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女性ゆきのみちさん

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お仕事BLの名作です!

原作を積読したままコミカライズを先に読んでしまいました。

はっきり言って名作です。さすが一穂ミチ先生。
原作絵のイメージも強かったのですが、ユキムラ先生の絵が綺麗で可愛くて、違和感なく読めました。

イケメンで真面目、清潔で温厚な人気アナウンサー・国江田計には別の顔があった。実はプライベートは全く真逆で口が悪く態度も最悪。普段着は着古したジャージに眼鏡とマスク。でも、その姿を知っているのは親くらい。心を許せる人も場所もない。ところが仕事で知り合ったアニメーション作家の都筑潮と、プライベートの姿で遭遇してしまう。

アナウンサーの国江田と、プライベートの国江田が同一人物だと気づかないまま交流を深めていく都筑は、どちらにも惹かれている様子。それを面白いようで面白くない国江田。でも、誰にも知られていないプライベートの姿で渡り合える都筑との時間が何だか落ち着くようになり…。

そんな中、アナウンサー国江田に大きな仕事が舞い込んでくる。

…というところで、1巻は終わり。
いやーーーー生殺し状態です。1巻を買ってみたい方は必ず2巻一緒に買ってください。後悔しますよ。

国江田のプライベートな姿は、一体こんな奴のどこに惹かれるんだい?と都筑にツッコみたいくらいなんですが、その自由な姿が可愛いんでしょうね。きっと。

あまりにコミカライズが面白いので、速攻原作も読みたくなりました。

あっさりさっぱり

メインは『きみと図書室で』3話、その番外編のような『センパイ、空気よんでください』が2話、が収められた一冊。

本来なら『きみと〜』がタイトルになりそうだが、インパクトから『センパイ、〜』が選出されたのだろうか。

『きみと〜』は図書室で知り合った学年一のモテイケメン・染谷(1年)と、図書委員で美しい顔を隠している訳ありイケメン・二村(3年)が、紆余曲折あって付き合う話。

染谷目線と二村目線で話数が分かれて描かれているが…、うーん、いまいちパットしない。両目線から丁寧に描いているはずだし絵は悪くないんだけど、なんだか全てがあっさりさっぱりしてるので、心の奥まで入ってこない感じがする。勿体ない。

『センパイ、〜』は、『きみと〜』の付き合っている2人が図書室でキスいているところを偶然見てしまった、二村の事が好きな図書委員・藤江(3年)と染谷の友人・田尾(1年)の話。

藤江が二村を諦められるように作戦を練る中、いつの間にか…的な、よくあるパターン。こちらも結構あっさりさっぱり。

なんだろう…。みんな惚れやすいなぁ…という印象が拭えない。ぐっとくるシーンが1つでもあれば、もっと印象が変わったかな。

絵は可愛くて好みなので、他の作品に期待したい。

カム トゥ ハンド コミック

 

何度も読み返すほどの名作!

久しぶりにハマった作品で、ここ数日何度も読み返しています。何度読み返しても素敵で飽きない。

世先生のデビュー作だそうで。
デビュー作でこの完璧さ、凄すぎます。

彫師・嵐のタトゥースタジオ前で行き倒れていたところを助けられた高校教師・美晴。偶然出逢った2人は会うたび少しずつ距離を縮めていく。だけど惹かれれば惹かれるほど何かが引っかかる。その違和感から一歩進めなかった美晴。そんな中、10年前の新任時代の同窓会に招待されてー…。

実は嵐は教え子だった。という結末までがエピソード2。ここまでの流れが素晴らしすぎて本当にヤバい。胸がギュンと締め付けられる。実は高校時代、嵐は美晴に恋をしていた。でも叶わない恋だと諦めた。しかし『また』出逢った。これを知って読み返すと、途中に出てくる嵐のセリフ「へぇ」が重い重い。重すぎて、ここで覚悟決めたな感が強い。良い。

