凄かったです。【壱】と【弐】の2つのお話からなる1冊ですが、とても重量感のあるストーリーで、上下巻(2巻分)で読んだような読み応えがありました。
終始ドキドキしてハラハラして、手に汗握るストーリー展開。読み終わった今、ものすごい疲労感を感じています(グッタリ…_| ̄|○)。
一寸先の展開が読めないのです。
どうか救われてくれ…!どうか幸せになってくれ…!
と、ずっと祈りながら読んでいた気がします。
なかなかハードな描写も出てきます。目を逸らしたくなるシーンもありました。それでもページを捲る手が止められませんでした。
【壱】も【弐】も、自分を犠牲にしても大切な人を守ろうと、それぞれが必死にもがき戦う話ですが、時代の違いなのか、運命の残酷さなのか、日乃坂と奏、轟と凛は全く違う道を辿ったのでした。共にハッピーエンドではあるものの、轟と凛の話の方が、複雑な余韻を残したかな…。辛過ぎて、読みながら何度か心折れそうになったもの…(私が)。
轟と凛は「純愛を貫いた日乃坂と奏の覚悟に負けた」と悔しさを感じていたようですが、そんな風に感じる必要はないのに…と胸が締め付けられます。それぞれの置かれた立場で、それぞれができるギリギリの戦い方をしただけ。
何より、そんな風に感じてしまう轟と凛の優しさと人情が、日乃坂と奏を救ったのだから…。
【壱】→【弐】と読んだ後に、もう一度【壱】を読んで下さい。凛が抱えてきたものを知ってから読むと、見える気色が変わります。
すごく重いけど、救済とハッピーエンドを見届けられるお話です。1巻でこの読み応えはすごい。
引き込まれ、痛みすら共有させられてしまう見事な作品です。メンタルが元気な時に一気読みすることをお勧めします。
[注意]
*作品紹介にある凛の話は【弐】の方なので、読み始めた際に一時混乱しました。「新人隊員と指導官の再会愛」が【壱】です。
*モブとの絡みや、モブ(複数)から暴力を受けるシーンがあります。地雷の方はご自衛ください。
癒されました………。
恵まれない生い立ち、辛い経験を経てようやく手に入れた幸せな生活。リオンは大我に救われて、大我はリオンに癒されて、2人で辿り着いた最適解のようなハッピーエンドを見届けられた。…それが1巻。
今回、その続編となる2巻が出たということで、どのようなストーリーになるのかドキドキしていました。
当て馬とか事件とか、2人の穏やかで丁寧で幸せな生活を脅かすようなことが起こって欲しくない、という気持ちがあったのです。
結果、ざわつくことはあれど心掻き乱されるような展開はなく、リオンの心の成長も垣間見えるストーリーで、温かい気持ちで読了しました。
大我にたくさん愛されて、有菜や麗子にたくさん優しさを貰って、リオンが自分や相手を信じられるようになったのはすごく尊い成長。自分を大切にできることは、自分を愛してくれる人を大切にすることでもあるのです。
最後に大我目線のストーリーを読むことが出来たのも良かったです。口下手で伝わり辛い、大我の本心。ずっとリオン目線で物語を追ってきて、壁としてはもどかしい気持ちでいたから、想像よりずっと熱い大我の思いと深い愛情を知ることが出来て嬉しかったです。答え合わせができた気がしています。
1、2巻一貫して、すごく温かいお話でした。
ぜひ続けて読んでみてください。
1巻が素晴らしければ素晴らしいほど、続編は評価が厳しくなりがちなのですが。
こちらはそんなハードルなどものともしない面白さ。あぁやっぱりこあら先生の漫画はすごいな。大好きだな。と再確認したのでした。
現実離れした設定とかぶっ飛んだ展開はなくて、ずっと等身大でリアルだから、感情移入しやすいのかな。ひろむも拓郎も、すごく高校生らしい感情を持っている。お互いへの愛と思いやりに溢れている。一つ一つの感情に共感できるし、一つ一つの言葉が心に沁みる。ずっと凪いでいるようで、折々で心を鷲掴みにして離さない。
心に残るシーンはたくさんあったけど、
特に屋上のシーンには………やられましたね。
ひろむの溢れ出る本音にやられた。拓郎の涙と切実な願いにやられた。ドラマチック過ぎる星空の描写にやられた。涙腺壊れたかと思った。
キスやベッドシーンもめちゃくちゃ良かったです。そこだけが浮いていない。2人の日常の1コマとして描かれていて、すごく自然で、でも幸せで印象的なシーンでした。
めちゃくちゃオススメな作品です。
高校生BLが好きな方はもちろん、そうじゃない方にも読んでほしい。
穏やかで温かく、それでいて確実に胸を打つ人間ドラマがここに有ります。
1〜3巻、一気読みでした。
止められなかった。めちゃくちゃ面白かったです。
ザックリとまとめると
言葉にできないような辛い経験をし、
自責の念に苦しみ続け、
死に場所を探すように生きてきた37歳の男が、
ドン底から這い上がり(引きずり上げられ?)
