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雰囲気とセリフが良い!

表紙に惹かれて気になっていた作品で、昭和のお話です。ストーリーは少し物足りないと感じてしまったんですが、ウノハナ先生の絵がすごく好きです!

戦争に行って帰ってこない攻めの鷹彦。やっと帰ってきたかと思えば俳優を目指している。帰ってきてすぐに葵のもとに行かなかったのは、このままの自分ではダメだと思ったから...

いつも葵が鷹彦に銀座の街を連れまわされていた描写が良かったのと、全体的な昭和の雰囲気や銀座のネオンが気に入りました。

鷹彦は女の所へいくけれど、いつも最後に戻ってきます。内心帰ってこなかったらどうしようと不安になる葵へ向けられた言葉、

「醜くてみっともないのは生きている証」が好きです。

読んだ時にひっかかって、もう一度読み直してしまうようなセリフが多いです。心が揺さぶられるという感じではなく、淡々と入ってくる感じのストーリーでした。

ムスティア様のショタ!

地図にない国に足を踏み入れた冒険家のシンが出会ったオライエ家当主・ムスティアと従者のノネの話。てっきりシンとノネがくっつくのかと思っていたので、斬新でした。

ムスティア(ショタ)がかわいすぎました。立派に成長し、ノネとやっとのことで想いが通じて良かったです。静まるまでじっと待とうとしていたノネもかわいすぎる。

最初から最後までシンのキャラが良すぎて、この作品になくてはならない存在でした。

リアンドロスからの手紙や、マリーメイの話も良かったです。リアンドロスのエピソードがもっと見たい!絵が綺麗でした。

椎名萌え!

1巻を読んでから日が空いたので、うろ覚えでしたが面白かったです。過去を回想する形で進むので、現在の姿は分かっているけれど、今の関係になるまでに何があったのかを知れて良かった!

椎名の才能に嫉妬して葛藤したり、よく考えた上でバンドを一緒にやるんじゃなくて、音楽雑誌編集者として、別の形で支えると決めた所が新っぽくて好きです。

椎名はギターの才能があるのに、ギターよりも勉強より何よりも新が1番だと言える。新だってもちろん椎名が大事です。ただ、何が1番とかじゃないんですよね。新は昔から考え方が大人びていて、おじいさんみたい(笑)

フード被ってトンガってそうな雰囲気で登場した甚左さん。現在編では色々あって活動休止していて、そろそろ動き出しそうな感じでしたが、過去編ではこれから結成のようで楽しみです。

新が椎名のことを昔は宗純と呼んでいたのに、現在で名字呼びに変わっているのも何か理由がありそうです。

大学時代はまずいと感じながら煙草を吸っていたのに、いつのまにかヘビースモーカーな新。椎名の高校、大学、現在とコロコロ変わる髪型が萌えでした。

触手エロが堪能できる!

エロい!触手×SFものです。「アルゴ」という生物に受けの金田が穴という穴をいじくりまわされる話でした。

繋がれば不老不死になれるため、色んなモブが金田を犯します。好みは別れそうですが、苦手でなければ楽しめると思います。

特にエロシーンは多くのモブの前で繋がっている所が良く見えるような構図になっていて、良かったです。読んでいると作者が触手にこだわりを持ってるんだろうなーというのが伝わってきました。

一応、白石という救いの存在がいて、金田と繋がるシーンもあります。取ってつけたような感じはなく、すんなり受け入れられましたが、ストーリー性がある!というほどではなかったかも。

ただ、触手エロを堪能できたので満足です!

男同士だから...

多郎からの誘いで、セフレにになった貴博。最初は男じゃん!と抵抗感を持っていたのにエロいことをしてしまって意識しだす流れがかわいかったです。次第に両想いになり、同棲したものの突然の事故で貴博が記憶喪失に。2年分の記憶が抜け落ちてしまい、多郎との関係が思い出せなくなります。1人でビデオを見ながらシコる多郎ですが、ビデオがすごい(笑)

多郎の妹に会った貴博は勘違いします。多郎のことが気になるのはその子に似ているからだと。自分は多郎の妹のことが好きだったから、兄妹で似てるから仕方ないと勘違いするのも切ないです。やっと両想いになって幸せな日々を送っていたのに0になる。男同士だから、恋人だったんだ、そうか!とすぐに受け入れられる現実ではないこと。それがもうしんどい...

実姉のことを好きだった貴博が首にかけていた指輪は好きな女のだろ?と多郎が貰うことに。最初から俺のものだったみたいと言ってみせた多郎、そんな言葉が出るなんてすごいなぁ。

「藤井の代わりにしてた」もっと勇気を出して早く告白してれば良かったと他の男に抱かれていたのを後悔する多郎もかわいい。記憶を失う前の貴博の、今度は俺が先に多郎を見つけるという言葉。ほんとに健気な多郎なので早く見つけてあげてほしい。

もし彼女とかいても自分から好きになるまで知りたくないという貴博を見て、躊躇する多郎ですが結局酒の勢いでエロいことになり、そこで終わってます。絵柄も独特でエロエロなので好みは分かれると思いますが、面白かったです。

表紙がかっこいい!

