羽化

metamoru

羽化
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×26
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
53
評価数
17
平均
3.4 / 5
神率
11.8%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
価格
¥659(税抜)  ¥712(税込)
ISBN
9784799740521

あらすじ

ごめんなさい―――好き。
自分をβだと思い込むあさひを守るために雇われた
大型獣人でαのボディガード・アル。
人間の中で奇異の目で見られながらも
静かに優しく自分を守るアルにあさひは次第に惹かれていくが、
アルには既に亡くなった「運命の番」がいた――!
人間と獣人という禁忌、
しかも平凡なβの自分にはどうしようもないと
あさひは必死で感情を抑え込もうとする。
しかし恋を知ったあさひの身体は
暴走していき――!?
描き下ろしはラブラブ後日談12ページ!

表題作羽化

α・アルブレヒト(獣人)・ボディーガード
Ω・新堂あさひ(人間)・高校生

同時収録作品クレイジー・サマー・ウール

トカゲ・美容師
ヒツジ・バイト

その他の収録作品

  • 毛皮の中でおどる日々(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • ー電子限定描き下ろしー1P

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レビュー投稿数5

おもしろい世界観

リブレの出版物はどちらかと言えば一般受けするレーベルを出しているイメージがあったのですが、オメガバースについてはonBLUEみたいに作者の描きたいを応援している感じがします。

この作品は獣人×人間なのですが獣人の名前であるアルブレヒトの正確な発音が最後まで分からないところや、獣人は番をなくすと他種族のΩホルモンに反応しなくなるからΩの要人のボディガードに最適と言う事など。ファンタジーとリアリティのバランスが絶妙に良かったです。

また、最後の読み切りも、ファンタジーをナチュラルに表現されていて、行間も濃いな~と、思いました。注目の作家さんとなりました。

1

体格差が凄すぎて

まず、獣人のボディーガードのアルブレヒトとあさひの体格差に度肝ぬかれました。体格差が好きと言っても凄すぎます。というか、程よい時と差があり過ぎる時があったように思いました。
北海道の伝説の殺人ヒグマ並みにアルブレヒトがデカイ時がありました。笑。
それから、絵が不安定だと思います。
狼の獣人は他の作家さんも良く描かれているので、比べてしまいます。可愛い狼です。馬にも見えて肉食獣には見えません。
あさひの最初のヒートの時にアルブレヒトに抱かれますが、次の日にはあさひが普通に戻ってて、2人で電車で帰宅します。
ヒートってそんなに簡単に終わるっけ?って思いました。
それからあさひの父親がΩで亡くなった母親がαだったのですが、父親の首の後ろに噛み跡がありました。運命の番らしいんですが、女性αは男性Ωを妊娠させられるはずなんですけど、この作品では違うらしいんですよね。ちょっとモヤモヤしました。
また、同時収録作品はもうちょっと読みたかったです。

1

あっさり

オメガバースものとしては、少し変わった設定ですね。
種族、性別、色んな障害があろうと、自分の意思で相手を愛する。
それを描くための設定なのでしょうが。

ただ設定が凝っている割に、ストーリーはあっさりと進みあっさりと終わるので、ちょっと物足りないかなぁ…。

受・あさひが、自分がΩだと知らずβだと思い込まされていること。
Ωである父親がそれを望んでいること。
攻・アルは、運命の番を亡くしていること。
相手に恋愛感情は無くとも、大切に思っていたこと。
獣人の種族のルールで、他種族と結ばれてはいけないこと。
あさひの友人・たけるが、父親のせいでΩを嫌悪し、運命の番というものに拒否感を持っていること。

様々な不安要素が描かれているのに、特に波乱も無く、むしろ順調にあさひとアルが結ばれて、父もあっさりそれを認めて(その辺は描かれてなかったけど、反対されたという描写も無かった)、たけるとの仲もあっさり元通り。

私はシリアスや悲恋は苦手なので、幸せなのは良いのですが。
ただこの作品に関しては、あっさり幸せな終わり方にするのなら、ここまで不安要素を盛り込まなくても良かったのではないかと思ってしまいます。

