ふたりのライオン

futari no lion

ふたりのライオン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神33
  • 萌×222
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
9
得点
276
評価数
69
平均
4.1 / 5
神率
47.8%
著者
古矢渚 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784344843974

あらすじ

人懐っこくおおらかな順平が入学早々のキャンパスで出会ったのは無愛想な男・礼央。言葉を交わすうち、礼央が同じ高校出身で当時「裏番」と恐れられていた「鬼獅子」だと分かる。誤解から遠巻きにされていた孤独な日々から脱するべく、遠方の大学に入り友達を作ろうと努力する礼央の、初めての友人となった順平だが、やがて礼央に対して友情以上の気持ちを抱くようになり……?

表題作ふたりのライオン

宍戸 順平(大学1年生)
鬼塚 礼央(大学1年生)

その他の収録作品

  • (描き下ろし)前途洋々?
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数9

無愛想な受けの表情が崩れる時

 周囲に勝手に怖がられて性格を誤解されていた男子が、本当の性格を理解して優しく受け入れてくれる相手を見つけ、だんだん心を開いていく姿って素敵だなぁと思いました。結構ページ数が多いですが、実際に読んでみると台詞やモノローグはさほど多くなく、宍戸と鬼塚のやり取りに絞って描かれているので、中弛みなどはまったく感じないほど読みやすかったです。

 宍戸と鬼塚の友人関係は中盤まで超健全で、私も初めて親友と呼べる存在を得られた鬼塚のことを純粋に喜んでいました。宍戸が鬼塚にそういう感情を抱くようになってからは、少し距離が離れてしまう2人。でも、その期間もそう長くはなく、鬼塚が男気を見せることですぐ解消されます。鬼塚が宍戸を守ったシーンも良かったけれど、私はやっぱり病院で以前助けた男性に温かい言葉をかけられ、ぐっと感情を堪える鬼塚の肩を宍戸が抱くシーンが大好きですね。この時鬼塚は初めて祖父から教えてもらった強さと優しさを自分が両立できたんだと認められ、自分を本当の意味で好きになれたんじゃないかなぁと思います。男同士の友情の要素だけでも十分満足感のある作品でした。

0

古矢渚ワールド

今回も古矢渚先生の世界だな~という安心感で読み進めていきました。
ゆっくりと距離を縮めて恋に発展していく2人の関係がたまりません。そして最後まで健全であるのも先生の話の魅力だと思っています。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

攻めの宍戸は、福耳が特徴なおおらかだけれど年相応だなという印象。顔を見た事があるような?というだけで鬼塚に話かけられるコミュ力の持ち主です。
鬼塚の事が好きかもと自覚し、もんもんとしてその感情に戸惑う様は恋しているな~とこちらがちょっと小恥ずかしい気分になります。

受けの鬼塚のクーデレ感がたまらなく可愛かったです。
あと地毛が茶髪で今は黒染めしているところがなんだかいじらしい。高校の時とは印象を変えようと頑張っている彼の、無表情とは似合わないいろいろな努力が垣間見られます。

行動パターンは宍戸から鬼塚へという構図が多かっただけに、最後に鬼塚が動いたときは、おっと思いました。流されているだけの人ではなかった...
古矢渚先生の受けは天然に見えて男前なところも魅力だと思うので、そこが今回も楽しめて良かったです。

1

恋の始まりを丁寧に描いた作品。

キスまでの関係――恋の始まりを描くプロ 古矢先生の最新作です。
今作も、2人の距離感が素晴らしい……

友達として接したい、でも 好きになってしまった……
いつも明るく、誰とでも直ぐに仲良くなってしまう性格の順平くんが、悩む姿――用事があると嘘をつき、部屋で礼央くんから貰ったガトーショコラの最後の1つを食べる場面が、印象的です。

