「二度目の恋」なんてすると思ってなかった。

カム トゥ ハンド

come to hand

カム トゥ ハンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神56
  • 萌×235
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

66

レビュー数
14
得点
450
評価数
103
平均
4.4 / 5
神率
54.4%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784845856633

あらすじ

過労がたたり雪道で倒れてしまった高校教諭の美晴を助けてくれたのは、タトゥースタジオの店長・嵐だった。
初めて見るタトゥーに驚いた美晴は嵐に対して思わず失礼な反応をしてしまう。
後日改めてお礼を伝えに店へ行くと、嵐は仕事で多忙な美晴のことを優しく気遣ってくれた。
同い年ということもあり少しずつ仲良くなる中で嵐に惹かれていく美晴。
だけど同時に、小さな違和感を抱いて──

表題作カム トゥ ハンド

春日嵐,タトゥースタジオの店長・彫師
海野美晴,35歳,高校教師

同時収録作品フィクションの外で待ち合わせ

(仮)山吹ハジメ,23歳,俳優
(仮)佐藤スミレ,32歳,小説家

その他の収録作品

  • ダ・カーポ(描きおろし)
  • あとがき
  • カバー下:人物設定

レビュー投稿数14

最高すぎかよ…っ!!!!

読み終えて自然に声に出てました。(タイトル)
書店でみて、完全にジャケ買いでしたが…
本当に最高でした。

嵐くんが瞬時に吐いてしまった嘘、それがばれるときのシチュエーション。。。くぅぅぅ。イイっ!
美晴さんの頑張り屋さんで、ちょっと天然で、普通すぎるくらいの普通っぽさもほっこりしててよかったです。
いいところがありすぎて、伝えられない語彙力のなさが辛い。。。
個人的には、雷蔵くんとオーナーもなんとかなってほしい(笑)

ここ最近では一番キュンとできた作品でした。初コミックとのことでしたので、これからも楽しみで応援したい作家さんがまた増えました~!

1

コーヒーとココア

なんて可愛らしいお話なの。
読みながら、いったい私は何度ときめきを噛みしめたのだろうか。これはすっごく萌えた…
まだ読んでいない方がいらしたら、ぜひ1度読んでほしい1冊。
こちらが先生のデビューコミックスだそうで…あまりの癒し度の高さに、世先生の次回作も追いたくなりました。
絵もストーリー展開も伏線回収も丁寧で本当に良かった。2人の物語の始まりからラストまでの繋ぎも綺麗。好き。好きです。
自分の中の今年度ベストコミックに入るかも。

もうですね、作品の雰囲気がとにかく優しくあたたかくて、読んでいて胸がぽかぽかするんです。
冬に出逢って、やがて初夏を迎えて…と、作中の季節は移ろうのですけれど、こちらの作品は冬の肌寒い時期に暖かい部屋で読むのにぴったりな気がします。
このレビューを書いている、冬間近の今の時期なんてちょうど良いかもしれない。

タトゥースタジオの店長と高校教師。
職業の組み合わせだけを文字にすると、BL的にはどちらかというとシリアスだったりエロエロな方向にいきそうな雰囲気がありますよね。
ところがどっこい、そんなイメージとは真逆の甘さと優しさと、言葉に出来ないときめきがたくさん詰まっているのが本当に良くって!
嵐の身体のあちこちに彫られたタトゥーとお話のギャップも最高。このタトゥーがまた綺麗なんだな。

なんと言っても、とても丁寧に描かれた心理描写とどこまでも優しいストーリーが魅力的。人が人に恋をしていく様子がゆっくりと綴られていて、美晴と嵐のどちらも愛おしくてたまらなくなるんですよ。
商業BL作品って、受け視点のお話が圧倒的に多いのもあって、コミックでも小説でも、私はどちらかというと受けよりも攻めのことを厳しく見てしまいがちなんですけど…
いやあ…今作の攻め・嵐は良かった。美晴視点で進むお話なので、美晴が惹かれるのも分かるなあと思ってしまうスマートな優しさとかっこ良さが良い加減で出ていたんです。
これだけでも十分良い攻めだというのに、なんと可愛さとストレートな言葉を伝える溺愛っぷりまで持っているじゃないですか。
これはずるい。萌えて転がりそうになった。嵐が愛おしくて仕方がないです。
何がどうしてなのかについては、まずは読んでほしい。そしてその後一緒に転がってほしい。

好きなシーンはあげきれないほどあるのですが、中でも嵐がコーヒーと迷ってミルクココアを出すシーンがすごく好き。
「コーヒーとココア、どっちがいい?」ではなくて、「ココアだけどいい?」なんです。
コーヒーとココア。本当はどっちもあるんですよ。
でも、美晴の疲れた顔を見抜いて、一瞬迷ってからミルクココアを出すんです。
本当に何気ない数コマの1シーンなんですけど、相手を思いやる、さり気ない優しい気持ちがじわじわ〜っとあふれていて好きだなあと。
こんなに素敵なシーンをごく自然に描いてしまう世先生がすごい。

