群青のすべて

gunjo no subete

群青のすべて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神63
  • 萌×232
  • 萌15
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
16
得点
492
評価数
118
平均
4.2 / 5
神率
53.4%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784758074926

あらすじ

中1から高2までずっと同じクラスだった牧原快(まきはらかい)と水代漣(みずしろれん)。
でも高校生活最後の1年で別々のクラスへ。
変わりなく流れていく日常に、小さな波紋が生まれて…それはいつしか
隠していた気持ちを芽吹かせる。

言いたくて、言えなくて。
心のずっとずっと深いところにいた気持ちが出した答えは…

男子高校生の声にならない恋と青春の軌跡。

表題作群青のすべて

? 攻受不明/ 牧原 快
? 攻受不明/ 水代 漣

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数16

もう少し葛藤があっても良かったかな

 おふざけでBLごっこをしちゃう系男子、ちょっとリアルっぽくていいですね。私が中学生の時もそんな男子がいたなぁと思い出しました。何年間もクラスが一緒だったのが初めて違うクラスになって、今まで当たり前だった日常の風景が少しずつ変わっていく寂しさがよく伝わってきました。学生時代のクラス替えって本当に大きい変化をもたらしますからね。

 全体的にはとても爽やかな雰囲気で読みやすかったです。ただ、あんまり萌えはなかった気がします。どうしてもメインの快と漣の間に温度差を感じてしまうんですよね。快の心情は丁寧に辿られていて、漣に恋愛的な好意を持ったきっかけもクラスが離れて余計に自分の気持ちを自覚していく過程も、非常に共感できました。

 一方の漣は、快の呟きや告白でその気持ちを知ってから相手を意識し出すんですよね。別に漣はゲイでもないし、隠されてきた快の気持ちに気付かなくて当然だし、それは構わないんです。でも、親友として、自分の青春に必要不可欠な存在として快の大切さを意識したのであれば、まずはそこから考えるのが自然じゃないかと思ってしまって。親友のままじゃ本当に駄目なのか、駄目なら自分は同性の快と本当に恋人として同じ熱量で付き合えるのか、というように段階を踏んでもっと悩むものなんじゃないかな、と。そういう葛藤が少なく漣の受け入れ方がスムーズで、あっさり恋人になってしまうのがちょっと残念でした。

0

Boy Meets Boyの物語。

「青春」は青い春と書くけれど、まさに熟していない青くて瑞々しい一瞬の時期を切り取った作品。
私が思い描く切なさやピュアな空気感がギュッと一冊にまとまっていて、男子高校生の友達同士のじゃれあいや、距離感、空気感の描き方が秀逸。
受け攻めも不明で、そもそもキス止り(それも軽くちゅっとする程度が一回)な二人ですが、男子高校生の等身大な姿が丁寧に描かれていてとても好感が持てました。


中学1年生から高校2年生までずっと同じクラスだった二人。
初めてクラスが別れ、密かに友達以上の感情を抱いていた快はつい気持ちが溢れてしまい、寝ている漣に告白してしまいます。
でも、実際は寝ていなくて・・・というところから話が展開していきます。
物語としては王道で大きな起伏があるわけではないのですが、要所々々に挟み込まれる青い空(群青色。真っ青)のイメージが作品をより澄んだ透明感や、10代特有のキラキラしたものを想起させて爽やかな読了感でした。

読んでいる最中、この二人のベッドシーンが想像できなくて、キスだけでじゅうぶん!という気持ちにさせられ、肉体関係を伴わないプラトニックな淡い時期を切り取ったというか、純度マックスの美しい時を見せてもらった気分。
大人になった二人のその後を見てみたい気もするけれど、高校生の彼らで閉じられた物語だからこそのこの余韻や完成度なのかな、と。



お友達のアンディと要っちもすごく良かった!
そして、タイトルも装丁も素敵でした。

0

まさに「群青のすべて」

初めてレビューします。

やっと好きな作風の作家さんに出会えました。
漣への想いを自覚している快と、快の気持ちを知ってから自分の気持ちも自覚していく漣のお話。

青春一色。無駄な挟みなどなく、2人の心理描写が丁寧に描かれていると思います。
コマ割り、視線誘導も上手で静かにこちらの感情まで高めてくれます。

帯に「今がずっと続けばいいと思った。」とあるようにほんっとうに青春のそのときをポンッて取り出したような、むしろその前後なんてあるの?みたいな青春感独特の読後感があります。

受け攻めが描かれてないところも納得。
快の方が最初から自覚していることもあり、若干漣受けチックな描写が多めですが、群青のすべてではなんか、そういう事に及ぶシーンを想像するとどっちがどっちでも「わからない」ってなります。むしろ似合わない…?なんだろう。
どちらかがキスして、キス仕返して。
リバじゃないけど、こっちが攻め!こっちが受け!って感じじゃないっていう。