このお話は、描き下ろしでキス アニメイトさんの特典で順平くんが告白をする場面が描かれているのみで、2人は「恋人」と断言出来るような関係ではないことが分かります。

もし、2人がお付き合いを始めたら……
2人の甘いお話も読んでみたいです。

1

徹底されるクーデレぶり

作家買いです。
毎度H無しでありながらどれも心に残る作品ばかりで、今回も案の定心つかまれました。

ようやく出来た友達にそれ以上の感情を持たれている…
それを悟られないように鬼塚くんとの距離を作り始める宍戸くんが、愛しそうに勿体なく感じながらガトーショコラを食べる姿が可愛い。
そしてとにかく鬼塚くんのクーデレ具合がたまりません。
もうそれ宍戸くんのこと好きなんじゃん…
と思うセリフがちょこちょこ出てくるのに、最後まできちんとした表現はなく、またそこも最後まで鬼塚くんのクーデレが活きていて可愛い。
リーフレットの内容もめちゃくちゃ大好きです。

鬼塚くんと宍戸くんがちゃんと正式にくっついて、
カップルとしてイチャイチャしていく
この先の話を見てみたい…

2

超絶胸キュン~

”友達”を求めてる鬼塚に対して自分の気持ちを後ろめたく感じちゃう宍戸に切なすぎて胸キュンが止まらなかった。。。
鬼塚に貰ったガトーショコラを勿体なさそうに寂しく食べる姿なんてほんと胸が締め付けられるほど尊かった!

学部が違い「最近なかなか会えないな」と思っていた鬼塚が「避けられてる」と確信した時の怒った顔がまたなんともかわいくて。。。。友達遣って呼び出した後のシーンはドキドキハラハラでした!!

終わり方はなんとも可愛い〆だったので、これからの二人を想うとニヤニヤが止まりません!

1

福耳のおかげ

誰とでも仲良くなれる攻めが誰とも仲良くならないような受けをかまうお話、
好きなんですよねー!!!
順平が垂れ目で髪の毛元気な感じもすごくいいし(福耳含むww)
鬼塚がほぼほぼクールだけど順平に見せるたまの笑顔がツボ!!
そして何が最高かというと、渚さんの攻め視点展開です……!!!
色んな友達と仲は良いけど鬼塚には何か違うものを感じ始めて
戸惑いながらも自覚した時のあの表情ときたら!
んぁああああああー!!!って両手で頭抱えたまま叫びたくなるくらい好きで
恋ってなんかこう…………もだもだしますね……。
鬼塚は支えてあげたいようなタイプじゃないところがまた高ポイントです。。
性格もサバサバして男気のある受けが大変好ましいので。
お顔に幼さが多少残っているところがギャップ。

今回のお話的に闘うシーンは不可欠だったんでしょうけども
二人に痛い思いさせたくなかったなぁって思ってしまいました。過保護か。

あと渚さん作品恒例の味のある心優しき脇役のみんな!
描き分けも性格もわかりやすくて流石です。

描き下ろしでようやく触れるだけのキス、奥手なんだから順平ちんは!!
むしろ鬼塚からぐいぐい迫ってくれてもいいような…。
いや、男を見せる時が近々来ると信じてるよ宍戸順平!!!

0

いいものに出会えたな……とじんわりくるお話

表紙でこれは買わないといけないやつと即決。

暗がりで一人音楽を聴いている礼央に、陽が差す方向から順平が話しかけている。そしてイヤホンを外す礼央に光があたる。

お話を読んで、改めて良い表紙だなと思いました。
暖かい柔らかな色も含めて、この1冊の物語が上手く表れています。


人を好きになるってこういうことだよなとしみじみしてしまいました。
それくらい順平が礼央に惹かれていく様子を丁寧に描いています。
何かのきっかけで一瞬で恋に落ちる!というお話も素敵ですが、実際はゆっくり好きになっていく方が多いのではないかと思います。
そんなどこかで起きていてもおかしくない恋を間延びせず描き、まだくっついてもないのにここまで満足度が高いとは感激です。