生きる意味を見つけて新たな人生を歩き出すまでのお話……。
雄一郎(女神)の人生が壮絶過ぎて、読んでいて苦しくなるところもありました。葵(偽女神)がムカつき過ぎて読みながらスマホ投げそうになるところもありました(アカン…)。戦闘シーンは残酷過ぎて脳内で映像化し難いところもありました。
でもそれがあったからこそ、平和の尊さと、愛や慈しみやその営みの美しさが際立ったのだと思います。
メリハリある展開に引きつけられ、ずっと目が離せませんでした。
読み応えが凄かったです。これは連載中に読んでいたら、待ち切れなくて辛かっただろうな。一気読みできたことに感謝。
…………………………
ただですね。賛否両論あるとは思うのですが、私的にはIFの話は受け入れ難かった……。
番外編集の毒蛇の話やヤマとベルズの話、ゴムはないのか!?の話はすごく楽しく読めたのだけど、ゴート×雄一郎のIFの話は私的には受け入れ難く、モヤモヤの方が勝ってしまったかな…。
当初、テレメア&ノア×雄一郎の3人で致す濡れ場も、3Pに馴染みがない私にはちょっと抵抗があったのです。でも慣れた今となっては、この3人は3人じゃないといけないような気すらしている。
ではなぜゴートとの関係が受け入れ難いのか。これまで私に存在しないと思っていた地雷が、NTRだったのかな…と思った。でも違う。
これまでNTRでも全然問題なく読めた作品はある。
おそらく私は、最強で最恐の雄一郎には、幸せに辿り着いた今、揺らいで欲しくなかったんだろうな…と思います。私個人の勝手な解釈と、IFの雄一郎との齟齬が、私的には受け入れ難かったのだと思います。ゴートは大好きだから、幸せになって欲しいとは思っていたのですが。。。
………あくまでもIFなので。無かったことに……と思いたいけど、そしたらナナシの存在を否定してしまうような気がして、それはそれで辛い。
すごく複雑な読後感になってしまったのでした。
番外編を読まなければ、間違いなく神評価でした。
夢中で読んだ大好きな作品なのに、最後が辛口になり申し訳ない。
あくまでも個人的な感想です。
この作品、凄く良かったです……!!
ゆっくり時間を取れる時に読むことをオススメします。冒頭から引き込まれて、読み出すと止められないので。
タイトルの通り「タイムリープした世界で、大切な人(湯峰)を死なせないために奮闘する」お話です。設定自体はすごくシンプルなのですが、主人公の貴文にす……っっっごく感情移入させられて、ずっとドキドキハラハラしながら読んでいました。
貴文がなんとか未来を変えようと頑張るのだけど、運命が追いかけてくるように嫌な影が付き纏う。
どんなに違う道を選んでも、辿り着く先は同じなのではないか、運命は変えられないのではないか。むしろ事態は悪化しているのではないかと、絶望しそうになる。ハッピーエンドを信じて読みながらも、途中何度か心折れかけました(私が)。諦めなかった貴文は本当に偉かった。強かった。正に愛の力が運命を変えたのでした。
-貴文が、タイムリープした世界で湯峰を救った-
タイトルが示すのはそれだけです。でもそのような単純な話ではなかった。大切な人を救う為になりふり構わず奮闘する中で、貴文もまた、救われていたのです。
諦めないこと。伝え合うこと。信じること。後悔のない選択をすること。自分を大切にすること。愛すること。。。
いろんなテーマが詰まったお話でした。
これはきっと何度も読み返す作品になると思います。素晴らしかったです。読んで良かった。
海野幸先生。素敵な作品をありがとうございました。
す…凄かった………………。
野原耳子先生の「俺の妹は悪女だったらしい」と「お求めのΩではありませんが絶対に幸せ夫婦になってみせます!」がめちゃくちゃツボだったので、気になるタイトルのこちらも作家買い。
先に読んだ上記の2作も、「強い受け」がすっごく魅力的で面白かったのですが、この作品の受け(雄一郎)も相当強烈で良かったです…!