嫌いではありませんが、また読み返したいとか、続編が読みたいとか思える作品ではありませんでした。

1

運命か。恋か。その両方か。抗うのか、受け入れるのか、選び取るのか。

とても優しい水色と白の表紙から一変して、冒頭にはいきなりクライマックスが⁈
オメガバース × 獣人 という世界観と、その切なさを遺憾なく発揮された良作だと思います。
…ですが。獣人には αとΩ しかいない、そして獣の様に「本能」で番う、という
特殊設定と。他種族間で番うことは禁忌とされている…、という「何故」どうして⁇ は、
ぼんやりとして行きます。
平たく言うと、獣人間では恋愛などの感情で、相手を見つける事は無いが、人間にはそれがある。
対比として、クラスメイトのたける(β)の母親の話が描かれています。
たけるの母(β)はα性の男性と恋愛の後、結婚したが、「運命の番い」(Ω)が現れて、
捨てられてしまう。不幸なオメガバースあるあるです。
なので、たけるは Ω性を憎んでいる。「気持ち悪い」とさえ、言う。
母親はすっかり憔悴して、狂っているようにも見えて、臥せっているのだが。
この母親のラスト周辺のセリフがいい。とてもいい。彼女の人としての矜持が見られて。
それは、この世界の中で、一つの救いとなっている、と思うのだ。

平凡なβとして生きられればと、番いである妻を亡くした父が息子のあさひを抑制剤漬けに
するのもまた愛情の為せるところで、病院を経営する父は高校生の息子を案じて、
獣人のボディガードを雇っている。皆んな何かを背負っていて、愛情を掛けていて。
それを守ろうと必死なのだ。…なので、禁忌の筈の獣人と番う息子をこの父はどう思っているのか?
少し心配だし。物語が肝心のそれに触れて来ないで、めでたし‼︎
そして、あまあまの後日談‼︎ と、いきなり終わるので。
作中の切なさと、シリアスな感情を宙ぶらりんに持て余してしまう。という読後感です。
いや、ハッピーエンドじゃ無かったら嫌ですけどね。回収して欲しかったです。

エチは体格差ともふもふで、予想通り。長い爪はあさひくんを傷つけてしまうので…
長い舌を…っていうのが、とってもエロいです♡ あさひくんも恥ずかしいやら、
感じ過ぎるやらで、大変なことに‼︎そして、獣人のアレは大き過ぎて、ヒートの時じゃ無いと
入らないそうです‼︎ うわぁ。

同時収録もまた、爬虫類系獣人ともふもふ羊獣人の恋未満。
どういうわけか、毛のない爬虫類系獣人が美容師で、羊獣人の毛を刈るという、
ちょっぴりシュールな短編です。

1

納得のタイトル

獣人α×人間Ωな帯に惹かれて購入しました。獣人オメガバース良いですね...
獣人に関しては少し設定がついていますが、王道路線なオメガバースだと思います。
読んだ後、タイトルに納得しました。

同時収録も獣人の話なのですが、こちらも良かったです。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

番を亡くしたアルブレヒトはあさひのボディーガードをしています。
どこかへ行く道中はもちろん送り迎えをします。恐らく一緒に住んでいるのだと思います。

獣人の番はいわゆる”運命の番”とは違う、出会うと生涯一緒にいる鎖のようなものですが、一緒にいるうちに情が湧いてくる関係と解釈をしました。番を解消した獣人は他種のフェロモンに対して耐性がつくとかで、人間の要人警護の仕事につくことが多いようです。

あさひにボディーガードがついている理由は、彼の父親が関係しています。
彼にはΩの苦しみを味わって欲しくないという親心からくる行動に、最初はん?と思いましたが、後々に父親自身の気持ちの描写があり納得できました。

あさひはアルブレヒトのことが好きだけれど、彼の尊厳を傷つけてはいけないと考えてその気持ちを抑えています。これが彼の仕事だから..と思う苦しみは切なかったです。

アルブレヒトは逆に、あさひから良い匂いがすることに戸惑いつつ徐々に惹かれているのかな...?

2人の関係を先に進めた重要な役割をしたあさひの友人がいるのですが、彼のエピソードも切なかったです。オメガバースならではな感じでした。

もちろん最後はハッピーエンドなのですが、アルブレヒトがなぜあさひを好きになったのかはちょっとわかりにくかったです。ただ、ほんとうの意味で2人は”運命の番”だったのだろうと思っています。

アルブレヒトとあさひの体格差は最高でした...大きい獣人最高です...

静かにじっくりとした話の雰囲気なので甘すぎない読後感でした。
個人的に獣人のもふもふ体験エピソードが描き下ろしにあったのが、とても嬉しかったです。

同時収録の話も、獣人の物語なのですがとても素敵なお話でした。
身体が毛で覆われているタイプの獣人って良いですね....
獣が好きなかたはきっと楽しめると思うので、オメガバースが大丈夫な方はぜひ読んでみてください。

1

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