私は黒髪攻めが好きなので、若干漣に攻めっぽく回ってほしくもあるかなって思ったりしたけど
けどそれで快が受け?って考えるとやっぱり違うってなります。

どっちが受けとか攻めとかなくて
抱きしめたり、キスしたり、そういった青い恋が似合う2人が好きな人は絶対ハマると思います。

100点満点、大満足の一冊です。
群青のすべてで心を掴まれて古矢渚さんの作品をいくつか作者買いしました。
届いたらそちらもレビューしたいです。

3

言いたくて、言えなくて。

同人誌はいつも並んで買っていた作家さんの、商業作品。
読み終わってしみじみと、「いいなぁ…この人の漫画好きだなぁ」と呟いてしまう作品でした。

「言いたくて、言えなくて。」って↑のあらすじにもありますが、主人公君の片思いがメイン。
高校生特有の、暗黙の了解でノリを合わせる文化が描かれています。だからこそ、言えない。このあたりの空気感の描き方・見せ方が本当にうまいなと思います。

また、片思いがメインではあるのですが、決して乙女ちっくではない。
「少女漫画を読みたいわけじゃないんだよ」という人にオススメ。いい意味で、高校生の男の子同士のお話、です。

ゆっくり進む展開に浸っていたら急展開したり、切なくなったり。最後まで飽きずに魅せてくれます。

1

二人の始まり。

エロ無くったっていいんです。仲がメッチャいいあの二人って、実は恋愛対象として好き合ってるんじゃないのー?って妄想からやおいは始まるんで。。。芽吹きの段階と申しましょうか。。二人がお互いを意識して、心の距離が近づいたり離れたり…。個人的にBL読んでて最もツボるのはこの「芽」の状態だったりするので、高校生ものとしては凄く爽やかなタイプで好きな作品の一つです。

中一から高二までずっと同じクラスだった快と漣。仲間内でBLごっこをせがまれるくらい仲のよい二人ですが、高三で初めて二人は別々のクラスになり、いつも隣にいるべき相手がいないことにふと淋しさを覚えるように…。

丁寧に、本当に丁寧に、相手への思いを確認していく過程が描かれています。なんかもう、なんであいつが大事でたまらないんだろうっていう戸惑いとか、だから今までの関係を壊したくないのに好きっていう思いを伝えずにはいられない若い熱さとか。まさに友情がカタチを変えようとする転換点がゆっくりと描かれているんですよね。

初めて読んだ時は迷わず神でした。そしてやっぱり何度読み返してもこの作品は静かに光を放っているように感じます。その後の二人をあえて描いて欲しくはないと思わせるほどカンペキに、二人にとっての青春の一時期でありかつ「すべて」が表現されている。エロいのもたまに欲するけど、こんなお話ももっと増えないかなーと密かに願っています。

3

青春ものとしては爽やか度高!けど…

友人から発展する類のBLについては、友人関係の域を超える瞬間に納得がいく構成があればあるほど共感して納得して入り込めるものです。とかなんとなく思って日々BLをあさっています。
アマゾンのアンリミテッドでこちらが該当作品だったので、前から表紙が好きだったこともあり読みました。
結論、あまりキュンキュンしなかったです…

先述の通り、友達関係の域を本当に超えているかどうか、超える時の流れが腑に落ちるかどうかを私としては重要視しているのですが、今作ではあまりそれが伝わってきませんでした。

「BL」ですので、もちろん「BL」してくれなければいけないですし、両想いになってほしいです。本作でも結果的に両想いのハッピーエンドになります。ですが、快くんと漣くんでは、その気持ちに差があるように思いました。
理由は漣くんです。快くんにほだされているだけに見えてしまいました。描写としては、高校受験ごろから漣くんも「快と一緒にいたい」という気持ちは無意識ながら持っていたようですが、快くんの恋心の自覚とはちょっと質が違う気がします。漣くんのそれは、快くんから告白されなければ親友に対する感情と言っても説明がつくのでは…?
相手が気付いて、カミングアウトされて、はっきり告白されて、それでやっと相手を意識し始めています。その展開自体は別にいいのですが、漣くんのモノローグなどをみると、「自分も快のことが好きだった」ことに気付いたのではなく「快とずっと一緒にいたい」ということを初めてはっきりと自覚したことに過ぎないのではないかと。そこにBLという味付けをしたからBLとして結果的に成り立った作品、というように読めました。

恋心の自覚の描写ってきっと難しいところなんでしょうね。なんだかあまり萌えていない評価になってしまって…うーん期待していただけに残念です。作品全体のバランスはよかったです。高校生なのでキスまででもどっきどきだろうなあとか思うときゅんきゅんですし、さらにそこから先に進むにはきっとこの二人には少し時間が必要だろうなあと見守りたい気持ちで読了しました。
後味はとても爽やかで、快くんのキャラが割と男前だったのでそこでプラスの評価になりました。

3

そこにあるのは空

タイトルと表紙に惹かれて購入。
高校生の爽やかな青春ラブストーリーです。
葛藤や戸惑い、感情の変化が丁寧に描かれていて、どきどきして切なくてでも優しい二人の恋が本当にピュアで心が洗われました。
二人の頭上に広がる空もとても印象深くて「群青のすべて」というタイトルが本当にぴたりとハマっています。
攻も受も不明ですが、これはこれでありかなって思います。
むしろこの曖昧さがこの作品の良さで、みずみずしい恋に浸れる1冊です。

1

「清く正しい」ってまさにこの2人!

