ねえ今日は、この前より長く一緒に居たいな。…なんて言えないけど

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表題作カランドカラメル

浜 沙月,音楽家,28歳
潮先 洋太,大学生,21歳

その他の収録作品

  • アントルメ(描き下ろし)
  • カバー下:人物設定

あらすじ

大学生の洋太(ようた)はある日、家事代行サービス会社を経営する母から呼び出される。
諸事情で遠出した祖母に代わり、「条件」に当てはまる洋太に、
とある客の家事代行をしてほしいのだという。
緊張しながら依頼主である音楽家・沙月(さつき)の家に向かい家事をこなすと、
細やかな仕事ぶりを気に入られる。
祖母が戻るまで彼の家に通うことになった洋太は、
作ったご飯を美味しく食べ、優しい言葉をかけてくれる沙月に会える日が少しずつ楽しみになっていく。
そんな彼の家で働く条件は、「絶対に俺のことを好きにならない人」で──

作品情報

作品名
カランドカラメル
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
ISBN
9784845858453
4.1

(81)

(39)

萌々

(23)

(15)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
333
評価数
81
平均
4.1 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数12

優しい世界観

前作 カム・トゥ・ハンドを読んで、その作品の優しい世界観に惹かれファンになった世先生の2冊目のコミックという事で楽しみにしてました。

読んでいる間、ずっと楽しかったです。

ここからネタバレもあるかと思うので、ご注意下さい。

家事代行サービスの会社を経営している身内の思わぬトラブルから急遽サービス先へ派遣される事となった大学生の洋太。

依頼主の沙月は音楽関係の仕事をしているようで…。

家事が完璧で無い洋太は代わりに来れる人が出たら直ぐにサービスを退くつもりでいたのに、仕事の邪魔をしない、気を使わないでいられると、沙月に気に入られ、そのまま祖母が戻るまでの間、家事の仕事を続ける事に…。

仕事を続けるにあたって、沙月の条件を聞くと、「絶対に俺のことを好きにならない人」と言われ、その時はふんわりと受け止めていただけなのに...。

その理由が、以前サービスで来てくれていた女性スタッフから突然キスされてしまった事。また、昔バンドを組んでいた時に仲間から想いを寄せられてしまい、関係が気まずくなってしまった事。

その様な経験から、関係を拗らせたくなく、自分に恋心を持ってほしくない為の条件です。

洋太も絶対守るつもりでいたはずなのに...はずなのに。

沙月が凄く優しくて温かくて、洋太も男らしい感じなのに可愛くて、一家に一人欲しいなぁって思うタイプです。

沙月に対してトラブルを起こしてしまった2人のその後も分かって、何だかホッとして幸せになりました。

えろは殆どありませんが、柔らかく、優しく、読んでいて幸せな気分になれる作品です。

いや〜、やっぱり溺愛攻めは最高ですね!

4

幸せな気持ちになれます。

前作カム トゥ ハンドが大好きで、
単行本化をずっと楽しみに待っていました。
控えめに言って最高でした。

・あたたかいストーリー
・柔らかい雰囲気
・優しい世界観
・魅力的なキャラクター
・幸せ
で構成されていました。
私は付き合うまでの流れが自然で特に好きでした。

また、読後、じんわりと染み渡る幸福感が
個人的にはえげつなかったです。
読み終わって数時間経ってますが
今も余韻に浸っています。

幸せを感じたい方
えちよりストーリーを求めている方
にオススメしたいです。
(えちはさらっとしてます)
(が、それでいい。それがいい)

カム トゥ ハンドが大好きすぎたので、
とても期待していたのですが、
その期待を裏切らない作品でした。
ぜひたくさんの人の手に取ってほしい作品です。
よろしくお願いします!

そして、このような素敵な作品を生み出していただき、
本当にありがとうございました。
これからも世先生の作品を楽しみにしています。
大好きです。

3

マイナスイオン溢れる圧倒的「癒し」BL

読み終えた後にホッと優しい気持ちになれる、圧倒的"癒し"BLでした。

家事代行業を行う祖母の代わりに派遣された洋太。
大学生で家事も不慣れな自分が何故適任なのか不思議に思っていると、依頼主の絶対条件は「自分のことを好きにならない人」で…⁉︎

依頼主の沙月の真っ直ぐな優しさに惹かれつつ、「絶対に好きになってはいけない相手」として一線を引こうとする洋太。「駄目」と分かっていながらも、ゆっくり好きになっていく洋太の姿に、切なくもキュンと胸が鳴りました。

また、沙月さんが「これは皆好きになるよ〜‼︎」と思わずにはいられない圧倒的"人タラシ"で、沙月さんの全てを包み込むような優しさにこちらまでメロメロに…笑

過去の出来事から、人と深く関わる事を恐れていた沙月さんですが、思い遣りがあって控えめな洋太と接する内に「人を好きになる事の暖かさ」を思い出していき…。
正に、ほろ苦かった2人の関係が優しく和らいでいく展開に胸が一杯になりました。

大きな起伏は無く、ゆっくりと進む物語ですが、登場人物の心情変化が丁寧に描かれていて「惹かれ合っていく」ってこう言う事だよな〜と実感。自然と両思いになっていく様子が微笑ましくて、思わず応援したくなる2人でした。

物語の中盤でお付き合いを始める2人。後半は沙月さんの溺愛っぷりと、2人の甘々な蜜月っぷりを堪能できる幸せ満載の読後感で、ホッコリ癒される作品です。

▶︎シーモア/局部描写なし
シーモア限定描き下ろし漫画が8Pもあるので、電子派さんはシーモアでのご購入がお勧めです!

