マリリン102さんのマイページ

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女性マリリン102さん

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今年度322位

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すべてがつまってる

ホントに良かった。
甘々で、爽やかで、温かで、可笑しくて、可愛い。チャーミング。

ベリ子先生の作品に流れているものが、この作品に詰まっていました。

天才かっ!

クズがただのクズで終わらない

このクズがぁ~

という気分。

阿部先生の作品には、ちょいちょい出てくるヤツラ。

「ホンマにアカンやっちゃな、お前は」

下巻は三人三様て、そんなオトナたち。

彼らはいわゆる爛れた関係です。
そして、それを平然と受け入れるというか、お互いの関係性に深く悩んだり、傷ついたりしない。
まあ、美味しいとこどけ、幸福感に溺れる。

その様はオトナで強くも見えるけど、ズルいと感じる人もいるでしょう。
 
イヤなものを見ないのは、弱いから。
怖いから考えないのかもしれない。

そして、突然の別れ。
後味の悪い別れ。

残された二人は、人の縁を結ぶ仕事をすることになる。

本作をBLではない、という方もいらっしゃるでしょう。

でも、この人間と人間の関係性は、異性愛では、きっと描けないと思う。
こういう作品が描けるキャンバスの奥行きがBLだと改めて感じました。

阿部先生の作品は、自問自答するというよりも、人が人と出会い、交流するなかで、ジワジワと、成長したり、優しさを表現できるようになったりと、変化していく。

クズがただのクズでは終わらないところが好きなので、今作は大満足だった。

もちろん、続きも読みたいよ!

匠の技

坊っちゃんの表情は、感情が漏れてくるみたいで、しみた。

スローな純愛物語。

暮田マキネ先生の「はじめて〜」もそうだったけど、いろんなカップルのLOVEを描いてきたベテランの先生方が、ここに来て、ピュアピュアで、真っ直ぐな作品を発表されている。
匠の技が詰まっているから、心掴まれた。
長いシリーズに期待です。

幸せな気持ちが続いて良かった

少し幼さが残る高校2年生。黒澤。
家族不在の毎日もきっと愛情深く育ったのかな(と信じたい)。
ひとりでいたい人。でも、学生中は「みんなでぇ」が基本だから、心地悪い(のだろう)。周りから浮いてるのかまではわからない。
新担任の吉岡先生は、完璧な隙のない大人に見えて、「好きじゃないかも」が、第一印象。
でも、そんなに生真面目じゃないんだ! と気づき気になる存在に。

吉岡先生は外面聖人(星人)で、毎日気を張っているのかも。それを見透かす、黒澤の真っ直ぐな瞳と言葉に、居心地の良さを感じている。

黒澤が自分に惹かれていることに気づいてはいるものの、、、

静かに物語が流れていく。
小さなアクシデント。
溢れる感情。

悲しいことが、起きなきゃ良いなと、祈りながら読んだ。
ハグが誰かに見られたりしない?
引き裂かれない?

結論。

そんなドラマティックなことはないけれど、高校教師と生徒は、その間に引かれた線を大きく超えはしない。
当たり前の当然のお話。

で、時は流れて5年後の再会。
一気過ぎる!

ここから大人のふたりの恋が始まる!
続き読みたい。
甘える吉岡先生たくさん見たいなぁ。

映画「CLOSE」では、主人公のバストアップが多くレオの視線が、言葉を超える力があったが、黒澤の瞳の力は、それを思わせた。
だから、心の何処かで映画「CLOSE」のような、暗転をイメージしちゃったのかも。
(余談ですが、この映画ホントにオススメです!)

幸田先生の作品だからね。そこは心配無用だったな。
それでも、公園からの帰路。保健室からの帰路。心震えました。

はやく、次の作品読みたいです!

青い春だから、人生の真髄を語れる

シリーズ五冠目。
5巻目なんだけど、冠でも問題ないのよ。

じゃのめ先生、アニバーサリーをともに祝い。本当におめでとうございます。まだまだ通過点ですから。これからも期待しています。

全ての作品が大好きです。

さて、本作冒頭。
「オイッ、まだ2年だったか!」とびっくり。
丁寧に描かれているからこそですね。

前半の「あの市川が、スランプ?」事件から始まり、真央と寿、それぞれがお互いに悩みを抱え、でも、ちょっとしたことでばれてしまうが、逆にそれでまた、絆が強くなる。
真央から見た物語が前半で、後半は寿のモノローグ。彼の抱えた孤独がチラリと見える。

そして、演劇部な密着する映画部。
「これって、人生に似ている」と語れるのも、真央が高校生だからかもしれない。年齢を重ねたら、もっといろいろ言葉を重ねすぎるから。

真央が愛を知るときもそう。
まっすぐな理屈じゃないのよ! が溢れていて。

映画部も演劇部も、仲間同志、感情をぶつけて、わかり合おうとする。

60歳の私は、彼らのようにはもう語れないかもしれない。でも、彼らの言葉に胸が熱くてたまりません。
泣いちゃうよね。
人前でも、感情爆発させて泣いていたことを思い出す。

今シリーズは確かに登場人物が多いし、スピンオフのカプ以外もキャラが立っていて、いつ誰のストーリーが始まってもおかしくない。

あぁ、永遠の2年生でいてください。
でも3年生も、大学も、早く社会人も読みたい!
2巻は来年夏。
1年なんて長すぎるけど(コミック派)、夏が来たら、すぐ師走だから。心して待っております。

こんなに素敵なお話、読んだらみんな、「じゃのめ先生ありがとう」と言いたくなりますよ。

エンドロール後も見逃せない

独自の世界観での物語ですが、今生きてる人たち、みんなに響く内容だった。
可能性は大きくて、目標や夢、やりたいことが人を強くしてくれる。
なかなかやりたいことが見つからない人も多いと聞く(うちの三人の20代の姪っ子も)。
でも諦めてはいないか?
そんな問を自分に向けるきっかけになった作品。
背負う現実の厳しさ、環境。
ゆるして。
そう吐露出来ない人もいるだろう。
許すよ。
その一言で、自分の世界観や視座が変わるのかもしれないとも思いました。

で、ここから先の奮闘も読みたいし、ラブいちゃも見たい。
でもコミック最後の見開きに、サラリと未来が描かれていて。
やられました。
映画のエンドロール後に隠されるストーリーのように。

こうやって終わらせてくるところが、山田ノノノ先生らしい。

次回作が楽しみ

愛が深い

とにかく、優しさが染みわたる。

付き合いはじめたふたりが、すれ違ったり、誤解したりで、ギクシャクや衝突があり、愛を確かめて、深まっていく……みたいなのが、2巻目の王道だったりすると思う。

でも、今作はただただ愛に満ち溢れているので、ヤキモキやヒヤヒヤもなく(少しはあるかも)、多幸感に浸っていられた。

アホなエロがしみじみしみる永遠な愛に

ほのぼのアホなエロから始まり、力強い愛の絆に。もうふたりに会えないのは悲しすぎる

藍ちゃん男前!

大満足。
トロけてる藍ちゃんの可愛さ。
会社ではおっとりだけど頑張り屋さん。
ベスト姿がホントに彼らしい。
おっさんへの愛が募る様子はなんだか力強くて。

そして、本編後半の藍ちゃんの行動力は、男前でした。藍ちゃんのこういうところ大好き。

ヤクヨメ♂ コミック

アオネ 

エロで、泣けた

かわいすぎる嫁。
エロエロな夫夫。
ぶっきらぼうで、優しい夫。

家族の絆に泣けた。