恋をすると毎日が楽しくなる。顔が見られるだけで、好きな人に会えるだけで嬉しくて幸せ。
そんな、小さな幸せが積もり積もって、純度の高い大きな幸せとぬくもりでいっぱいに包まれた素敵な作品でした。
良い作品を読んだなあ。

3

恋愛における対等

最高でした…。
教師と元生徒、年上、年下、恋愛における経験の差…この2人って色々デコボコカップルだと思うんです。けれどどこまでも対等な恋愛の形をどこまでも優しく描いてくれたな、と思いました。教師と元生徒というのも恋愛を始める枷となるのではなく出会いの場としての要素として光っていました。この一冊どこをとっても優しいんです。それはなぜか考えたのですがすれ違いがないんだと思いました。恋愛の物語を描くにあたってすれ違いは物語に緩急を付けるためだったりよく使われると思います。しかしその過程ってストレスに感じてしまう事もありますよね…。でもこの2人は大きなすれ違いがない、それはこの2人が変なプライドもなくちゃんと言葉に出せるからであり、2人がどこまでも対等な関係に思えました。とても純粋でキラキラな恋愛模様ほんとうに素敵。私の2020年後期のベスト10入り間違い無いです。

1

二度目の恋だからこそ大切に

とても癒されるお話でした。
出会って恋してすぐHなお話も良いですが、過程をゆっくり楽しむ作品もまた良いです。
「二度目の恋」のもう一つの意味がわかり、なるほど〜となりました。

会うのに理由が要る関係から付き合うまで、攻めの嵐が割と積極的で受け目線でドキドキさせていただきました。
真面目な先生としては、自分と住む世界が違うと感じた相手に一歩踏み出すのは怖い事だったでしょうし、嵐側からのアプローチで良かったと思います。

付き合いだしてからの方が、じわじわゆっくりで悶えました。
足の付け根に藤の花のタトゥーのフリがあったので、Hの時にお披露目があるのかと思ったのですが、あっさりした描写だったのでちょっと残念でした。
もっと大きなコマで見たかったな、と。

Hまでこぎつけるのに時間がかかった理由が面白かったです。
まぁ先生は、受けですよね。
先生のキャラクターはもう少しだけでも男っぽさがあるほうが好みでした。

短編が同録されていましたが、こちらも良かったです。短かったですが恋の始まりのお話なので、性急な感じがなくて、物足りなさを感じませんでした。
こちらのカップルの男×男感くらいがドンピシャで好きです。

1

ピュアでスイートな。(だからファンタジーに近いの)

萌え!萌えました!
可愛くって、優しくって。愛すべき2人の甘〜い恋。

だがしかーし。

萌えたけれどもストーリーとしてどうなのかはちょっと話が違う。
何よりこの美晴。
なんなのこの35才は?
これはいくらなんでもリアリティがないのでは?
…とここでエソラゴトが漂ってしまった。
本作の中で生きている美晴は。も〜う可愛くて臆病な小動物みたい。
それでいて、生きてきた年月そして教師として重ねてきた年月の中でそれなりの生命力と核を持って、決して実際には臆病者ではない。
だけどさーこんな人いないから!と思ってしまうくらいのピュアさ!
そんなウブい美晴のお相手にタトゥーアーティスト、というのはすごい意外性があって悪くない。
しかしタトゥー大好き人間の私としては嵐のタトゥーをもっときちんと魅せてほしかった!
右肩から大きく花(牡丹?桜?)、背中も大きく虎?そして足の付け根には藤が彫られてるらしいけど、腰や足の方は描写ナシ。
これはタトゥー好きとしては全然物足りない。設定がタトゥーショップ店長なんだからここはもう少し描写があってもいいのでは?
2人の恋物語としてはゆっくりで穏やかで優しくて、強引さとか自分勝手さは全く無い展開です。嵐の周囲の人々も男同士に全く驚かず。
ほぼファンタジーに近い。
美晴の可愛らしさ、嵐の紳士ぶり、恋の行方の優しさは萌x2。リアリティというより女性の夢/願望的なものを強く感じてしまう点でトータル「萌」で。

「フィクションの外で待ち合わせ」
俳優と作家さん。
俳優君が作家さんすきすきで想いが実るお話。
全体的に可愛い。
キスシーンのアングルが好きでした。

3

手元に置いて何度でも読みたい

なぜ発売後すぐ読まなかったのか...!
読後の感覚は愛おしくてたまらない気持ちでした。

この作品はとにかく丁寧です。
じっくりと距離を詰めていって、幸せな結末を手にします。
即物的な感じではないので、応援する気持ちが強く、微笑ましい気持ちになりました。
”会うための理由”を探すところは、萌えが止まりませんでした。たまらない...!
その口実もなくなってしまった後の、攻めの言動は最高でした。
きゅんがとまりません。

