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表題作ありのままの君が好き

英駿二,25歳,高校の同級生,若手弁護士
四天王寺寿杏,25歳,ひきこもりのブタゴリラ

あらすじ

「俺のぶーになれよ、幸せにしてやるから」
人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏はゴリラの巨体に乙女の心を持ち、父親が死んだら自分も死ぬと断言するファザコンの成人男子である。外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる…そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める若手弁護士・英駿二が同居することになるのだが。好き、好き、好き、好きになる?誰が誰を好きになる? 人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生。

作品情報

作品名
ありのままの君が好き
著者
樹生かなめ 
イラスト
雪舟薫 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
ありのままの君が好き
発売日
ISBN
9784813010487
3.8

(23)

(9)

萌々

(6)

(4)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
84
評価数
23
平均
3.8 / 5
神率
39.1%

レビュー投稿数13

面白いです

あらすじを読んだだけでも“おもしろそう”って思いません?
だって、「ブタゴリラ」に「ファザコン」ですよ?
BLは美男子が絡んでこそ!!なんて時代ですよ!?
そんなご時勢に・・・ブタゴリラて(笑
正直ね、中身を読むまでは、ただの比喩表現なだけかと思っていたんですわ。だって、BLだよ?
BなLなわけだよ!!
だれも本当にブタなゴリラなんて思わないじゃない!
しかも、どうみてもこのナヨナヨ振りは受!
そんな受がBL界に存在をしていたのか!?なんて思うわけじゃないですか。

フフフ。そこを現実にしてしまうのが樹生先生のマジックですね。
イロモノを書かれているんだな~とは思ってましたが、期待を裏切らない。すごい先生だと、あらためて感じました。

文章も読みやすく、テンポの有る書き方。
英クンが思った以上に男前で、見た目を裏切る優しく大人しい性格の寿杏。皆さんにも一度読んでいただきたい。そんな作品だったと思います。

漫画を乱読しすぎて質の良いものから遠ざかりつつあった私にとってはかなり衝撃な話。

大きな受だっていいじゃない!!
ゴリラだって良いじゃない!!
ありのままの自分を好きになってもらえるなんて、そんないいコトめたにないよ。

ブーは今きっと幸せのぜっちょうなんでしょうな。
フムフム。


オススメは問題なく☆☆☆☆☆+☆!

4

ブタゴリラ-ブタ=ゴリラ

いやいやお父さん、そんな算数で現実教えなくても…(^^;)

そろそろ続編が出るので再読です。
新刊の表紙見たけど相変わらず綺麗な絵ですよね雪舟さん。
イラスト描き下ろしだそうで挿絵が凄く楽しみです。

超男前でデキる弁護士の父親と元モデルの母親から生まれた子供は…
身長2メートル越え、体重も200キロ近く
付いたあだ名はブタゴリラ!!
そのせいで昔からイジメの対象で人付き合いが凄く苦手。
でも心は超優しい1人の青年。
だけなら良かったのですが、外見は別としてお金持ちの息子。
そのせいで人に騙されやすく、放っておけない。

その青年を無条件で愛してくれる男が2人。
彼の父親とその父の弁護士事務所に勤める元同級生の英。
母親は?というと、弁護士という名前で結婚したのはいいけれど
自分が描いてた生活ではなかったので他に男を作って出て行った。
今ではその母親でさえ、息子が受け継ぐ財産目当てで近づく始末。

今は自分(父親)が守ってやれる、でも死んでしまったら…
そんな父親が心配して用意したのが英という感じかな。
彼と父親は性格的にもそっくりで、
どんなに気が合う人でいても、
どんなに惹かれた人でいても3日で嫌になってしまうという。
どうしてもアラを見つけて嫌気がさしてしまうらしい。
だけど3日以上一緒にいて愛し続けられる人物
それが今回のブタゴリラ。
勿論父親は家族愛で英は恋愛として。
2人に取って外見は関係ないのです!!
ブタゴリラの性格(存在)が彼らの癒し。

そして英はちゃっかり息子をいただいちゃってます。
そして父親、もちろん自分が連れて来た英ですから反対はしません。
ですが自分が死ぬまで息子を手放す気もなく
英が婿養子のような形で同居です。

そして英を意識してダイエットに励むブタゴリラ
ですが父・英にとっては、ご飯をおいしそうに食べる姿や
その体型さえも癒しの対象。
あれやこれやで食べさそうとするのですが、なかなか思うようにいかない。
そこでとある算数を出してきたのです

それが「ブタゴリラ-ブタ=ゴリラ」

どんなに痩せてもゴリラはゴリラだと身もふたもないセリフ…
男前の父親にモデルの母から生まれた自分。
痩せれば、今よりもカッコ良くなって
英の側にいても迷惑にならないと思っていた息子にとっては…!!

