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女性鯰之さん

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お姉さんに激同。

 BLというよりBL匂わせな子育てファミリー漫画といった感じのこちらのシリーズ。
 亮太君をなっちのお姉さんが預かってくれることになり、井筒さんとなっちがデートをします。井筒さんは映画館で寝ちゃったけど(らしいw)、カフェでケーキをあーんしたりして、もう付き合ってるでいいんじゃ?とツッコみたくなる二人が見れました。でもそこで元カノの名前出すのが井筒さんですねw。そのせいでなっちが元カノと井筒さんのデートシーンを想像し、その後のハンドメイドの体験で別行動になりました。井筒さんがその間になっちにあげる指輪を作っていたところはGJ!でした。「井筒さん、こーゆーのうまかったんだなって驚き」と姉に報告するなっちに、「驚きってそっちじゃないだろ!!」とツッコんだお姉さんに激同。
 そのあとの大おじさんの家に遊びに行ったエピソードも胸にじんとくる話でよかったです。

お母さん、空気読んで!

 幼なじみ同士が友情以上の気持ちを持つようになり、思いを伝え合ってお付き合いが始まったその後の話。1巻に続き、高校生同士のピュアで瑞々しい恋愛模様が描かれていました。
 攻めの一颯が遠洋漁業から帰って来て、束の間の逢瀬を楽しむ二人。受けの凪沙は高校を卒業したあとの長い春休み中で時間があり、したいことを色々考えていたようですが、トラブルで計画通りにいかず、次に漁に出る予定を聞くことを避けようとしてちぐはぐします。そんな凪沙の寂しさに気づき、一颯も海に出ないと言い始めます。
 寂しいのを我慢して凪沙が一颯の背中を押しますが、別れのシーンで一颯が言った言葉や渚沙の涙にほろりとさせられました。
 二人が本音をぶつけ合うシーンを二人の母親が隠れて盗み見していましたが、できれば空気読んで早めに退散してあげてほしかったです。

好きな方向に予想外。

 全く前情報なしに読んで、作家様の他の作品のイメージ的に勝手に重そうな話を想像していたら、ピュアピュアで可愛いお話でした。個人的にいいほうに予想を裏切られました。
 作中の表現を借りれば、不思議ちゃん×ピュアなギャル。短ラン・ボンタンで高校生にしてタバコを吸っているので、一昔前の話かと思ったら、LINEでのやりとりも出てきて令和ぽかったです。
 小学校からの同級生で、ずっとつるんでいて、自然と互いがナンバーワンになってる感じ。当て馬や悪役キャラが出てくることもなく、方言も相まって終始のどかな雰囲気でした。恋愛のハードルと言えば、漁師志望の攻めが半年間遠洋漁業に行って遠距離恋愛になったことくらい。二人ともピュアすぎてリアルでいそうな高校生男子には見えなかったのがちょっと物足りなかったです。

井筒さん、卑怯!

 こちらの作品にはBL要素は期待せず、ほのぼの子育てストーリーを楽しんでいましたが、この巻は今までで一番糖度高めでした。
 なっちの初恋の女性が現れ、なっちが彼女について長野に行ってしまうのではないかと焦る井筒と、逆に彼女が井筒に気があるでのはないかと勘違いしてしまうなっち。井筒がなっちと彼女がレストランで話をしているところに亮太君を差し向けたときは、「井筒さん、卑怯!(笑)」と思いましたが、その後の「なりふりかまっていられなくなったんです」で「許す!」ってなりました。
 かといって恋人同士とかそんな甘い関係にならないところがBL好きには物足りないところですが、なっちが井筒の背中に頭コツンして井筒もその手を握ったシーンを拝めただけで、スタンディングオベーションな気分になれました。

後悔する姿に涙。

 過去に忍(攻め)が敗れた教授選で、東湖(受け)が枕営業で票集めに協力していたことをついに忍に知られてしまった今巻。枕をしていた相手の医者に匂わせるようなことを言われ、最後は東湖が自分の口で伝えた形でした。伝えた直後はかなり忍が立腹し、「話したくないし顔も見たくない」と突き放されます。嫌われたと思って東湖が泣くシーンは涙しました。
 ただ、忍のほうはわりとすぐに気持ちの整理がついたようで、枕相手の医者の対抗馬として教授選に出ることを東湖に宣言し、ヨリを戻します。ちょっとそこの立ち直りが早すぎた感じはしました。大嫌いな相手と過去に体の関係があったというのは、嫉妬だけでなく嫌悪感が湧いてもおかしくないので、どうやって割り切れたのかが東湖視点ではわからなかった。あと、上巻で忍が過去のことを聞かれるのを嫌がってる節があり、忍のほうも何か秘密を抱えているのかなと思っていたのが結局回収されずに終わっていたので、そこもちょっと気になりました。
 上下巻通してページを捲る手が止まらず、面白かったです。

続きが気になる!

