恋のゴールがわかりません!

koi no goal ga wakarimasen

恋のゴールがわかりません!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×249
  • 萌13
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

100

レビュー数
16
得点
476
評価数
111
平均
4.3 / 5
神率
43.2%
著者
切江真琴 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773088878

あらすじ

廃墟アパート暮らしをしているサラリーマンの亮は、29歳童貞ゲイ。
だからこそ堅実な人生をと思っていたのだが、突然のモテ期到来。
二丁目で出会い一夜を過ごした色男、空室のはずの隣の部屋に雨の日だけ出現する笑い上戸な地縛霊(?)霊くん、
そして若手イケメン不動産屋社長・礼一郎。
三人の間で揺れる恋心。一体どうなる!?……と思っているのは天然な亮本人だけで、実は全員同一人物だった!
両片思い大騒動、はじまります!

表題作恋のゴールがわかりません!

望月礼一郎,27歳,不動産屋社長
御津亮,29歳,SE系サラリーマン

その他の収録作品

  • あとがき
  • 特別版

レビュー投稿数16

クッソ可愛い

面白かった。途中何度もクスッと笑ってしまった。亮は天然で性格も良いと思う。自慰の為の道具に名前付けてたとか、そのアランが24歳の誕生日に経年劣化で壊れたって記述で爆笑だった。望月がやたらと亮の言動に噴き出して笑うのも納得。
自分がゲイでされたい側の人間って自覚してからの、二丁目での初体験には萌えました。こういうの好きです。長々としたH描写より興奮します。望月の興奮具合も伝わって来て良かった。自分はこういうの読みたかったんだと思う。
1人きりだろう人生の安定を考えて、節約して頭金を貯めてマンションを買う予定が、勇気を出した結果、ドンピシャ好みの彼氏をゲットした亮に拍手を贈りたい。切江先生の作品をもっと読んでみたいと思った。

11

攻めに主演男優賞を受賞させてあげたい

作中の礼一郎の言葉を借りるのならば、くっそかわいい。
初読み作家さまだったのですが、最初から最後まで笑ってしまうくらい本当に本当に面白くて、好みど真ん中のとっても可愛いお話でした!


長年おひとり様生活を送っていた中で、夜のお供の大人の玩具にそれぞれ名前を付けていた辺りで、もうこの受けは絶対に面白い人間に違いないと確信(笑)
勘違いものは数あれど、ここまでいろんな意味で上手く噛み合っているのは珍しいのではないでしょうか?
いやはや、切江先生のストーリーの練り方がお見事でした!
2丁目で胸ときめく1夜を共に過ごした名も知らぬ若者・引越し先のポロアパートの隣室に出る会話が出来る幽霊・いつの間にか持っていた名刺に書いてあった不動産屋の社長という、どこか少し似た雰囲気を感じる3人それぞれに心惹かれてしまい、自分はなんて不誠実な浮気者なんだ…!と真剣に思い悩む亮の勘違いを楽しみながら、そっと恋の行方を見守るのが今作の醍醐味ですね。

受け攻めの両視点で進むので、読者的には亮の斜め上の超絶ポジティブかつ斜め上の勘違いっぷりに礼一郎が思わず爆笑するのを堪えきれない気持ちに大共感してしまいます。
亮視点を読むと、これまた性格がとても良く、なおかつ気配りも出来る優しい天然ちゃんだという事が分かってしまって、1人で勘違いを繰り返しては悶々としている姿が愛らしくて仕方がなくなるんですよね〜!
イライラする感じの天然さではないのが絶妙です。
これには真実を知りながらも言い出せずにいる礼一郎の心中察するべし…
成り行きとはいえ、1人3役お疲れ様でした…(笑)
隣室に住み着いている幽霊だと思われている霊くんとして、不動産屋の礼一郎として、それぞれ亮と交流を深めて距離が少しずつ縮まっていく様子が甘酸っぱくて◎
霊くん相手には本音を素直にぽろぽろとこぼす亮の可愛さにノックアウトされる礼一郎も可愛い。
霊くんとして話しながら、ようやく「2丁目で会ったのは自分だ」と言い出せた彼へ「もう死んじゃってるってこと…?!」と返す亮に大爆笑でした。
この2人のやり取り、可愛すぎるんですけど!