エピソード3からは、お付き合い後になるが、特に大きな問題は起こらない。穏やかで、平和で、ゆっくりと寄り添っていく2人が丁寧に描かれている。ずっと幸せを貰える。まるで初恋が実ったような充実感に溢れている。

心から『ありがとう』と言いたくなる作品だった。
幸せをお裾分けされたい方に、おすすめ。
これからも何度も読み返すと思います。

まだ始まっていない初々しさが良い

作家買い作品。

どちらかといえば陽キャな順平と、逆大学生デビューな礼央のキャンパスストーリー。

大学に入学して早々、あまり良い出会いではなかった2人だが、実は同じ高校の同級生だったことが判明する。

高校では接点のなかった2人が、徐々に友情を育んでいく様は、微笑ましいの一言に尽きた。

そこからさらに、友情じゃなくてこれは恋!?となるのは王道パターンだが、古矢先生の細い線の美しさがそれを切なく際立たせている。

紆余曲折あって、くっつきそうで、まだくっつかない2人。友だちと恋人の狭間なまま物語が終わるのもとても良かった。

続編が出ているらしいので、そちらも読んでみたい。
続編はさすがにくっついているのかな。

好きなひとは好きだけど

星倉先生の本なので、可愛い系かなーと思いきや、謎のホラー展開!!え?あ?そっち系なの!?とびっくりした一冊でした。

メリバとかは嫌いじゃないんだけど、こーいうのはなー…。気持ちが萎えるというか何というか、モヤモヤした気持ちが残ってしまいました。

いっそのところ、「○○したい」と不明瞭になってるとことか、実現して、例の宝箱にでも詰めて貰った方が、ハッピーエンドとして納得出来たかも。

曖昧な感じが好きなひとは好きかもしれないけど、ハッキリしてほしい人には、ちょっとオススメ出来ません。

両想いなんだけど、想い方がお互い違い過ぎて、チグハグな片思いにも見えました。

ただ、医者同士のカップルという点だけは、最高です。

え!?めっちゃおもろいやん!!

初読み作家さんでしたが、とんでもタイトルと綺麗な表紙絵に惹かれて購入。

ちょっと面白ければまぁいっか、程度の気持ちで買ったのですが、なんとこの購入、大成功でした。

タイトルからしてギャグかと思いきや、ちゃんと歴史ものだし、転生ものだし、で。
絵も綺麗で可愛らしい。
史実通りとはいかないものの、それなりに雰囲気は出てるし、色々と細かな設定もありで、めちゃくちゃ面白かったです。

てっきり1巻完結かと思いきや、まさかの続き物。いいとこで終わっちゃって続きが気になってしょうがないです(笑)

最初の展開や出逢いこそ唐突だったものの、続き物ということでじっくり丁寧に書かれているのも◎です。

歴史上、実際デキてたという噂もある、織田信長と森蘭丸。今後の二人の行く末が楽しみです。

ピュア過ぎて、ある意味困るよ、ほんと。

えだなか先生、初のコミックスのようです。当然初読み作家さま。絵は表紙絵通り、割と線細めと太めのバランスが良く綺麗めで読みやすかったです。

クラスのムードメーカーワンコ系男子・川井と、寡黙なシャイ男子(しかも王子様系イケメン)北瀬が、お互い恋を自覚するまでのお話。

帯にジリキュンラブストーリーと書いてありましたが、本当にその通り!どころか、焦れすぎて焦れすぎて、何も起こらない!(笑)

自覚するまでをじっくりといえばそうだけど、ありきたりな話だし、大きな何かがあるわけじゃないので、割と長く感じてしまうのが勿体なかった。

それとどうしても設定が無理すぎる。中学から陸上大会で結果を出していた2人が、陸上の強豪ならまだしも、新入部員2人だけのような弱小高校で再会するなんて、ちょっと雑では?と感じたり。(陸上はどこでも出来る的な発言があるけど、環境と設備は大事だよ?)北瀬は「進学優先」といいつつ、何故か一人暮らししてるし。バックボーンが語られ過ぎなくて、ちょっとモヤモヤしたまま終了しました。そこらへんちゃんと回収出来てたら、もっと楽しめたんだろうなー。残念。