脳外科医×MR。
二人ともドイツに留学していて、帰る間際に偶然出会い、ワンナイト→期間限定の恋人ごっこのつもりが相性がよかったことで帰国後も会うことに。ドイツに来る前に東湖(受け)は大学病院の教授選で新薬の治験を協力してくれている教授を勝たせるために枕営業をしていたのですが、そのときに追い落とした教授候補が忍(攻め)だったという因縁あり。東湖はそのことに気づいていますが、1巻時点では忍のほうは気づいてなさそう。ただ、忍も過去を語りたがらないので、脳腫瘍で亡くなったという東湖のお兄さんと知り合いだったりするのかも。

1巻ラストで忍と二人でいるところに枕営業をしていた医師と遭遇し、いよいよ秘密にしていたことがバレるのか?と何とも気になるところで終わっています。
二人とも出会った日にベッドインするくらいで始まりは軽い感じでしたが、お互い以外に不特定多数と遊んでいる雰囲気はなく、仕事熱心なところもよかったです。

穏やかなオメガバース

 オメガバ―スですが、恋愛においてはオメガバースの設定が逆にブレーキになっている感じでした。本能とは関係なく、一人の人として関係性を育んていくお話。

 初めて会ったときから惹かれ合っていて(作中では頭がちりちりする感じで『身体共鳴』という言葉で表現されています)、運命の番に近い関係性に思えました。
 ただ、二人ともすごく自制心が強く、特に攻めのほうは、高校生の頃に自分を好きだったオメガが3階から転落したことがあり(自殺ではなく事故)、アルファのフェロモンの力でオメガと関係を深めることに嫌悪感を持っています。書店の店主と客から始まり、お互いが本能に抗いながら、それでも惹かれずにはいられずにおそるおそる距離を詰めていってる感じでした。

 二人とも誠実で優しい人柄で、本能に関係なく惹かれ合うのも十分納得のいくストーリーでした。ただ、二人が恋に落ちる上でのハードルがそれぞれの自制心だけだったので、その点が少し物足りなさを感じました。ドラマチックさに欠けるというか……。恋愛にハードルはなくてもいいと思う人には刺さりそうな気がします。

幸せな姿が胸に沁みる

 階段から突き落とされて亡くなったオメガの夏希が、死に戻ってベータとして生き直す話。ベータに擬態したのは、一度目の人生で事務所に言われるがままにキャラを演じていたことへの後悔があったのと、ヒート事故で妊娠したことで殺されることになったのではと考えたからです。二度目の人生ではヒート事故の相手である三間との共演を避けたつもりが、今度は別の作品で共演することになり、三間は一度目よりも距離を詰めてきます。夏希は三間が自分を殺した犯人だと疑っていますが、そうではないと信じたい気持ちもあり、三間の提案を受け入れて共に過ごすうちに、自分を殺した犯人は彼ではないと考えるようになります。しかし、一度目の人生をなぞるように、再び悲劇が二人を襲い……。

 真相がわかるまでは三間の本心が見えてこないので、夏希と一緒になってその言動に混乱し一喜一憂させられます。彼が背負っていたものの重さを知れば、「諦めないでくれてありがとう」という思いでした。始まりはヒート事故でも、それをきっかけに互いのことを知り、惹かれていった過程が丁寧に描かれていて、恋心や切なさに共感できました。
 本編最後の挿絵と文章にそこに至るまでの諸々が思い出されて、幸せな姿が胸に沁みました。

可愛いお話

 可愛いお話でした。
 幸せになりたい逞しいオメガのランティが木こりのガオルグを騎士だと勘違いして嫁ぐ話。木こりだとわかってがオルグの前でランティは嘆き、最悪なところから結婚生活が始まりますが、木を仲買業者に卸さずに木の価値の分かる職人に直接販売したり、数学の塾に通ったりして、幸せになるために努力するランティには好感が持てました。
 ガオルグも普段は朴訥とした感じですが、実は元騎士団副団長で、剣術大会に出て優勝しちゃうところはかっこよかったです。大会中、ランティが危うく攫われそうになって、ランティのことを任されていた道場主には、「何のための護衛だ!」と文句を言いたい気分でした。

過去イチ穏やかな巻

 前巻でウルジが王女と偽装結婚し、身重の王女とラムダンを連れて故郷に凱旋してからの続き。王女のお腹の子の父親はならず者ということになっています。

 故郷に帰ったウルジはラムダンと共にラムダンの故郷を訪れます。飲んだくれていたラムダン父にウルジは、ラムダンを得るためにララの駆け落ちと婚儀を画策したことを告白し、謝罪します。「人生をかけて幸せにします」という言葉を聞き、父親も村の人達も、二人の仲を認める雰囲気になっていました。

 帰り際、ラムダンは父親から、捨てられていたときに包まれていたおくるみを渡されます。そのおくるみに描かれていた刺繍が、おそらくラムダンの生まれた部族であるグリナザ族を表すもので、それを見たブルクティーン家の使用人が嫌がらせをしてきます。
 北の遊牧民であるグリナザ族は、流行り病をばらまいたことが疑われ、悪災扱いされていたようです。

 ラムダンは正妻公認の愛人兼使用人として再びブルクティーン家で暮らすことになります。忙しい日々の中でもウルジと甘い一夜を過ごす日もありました。今回も肌色シーンは濃厚で、萌え転がりました。

 王女が産む子供を後継ぎにすることを決めたウルジは、分家の子どもを教育係に迎えます。頭の良い子みたいですが、こだわりの強い子で、ラムダンがお世話係として振り回されることになります。
 近々部族会議があり、ウルジが当主として認められる見込みですが、アリアナの実家であるブルアスク家だけがそれに反対の立場で、最後にアリアナの兄が登場して不穏な雰囲気で終わっていました。

 王女のお腹の子の父親も不明だし、グリナザ族や部族会議の行方が気になるところです。
 今巻は特に大きな波乱はなく、ウルジとラムダンの仲も終始安定していて、安心して読めました。