そして今作、えっちシーンもなんだかすごく良くって…!臨場感があるというんですかね…?!
口調はオラオラ系なのにタッチがとても優しく、可愛い可愛いと言いながら抱く礼一郎と、そんな彼の触れ方にあちこち敏感に感じてしまって可愛く喘いじゃう亮。
ページ数的には決して多いわけでは無いのですが、2人の興奮度合いというか、夢中になっている様子がひしひしと伝わって来る丁寧な描写で、こちらも非常〜〜に好みでした!えっちだ。
これは一緒に住んだら毎日大変ですね…!

あー、もうすごく楽しくて、本当にこのお話に出会えて良かった…
読んでいてとにかく笑えて癒されました。
BL小説初心者の方にも、結構読んでるよという方にもぜひ1度読んでいただきたい作品です!
すっかり切江先生のファンになってしまいました。
別作品も追い掛けてみたいと思います!

5

ゴールまで、とっても楽しかったです。

とーっても楽しく読ませて頂きました。

 受け様は、ゲイでえっちの経験も恋愛経験もない奥手で真面目な亮。
名前をつけて愛用していた夜のオモチャが壊れたのを機に、今後の堅実な生活の為にマンション購入を考えて今は節約すべく、安さ第一のアパートに住んでいる。
なかなか楽しい受け様なのが、最初の数ページでわかりました。

 近道で通った二丁目で、ナンパから助けてもらった人が、めっちゃ好みのイケメンで、人生初のナンパをしてみたら、のってくれて、そのままめくるめく一夜を。

この時のイケメンが今回の攻め様の礼一郎。

 亮の事をかわいいと思って名刺を残しといたのに、不動産巡りを予定していた亮は、それを礼一郎が残した物だと気付いてくれない(´д`|||)

無事引越したアパートでは、誰もいない隣から亮に話しかけてくる声がして、霊くんと名付けて、気付けばすっかり和む話し相手に。

不動産屋さんの社長の望月さんともいい雰囲気になりつつあって、ぐるぐる悩む亮。

 絶妙のタイミングや亮の素晴らしい思い込みでもって、礼一郎ははからずも一人三役をすることに。
コレが全然無理ないよな〜って話の流れで、どうゴールするのかな、とワクワクしながら、最後までとっても楽しく読みました。

そしてまた、礼一郎のえっちの時は年下攻め様の甘えたお願いと称した甘い命令がとってもステキでした。(*≧∀≦*)


 イラストはみずかねりょう先生。
口絵で、みずかね先生のこんなかわいいコミカルな感じのイラスト、私は初めて拝見しました。
とってもキュートで、3組ともそうだわね〜と納得のイメージでほっこりでした。



4

三人を相手に恋をしたと勘違いした主人公 お疲れ様な恋

ちるちるのくじで当った券で、ホントで購入したラブコメディ。面白い本を読んで、笑いたかったんです。(ちルチルさん、ありがとう)
顔が綺麗だけど、恋の機微に疎い主人公の勘違い。

著者の説明によると
別人と勘違いされ三役こなす不動産屋社長・望月礼一郎 × 三人もの相手を好きになっちゃった自分はビッチだ!と勘違いするリーマン・御津亮のアホコメディ

美人過ぎる亮さんは、恋をしたくて二丁目に行ったら、好みじゃない男性に付きまとわれたり、女性にもてすぎて、男性に気持ちをアピールする方法を修練していなかったり、なんだか幸運のツキとチャンスをつかみ切れず、ずっとすれ違っていたらしいのだけど、

恋のチャンスに恵まれなかったのは、鈍感すぎただけだったんじゃないのかな?
一目惚れした相手だと気づかずに、3人を相手にしていると勘違いをずっとしていた亮さんは・・鈍すぎ。
相手のレイさんは、亮さんの勘違いを楽しんでいるように感じる描写だった。

