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何度も読み直すことでさらに解釈が深まる、、
アサシンシンデレラさんの作者の前作ということもあり読んでみたら、癖に刺さりまくりの作品でした。
絵が綺麗、儚くてシリアスな展開がとにかくもう素敵でした。
ぜひ読んでほしいです。
表紙と帯から、わー!ケモ耳オメガバース?と食いつき、
開始わずか数ページで殺伐としたダークな世界観にぎょっとしました!
ぎゃー!なにこれ?こわっ!
「喰う」ってそっち?殺人?
まだ始まったばかりなのに既に色々と衝撃的すぎる!
この物語の世界では肉食のαは上位種とされ、捕食する側であり、
劣等種である草食のβは文字通り彼らに「食べ」られてしまうらしい。
主人公の瑠璃川もまた上位種の肉食オオカミのαで、
彼の「喰う」という台詞もてっきり性的な表現かと思いきや、
初っ端から女の子(牛)がむしゃむしゃと食べられてしまいます。
突然の食殺事件に某アニマル漫画を思い出してしまった…
びっくりするけれど、これは本作中においては珍しいことではなく、
この後もあちこちで登場人物たちがバリバリ食べられています。
なので、流血表現やカニバリズムが苦手な方はアウトかもしれません。
その他にもこの世界では男女・種族問わず、子供の出産方法は
タマゴを宿して産む、など独自の要素が加わっていて、
オメガバースの中でも変わり種な設定がいくつか存在します。
上位種である瑠璃川は少しでも上位の種と子孫を残すことを自らに課し、
α種よりもさらに上のカーストである“貴重種”を求めています。
そんな瑠璃川の前にある日、“運命”の相手が現れます。
けれど、その美しい青年・京極院は劣等種でウサギのβでした。
βにもかかわらず、圧倒的な権力と絶世の美貌で周囲を支配する京極院。
瑠璃川も本能では熱烈に京極院を欲するものの、
京極院が抱える“ある秘密”のせいで彼に抗うことができません。
結果的にβに支配されるαという珍しい図式が出来上がり、
京極院が小動物のウサギとは思えない冷酷な女王様感を漂わせています。
瑠璃川もなんだかんだで面倒見よく、主人に尽くすワンコ気質な
ところがあり、京極院からは忠犬呼ばわりされる羽目に…
意思に反して“運命”と出会ってしまった瑠璃川ですが、
一般的なオメガバースのように番ってハッピーエンドというわけでもなさそうで…
仮に番になったとして、〈捕食する側〉と〈捕食される側〉で幸せになれるの…?
まだまだ一転二転しそうな気配をぷんぷんとさせて1巻は終えます。
ケモミミたちのオメガバースです。
主要人物は瑠璃川(オオカミ・α)、月詠(アナコンダ・α)、京極院(ウサギ・β)の3人。
この世界は捕食者であるαと、喰われる側のβ、そして滅多にお目にかかれないという貴重種がいるそうです。
瑠璃川は典型的な俺様αで、自分の子孫は貴重種に産ませたいと思っている。
月詠はαでありながら気弱で運命を信じやすく、迫られるとすぐに関係を持ってしまうようで、すでに子沢山(月詠がママ)。
そんな二人が出会うのが京極院。
ヤリ部屋で二人のαを相手にしながら、さあ交尾に突入と思いきや、何とそのαを食べてしまう。
一方、京極院に強烈に引き寄せられる瑠璃川は、彼が貴重種ではなくウサギのβだと知り、そんな相手に自分が発情するのが信じられない。
戸惑う瑠璃川と月詠を尻目に、京極院は瑠璃川たちのクラスに転入してくる。
αを喰らう女王様気質の京極院と、何とか京極院をものにしたい瑠璃川、関わりたくないのに巻き込まれる月詠の不思議な構図です。
瑠璃川は京極院に執着するものの、幼馴染である月詠のことも大切にしていて、京極院が「食べたい」と月詠を所望した際も、「月詠だけはやれない」とその手から守ります。
自分より月詠を優先したことが気に入らない京極院が瑠璃川を避け始めたのを見て、キューピッド役を買って出る月詠。
そんな月詠に京極院は、別のαの死体を偽装してまで月詠を守った瑠璃川との関係を問う。
さらに、瑠璃川の運命を阻んでいるのはお前だと責めるように言い、動揺する月詠に妖しく迫る。
そこへ瑠璃川がやってきて、京極院のフェロモンにあてられてヘロヘロの月詠と、同じく何かにあてられている京極院を目にする。
その時、京極院の体から、αを喰らった時に見た化物が出現。
自分はカースト最底辺の「異常種」だと京極院が告げたところで次巻へ。
まだまだ恋愛色は薄く、捕食という世界観の方が強く出ていて、1巻では性行為はなく捕食行為しかありません。京極院がαを食べてお腹ぽっこりしてたり。
BLとしてもオメガバースとしても異色で、現時点では「萌え」まで到達しづらい。
幼い頃から守り守られの瑠璃川と月詠の関係がすごく好きなんですが、順当に行けばやはり瑠璃川×京極院で収まるでしょうか。
月詠もどうにか幸せになってくれるといいなぁと思ってます。
ケモ耳と尻尾なキャラやオメガバを活かしたカースト世界観は好みでした!