順平がコミュ力の塊でリードしていくのかと思いきや、後半では礼央にブンッブン振り回されていてとても愛らしかったです。
二人が付き合い出して、どんなカップルになるのか、どんないちゃラブをするのか、とても気になります。

2

不器用でおぼつかないけど。くすぐったいのは恋のはじめ。

作者は「逆大学デビューみたいな」と書いていますが、
充分、「大学デビュー」だと思われ。
勝手な噂が付きまとい、喧嘩好きの裏番長だと恐れられ、友達が出来なかったという礼央は、
同じ高校出身が居ない県外の大学に進学して、心機一転、大学生活を楽しみたいと願っていたのに。
偶然にも、同じ高校出身の順平にその事を知られてしまう。
ただ、順平はその噂を詳しくは知らなかったし、大らかな優しい男なので。
「それなら手始めに、俺を友達にしない?」と誘う。
高校生活を友達と楽しく過ごす、という経験が無かった礼央の、おずおずとした「初めて物語」が
可愛くて♡ 友達と帰り道ご飯。用が無くても話しかける。ライブハウスに音楽を聴きに行く。
そして、その事を話す…。どれを取っても礼央にとっては初めてで。それが嬉しくて。
その照れくさい様子を見ては、胸がきゅん♡ としてしまう順平。
自分のそのきゅん♡ に動揺してしまう。それは、無自覚な恋のはじめ。

順平が道で出逢った猫を可愛がるのを見た礼央が、一生懸命、つっかえながら、頑張って、「猫を預かってるから、家に見に来る?」と、誘うところがとても好きです‼︎
頑張ってる事を知って、順平も心の中で『頑張れ!』と、思いながら言葉を待ってる。
この時、二人共にまだまだ無自覚っていう…。いや、始まってるのにっていう。
可愛くてたまりません‼︎ だってねぇ、家に帰って礼央は猫に「おまえ、すごいな。」って、話しかけてますもん。これはー、猫をダシに誘う手口(‼︎)に他ならないんですもん。
遊びに来た順平は、意外にも礼央が料理上手な事や(出来た嫁になる可能性大アリ♡)偶然遊びに来た、幼馴染や礼央の妹ちゃんとの仲の良さを見て、礼央の人となりを知ることに。
そして、幼馴染の亮二さんから、「礼央は、対等である事に飢えている」と、こっそり聞かされます。
そう、対等に友達として。礼央を大切にしたいのに。順平は自分が礼央を好きになってしまった事に今更だけど気付いたので。意識しまくって、結果、避けまくります⁈ 分かるけどー‼︎ やめたげてー‼︎ っていう。だって。よくあるBLあるあるみたいに、順平は、礼央で妄想したりしてるワケでは無いんですよー。(描いて無いだけで、したのかなぁー。)むー。避けられている事に傷付く礼央。

いつも順平とつるんでいる昴に頼んで、二人きりで話そうとする礼央でしたが…。
礼央が、言い訳をして来なかったばかりに逆恨みを買っていて、
過去の因縁をつけに来た輩に襲われてしまいます。
そこに巻き込まれるカタチで怪我をする順平。
礼央の腕っぷしや格闘の強さっていうのは、喧嘩では無くて。
人を助ける為のもので、お爺さん(ハーフで、元軍人!)譲り。
強さとは、優しさということ。
礼央は、ただ可愛くて、愛される存在では無くて。とても男前なんですよね。
なので、終盤、順平の気持ちを悟った礼央は、男らしく
「頑張ってみれば? たぶんいけると思うぜ。」なーんて、応えるのです‼︎
きゃー。礼央ってば、可愛い♡も、カッコいい!も、両方‼︎なんです‼︎