ハッピーエンドで落着。「亮さん、お疲れ様」と、伝えたい。
体力有り余っている亮さんと礼さんの恋物語だった。
読んでじれったくて、疲れました。

★ファンサービス篤い著者さんのHPにssが公開されているので、是非どうぞ。面白かったので。
《 『恋のゴールがわかりません!』サイン本につけてたSS追加。≫

2

思い込みと誤解の相乗効果の結果とは

今回は受様の家主となる不動産屋社長と
持ち家のため古い賃貸暮らしの会社員のお話です。

攻様の正体に気付かない受様が
右往左往しながら攻様と恋人になるまで。

受様はお酒の味が好きなのですが
少しの量でも酔っぱらってしまい
お調子者な面が出てしまいます。

今日の宴会は飲み放題だったため
気を付けて少しづつ飲んでいたのですが
かなりな酔っ払いに仕上がります。

翌日は退去が迫った賃貸から引っ越すために
新たな不動産屋開拓の予定でいた受様は
予め一次会のみと断っていましたが

一次会がお開きになった時点で
かなり気持ちよく酔っぱらっていたため
つい最寄駅までの近道と新宿2丁目を
横切っていく事にしました。

受様は高校時代にゲイだと自覚し
新宿2丁目界隈にも通った時期があります。

しかし、受様の堅実な性格に反して
華やかな見た目に惹かれて寄ってくる男は
軽い奴ばかりで馴染めませんでした。

そんな過去と週末で観光客も多い事から
あまり考えずに歩き始めた受様は
2人組の男たちに絡まれてしまいます。

そこで助けてくれたのが
キリリとしてカッコイイ雰囲気のある
とっても受様好みの色男でした。

この人が今回の攻様になります♪

攻様に一目で恋した受様は
お礼をしたいとやや強引に迫った結果、
攻様にナンパと思われてしまい
美味しく頂かれてしまうのです♡

攻様もそんな受様が気に入って
自分の名刺を受様のスーツのポケットに
忍ばせて去るのですが

翌朝気持ちよく目覚めた受様は
攻様の名前もすっかり記憶の彼方で
不動産屋社長の名刺を見ても
攻様のモノだとは全く気付きません。

しかも受様は貰った名刺で
攻様の不動産屋を訪ねて行きますが
社長の攻様はあいにくの不在です。

それでもせっかくなのでと
受様は希望の物件を紹介されますが
まさに探していた条件にぴったりで
入居を即決して転居することに。

果たしてすれ違った2人は
恋を実らせることが出来るのでしょうか!?

受様が攻様に気付かないために
攻様が3人分の別人格を演じる事になる
というちょっと変わったラブコメディです。

切江先生の4作目になりますが
初めてのクロスノベルズになります。

既刊ダリアは可愛い系のお話で
クロスはどんな雰囲気なのかな♡
とすごく楽しみにしていたお話です。

期待以上に面白かったです (^O^)/

受様が転居した物件は
攻様の会社の所有物件でした。

古い物件で1階に2人が住むものの
2階は受様以外誰もいないはずなのに
ある雨の日に受様は隣室から
男性の低い声で注意を促されます。

居住者のいない部屋からの声に
受様はその人を幽霊だと思い込みますが
その人は雨漏り調査のために
泊まり込んでいた攻様でした(笑)

攻様は受様とのやりとりが楽しくて
幽霊の「零君」として
関わる事になってしまいます。

そして攻様は不動産屋社長としても
受様と対面を果たすのですが

受様は攻様を見て
一夜を共にした男性の兄弟では!?
と思ってしまって
同一人物だと気づかないのですよ(笑)

かくて攻様は受様の前で
一夜の相手、幽霊、不動産屋社長という
3人を使い分ける羽目になります。

受様の酒癖が悪すぎるのが
誤解のスタートではありますが
天然まじりのポジティブシンキングは
留まるところを知らない速さで
攻様を誤解の渦に巻き込んでいくのです。

受様がいったいいつになったら
攻様の正体に気付くのかと
ワクワク&ドキドキで
たいへん面白かったです♪

リアリストなのに天然な受様は
3人の微妙な違和感というか共通点には
全く気づかず思い込みにて完全スルー(笑)