ネタ晴らしがあったあとでも、そこまでに至る過程がしっかりしているので障害になることもなく...
いやぁ、良い作品を読みました。
とにかく自分の性癖にクリーンヒットだったので、神作でした。

5

二度目の恋。

とある雪の日、道端で転倒して倒れ込んでしまった高校教諭の美晴(受)と、助けてくれたタトゥースタジオの店長・嵐(攻)の物語です。

職業柄縁のない世界にいましたが、同い年ということもあって仲良くなる美晴と嵐。
会いたくて、でも会いに行く理由がなくて。
会うための理由を探すふたりがとても甘酸っぱい♡
そこで、理由がなくても会える関係、つまり恋人になろうという流れになるけれど、あらすじにある通り美晴は何かが引っかかって……

違和感の正体は中盤で明らかになりますが、それと同時に、最初は落ち着いた大人な雰囲気だった嵐の、実は格好つけでヘタレな面が解禁されていきます。
そこが萌えポイントでした。
やっぱりすました姿より、ひたむきな姿に心を掴まれるものですね。
嵐という人間、美晴への想いの深さが見えてきて、もっと応援したくなりました。
特に「ペンだこ」のエピソードがよかったです。
きっとあれが彫師である嵐の原点なんだろうな。

読み進めていくうちに「二度目の恋」のもうひとつの意味が見えてくる、という展開が素敵な一冊でした。


同時収録作『フィクションの外で待ち合わせ』は、恋愛小説家と俳優の物語です。
明るいわんこ系主人公と、お相手はツンデレ。
いや、クーデレかな。
表題作が優しい系なら、こちらは爽やか系です。
より青い雰囲気が強い印象を受けました。
表題作の余韻を壊さない良作だと思います。

1

カムトゥハンド

めちゃめちゃ可愛かったです
きゅんきゅんしました
微笑ましい二人で、そんな二人をこっそり覗いてる感じがしてすごくドキドキしてきゅんきゅんしながら読みました

結構序盤で二人の関係も動くので、ゆっくり愛を育むお話が読めたのも嬉しかった

二人の表情が温かくて愛に満ちてて良かった
何回も読み返したくなるお話です

焦ったいとかではなく、二人のペースがすごく心地良いお話でキスやエッチが色っぽくないわけではないけど、手が触れてるだけ、見つめてるだけでもきゅんとしちゃうそんな二人でした

2

癒やしでした

日常の中に優しくキラキラした恋があって、それを見させてもらっているような気持ちになりました。
作家様のデビュー作なのですが、なんて素敵な世界と関係を描かれるのでしょうか。
癒やしだし温かいし優しいし、なんだかBLをこんなに穏やかな気持ちで読めたのは久しぶりで、思わずレビューを書いてしまいました。
美晴と嵐の素直になれずにじわじわと関係を進めていく様子や人を好きになっていく過程にひたすらドキドキしました。
美晴は可愛いんですが芯がしっかりしてる受けですよね。35歳でも若く見えますが、社会経験もあって人として先生としてしっかりしているので、一層いい人な雰囲気に説得力がありますね。
嵐の二面(あえてネタバレ無しで)は格好良さも可愛さもあって、そのどちらもが全力で「美晴のことが好き」だからこそなんですよね。優しい愛を感じずにはいられません。
脇キャラもいい人ばかりで、でもそれが物足りないとかは全くないんです。
美晴と嵐の周りにはきっとこういう人たちがいるってすごくすんなり受け入れられます。いい人の周りにはいい人がいるんです。
すっごく大きな事件があったり、めちゃくちゃエッチなシーンがあったりするわけではないです。
でもそれがいいんですよね。じんわりと繊細な恋に集中して読める作品で、優しく満たされるってまさにその通りでした。
絵も言葉遣いも綺麗で読みやすいけどあっさりってことはなくて、緻密に計算されてる感じがします。
嵐と美晴の恋をじっくり楽しませてもらいました。先生の次回作も楽しみです。

4

柔らかなやさしさ

柔らかなやさしさ

密度が濃いお話でした。
2話を読み終えた時点で最終話かなと思ったくらいです。
時間が緩やかに流れる感覚を味わいながら癒しの空間へ誘われます。

初エッチへの道のりもゆっくり。
エロ好きなので物足りなかったですが、2人のペースには合っていました。
美晴がいつかないつかなと悶々としている様子が可愛い。

この作品の世界には犯罪者がいないのではと考えてしまいました。
それだけ優しさが溢れた世界で素敵な人たちが登場します。
普段邪な考えばかりしているので浄化されました。
大好きな人に逢いたくて抱きしめたくなる作品です。

同時収録「フィクションの外で待ち合わせ」
受け(推定)がモダモダして2・3回は別れかけそうなカップルでした。
でもなんだかんだ、きっとずっとラブラブ。

4

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