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いつかバウムクーヘンのできる日まで

itsuka baumkuchen no dekiru hi made

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表題作いつかバウムクーヘンのできる日まで

関谷望(書店員・28歳)
青山弘之(書店員・27歳)

その他の収録作品

  • その夜ジングル・ラブが降るまで
  • テーブルには春を呼んで
  • あとがき

あらすじ

青山&望の本屋さんカップル、尤書堂シリーズ第6弾! 11月、いよいよ初めての結婚記念日を迎える二人。しかしイベント命の望と無頓着な青山では、お互いのお祝い案が理解できない。結婚指輪を交換したいという望を諦めさせるため、青山が悩んだ末に決定したお祝いが、きずなをより深めることに…。その後、ラブラブなクリスマスの計画を立てていた二人。ところが青山のそっくりさんが登場して、夫夫の仲を引っかき回す! そして書き下ろしは、クリスマス~正月のお話。穏やかなお正月を迎えるはずが、年末にやってきたもう一波乱とは!? (出版社より)

作品情報

作品名
いつかバウムクーヘンのできる日まで
著者
花川戸菖蒲 
イラスト
角田緑 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
キスよりもその口唇で
発売日
ISBN
9784576050409
3.5

(4)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

結婚もいいよね、と思ってみる

尤書堂シリーズ6冊目。本屋さんカップルです。大学時代から片思いの相手を追いかけて、書店に就職した攻。後輩×先輩なんだけど、留学してたことがあるから年は1コ上。でもずーっと敬語です。名前もさん付。
すっごく丁寧な恋愛。口説いて、ひとつひとつ2人で乗り越える。記念日に無頓着な受と喧嘩したり、結婚とは何かと考えたり。実家の家族より幸せを与えるには何をすればいいのかわからないと悩んだり。カッコよくて優しい旦那さん。でも時々迷う。新鮮さを失わないように努力して、愛されることに慣れてしまわないで、2人で成長する。素敵なカップルでした。
各巻、各篇のタイトルがまたよいのです。詩の一部のような、未来を感じさせるもの。バウムクーヘン、確かに昔は結婚式の引き出物によくありました。でもこんなに愛しい食べ物だったのか。結婚してなくても買いに行かなきゃ~。で、味わって幸せを再認識しよう。

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