絵柄も繊細オサレな感じで好きなタイプで。
タイトルにも書いたのですが、物理的にキャラが別のキャラを殺して食べちゃう世界で、匂わせとかじゃなくて割とモロにそういう描写があって(口から誰かの人体が出ててもぐもぐごっくんみたいな)、一度二度じゃないので、そこがちょっと…苦手。
あと、最近の流行でよく当て馬三角関係モノで当て馬可哀想って声を見かけてて、私はそんなでもなかったのですがこれ読んだら「わかる」ってなっちゃいましたね…
ちなみに、その可哀想〜の流れからか受けをシェアする3Pモノが人気になってるという認識なんですが、この作品一見すると3P三人関係モノであるように思わせるようでいて、仲良くシェアしてハッピーってモノではなくて「攻めひとり(主人公)に対して受け二人、どっちか選ばないとダメ、どっちを選ぶの?片方は運命の番で片方は幼馴染で元々大切な存在」からのー「運命の番が勝利」という
…つらくね?…
っていう…
いや、本当に…
幼馴染が嫌なキャラとかじゃなくて健気で良い子な訳でして、お兄さん系なんですね
それが突然あらわれた可愛い系の兎な運命の番受けにずっと一緒にいた攻めをNTRなわけで
でも幼馴染も幸せなんですーって描写されて取り繕われても、読者的には可哀想…えっ可哀想…って。
割ともう、つらい…
この作品の影響でみんな仲良しのシェアカップルモノの良さがわかった気がしますね
その、今まで分からなかったシェアの良さを分からせてくれた点、ありがとうございました
世界観とかそれぞれのキャラの雰囲気とか絵とかは好みだったのです
当て馬キャラも良いキャラで
うーん、つら…い(心の傷が深い)
読み手を選ぶと聞いていたコチラ。
オメガバースと動物の食物連鎖を組み合わせてます。アルファが上位種で肉食獣、ベータが下等種で食べられる方。ガチでモグモグされちゃう場合もあります。この世界ではオメガはいないらしい。
特異種ってのがいてるらしい。
これ、BLっぽくないなーと思ってたらゼロサム連載なのですね。オオカミでアルファの主人公、アナコンダでアルファの幼馴染(すぐに抱かれて子沢山。高校生なのに?)、みんなを魅了する謎のウサギでベータの御曹司。
まだまだ自己紹介レベルの1巻でした。
読み手を選ぶのは、モグモグ描写かな?
私的には高校生なのにボロボロ子供産んでる(しかも1人の相手ではなくいろんな相手の)のが何なの?とモヤモヤしました。
絵が下手なのが気になりました。なんか誤魔化して描いてる感?
描き下ろしでおっ?!、絵が可愛いやん、と思ったら高河ゆん先生の描き下ろしでした。作者さんがゆん先生リスペクトなんですって。
そんなに好きじゃなかったから続き買うかどうするか迷うなー。
肝心なところは見せてくれません。乳首も性器も。何気に上は着てます。お尻もチラッと。
ここが、BL誌とは違うとこなんでしょうか?