• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作嘘と秘密でできている

千隼(18歳・大学生)
創介(29歳・会社員)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

29歳ゲイでネコの創介は、男が定着しないことを除けば楽しく気ままな日々を送っていた。そんな彼の元にルームシェア相手に追い出されたという年下の従兄弟・千隼が突然現れ、同居することに!!
送り迎えや家事と千隼の優しさにふれ、ほだされそうになるもゲイバレしたくない創介は、同居を断る。
しかし、なぜか千隼は知っていて…!?
「ゲイだってバラされたくなかったら、ここに置いて」と迫られてしまい、さらには「彼氏なんて作るな」との命令まで…。
豹変する千隼にゲイ嫌いだからだと思っていたけれど、それにしては態度がおかしくて――?

作品情報

作品名
嘘と秘密でできている
著者
村上左知 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537138887
3.4

(12)

(2)

萌々

(2)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
40
評価数
12
平均
3.4 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数5

ゆるやかなお話

もう少し、大人なシリアスな妖艶な雰囲気がある方が好きかな

この作者様の独特の優しい雰囲気のある男性は魅力的なんですが、どうも迫力に欠ける気がしました

カップルとしては、健気な年下攻めなんですけど男らしさとか逞しさが足りない
受けはなんとも煮え切らないと言うか、いつのまに絆さた?というか、それってちゃんと恋人に対する愛情ですか?といささか不安になっちゃうところもありながら、もうちょっとしっかりしてくれたらなーと思いました

全体的に柔らかいストーリー展開でした

2

タイトルは大事だけど

もっと大人なお話かなと期待していました。
主人公の創介は確かに29歳と年齢的にはいい感じ。
ただ、充実したゲイライフと言っているあたり、それなりに楽しく謳歌していると捉えてしまいます。
そのせいか、ゲイだと隠すことに対しての罪悪感とかをタイトルに当て嵌めてしまうと、少し違うような気がしてしまい。
従兄弟への淡い恋心もよくあることと。
重く受け止められないせいか、タイトルに惑わされ探ってばかり。
創介にも千隼にも納得できるような嘘と秘密がなく、今一つ納得のできない読後感となりました。

1

優しい嘘と秘密。それはきっと、全部顔に出てるから。

ふわんとした絵柄のままに。
ゆるーく、ふわふわと物語は進みます。
大学進学と共に、押しかけ居候して来た従兄弟の千隼。
なかなか彼氏と続かないまでも、気楽なゲイライフを送っていた創介は焦ります。
両親にゲイバレしたくない。もちろん、親戚である千隼にもバレたくない。
ところが、どういうワケか、千隼は創介がゲイだと知っていて…。
親バレしたく無ければ、居候させろと脅して来る⁈
脅されるまま、同居生活を始めた二人は…。

千隼が、学生で、友達とルームシェアしてたとはいえ、お料理上手。
ちょっ早で、創介の胃袋をまず掴んじゃいます。
そして、まぁ、イケメンはイケメンなんだけど、創介の片想いに終わった初恋の相手が、
自分の兄・千弘だと知っていて、ソックリに育ったことを『よっしゃー』と思っていたりする。
自分の初恋は創介なので‼︎ 10年もの間、初恋を拗らせていたのだ‼︎
後に分かるが、童貞だったりもする。
創介は、激ニブなので。千隼がゲイバレをネタに脅して来たことを、『ゲイ嫌い』だからと誤解したり。
千隼もさっさと告白しなかったりするので、ちょっとだけモダつきますが、
二人とも結構穏やかな性格なので、割とアッサリ解決します。
創介の飲み友達、光くんのアシストもあり、めでたし!
光くんはネコというので、千隼は最初っから心配はして無かったみたいなんですが、
光くんの言うには、三十路を境にネコからタチへ転向する人もいるんだとか。
『深刻なタチ不足』とは聞きますが、ホントなのかな。
けど、光くんは心の中で、創介くんの為ならタチに転向するのもアリだな、とは
思ってたみたいなので。それを言わないまま去って行くという。とても優しい子だったりする。
どうか、この子に救済措置を!
ところで、創介は、これまで「かわいげが無い。」と言われ続けてフラれてたみたいなんだけど。
終始可愛いです。その可愛いさを分かっているのが、きっと千隼と光くんだけっていう。
物語の終盤には、千隼が黙っていた秘密を告白します。
そして、描き下ろしには、まだ嘘と秘密が⁈
もちろん、大人の創介も小さい嘘をついていて。
二人が握っている、優しい嘘と秘密は、近々明らかになるでしょう。

ところで、散々フラれて来た創介ですが、元カレから近況をしつこく聞かれたりしている様子。
どんなクズと付き合ってたんだ⁈ と、思うのですが、そこら辺はスルー。
光くんにも注意されて、着拒します。

ラスト周辺には、そもそもの初恋、千隼の兄・千弘の恋と結婚を祝える気持ちになれていて。
穏やかに終結。ちょっと諸々飛ばし過ぎた感もあるけど、二人が幸せなら良いかなって感じでした♡

0

必死な11歳年下はカワイイ

高校時代、寝ている従兄の千弘兄にキスしたことで罪悪感を抱え、家を出てからは実家と距離をとってゲイライフをソコソコ満喫していた創介の家に、従弟の千隼が押しかけてくるお話。

創介のゲイ友の光に”創介と同じネコ”であることを確認したり、創介の初恋相手の千弘が海外で同性婚したけどネコである事を何かと口にする千隼。
千隼の台詞に”ネコ”がめっちゃ出てきましたね(笑)

周りを牽制したり必死に料理で胃袋掴もうとしたり可愛い千隼にホッコリさせられましたが
序盤にめっちゃ必死に千隼を追い出そうとしていた創介の千隼に心惹かれるまでが若干早く感じてそこまで萌えきれなかった部分がありました。。。

0

盛り上がりに欠けて…


年下イトコ×ゲイの約10歳差CPです。

攻めには兄弟がいて、その兄の方に片思いしていた受けに片思いしている攻め。
攻め兄←受け←攻め本人(弟)です。

田舎から都会に上京した攻めは、受けの家に押しかけて住まわせてほしいとお願いしますが断れ、「ゲイなのをバラす」と脅して同居がスタート。

とはいえ、脅しなんて可愛いもので甘々です。
兄に嫉妬したり、受けの友人にヤキモチを妬いたり…受けのためにご飯を作ったりと必死な攻めが可愛い。

ゲイライフを楽しみたいのにネコだとモテない受けが、攻めに一途に思われて絆されていきます。

ハピエンで良かったのですが、お話のパンチが弱めで私には物足りませんでした。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP