1冊まるまる表紙の3人が主軸の本です。
ページ数も多く、読み終えた時はとても満足感があります。
ymz先生の作品に出てくるキャラクターは展開を急ぎません。私たちと同じようにゆっくり生活を送っています。早くすぎて欲しい時もこのままでいたいと思う時も、時間の流れが一定なように感じます。その時間の進む速度が私達のリアルな時間と似ている為、しっくりきます。漫画は起承転結構成で展開ありきな所がある中、そこにあえてリアルな空気をいれるという挑戦をしています。
だからこそのこの分量が必要となり、この満足感に繋がったのだと思いました。
素晴らしいです。
読み終えた後にタイトルの意味を考え、再度グッときてしまいました。素敵な作品に出会えました。
初めて倉橋先生の漫画を手に取りました。
簡単に感想をいうと、今の読み手に受ける絵柄だけど、内容が薄くてフックがないという感じです。
1冊ミオとシノの話だったのでボリューム自体は満足出来るもののはずが、1話ごとに展開がサラサラと流れてしまい読み終わった時、心に残ってるものがあまり無いと感じました。
それとコマ割り?(詳しくは分かりません)等で、なぜこのシーンを大きくした?とかここのセリフはこんな小さいコマで流していいんかい!と素人目にも漫画を書くのが上手い先生とは思えませんでした。
ですが、キャラクター1人1人の可愛さは好きだったので、先生の今後の作品に期待をちょっと残して去りたいと思います。