夢見がちでヘタレな攻様は
受様の大ボケツッコミが妙にツボだったりして
なかなか新事実を明かせません。

本作は受視点が主軸ですが
ちょくちょく攻視点で攻様事情が入るので
読者には両者の思いまで見えるので
2人のすれ違いぶりが一層楽しく読めました。

恋愛を諦めていた受様にも
自分の性癖を疑っていた攻様にも
素敵な恋人ができて良かったです♪

今回は私が切江さんを知った1作
『誘惑フェロモン系ダーリン』を
おススメと致します。
天然な受様がとっても可愛いですよ。

11

軽やかー

みずかね先生ホイホイで購入。初めましての先生でした。軽妙なお話で可愛く面白かったです。会話やモノローグにより、小説あまり読んだことない方も読みやすいのではと思いました。たっぷりではないですが、色っぽいシーンが艶あるーと感じましたので、そういうのを求める方にもよいのでは。本編のみ230P弱+先生のあとがきです。地雷は思いつきません。みずかね先生フィルターで上振れしてますが、萌2です。霊くん、可愛いんだよ。

お話は、新宿二丁目界隈で「北海道産海鮮+日本酒呑み放題」の宴会に出た後、地下鉄の駅に向かうシーンから始まります。道に立ち止まっていた人にぶつかってしまったのですが、その人は三白眼気味の超イケメンで、思わずぽわんと見とれてしまい・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
不動産会社のお目付け役(この方のお話は先生のwebサイトにあるらしい)、受けの隣室に出没する霊くん、上記の新宿二丁目であったイケメン、会社同僚ぐらい です。
挿絵情報:カラー口絵は、珍しい!受けと礼一郎、霊くん、二丁目のイケメンの3パターンのカプ図、デフォルメキャラ版!(デフォルメされても5頭身w)お話がコメディタッチなので、モノクロの最後の1枚もコメディより♡で可愛い~ 礼一郎が何気に顔を寄せてる1枚も超素敵♡です、みずかね先生ファンの方はお楽しみに~♡

*********以下は内容に触れる感想

亮(受けさん)はゲイで、パートナーを諦めてるのですが、お道具壊しちゃったりする、可愛い、本能に素直な方なので面白かったです。礼一郎はやっぱりヘタレかなあという印象です。好きなのに一生懸命霊くんを装って、隣室から探りを入れたりして、健気(笑)。可愛いヘタレわんこも好きだったわ、私。と思い出しました♡ 最後も同居かと思いきや、亮は新居買う話を継続しようとして、愕然とする礼一郎のくだりがまた面白かったです。いやこの二人して天然系で良かったわー

明るいコメディ話がお好きな方には良いのでは と思いました!

10

ほのぼの、ほっこり。

初読みの作家さまですが、みずかねさんの美麗表紙につられて購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。








主人公はSE系のリーマン・亮。
「亮」と書いて、「あきら」と読む。
彼は高校生の時にゲイという性癖を自覚し、老後に困らないようにと自分の住むマンションを購入すべく安い賃貸アパートに住みお金を貯めている。

ある日職場の飲み会で飲み過ぎてしまった亮は、近道である二丁目を通りかかった時に酔っ払いに絡まれ困っていたところを、彼の好みドンピシャなイケメンに助けてもらう。が、そのイケメンさんが好み過ぎたためについ声をかけてホテルへと。

二丁目で出会ったワイルド系イケメンに恋してしまった亮だけれど、その後出会うことになる、二丁目のイケメンさんとよく似た面差しを持つ不動産会社社長の望月さん、そして亮が新たに住むことになったアパートの隣室に住む幽霊さん、の二人にも、心惹かれてしまい…。

実は、この三人は同一人物。
同一人物なのか否か、というところがキーワードになっているお話ではないので、読者には早々に種明かしされている展開なのですが、とにかくストーリーの動かし方が秀逸。

亮の名前。
ワイルド系イケメンさんの髪型。
亮が、安いアパートを探してアパートを転々としていること。

そういったバックボーンが存分に生かされ、三人に心惹かれて亮が思い悩む姿が、シリアス展開ではなくコミカルに進んでいきます。

初読みの作家さまでしたが非常に読みやすい文体に加えコミカルにテンポよく進んでいく展開なので、サクサク読み進めていくことができます。シリアスな展開は皆無で、望月さんと亮のドタバタコメディが非常に面白く、そして可愛らしいお話でした。

望月さんはさわやかなイケメンなのですが、エロに突入するとオヤジっぽいというのか、ワイルドというのか。エロカッコいいのが非常にツボでした。

みずかねさんの挿絵は言うに及ばず素晴らしく、個人的に綺麗で儚い絵柄、というイメージが強かったのですが、この作品の内容がコメディよりということもあってか可愛らしいイラストが多かったのも良かった。