よくある受けのイメージも女神の概念も覆す最強受け様に、ずっとドキドキハラハラしながら読み進めました。…っていうか途中まで雄一郎が受けやとは思わなかったですね。3Pになる(美人2人に攻められる)とも思ってなかったです。
その意外性と、最強中年傭兵受けのエロさがめちゃくちゃ面白くて、「こんなの初めて…♡」の連続でした。
雄一郎が傭兵、場面は戦場ということで、暴力的な描写や残酷なシーンがたくさん出てきます。そこが好みの分かれ目になるかもしれません。
甘々♡とかラブラブ♡な濡れ場ではないので、そこも好みは分かれるかもしれませんが、徐々にエロレベルがアップしていくところとか、情が湧いてくるところが私的には堪らなく良かったですね。
1巻は割とキリの良いところで終わっていますが、3巻完結なのでまだ物語の1/3が終わったところ。これは続きを読まずにはいられない…。
完結していて良かった。次巻いってきます。
1巻(l’m in Love)、岡崎尊とメイちゃんのお話の時から大好きでしたけどね。大成と来斗のお話(l’m your Prisoner)もどエロくど変態で最高でしたね。大好きですね♡(助平)
当初、私の中で来斗は「相当ぶっ飛んでるトガったクズ」っていう評価だったのですが(ヒドイ)、別方向のベクトルでぶっ飛んでる大成に愛されて絡め取られて落とされた結果、スッカリ棘が取れて丸くなって、「大成と比べたらむしろ常識人やな」とすら思えてきましたね。そんなぶっ飛んだ激ヤバ執着変態攻めの大成に乾杯。。。
テーマがテーマだけに、とにかくエッチな描写が多いし濃いし、ニッチな性癖とかもバンバン出てくるのだけど、ストーリーがしっかり面白いから「エロばっかり」だと思わせないのがすごいです。画力も素晴らしいし、絡む2人の体格が良いから、エッチなシーンがめちゃくちゃ迫力あるのも推しポイントですエロい。
年季入った腐女子(私)もずっと新鮮な気持ちでワクワクしながら読めました。めちゃくちゃオススメ。ぜひ1巻から通して読んでください。
【注意点】AV男優たちのお話ですので、それぞれ女の子との絡みが出てきます。苦手な方はご自衛くださいね。
永条エイ先生の前作、“運命だけどあいなれない”と“溺れるアンチロマンス”がめちゃくちゃ好きなので、作家買いでやってきました。
美しい絵で繰り広げる王道の再会ラブストーリー。
いつも笑顔で優しくて他人のために尽くす受けと、イギリス育ちのイケメン若手実業家の年下攻め。運命的な再会をきっかけに2人の関係は深まっていく………。
攻め受け共に、嫌いな人はいないだろうな。という王道のキャラクターと、安心して読み進められる王道のストーリー。終始絵は美しいしデフォルメは可愛いし、なんの違和感も不満もなく読了したのですが…………正直、物足りなさは否めません。
第一話から予想通りの流れで、予想通りに展開して、予想通りのハッピーエンドに辿り着いてしまった…。驚きや意外性や爽快感といったものを感じないまま、スルッ…と読み終わってしまった感じです。
もう少し作品にインパクトを残すシーンやキャラの個性があると良かったのかな…?あくまで個人の意見です。何も悪い印象はないけど、何度も読み返したいと思う印象的なシーンもなかったな…という感想でした。
……私がBLを読み過ぎているからかもしれません。「目新しさと強い刺激を求める年季入った腐女子の意見」としてお読み下さい。
そういう意味で、
BLを読み始めたばかりの方、
王道なキャラと王道ストーリーが好きな方、
安心してハッピーエンドを見届けたい方
には神作品になるのかもしれません。
さすが蜂煮先生………!!今回も凄かったです。
…読みながら、途中、BLである事を忘れる瞬間があります。強烈な印象を残すシーンがいくつもあります。ずっとぶっ飛んでる(褒めてる)のに折々で泣かされ、折々で吹かされ、折々でしっかりエロく、しかもなぜか読後感も非常に良いのです。
BLの概念を覆すような怪作品であり神作品。
蜂煮先生にしか表現できない、個性的で中毒性の高いこの世界観。それを支える抜群の画力。
これは「蜂煮先生」という新しいジャンルを設けても良いのではないか…とすら思います。
王道の作品に慣れてきたBLの猛者たちにオススメしたい。新しい扉が開きます。
読み応え凄かったです。泣いたし笑ったし感動したし、読後感も最高でした。
BL読み過ぎているせいなのか……ここのところなかなか1巻完結で満足できる作品に出会えず、長編の作品や続編、BL小説ばかり読んでいました。
倫敦巴里子先生の新刊、久々に腹の底から「面白かった……!!」と感動したし、すぐさま2周して、興奮のままレビューしてしまうくらい、素晴らしかったです。
こちらの作品、絶対にネタバレなしで読むのがオススメ!!…といいつつ、以下、ほんのりネタバレしているので、未読の方は回れ右でお願いします。なんなら作品紹介のあらすじすら読まん方が良いです。
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メインの2人に女性がガッツリ絡む(むしろ居ないとストーリーが成り立たない)BLなので、好みは分かれるかもしれません。でも私は千夏さんのキャラ、好きだったな(理解は出来んし嫁には絶対にしたくないが)。千夏さん含め、メインのキャラは凄く魅力的な人柄で応援せずにはいられなかったし、腹立つ弊社のオヤジ等と実の親父もイラッと感が絶妙にリアルで(ほんまこういうオヤジ等おるのよね)、だからこそその後の展開が納得+爽快で、読後感の良さに繋がったのだと思います。
「そう来るか………。」と唸ります。素晴らしい構成に度肝抜かれます。伏線も全て綺麗に回収されます。1冊に1シーズン分(全12回)のドラマが詰め込まれたような読み応え。読後の満足感爽快感達成感(?)が凄い。本当にお見事な作品でした。
前作の「BUDDIES」もめちゃくちゃ面白かったけど、こちらも甲乙付け難いほど素晴らしかったです。前作が好きならこちらも間違いなくハマると思います。超強火でオススメします!!