特典ペーパー付
こういう作品好きです〜。
表題作はゲイの烏丸と友達の佐和のお話です。
セリフ多目で独特のテンポがあり、面白いです。
シュールなギャグや下ネタがあったかと思うと、キュンとさせられたり、名言(迷言?)があったり(表紙で盛大にネタバレしてますね)、メリハリが効いています。
主人公2人のキャラはもちろん、脇の中川やその彼氏の守さんもなかなかぶっとんでおり、楽しい作品です。
烏丸がとにかく佐和を溺愛してるのが愛らしい。佐和も烏丸に答えようとするのが良いです。
他に3つの短編が収録されていますが、どれもラブコメで楽しい作品です。
短くもまとまってて、キャラクターもオリジナリティがあってとても良かったです。
◆ばかの恋(表題作)
どの作品も萌えたんですが、振り返るとやっぱりこの表題作が一番好きだなと思いました。表情の読み取りにくい佐和の、淡々としたモノローグが面白い。BL漫画の受けではあまり見かけない、上瞼が少し重い感じの見た目もお気に入り。どこにでもいそうなありふれた男子だったのが、烏丸からの愛によって、どんどん魅力を開花させていくようで。一見烏丸の気持ちの方が重いように見えるけれど、なんだかんだ長年かけて絆されてきた佐和も、烏丸には結構ぞっこんで、そういうバランスが素敵なカップルだなと。この2人の続きがあれば、是非読んでみたいです。
◆優柔不断は恋になる
先輩後輩もの。こちらは他の作品と比べても短い方だと思いますが、萌えツボを的確に突いてきてくれました。後輩である百瀬の属性がヘタレとなっているけれど、ヘタレなのはあくまで装備。実際、先輩である君島の気持ちを知ってからは、すっかり封印して少々強引なほど君島に迫っていきます。君島も、百瀬が本当に自分の体に欲情できるのか、鏡の前で考え込んだりするなど、ふとした時に思わず可愛い!と叫んでしまうような姿を見せてくれます。2人の掛け合いが見ていて楽しかったです。
題名と表紙絵に惹かれて購入
リンクする3カプのお話と短編が収録されています
ものすっごいコメディなのかな?と思いきや純愛だし
攻は愛すべきおバカだし
受は両想いなのに塩対応だし
思わずくすっと笑えてしまう場面ばかり。
メインのカプ以外の2カプもそれぞれ面白かった!
絵柄にクセはありますがはまったらクセになる面白さでした✨
電子書籍でセカンドがある!って事なのでさっそく読んできます!
えええ…紙書籍化もして欲しいです(*^^*)
「ばかの恋」
やりチン攻めの一途な恋心に受けもほだされたかな?受けを諦めようとやりチン街道を突き進んでとうとうマサチューセッツに結婚式を挙げに行くところでやっと。
受けのクールなところも良かったです。
攻めはお付き合いが始まるとデレデレで、でも大事過ぎて手が出せず。
なんかどこかで読んだような…。いやいや、とっても面白かったです。
友達のナオくんのストーカーをあっさり受け入れて楽しんで抱かれて恋人になるのも笑えました。
昔から素質あったんですね。そしてご両親も全然ウェルカムで。あっちゃんと弟の苦労がしのばれます。
アキくんと敷島さんのお話も良かったです。
流されて付き合っちゃダメだよー。
でも敷島さんの熱い求愛にアキくんも本当の恋を知って自分を受け入れられて。
でもコスプレは二十歳までだからな!ってやるんかい!そしてまだまだお付き合いするつもりなんだなとほっこりしました。
またストーカーのお話。なんやかんやで受け入れちゃう懐の深さ!一途なストーカーってファンタジーだと面白いですよね。
高校の先輩後半のお話。まだ好きだったんですね。後輩が先輩に色々言って怒って先輩が振り返った時に、やっとこっち向いてくれたって所がキュンときました。温泉でいよいよ?短いけど可愛いお話でした。
それほど期待せずに読み始めたのが、いい意味で裏切られてとても面白かったので、ややおまけ気味の神評価です。
中編の表題作と、短編がいくつか入っています。
お話が個性的で新鮮だし、漫画としてもうまいなと想います。
とにかくキャラ立ちが魅力的。
ばかの恋は、ヤリちんでモテ男だけどばか(執着ぎみの変人)な烏丸のお話。佐和に盲目的に恋しているが、ノンケだし成就の見込み無しと諦めていて、誰彼構わず関係している。でもいつもふられて佐和の元へ。
烏丸の言動があぶなおかしくて、ギャグテイストなので笑えます。
これは佐和もついに絆されるな、というほどの盲目愛っぷり。
他に、とんでもなくアホな子とそのストーカーの恋や、そのアホの子の弟が通う高校の先輩後輩でのお話、美人のアキに恋したおじさん、敷島のお話などが入っています。
高校生ものの、君島先輩と百瀬のお話も、ずっと好きだった攻めの方がヘタレ。再会して、大人になった先輩の方がやっと自覚して、というお話。
ばかの烏丸くんや敷島さんなど、いずれも、執着ヘタレ攻め。
きっと、自分の好きなように好きなものを描かれているんだなーと思えるような力のある作品ばかりでした。
最初Webで書かれていたということで、萌がつまっているのかもしれませんね。