爽やかな気持ちになれました。
ヒロインを助けるヒーローになりたい?
颯汰のピンチをスマートに助けてくれたお兄さん。あんなに優しくされて惚れてまうやろ?
これがヒーローか?なお兄さんがなんと同じクラスに転校してきて!!
苦労してきたんだねえ…。咲真は被害者だよ。優しいだけなのにイケメンなゆえ下心を向けられ。
新境地では孤立を選ぶ咲真。だけど颯汰とは友達になってくれて。
いつまでも颯汰を心配して一緒に電車を合わせてくれて。あの痴漢を取り逃がした責任を感じてくれて。
なのに颯汰のためを思った咲真の行動が思わぬ事態に発展し。
颯汰!嫉妬してる場合じゃないよ!
その後の二人の初々しいこと!抽選の温泉旅行当たるよねこんな時!
初エッチも素直におめでとう✨です。
実はヒーローに優しくされたい派な颯汰だったんですね。まさにぴったりなカップルです。
巻末の十年後も良かったです!
同い年もの。
現在と高校時代と大学3年生と時間が行ったり来たりしてます。
中原さんの圧倒的な雄みのある攻め、本当にいいんですよね〜♥
自分を抱き尽くし突然消えたと思った久瀬が6年ぶりに突然現れ…。
お互いの気持ちがわからない、俺の前から消えてくれ!な涼一がなんだか心労で大変そうです。
涼一の部屋に入り込みいつの間にか住み込んでしまっている久瀬。
も〜好きなの?そうじゃないの?好きじゃなきゃしないよね、こんなこと?
認めるまでが長くて。
涼一がどんなに頑張ってきても久瀬にとっては純粋で甘ちゃんな色気をふりまく危うい涼一。
張り詰めた緊張感、さすがでした。
店内総員オーナーの味方!中原さんらしいですね。
はっきりさせるのを逃しすぎてまるで奇跡?
真船るのあ先生、30周年おめでとうございます!しかも笠倉出版のクロスノベルス!
たくさんの作品を生み出してくれてありがとうございます!
今作はドラマチックで、さらにしみじみするところやポロッと涙が出るところなど盛りだくさんでした。
氷の王太子が妃と一緒に逃亡生活で庶民暮らし?
なぜ1冊ほぼ気持ちが伝わってないの?
なぜ騙されっぱなしだったの?
なぜ打ちあけたり話し合ったり調べたりしなかったの?
とどうしてもひっかかり。
王太子テオドアがエミールに叱咤されて立ち直る様子、家族3人で睦まじく暮らす様子、互いを信じてなんとか味方を増やし敵を追い詰めるところ。一気読みでした。
読み応えはあります。
このもどかしさがお話に夢中にさせるテクニックなのでしょうか?
寒くないか?察してあげて!!
表紙とイラストも豪華ですね。
特に表紙を広げると絵が繋がってて、あの場面ね?と小粋な演出ですね!
帯に煽られ読んでみました。
だって「無敵のハイスペ大公子が甘やかし倒す!!」ですよ?
主人公のノアが養父を6年前に亡くし、孤独でたまらなくて。町の皆から遠巻きにされハブられ…。
そんなところに迷宮でアークと出会い。
ここがまず好みの分かれ目でしょうか?
どちらかというと順を追ってから育んで結ばれてほしい派の自分でしたが。
どんどん詰め寄られあっさり番にされちゃって。
これで1人じゃない、一緒にご飯を食べたりお話したりできるって…。うーん、わかるけど。もうちょっと欲しかったです。
竜の国を目指しながら街で迷宮に潜りな旅に。
アークの過保護で溺愛で絶倫ぶりも、ノアが人見知りで震えてるのも微笑ましいですね。
人見知りが生かされてる!
2人でいればどんどん世界が広がって出会いも増えて。ノアが幸せならいいんだよ〜(泣)
ノアが最強すぎて、「ノアだからな」でみんなに遠い目をされて。
ノアの出自や養父のこともわかり、続きが楽しみです。ありますよね?
孤独だった主人公が竜人の番になり、狭い世界から飛び出して色々経験していくのが読んでて楽しかったです。
番になる理由もあるのですが、運命に決められてるような感じで。お互いのことを何も知らないのに番になってからスタートみたいな。いきなり婚?
そこが全然気にならない人にはとっても最高なお話だと思います。