御曹司、超絶イケメン、ドS、スレスレ、トラウマあり・・・高校生でもクセのあるキャラ設定が珍しくないマンガの世界で、たまにこんなにも平凡でごくふつーの幸せな高校生のしかもハッピーエンドの話を読んだものだから、眩し過ぎて目がくらんじゃった♡

一緒にいるだけで空がいつもより青く見えたり、ふざけてやってたBLごっこが急に苦しく感じたり、土手でほんと聞いてられないくらい恥ずかしい告白しちゃったり。全部が透明感に溢れてキラキラしています。

いつもは社交的でコミュ力の高い快くんが、どちらかと言えば物静かで鈍感なレンくんのちょっとした言動に振り回されてドギマギしてるのがすごく可愛いです♡エロなし。ちゅーだけですので受・攻も分かりませんが、両想いになってから押されてるのはどちらかと言えば快くんの方です♪

2

「群青」であることの理由。

なんと素晴らしい青!青い春!青春!
でも、ただの爽やかな澄んだ青ではなく、タイトルが「群青」となっているところが深いです。実際、タイトルに惹かれて手に取りました。表紙も少し逆光になっていて、それがまた想像力を掻き立てる。

快と漣、友人たちも含めて、みんな普通の高校生。
普通の日常を過ごしていくなかで、クラス替えをきっかけに少しずつ変わっていく何かを感じて。
寝ている漣に快が告白してしまうところから、いつもの冗談だと勘違いした漣に乗って誤魔化し、その場を遣り過ごす流れは素晴らしかったです!描き方が!
きゅんきゅんしていたら、どきっとして、ほっとして。
遣り過ごして一人教室に残った快が緊張のあまり震えている場面は本当にこちらまで震えが伝わってきました。
そういう心情を漫画として表現する、魅せるのがとても上手な作家さんなんだなぁ、と感じました。
今作が初読みでしたが、購入して良かったです。

そんな日々が続く中、快が最初に心地好い誤魔化しの空気を切り裂きました。
夜の教室での遣り取りは本当に迫力があって、胸がぎゅぎゅっと締め付けられ、読みながら思わず息を詰めていました。
自分の中だけにはもう抑えきれなくなり、漣に気持ちをぶつけながらも、優しく接しようと努める快が健気で。
それでも、今すぐに今まで通りの接し方は出来ないとはっきり漣に告げ、告げられた漣は快のことや自分の気持ちに向き合って考え始める。
そして、友人との会話の中で少しずつ気付いていき……。

登場人物みんなが真摯で誠実で真っ直ぐで、好感が持てました。
漣の快にだけ向ける無自覚な甘え(我が儘)や快が自分の気持ちをひた隠しにしようとする辺りが「群青」というタイトルに通じるかと。
ストーリーとしてはよくある話かもしれませんが、何より描き方が素晴らしいので引き込まれます。
絵も大抵の方に受け入れられるのではないでしょうか。
付き合うようになったその後の二人をもっと読みたいです。

7

碧蓮

ローズリリィ様

初めまして。コメントありがとうございます!
皆様が素晴らしいレビューをお書きになっている中、私のようなレビュー初心者のレビューが受け入れていただけるのかどうか、とても緊張しながら投稿しました。
レビュータイトルについてのお言葉、ありがとうございます。
私自身が作品タイトルに惹かれての購入だったので、「群青」という言葉をどうしても入れたくて。
少しでもお役に立てたなら嬉しく思います♪
是非、楽しんでください(*^-^*)

roseーlily

碧蓮さま

はじめまして。
レビュータイトルが印象的で、目にとまりまして。
この本を買い忘れていた事に気付きました。
今日帰りにあわてて買いに行き、無事ゲットいましました。
ありがとうございますm(__)m
感謝感謝です♪

ローズリリィでした。

爽やかに切ない

とんでもなく甘酸っぱいです。
キュンキュンして、息継ぎがうまくできません。

物語は同級生、しかも高2まで5年間同じクラスのふたりが6年目に初めて違うクラスになってしまうところからの始まりです。
今までとは少しずつ違ってくる生活、そしてレンに彼女が出来てしまう…
このときのカイのメール内容と本人の感情の違いにはもう、切なくてせつなくて泣けました。

そしてやっぱりレンのあの一言でまた涙腺は崩壊しました。

ありがちといったらありがちなストーリーをこんなにも切なく、印象深く描いてくださったのと、下校中の空の綺麗さや季節感が爽やかに伝わってきたので、迷わず神にさせていただきました!

次回作も楽しみにしています!

3

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