こんなに愛されてるんだから、ありのままでいいじゃないの~(^^;)

そしてこの父親と英
息子に対してだけは優しい一面もありますが
弁護士だけあって結構腹黒そうですよ。
でもその辺も込みで父親好きーっ!!

4

ブタ・不細工受け~!!

 探しました。どうしてもこのお話が読みたくてっ!!樹生先生は、あっと思わせる内容の作品が多くて好き♪♪
 四天王寺寿杏という何かの芸名みたいな大層な名前を持った男が主人公。
そして、ブタゴリラというあだなの通り、太っていてゴリラみたいな顔なんです。って書いてあります。寿杏は頭の後ろ部分しか挿絵で描かれていません。やっぱり、難しいんでしょうね、ブタゴリラを挿絵にするのは。
 そんな寿杏が頼り切っているパパは、男前で優秀な弁護士。引く手あまたであろう色男です。離婚した奥さんも美人なのになして生まれてくる子どもがブタゴリラ!?昔から人から蔑まれてきた寿杏はかなり臆病で、パパとしかちゃんとしたコミュニケーションを取れないんじゃないか?
 あるとき、父親の弁護士事務所で働く英がしばらく居候することになるのだが、実は高校の同級生だった。高校時代、人に好かれようとして空回り、失敗ばかりしていた寿杏の過去を知る男。
 最初、英のことが恐くてなかなか上手く接することができなかった寿杏だが、英も徐々に寿杏の性格が大人しく優しい草食動物だと理解していくことで、誰も裏切ることの知らないような寿杏の純粋な心に惹かれて行く。
 パパも、いつまでたっても心が子どものまま慕ってくる寿杏をかわいい息子と甘やかしてきた感があります。確かに、パパが死んだら自分も死ぬなんていう息子に強くは当たれませんよね。
 イケメン二人に囲まれて暮らす寿杏は、なんと羨ましい。しかも、両方から愛されてるなんて、いいな。まあ、寿杏は嫌な事にいっぱい逢ってきたから、本当に愛してくれる人がいてよかったです☆
 心残りは、ブーの姿を拝んでみたかった。これは、想像せよってことでしょうね。
 あと、英は意外と鬼畜ですね。言葉で攻める。寿杏のあそこが子どもみたいにかわいいみたいで、そこらへん攻めてました。
 表紙の二人がカプではないので、そこ注意が必要?かも。受けは乙女なブタゴリラです。文句なしの面白さ^^

3

父息子萌えー!

表紙は受の父と攻の美形ツーショットといたって普通のBLノベル本です。
ですがこの話の主役であるキュートなアイドルたんは、通称ブタゴリラ:身長2メートル2センチ、体重100キロ越の超巨体デブ、寿杏[受]、この人なのです!!
更に性格はというと乙女+ネガティブうじうじ思考で人見知り、バカが付くお人好しでファザコン、家事は大得意だけど成人後も仕事はせず家で父の世話をやいてる半引きこもりニート。

自分は本命カプより息子大好きパパとファザコン受の行き過ぎ父息子愛に萌えましたーーー!!萌えまくりました!!
普通の受だったら「バイト位せんかーーい!!!!」とぶん殴りたくなるとこですが何故かこれが彼の場合はイラッとこない、しかも何故かかわうい、おそろしくかわうい、もう守ってあげたくなる程にかわうい!
パパが甘やかしてしまうのも納得しちゃう位にもうかわういったら!
自分が死んだ後はどうするんだと訪ねたパパに「お父さんが死んだら僕も死ぬ」その後2人は一緒にお風呂入っちゃたりするんですよ。もう何このラブラブ親子ーーーー!!!
パパは愛息子を「うちのぶー」と言って可愛がってます。どんだけ親バカだよと思わなくもないですが、かわういので全然オッケー!!

英[攻]は弁護士あるパパの部下で同じ弁護士、美形です(ちなみにパパも美形だ!)
英の口説き文句は「俺のぶーになれよな、幸せにしてやるから」お前も「ぶー」って呼ぶのかよ!!まあかわういからオッケーですが!!

ほぼ痩せなくて最後までブタのままなのもイイ!!これが痩せてゴリラになったら魅力が一つ減っちゃうと思うです。
ブタゴリラはブタゴリラのままで大好きなパパと英と3人家族で幸せハピエン。いい話でしたーー!かわいいブー!!!

3

是非読んでほしい!笑わせてくれます

外見はブタゴリラ、中身は純粋無垢な受様!

とにかく始終笑いながら読めます!

まさにありのままの君が好きといってくれる攻め様に

堕ちないわけないやろぉーです!
この本だけは読んでほしくてレビューしてみました!!

2

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