音楽雑誌編集者・新(攻め)
活動休止中の天才ギタリスト・椎名(受け)

国内から海外まであちこち駆け回り、ふらっと帰ってきては体を求める椎名と、幼なじみで音楽仲間で恋人という関係の新。椎名の音楽活動は、完全復活に向けて動き出し始めたばかり。

気まぐれな椎名と、受け入れている新が素敵な関係だなーと思って読んでいたんですが学生時代の回想でグッと引き込まれました。

ギターをやっていた新の影響で、興味を持った椎名。椎名はまさに「天才」で、メキメキと上達し、新が努力して到達したレベルにもあっさりと追いついてしまいます。「才能」こればかりは努力では超えられないこともある。ある日突然才能を持った人間にその差を思い知らされることのショック。

しかも懐かれて、惚れられてしまい、色々な感情が混ざりあって複雑な新と、純粋に新とギターが好きな椎名。現在2人は恋人同士ですが、そこにたどり着くまでの話が気になります。

気まぐれな椎名がかわいすぎて、椎名のことが大好きすぎる甚左さんなど脇キャラも良かった!

「エトランゼ」

「エトランゼ」はフランス語で見知らぬ人、異国の人という意味があるそうです。

いつも1人で海を眺めている高校生・実央を気にかけていた駿。本島に引っ越すことになった実央が早く大人になりたがっている姿が印象的でした。

実央がかけた電話に出たのは駿の友達で同性愛者の女の子。駿がゲイだと明かし、分かってると答えた実央にどっちつかずな態度はよくないと伝えます。

実央が3年間考えた結果は「大人になったから戻ってきた」

あまり喜んでいない駿でしたが、女の子を好きになった方が幸せだったのにと実央のことを考えていて、早くくっついちゃえよー!と思う反面、ゆっくりでいいよとも言いたくなるようなもどかしさでした。

駿がゲイだと知ってて学生時代から見守ってきた、好きじゃなくてもいいから一緒にいたかったという婚約者の桜子さん。別れ際、桜子さんが駿に求めたキスを実央がしたのは笑いました。

気になる点は2人とも幼く見えて年齢差も分かりにくいところ、リアリティはないですが、心が洗われるというのはストーリーよりも雰囲気かな。

沖縄の島の風景が丁寧に描き込まれていて素敵。
初エッチもかわいらしく、微笑ましい作品でした。

三上先生と森くん

「一生続けられない仕事」は山田先生が当時休養されていた関係で短かったです。短編が半分ほど収録されていました。

小野田家では父親が残した遺言状が2通も出てきたり、小野田そっくりの兄が現れたりとややこしくドロドロした展開に。

遺産相続問題...弁護士っぽい!

小野田が忘れられなくて都合よく利用しちゃう三上さんや、分かっていても呼ばれたら行ってしまう森くんが見てて胸が痛む。

表題以外の作品もおもしろいですが、前作などの続きらしく、そちらを読んでいた方がより楽しめると思いました。

2巻は早坂と片山先生の進展はないので、続きも気になります。

本編はシリアスですが、短編は明るいかんじでちょうどよかったです。

DOUBLE HOUND コミック

ハジ 

デビューコミックスから凄い!

裏稼業ファンタジーです。麻薬密売組織を追う刑事のリーガー(攻め)は乗り込んだ先でコールボーイ兼殺し屋のヤクモ(受け)と出会います。

ハジ先生の「坊主と蜘蛛」「Red Hood」が面白かったので読んだのですが、さすが!世界観や画力がすごい。アクションもあるので少年漫画っぽさもあります。

先生の作品、絵は綺麗ですがキャラの外見が好みじゃないことが多いです。
ですが、読み進めるうちにリーガーもだんだんかわいく見えてくるし、好きになるんですよね。

ヤクモの殺し屋仲間がみんな個性的で、シンカイは美人で、トカゲ型携帯電話がかわいい。

ヤクモが殺し屋だと知った時、リーガーはどうするのかとヒヤヒヤでしたが丸くおさまって良かったです。

典彦を応援してしまう

淡々と進んでいくので感情移入しにくく、盛り上がりに欠けますが、それぞれのキャラクターや時代設定がすごく好みです。

孤独な育郎。妾腹の兄・蘭蔵への憎しみや恐れ、複雑な感情から殴る蹴る、閉じ込めるなどの扱いや

まるで手のかかる子どものような蘭蔵を見ると
やるせない気持ちになります。

當眞家に仕える典彦の、育郎が壊れていく様子がみたいという狂気にゾクッとさせられました。

描きおろしの触ってもらう理由を探す育郎がかわいい。

住み込みで蘭蔵の世話をすることになった西浦さんも「身内の恥」と言われて生きてきたので、共感したのかもしれません。

同情されるのがかわいそうでもある蘭蔵ですが、西浦さんが来てくれて良かった。

薄暗い雰囲気が妙に心地よい作品です。