表紙をめくってすぐの口絵が、マジで、めっちゃ可愛いです…。

さらりと可愛らしく、ほのぼのとした、優しいお話でした。

9

面白かった





表題作は基本受け視点、時々攻め視点です。
1人2役の話はありますが、1人3役は初めてです。それも1人は幽霊役というびっくりの展開です。

ゲイタウンで出会った二枚目・望月礼一郎(攻め)に一目惚れだと思ったのに、その後その人に良く似た好みの人(同一人物)に出会い、雨の日に出る隣室の仲良くなった幽霊さんも捨てがたい。自分はなんてビッチなんだと悩む御津亮(受け)はシリアスっぽくも面白く、攻め視点で種明かしをされて読むので読んでいて面白かったです。
亮がポジティブなので、悲壮感もなくとても楽しく読めます。

<あらすじ>
お互い一目惚れ状態でホテルへ行き、付き合う気満々だったのに、酒に酔っていた亮は寝過ごしてしまったうえ、相手の名前を聞いてなかったと愕然とします。
対して、礼一郎は仕事に行くため先に出る際、お金と共にメモを残すのではなく胸ポケットに名刺を突っ込んで帰ります。
本人としては気の利いたことをしたと思っていて、後で名刺を頼りに訪ねてきてくれると待っているのです。
名刺に気づいた亮ですが、「不動産屋社長・望月礼一郎」となっており、運命のいたずらか、丁度部屋を探している最中だったので、どこかで貰ってきた名刺だと勘違いしてしまうところから二人のすれ違いが始まります。
来てくれないとがっかりしている礼一郎に対して、亮はもう二度と会えないとがっかりしています。
やっと再会しても若いと侮られないために少し老けて見えるように髪型を工夫しているせいで、よく似てると思いこそすれ本人だとは気づかれません。
その上、亮の部屋の隣室の雨漏り具合を調べるために泊まり込んでいた際に不用意に声をかけてしまったため幽霊だと勘違いされるのです。

亮は「霊くん」には本音が話せて楽しいし、礼一郎とは礼一郎のアプローチで親しくするうちにすごく良い感じだし、でも一目惚れしたゲイタウンの二枚目のことが好きだしとなって混乱するのです。
それにしても、亮の鈍感具合には驚きです。「霊くん」にしか話していない内容を礼一郎が話してたり、逆もあったりしたのに全く不思議に思わないのです。
あれ?話したかな?くらいは思っても、気にしない。すごく大らかなのです。

礼一郎が3役していることがばれたとき、亮が騙されたと怒ってしまうんじゃないかと心配しましたが、もともとポジティブでなんでも良いほうに取ってしまう亮は全然怒らないんですね。いいと思った3人が同一人物でよかったってなるのが新鮮だし明るい気分になります。

礼一郎が社長を務める不動産屋も楽しい面々が揃っていて面白いです。
礼一郎の他にはお目付け役の江藤と事務の内藤のそれぞれ気の置けない感じがすごく良い雰囲気で、立場上一番偉いはずの礼一郎が一番下っ端という状況も楽しかったです。
礼一郎が攻めとしては男前なんだけど、江藤に対してのヘタレ具合のせいでヘタレ攻めに見えてしまうのがまた面白かった。
くすくす笑いながら、でもBLしている楽しいラブコメでした。