ただピュアっピュアなのは間違いなし!
深く考えずにピュアピュアしたい人にはオススメです。
ピュアピュアだけなら萌2だけど、伏線回収出来ないモヤりの方が強かったので、萌1で。次回作に期待します。

ギャップ萌を通り越したイケメンを味わうべし

思ってたより評価が低いけど、個人的にはとっても面白くキュンキュンしました。

問題児と優等生、先生に言われて仕方なく接点を…というストーリーは確かにありきたりだけど、この話はそれだけじゃないんですよ。

まさかね。顔は良いけど、女たらし・口悪・適当などと、どうしようもない感じの問題児が、可愛いわんこ系攻めになるとは思わないじゃないですかっ!!(笑)

完全なギャップ萌でした。そしてその可愛くなったキャラが、まったくイケメン顔に似合わないんですよ。ギャップ萌を通りこして、もう言葉が出てこない(笑)

本当の自分の姿とか、初恋とか、色んな物を早急に習得したイケメンは、こういう変化をするんだな、と新しい発見でした。

本も分厚く話数も多いので、それぞれどんところに惹かれたのか丁寧に描かれているのも良かったです。

ただし、エロはまったくありませんので、それ目的の方にはオススメ出来ません。単純に何も考えずキュンっとしたい方にオススメの一冊です。

ヤクザっぽくないヤクザのラブストーリー

まちのパン屋さんとパン好きなインテリヤクザのラブストーリー。想像以上に可愛らしいもので面白かったです。

ただただ残念なことが〜。
画力が作品に追いついていない。

すごく表紙はキレイなのに、内容は下手めな同人誌に当たった気分でした。同人誌なら許せるけど、プロを名乗るならもう少し向上してからにするか、作画は別にするべきだったんじゃないかな。話が良かっただけに、めちゃくちゃ勿体無いです。

ただ主人公の顔だけは、最っ高にイケメンで良く描けてました。

感情を語る部分が少ないので主人公の恋心が分かりづらいですが、身体から始まって、いつのまにか必要になってった…って感じかなと思います。パンと拳銃と快楽を目的に通っていたけど、だんだん通うことが目的に変化が…、と感じなくもないです(笑)

最後のオチはわりと定番ですが、ヤクザと知ってもパン屋さんが怖がったり怯むことなく向かってくるのは、納得が出来て良かった。

ヤクザや喧嘩シーンが苦手な方も、そんなに気にせず読めると思います。私も血が出るシーンは苦手ですが、気になりませんでした。そこは画力に感謝かな。

とても丁寧に描かれている初コミックスです。

店員さんがゲイしかいない美容室が舞台になっている読み切り集。
絵柄が可愛くて買った楓木まめ先生の初コミックスでしたが、なかなかの当たりでした!

学生時代、付き合っていたと思っていた男(親友)にフラれた経験を持つ春臣は、美容師の兄にしか心を開いていない。そんな春臣は、兄の美容室で働く明るくてグイグイ話しかけてくる店員・八木が特に苦手だった。けれど偶然髪を切って貰った事で、八木と仲良くなる。それをキッカケに春臣は、自分が少しずつ変わっていくことが不安になり…。

ストーリーはありきたりのように感じますが、絵・言葉1つ1つが丁寧に書かれているので、グッとくるものがありました。

表題作に加え、他2作が美容室関連の話です。+して表題作の書き下ろし作品もしっかり入ってます。それだけで何だか得した気分になれる(笑)

そして絵やキャラクターがとても可愛くて、キャラクターの1人1人が魅力的なのもオススメです。

エロさ…は、そうでもないかな(笑)

派手なエロさはありませんが、ちゅーの描き方がエロチックな作家さんだな、と思いました(笑)

そこもまた魅力です♡