0

隣に居てくれれば きっともっと楽しい!

『カム トゥ ハンド』に続いて読んだ世先生の作品です。

音楽家 浜 沙月と大学生 潮先 洋太のお話。

「条件に合うのが洋太だけなのよ」
ある日、大学生の洋太は家事代行サービスを経営する母親から祖母の代理を頼まれました。
今まで手伝い程度の経験しかなく不安があるものの、依頼された家事を真面目にこなします。
一度だけだと思っていた洋太ですが、依頼主の沙月から祖母の復帰まで通って欲しいと言われ…。

最初から最後まで、キラキラとした優しさに包まれている2作品目。
世先生の繊細で綺麗な絵柄はそのままに、今作はストーリー構成に奥深さが加わっており、一段とクオリティが増したように感じられました。
2人の出会いが恋愛だけでなく仕事にも影響してく過程を丁寧に描かれているのが良かったです。
また、沙月と洋太の関係だけでなく、2人を見守り応援する友人達との距離感も上手に表現されていました。
前作同様に、登場人物に嫌な人がいないので安心して読み進められますよ。

家が家事代行サービスを経営している洋太。
もうすぐ就活が始まりますが将来何がしたいか決まっていません。
一方、沙月はちょっとフワフワしているけれどCMソングなども手掛ける音楽家。
過去の出来事から家事代行サービスに「条件」を提示しています。
その条件とは…「絶対に俺のことを好きにならない人」

依頼主とスタッフであり、音楽家と大学生でもある…立場も環境も異なる2人。
お互いに惹かれ合っているのですが、キッカケが掴めず連絡先を交換できずにいました。
そんな中、とうとう洋太の祖母が沖縄から戻って来て…。
ここからは、ぜひネタバレなしでご覧ください。
自分が「条件」に合わなくなったと気が付いた洋太の取った行動とは?

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、洋太の家族、大学と地元の友人達、沙月の仕事仲間が登場します。
おすすめは、洋太のお隣の息子 雷ちゃんとレコーディングスタジオでピアノを担当している雪光くん。
『カム トゥ ハンド』との絶妙なコラボレーションに唸ってしまいました(笑)

Hシーンは、本編に1回だけあります。
勝手に想像していた「年下攻め」ではなかったですが、こちらの組み合わせでも違和感がありませんでした。
エロさは薄いですが、初々しさがあって可愛かったです。

描き下ろし『アントルメ』
本編その後のお話。

「気が付いたら、その…溶けてなくなってた」
カランドは音楽用語で「和らいで」です。
甘さの中にほろ苦さがあるカラメルが少しずつ和らいで溶けていく――
洋太と過ごす楽しい時間が沙月の考えを変えていく様子を一緒に見届けてください。
読後は、穏やかで優しい気持ちに満たされること間違いなしです♡

それぞれ踏み出した新しい一歩。
隣に居てくれれば、未来はきっともっと楽しい!
世先生のファンの方はもちろん、多くの方に読んでいただきたい作品です。

2

ほぐされてゆく。

この作品をカラーで表すときっとオレンジとか黄色。
読んでいると凝り固まったものがほぐされてゆくような、
心がほくほくしてくるような、そんな優しい読み心地でした。

大学生の洋太はある日、家事代行サービス会社を営む母から
都合のつかない祖母の代わりに依頼主の家へ向かうよう頼まれます。
けれど、その客というのが何やらワケありらしく…。

“条件”に合うスタッフしか担当できない音楽家なんていうから、
どんなくせ者かと思いきや、現れた沙月の印象が予想外に柔らかくて、
一体どんな裏の顔が?とはじめの方は少し警戒してしまいました。

だけど、洋太に接する沙月はふんわり穏やかで当初の想像とは大違い。
人嫌いどころか天然人タラシで、ノンケの洋太まで魅了してしまう始末。
そして、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、洋太の中で沙月への
気持ちが変化してゆき…。

沙月を担当するための“条件”とは「沙月を好きにならないこと」でした。
恋愛事にトラウマを抱え、臆病な沙月に洋太は潔く身を引こうとしますが、
そこでちゃんと沙月の方から追いかけてくれるのがよかったです。

想いが通じた後はとびきりイチャ甘の日々が待ち受けておりました♡
一時の躊躇いが嘘のようにデレッデレな激甘溺愛攻めに豹変した沙月と
そんな年上の恋人を器用に甘やかしつつ、自らも適度に甘えてゆく洋太の
空気感が完璧に新婚さんで…もう癒しでしかありません///
沙月から洋太が可愛くて可愛くて仕方ない!て感じがとめどなく
溢れ出しちゃっていて後半はもうニヤけっぱなしでした。
洋太も家事できて、気遣いもできて、沙月を支えてって、
既に嫁として出来上がりすぎ!
でも、たまに甘えたになるのがすごく愛でたい欲を掻き立てる子でした。

恋人として、仕事の相棒として、良きパートナーとなり、
互いの意思を尊重し合える二人の関係性がとても素敵でした。
真面目でしっかり者の洋太と、のんびり屋の沙月とで
年齢もタイプも違うけれど、相性の良さが滲み出るカップリングでした。

二人の家族や友人たちもみんな温かみがあって、
そんな人々のお話なので終始穏やかで優しく、萌えと癒しのみを
ぎゅっと詰め込んだ、もはやヒーリング効果の塊のような1冊でした。

エロは控えめではありますが一応最後まで完遂はしております。
ただ、肉欲感は薄めなので、甘々の延長として楽しみたい方にはいいのかも。

余談ですが途中で前作「カムトゥハンド」の登場人物が出てきたり、
世界観がリンクしていて、ファンにはたまらないサービス付きでした♪

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