ラストには、噂の元となった人助けの件も回収されて。ここでも礼央の「強さと優しさ」を
目の当たりにする順平。こんなん惚れてまうやろー‼︎ です。

描き下ろしにて、タイトルの意味が明かされます。
そして、エッチは無い‼︎無いんだよ‼︎ 別に良いけど。
多分ウブい二人にとっては、それは当分先のこと。(遠い目。)
けれど「時間の問題だな。」と、ここでも男らしく礼央が発言してるので。(きっと男前受け。)
ワンコ順平は、必死でむしゃぶりつくでしょう。

優しくて可愛くて。心穏やかな恋のはじめの物語でした♡

7

強くて優しいライオンたちの、あたたかいラブストーリー

古矢渚先生、ずっと気になっていた作家様ですが、こちらが初読みになります。

他県の大学に入学した順平は、キャンパスで無愛想な男に出会います。
何故か自分を避けるようにするその男のことが気にかかる順平。
ある日無愛想な彼が落とした学生証から、同じ高校で裏番『鬼獅子』として恐れられていた『鬼塚礼央』であることがわかり…

礼央は髪色を変え、悪い噂が飛び交う地元を離れ、誰も知り合いのいない土地で一から友達を作り、楽しい学生生活を送りたいと思っていたのです。
そこに現れた自分の過去を知る同じ高校出身の順平のことを礼央は警戒しますが、コミュ力が高く人懐こい順平は、礼央の意外な一面に絆され、興味を持ち、
「なら手始めに俺を友達にしない?」
と、提案します。

そうして友達になった2人。
友達慣れしていない礼央の「友達付き合いの初めて」をたくさん貰ううちに、順平は礼央と過ごす時間をたまらなく愛しく感じ始め…

礼央に対して友達以上の気持ちがあることを自覚し始める順平。
酔った礼央についキスをしそうになったりと、そんな危うい自分の気持ちに戸惑う姿に好感が持てました。
恋の始まりのきゅんきゅんした想いと、男友達に抱く感情に戸惑い揺れる心…
そういうところが丁寧に描かれていて、たまらなく萌えました…(〃ω〃)

線が細く一見強そうには見えない礼央ですが、元軍人の祖父仕込みの格闘術を身につけているため、これが本当に強いのです!
高校時代、ホームレス狩りの現場に出くわし人助けをした場面を目撃され、あまりの強さから、噂がどんどん尾ひれをつけてひとり歩きし、いつしか『鬼獅子』として恐れられるようになっていた礼央。
しかし礼央は、一匹狼のようでいて実は心は孤独でした。
礼央の昔語りは見ていて本当につらかった…
幸せになって欲しいと心から思った。

友達として順平に出会えたことに感謝する礼央と、友達以上の想いに気付いてしまった順平の、微妙な均衡。

礼央が楽しいキャンパスライフを送ることは嬉しいのに、他の友達と一緒にいるところを見るとチクリと嫉妬に痛んでしまう心。
友達として側にいるべきなのに礼央に恋心を抱いている自分への罪悪感から、つい距離を置いてしまったり。
そんな順平の心理描写が細やかで、「わかるよ、わかるよ…順平ホントいい奴だなぁ…」と、感情移入しまくりで読みました。

そしてそして!
過去の逆恨みから暴力沙汰に巻き込まれた2人。
トラブルは回避するも、勢いで口を滑らせて告白してしまった順平に対し礼央が言ったセリフと表情があぁぁぁ!

それはここには書きませんが、めちゃくちゃドキューーンと心臓に突き刺さってヤバかった…やっぱ礼央ってカッコいい…(*ノェノ) 小悪魔め!

絵柄もとっても好みでした。
寛大で優しそうなタレ目の順平と、無愛想でクールな黒髪美人の礼央。
好対照でお似合いの2人にこれまたキューン♡としまくりでした。

古矢先生の世界観って、等身大で穏やかでとても素敵ですね。
キスひとつに込められた萌えの破壊力を感じた一冊でした♪

6

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