既婚者叔父に恋した

残映

zanei

残映
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×221
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
4
得点
248
評価数
63
平均
4 / 5
神率
41.3%
著者
酒渼ゆづ子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784829686089

あらすじ

「代わりでもいい、僕を愛して」
母に捨てられ、祖母を亡くした少年・あつき。
引き取り手のなかった彼の手をとってくれたのは、叔父・優。
彼も妻の月子を亡くしており、田舎で2人だけの生活。
自分を大切にしてくれる優に、あつきは好意をよせていく。
しかしそんな時、酔った優に月子と間違ってキスをされ――…

妻を失った40歳 × 母を失った15歳
美しき片田舎の切ない年の差恋愛

表題作残映

阿部優・叔父・薬剤師・40歳
高峰あつき・甥っ子・15歳

その他の収録作品

  • アパートにお泊まり(描き下ろし)

レビュー投稿数4

『残映』に初レビューを捧げます・・・

本誌連載読んでいました。大好きな作家さんです。
1話の扉の受けのキャラ絵が好みで即一目惚れ!
冒頭、この可愛さをもって母に置き去りにされ、育ての親の祖母が他界し親族に疎まれる不憫さが萌え!
攻めの叔父さんは、妻である受の母親の妹を亡くして今でも彼女を忘れないでいるのか、寝ぼけて妻の名を呼びながら受けにキスしてしまう・・・実はここまで読んで完全にノンケ攻めを受けが絆すのかと思っていました。
それをきっかけに受けはオナってしまい恋心と確信し、想い溢れて告白。健気で可愛いのです!
攻めが実はゲイであったと回想でわかるのですが、攻めが亡き妻と出会ったエピソードやその最愛の妻を失った時に、実は受けと出会っていて、死にたい気持ちを妻に似た受けに救われていた!運命!!
この2人は互いに生かされている対のようで、ドラマティックな展開にドキドキしました!
5年後、20歳になった受けからキスをされてベッドに行くのですが、なにせ叔父さん!受けを大切にするあまりに、一線を越える度胸が足りない!!年甲斐もなくカッコ悪いと思っているから挿入までこぎつけない!こんなに可愛らしい受けが大丈夫だと言っているのに、手加減できない・・・と・・・叔父さんが2本一緒に手でいたす止まり・・・というわけで、エロは確かに少ないです。
ですが!このジレったさやお預けのもどかしさが大好きな私にはこれが萌えでしかない!!
作中の猫もカワイイし、受けの友達も気になるイケメンです!(特典リーフレットにも出てきます^^)
カバーと帯が作品の世界観をよく表していると思うので、カバーに目を留めた方はなおのこと
『残映』を気に入ると思います!
あ、受けの幼少時代のショタ萌えもかなり美味しくいただけました!!

5

アツキの目は草食動物の目と似ている

誰だって大小の違いはあるけれど、去った人の面影や残映を何かに重ねて心の傷を自己修復していると思います。本能にあるから。
BL作品に惹かれるのは、「ファンタジーを通して未来を見つめ、異端者やマイノリティーに思いを注いでいる作品」が比較的多いからです。だから、評価ランクが、萌しかないのが、ちるちるの残念な所です。BLを嗜好ものから文化に格上げするには、今のままじゃちょっと無理。すごく大事な問題を言語を超えた絵で提起する作品があるのに、勿体ない。

この作品は、母親に育児放棄や暴力を振るわれた少年と、少年の母親の妹と結婚した優しい男性の心の触れ合いを描いて話題になっているので、読みました。

▽あらすじ
 少年は、男性の亡くした妻と似ている。背中に母が熱湯をかけた跡の火傷がある。健気で、嫌われないよう怯えるところがある。少年の瞳は、狩られて倒れる時の草食動物のように見開いている。
 年上の男性は、ゲイ。唯一心を許せる存在だった妻と、虚弱な体質を承知で結婚した人。祖母と一緒に焼香にきたアツキと一度会っている。祖母の生前、アツキの保護を頼まれていた人。

二人とも「あなたが必要」と求めらることで生きる意味を作りたい。「代わりでもいい、僕を愛して」叔父は妻の死後、死のうか生きようか迷い、ギリギリで生きてきた。
アツキが成人して、互いに「必要な存在 共に行きたい」と思いを交わす。

もし、こんな二人が近くで居るのなら、壊さずにそっと見守れる自分でありたいと読後思いました。危なっかしくてほっとけない。
神評価。

0

丁寧

年の差がしっかりありますが、あつき15歳の段階では事故チューのみなのでそのあたり気になる人でも大丈夫だと思います。
あつきが優さんへの気持ちに気づいて葛藤する、また優さんが自分の性指向や亡くなった奥さんであつきの叔母である月子さんとの関係で悩む心の動きが丁寧に描かれていて切ないです。
5年後物理的なふれあいが増える二人もかわいいし、年の差があることで体力とか、いい雰囲気への流れが違ってきて分かり合えないほどではないけど新しい発見があるようなやりとりがあって、そういうリアルさがまた↑のような気持ちの描写に説得力をもたせてるのかなと思いました。
絵もずっと綺麗でかわいい。

0

1つひとつが折り重なって今へと繋がっている

 限りなく萌2に近い萌評価です。年の差のある叔父と甥のストーリーですが、表紙の爽やかさが裏切られることはなく、どろっとした犯罪臭の漂うような作品ではまったくありません。唯一の理解者であり、確かに愛していた妻を若くして失った優と、母親に捨てられ、学校にも居場所を作れなかったあつき。愛の行き場を失くした大人と、愛に飢えている子供。私はだから上手くハマった、とは感じていなくて、初めて出会った時の思い出や、一緒に暮らし始めてからまだ間もない期間の1つひとつのやりとりが、必然的に2人を結んだように思えました。すごく自然な流れに感じたんです。

 子供が身近な大人に恋をするのはままあるだろうけれど、やっぱり大人が子供に本気で恋をするってそうそうないことだと思うんですよね。自分が大人になってみてよく分かる。けれど、あの夏の日、生気を失っていた優の心に、あつきの笑顔と小さな優しさは、眩しい光となって真っ直ぐ届いたんだろうと思います。子供だとか、同性だとか、身内だとかの理屈は、心の琴線に触れるという出来事の前では意味をなさないもの。あのあつきの表情がずっと引っかかっていたからこそ、優は改めて彼に恋をしたんじゃないかなと感じました。あつきのよく泣くところがちょっと受けの好みからは外れてしまいましたが、あの境遇なら当然だと思いますし、そこは私の個人的な好みの問題なのでご容赦ください。ストーリーには非常に満足でした。

0

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