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表題作君を瞳に映さない

園田史明・大学柔道の有名選手・21歳
百山千晴・老舗旅館の跡継ぎ・コミュ障・24歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

東京の大学を卒業した千晴は、実家の温泉旅館に戻ってきた。
一人息子の千晴は、跡継ぎとして周囲から期待されていた――が、
極度のコミュ障である千晴にとっては重いプレッシャーを感じる毎日なのだった。
そんなある日、大学柔道の有名選手・園田が
リハビリのため旅館に滞在することになった!
 礼儀正しく、決して千晴を否定しない園田を意識してしまう千晴。
しかし、そんな園田に「男性が好きなのか?」と問われた千晴は…!?

作品情報

作品名
君を瞳に映さない
著者
大和名瀬 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799738689
3.7

(34)

(4)

萌々

(17)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
125
評価数
34
平均
3.7 / 5
神率
11.8%

レビュー投稿数9

麻布くんが気になる

突然現れためちゃくちゃポテンシャルの高いスーパーサブ。

2人を取り持つ便利なお助けキャラって
ふつう昔ながらの友人とか、元々いる従業員とかじゃないですか。

なのに話の途中から突然現れ
当て馬かと思えばゲイでもなく
ただ見守るだけの無干渉なノンケでもなく

深くは立ち入らずとも全てを察知し
主人公の2、3歩先を考えて行動してくれる。
モブにしては能力が高すぎるし
友人や過去とかミステリアスな部分もあって

なんだこの子…すごく気になる

容姿もイケメンにも見えるし
モブと言われても納得できる丁度よい塩梅

バイトを転々としてるところを見ると
この旅館にもずっと居てくれるわけではないのかも
(婿も断ってたし)

やだ…ずっといて…!

もちろんメイン2人のお話も面白かったんだけど
突然現れた麻布くんが気になりすぎて
麻布くんの後日談か過去話も読みたいなーって思ってしまいました。

名瀬さん作品は童顔な受けが大好きでよく読むのですが
こんなにモブが気になったのは初めてです(笑)

2

あー面白かった♡

絵もとても綺麗で最高にキュンキュンしました。
攻めが格好すぎてあんな男ないかなー。。って思っちゃう
萌えるしかない攻受設定でした。
礼儀正しい筋肉すごい攻めと美人でうぶな受けですごく萌えて最後まで楽しかったです。それと麻布くんいい人すぎてビックリww最初はチャラチャラ。。。。。って思ったのにww

1

初々しい二人

コミュ障なのに話し出すと止まらないっていう、千晴くんのキョどり具合に、思わずわかる!と言いたくなりました。

にしても従業員も跡取りに対して小馬鹿にしてるというか、フレンドリーというかなんというか^^;

初々しい二人がくっつきそうでくっつかないところ、うまく後押しする麻布くんの存在は貴重ですね。

最初はただかき回すだけかと思っていたのですが、最後まで二人と旅館のために奮闘するところは最強スーパーサブでした。

1

ピュア×ピュアの初々しい恋の始まり

温泉旅館の後継として、実家の旅館で修業中の千晴さん(受)コミュ障でなかなか仕事もうまくこなせません。そんな時、大学の有名柔道選手で、怪我をして湯治のため温泉旅館に泊まっていた園田(攻)と仲良くなります。

園田選手は千晴がゲイであることにはいち早く気づいていたのに、千晴が自分を好きなことは気づかない、実はニブチンなところがまた可愛いです。

このお話の一番の功労者はバイトの麻布くん。
事あるごとに2人の仲を取り持ってくれます。
本当いいやつ。

大和名瀬先生の受けキャラは、最恐教師の藤田や、彼が俺を〜の那月のように、顔が小さくてホッペがプニッとしてる幼系が好きなので、今回の千晴くんも同じような童顔美人で好みでした!
園田との体格差がまた良かったです。

ただ、ページ数が少ないように感じました。
1巻完結なので、後半駆け足だったのが残念です。特典ペーパーの温泉旅行は書き下ろしで見たかったです。

0

非の打ち所がない園田くん

主人公は温泉旅館の後継ぎの千晴。
ですが、千晴は極度のコミュ障で、要領も悪く失敗ばかりしている。
周囲の女将(千晴の母)も仲居さんたちもフォローというよりただ「しっかりして」と言うばかり。
宿泊客として怪我で休養中の柔道の有名選手・園田が泊まっていて、千晴は何かというと意識してギクシャクするが…
…という設定。
あまりに不自然な千晴に、園田は『あなたは男性が好きなんですか?』と尋ねる。
実際千晴はゲイのようです。
そう言われてから千晴は園田個人に興味が出てきて、園田の方はゲイ設定は特にないようだったけど千晴には気があるようで、その後は2人がくっつきそうでくっつかなさそうで、千晴は相変わらず失敗が多くて、園田はほっとけない感じで…
園田は宿泊客であることをやめて、改めて旅館の短期バイトとして一緒に働くことになる。
途中で出てくる有能なバイト君は、2人の仲を取り持つのも上手で…

男らしくてカッコいい園田と可愛らしい系の千晴のカップリングはマッチするので、絵柄的には「ザ・BL」!って感じです。
物語のちょうど半分くらいで2人が両想いになりますが、園田が柔道に戻るので一度は離れ離れに。
それでもバイト君の計らいもあって、素直に試合の応援に行く千晴。
無事銅メダルを取り、約束通り千晴を抱く園田です。
…と、千晴も成長し、園田も柔道に復帰し、オールハッピーエンディング。(旅館の跡取り問題は棚上げですが。)

カッコいい攻めと可愛い受け、どぎついHはなくて優しい恋の進み方、適度に波乱もあり、と非常に読みやすい作品です。
さすが大和名瀬先生。

4

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