甘い言葉責めのギャップ、松川の努力してないフリして裏では超努力家なのも面白かった。普段冷たい美人な結城が頬を赤くして顔を緩めたり、「礼言う時は笑顔で」と松川に指導された時「むに…」と自分の頬に触るのが可愛いです。
二人の変化過程に結城の繰り出す軽率なエロが有るのですが、最後の1回以外は毎度社内なので結構辟易しました。その点だけは中立評価なんですが、結城の「もしかしてトロ顔の練習もしてます?〜略〜これも日々の努力の賜物ですか?」と相手のあらゆるところを激甘に褒めすぎてちょっと可笑しくなってるのが突き抜けてて最高でした。あと二人とも名前が良いですね、結城千博と松川吉治。
「その顔見たら」全4話と同時収録の短編時代物も良かったです!家を守る神様と生贄のお話。守神様は恋愛ゲームみたいな甘い決め台詞を吐き、肉壺役と呼ばれ蔑まれる受は健気で可愛い。名前の無い二人が互いに名付け合い新しく生きる脱出劇でした。
二つのお話どちらも予定調和といえばそうですが、暗い展開もなく、主人公たちが魅力的で可愛いし、努力や健気さが報われる様はやっぱり気持ち良くて、微笑ましく楽しめました。
ユウキの!顔が良い!!
文句のつけようのない美しい容姿のユウキくんの顔にマツカワ先輩のマツカワ先輩が「ぺちんっ」するトコ、白抜きでもたまらない!!びーえるはすぐぺちんしますよね、萌える
敬語責めはまあまああるけど、敬語×褒め殺しって新しいのでは?(ほめごろしって打つとハメ殺しが出てきちゃう怖い)それもユウキくんは揶揄ってるんじゃなくて、真剣なんでタチが悪いです。こんなん照れるしかない
そして二人の綺麗なお顔に反して、めちゃくちゃにシコいうまこせんせーのエッチシーン、、!眼福です♡♡
ベッタベタに言葉で甘やかされながら後輩にエッチなことをされてしまった先輩は、顔を合わせるだけでおっきしてしまうカラダに、、エロすぎるしチョロすぎるつらい、、仕方がないのでトイレでヌこうとしたら待ち伏せされてまたイジられて、、♡
せっかくリーマンモノなのに会社エッチが全然ない本もありますが、こちらはスーツのまま会議室でも資料室でもトイレでもイタしてます
エロだけじゃなくてちゃんとお仕事なストーリーもあり(専門性は低め
同時収録は神様と生け贄ちゃんのハッピーエンドなお話
ビューティーをがんばっている受と天然もの美形攻のはなし。
えっちですね、全体的に。
エロにストーリーついてる感じ。
中味のないエロじゃないところが高評価。
でも、えっちなんで、おのれの煩悩も鎮めるにはちょうどいいんではないかと。
リーマンもので、受が先輩。攻が後輩。敬語攻めってやつ。
藤峰式先生の上司に褒められると感じちゃう受のおはなし(調教上司だったかな?)あったけど、これも褒められて嬉しがってましたね。受が。
まあ、調教上司は普段厳しい人に褒められて感じてたけど、こっちは努力に対する賛美により開花って感じか。
気軽に手軽に読めて、一冊できちんと完結して、腹八分目くらいは満足したな。
攻がなかなかに受にめろめろでいい塩梅だし、受も攻の心が気になって仕方がないし、リア充爆破させてやろうかってなりましたね。
頭空っぽにして読める。
天然イケメンと努力型イケメンのお話でした。
天然イケメンの方は後輩なのに人付き合いがポンコツで不器用なんですが松川先輩に対してはかなり大胆でグイグイいくんです。おまけのような巻末に後輩結城サイドのお話があったのでそれでようやく色々納得しましたがそれを読むまでは結城が松川先輩のどこに牽かれたのかとかが描かれていなかったので松川先輩同様からかってるのかやりチンなのか悩みました。
突然のエッチ展開はストーリー重視派の私としてはあまり好みじゃありませんでしたが同時収録の短編がなかなかスカッとする終わり方だったので評価が上がりました。