7

モチロン結末は想定内だけど‼︎このトキメキは予想以上のウキウキをくれる♡

『BLアワードにノミネートされなきゃ死ぬ』で、可愛い表紙と推しコメントを読んで、楽しそう〜♬と感じて手に取りました。
読んだ後にもう一度この欄を読み返すと。特にアンジャッシュさんの「勘違いネタ」になぞらえた例えはピッタリ過ぎて‼︎あまりの良い例えにポン!と膝を打ちたくなります‼︎ 素晴らしい‼︎
全くのタイミングの悪さと、悪意の無い勘違いで、どんどんすれ違っていく二人。
一人三役って、どういう事なんだろうか?と、思ってたんですが。
観客(読み手側)には早々にネタバレしているのもアンジャッシュ仕様で、笑えます。
特に霊くんと御津さんとの掛け合いには声を出して吹き出してしまいました。
御津さんが誠実に生きて来て、生活感覚もきちんとしてるのに、初めてのエチで躰を暴かれ、感じ過ぎてしまうという、淫乱ちゃんというギャップも『クッソ可愛い』くて萌えます♡
そして、やはりその「淫乱だと思われたらどうしよう?」とか、あの夜の色男を想っているのに、望月さんを好きになってしまうなんて「とんだビッチじゃないか⁈」ダメだ、そんなの、と内省するところもめちゃくちゃ可愛い。
望月不動産は、ギャップを持つ人ばかりのようですが。強引に甘く亮の初めてを奪った礼一郎が、とんだヘタレなのも可愛い。亮の部屋に仲のいい同僚が泊まりに来ると聞いて、『ああ、これは(勘違いして)来るかなぁ?来るよねぇ?来たーーー‼︎』っていう、痒いところに手が届くような、「勝手に同僚を当て馬認定!そして嫉妬イベント with ヘタレ」っていう。お約束展開にも笑わせられます。ああ可笑しい♬ この辺りはよもや名人芸級です。
勘違いからやむなく一人三役になって、ハラハラする本命こと礼一郎ですが。それぞれが、それぞれに亮と接することで、亮の人となりを三倍知ることになって、恋募るのも無理なく進んでいく展開で、それも凄く良い!上手い!と思いました。観客としては、後はどうやって終結させるのか⁈ っていうワクワクを待ちながら見届けるしかありません!
まさしく結末は分かっているんだけど、「ゴールがわかりません!」な楽しさです。

後日談とも言える、甘あま特別版も『クッソ可愛い』くて♡ 相互焦らしという、超高度なプレイの甘やかさにはメロメロです♡

そういえば、明記されては無いですが、兄貴分の江藤さんもどうやら男性と同居してるようですね。そちらはまだ本にはなってないのかしら。ちょっと楽しみです。
あと、私は自分で作る時、煮込みハンバーグはトマトソース派なんですが、ビーフシチューブイヨンで作ってみようと思います!今夜のメニューが決まりました♬

7

最高に笑えて可愛いコント仕立てのBLでした(*´▽`*)

何だろうな~。
明らかに本人達の認識はズレてるのに、何故か上手いこと会話が噛み合っていっちゃうような面白さと言いますか。
そして、誤解が誤解を呼んでいく・・・。
二人のズレに何回も吹き出しちゃいましたよ。

こういう作品て、プロット作りの段階で相当キッチリ作り込まなきゃいけなくて大変だろうと思いますが、上手いことハマってると最高に楽しませてくれますね(*´▽`*)

ひょんな事から一目惚れした一人の人間を、それぞれ三人の別人と勘違いしちゃった受けと、こちらもそうとは知らずに仲良くなった人物が、実は一目惚れの相手と言う攻め。
そんな二人の大いなるズレと、それによって起こる諸々を楽しむ作品になります。

これね~、二人がそれぞれの誤解に気付かずに、親交を深めていくパートにも笑えるのですが、一足先に礼一郎がその誤解に気付いてからも面白いんですよ。
何てったって、彼は一人三役をこなさなくてはならない。
いや、無理だろ。
と、ツッコミを入れてる時点で、作者さんの思惑にまんまと乗ってるのですが。

あとですね、天然故に、なかなか真実に気付かない亮が笑えると共に萌えるんですよ。
自分には一目惚れして関係を持った好きな相手がいるのに、礼一郎にときめき、「霊くん」と話すのも心が浮き立つ・・・。
なんて浮気者なんだ!!みたいな。
「同じ人間なんだから、当たり前だよ!!」とこちらもツッコミをいれてる時点で、作者さんの術中にハマってる・・・。
いやもう、最高に楽しいです。

こちらの作品、最後の最後まで引っ張って笑わせてくれ、誤解が解けるシーンでは亮の意外な反応にニヤニヤさせてくれ、ラストは超甘々。
脇キャラ達もとってもいい味だしてます。
何となく積んだままで読みそこねてましたが、もっと早く読めば良かったよ。
笑えて可愛いラブコメがお好きな方、とってもおすすめです(*´▽`*)

6

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