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表題作星をかぞえること 上

牧島,鉄道会社勤務,駅員
江森,公務員

同時収録作品どちらにしようかな

双子の朋哉と伸哉,謙介の家の大家の孫
佐久間謙介

同時収録作品ちゅうちゅうたこかいな

双子の朋哉と伸哉,大家の孫
佐久間謙介,保険会社勤務

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

プロポーズ直前で彼女に振られた公務員の江森は、
自分の不甲斐なさに打ちのめされながら映画館で涙を流していた。
すると隣の席の男にハンカチ代わりのTシャツを差し出され、
戸惑いつつも思わず受け取ってしまう。
数日後、終電の車内で泥酔する江森に声をかけてきた駅員は
偶然にも映画館で出会った青年で…!?

超ポジティブ! 本能で行動する自由な駅員×プロポーズ直前に振られたマジメ公務員、
正反対の二人が織り成す大人のラブストーリー。
コミックス未収録作品も同時収録。

「オレね、恋愛の方で江森さんのこと好きみたい」

作品情報

作品名
星をかぞえること 上
著者
内田カヲル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
星をかぞえること
発売日
ISBN
9784801963153
4

(58)

(21)

萌々

(24)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
233
評価数
58
平均
4 / 5
神率
36.2%

レビュー投稿数12

星を数えるように自分のことを少しずつ認めたい

タイトルと表紙からどんなお話なんだろうと思いつつもなかなか読めずに積んでました。

牧島が江森にグイグイ来て、なぜそこまで?どうして?と疑問を持ちつつ読み終えました。

確かに強引な牧島に振り回されて、江森は辛いこと忘れてましたね。痛みも小さくなって。

プロポーズ直前で彼女に元カレと結婚するから別れてって言われたら衝撃的ですよね。そりゃ泣いちゃうよ。
家に帰りたくないしスマホも見たくないよね。
でも牧島のコロコロ変わる話題やいつのまにか次の約束して、互いの家にお泊りとか、牧島の趣味を一緒に楽しもうとしたり、とうとう一緒のベッドで寝ても構わなくなるまで心を許して打ち解けた江森。

なのにここで牧島から告白。
距離を置こうとする江森なのに、また牧島のペースで鍋をすることになっちゃって。
どうなるのー?なんか2人がそういうことするの全然想像つかないよ。

やめもと双子の話。
体毛が濃い!しかもそっち?双子美少年に貪られてますね。一生続くのかな?

0

プラトニックからエロエロまで楽しめる

◆星をかぞえること(表題作)
 下巻の2人に期待が膨らむ、素敵な出会い、距離の詰め方でした。偶然映画館で隣になって、1人泣いていた初対面の江森に、ハンカチもないから買ったばかりの新品のシャツを渡す。優しいけれどちょっとガサツな牧島の性格が絶妙だなぁと。料理はできるけれど、部屋は汚い。そんな彼のペースに巻き込まれつつ、段々一緒にいるのを心地良く感じ始めるお堅い職業の江森。ビジュアルも生活感もリアリティがあって、BLでなくてもこんな出会いがあったら人生潤うなぁと思わせてくれるような、温かい読後感でした。告白した牧島に、江森がどう向き合うのか、下巻が楽しみです。

◆どちらにしようかな〜ちゅうちゅうたこかいな
 毛深くてガタイもかなりいいおじさん・謙介と、彼に迫る双子の朋哉と伸哉。謙介が受けというのがたまらないですよね。特に謙介のような受けをあえて好む趣味はなかったのですが、新しい扉を開いた気分でした。こんなに男らしいビジュアルなのに、性欲を持て余した年下の2人に主導権を完全に握られているのに萌えました。

0

表題作はキュンキュン、同時収録作はキュンエロ

〖DMM電子書籍〗
修正 : がっつり白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : あり、星空
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : 漫画2P、水着を買いに
備考 :
三言 : 毛が控えめだけど安定の筋肉でめっさ萌えた。私にもきゅーんって音が聞こえるくらい可愛い2人。同時収録作の双子に迫られるオッサンも可愛いからぜひ♡

〖紙媒体〗
未読

0

内田さん新境地

いや、これはやく読めば良かった。すっごくいいですね。

内田さんといえば、色んな毛までびっしりのムチムチオヤジ。
ところが、これ、全然違うんです。

振られて大傷心の江森。公務員でお堅い感じ。
そこへ、鉄道員の牧島が声をかけてくる。この牧島が魅力あふれる人物。どこかにいそうな元気印だけど、こんなに純粋で屈託なく物怖じしない真っ直ぐな人、滅多にいない。

一方江森も、真面目で大人しいけど、いい人。だんだん、牧島に懐かれて、気のおけない友達になる。こんな風景、あるなーっていう、こういう会話、してそうっていう、すごくリアルな空気感がある。それがたまらなくいいです。

上巻は、牧島が、恋だと気づいて告白するまで。

竹書房の編集さんのサービス?なのか、本編はHなしですが、ガッツリ3Pの短編が2つ入っています。2つと言ってもキャラもストーリーもほぼは同じで、描き直された作品なのかな?
でも、この名作はHなしで全然いいですよ。

1

出会いの上巻

今までとは雰囲気の異なる表紙。
扉絵にも、おっさん臭とかコミカルさも感じられない成人男性ふたり。
何か、新しい物語が始まるんだと。
ちょっと複雑な期待感を持ちながら読み始めました。

対照的なふたりで、公務員のイメージそのままな少し堅苦しい江森と自由人でゴーイングマイウェイな牧島。
牧島との会話はキャッチボールではなく。
「話にならない」「話題がすぐ飛んでしまう」と江森が愚痴るほど一方的で。
徐々に打ち解けるでもなく、ほぼ付きまとっているようにも見えてしまいます。
展開の強引さに自己中にも見えてしまいますが、要所で雑だけど不器用な気遣いも見られ、ぎりぎり鬱陶しさを感じることはありませんでした。
ただ、どうして恋愛的な好きを自覚したのか。
ゲイでもない牧島のあっけらかんとした告白にときめきとかは全く感じられなかったのですが。
日常の中で、自然に発せられるには敷居の高い単語をあまりにもさらりと発するせいか重みを感じることもなく。
徐々に染み込んでしまい、こんな日常が当たり前な日々がどれほど素敵なことかとよくよく考えてしまいます。

同時収録
「どちらにしようかな」「ちゅうちゅうたこかいな」
双子に迫られどちらも選べないヤモメ男のお話し。
ドタバタしながらもイケメンとおっさんのエロが、表題作のゆっくりとした流れの物足りない部分を補ってくれました。

0

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