蟷螂の檻(1)

tourou no ori

螳螂的牢笼

蟷螂の檻(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神80
  • 萌×230
  • 萌15
  • 中立14
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
15
得点
579
評価数
145
平均
4.1 / 5
神率
55.2%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
シリーズ
蟷螂の檻
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784396783990

あらすじ

孤独な御曹司に植え付けられた快楽。地方名家・當間家の跡取りとして厳しく育てられてきた育郎(いくろう)は、座敷牢に匿われる妾腹の兄・蘭蔵(らんぞう)に父の関心のすべてを奪われていた。辛くとも気丈に振舞う育郎だったが、そのそばには、常に一人の男がいた。典彦(のりひこ)。育郎が幼い頃から仕える年上の使用人である。典彦は、孤独な育郎を蛇のように愛でた。深い口づけを教え、性処理とうそぶきながら股を開かせ、その長い指で尻を抉った。そうして育郎に快楽の種を植え付け体をいやらしく変えていった。そして数年後、事態は一変する。當間家当主が死に、育郎が次代を継ぐ時が来て――!?

表題作蟷螂の檻(1)

典彦・當間家に仕える使用人
當間育郎・當間家当主

同時収録作品蟷螂の檻

西浦健一・蘭蔵の付き人
當間蘭蔵・座敷牢に匿われる妾腹の育郎の兄

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数15

予想より闇深め。

以前ロボ耳太郎くんに「すごい勢いで性癖に刺さるBLをおススメしているスレッド」で紹介してもらった作品です(ロボ耳太郎くんありがとう)。

しかしあまりにすごい作品を紹介されてしまって動揺が止まらないよ。
確かに闇って入れたけど、闇が強すぎるよ。
でも、昭和の初期、座敷牢に飼われている義母兄弟、など全体的なテイストはピッタリ。
あとは私の足りない脳みそがどれだけ頑張って物語を理解してくれるか…に期待したいよ。
まだ1巻しか読んでないので、なんとも言えないけど、典彦さんが必要以上にアダルティーなことを教え込んでしまっているところまでは理解出来たよ。
とりあえず2巻を買って、5,6回読み返して頭整理してみるね。

それから、また次にこういう企画があったら、「頭弱めでも理解出来ちゃうぞ!!」的な作品お願いします。

…う~ん、私、これ本当に解説なしで読めるかなぁ。
みなさんのレビュー見ながら頑張ってみま~す(なんか課題図書みたいになってきた…)。

0

典彦を応援してしまう

淡々と進んでいくので感情移入しにくく、盛り上がりに欠けますが、それぞれのキャラクターや時代設定がすごく好みです。

孤独な育郎。妾腹の兄・蘭蔵への憎しみや恐れ、複雑な感情から殴る蹴る、閉じ込めるなどの扱いや

まるで手のかかる子どものような蘭蔵を見ると
やるせない気持ちになります。

當眞家に仕える典彦の、育郎が壊れていく様子がみたいという狂気にゾクッとさせられました。

描きおろしの触ってもらう理由を探す育郎がかわいい。

住み込みで蘭蔵の世話をすることになった西浦さんも「身内の恥」と言われて生きてきたので、共感したのかもしれません。

同情されるのがかわいそうでもある蘭蔵ですが、西浦さんが来てくれて良かった。

薄暗い雰囲気が妙に心地よい作品です。

1

少しずつ毒に侵されていくような読み心地

色っぽい表紙と昭和アングラ感が漂う怪しい雰囲気に釣られて軽い気持ちで読み始めましたが、予想以上に引き込まれるストーリーだったので一気に2巻まで読み終えてしまいました。読み終えた後も作品の毒に当てられたようなクラクラとした余韻が残っています。本当におもしろい作品に出会えたと感動しました!

あらすじは今更なので省きますが、これはただの主従・下克上モノではないです。育郎の抱えるトラウマや孤独に寄り添うようにして、その実それを利用する形で育郎の体を調教し自分のものになるよう仕向けてきた典彦。2巻になって2人は一線を越えますが1巻では幼い育郎が徐々に典彦の毒牙にかかっていく様子が描写されています。無垢な少年だった育郎が秘密の快楽を知って淫靡さを帯びていく過程にゾクゾクしました。

堕ちていく育郎とは対照的に蘭蔵はいつまでも純真なままです。ですが、その頽廃的な魔性によって健一も育郎の父と同様絡みとられて行ってしまう。典彦×育郎に並行して語られていますがこの2人の行く末も非常に気になるところです!

長々とまとまりの無い文章になってしまいましたが、如何せんまだ謎が多い段階なのでこの時点では「エロい!」「すごい!」としか言いようがないです。2巻も読了したので後日レビューを書きたいと思います。
この先の展開にも大いに期待しています!勿論「神」評価で。

4

淫靡で禁忌に満ちた作品。

妖艶で淫靡な雰囲気が表紙からも漂ってきて、吸い寄せられるように買った1,2巻。新巻が出るにあたって読み返しましたが、やっぱりいいです。

時代設定が昭和初期ということもあって、異質なモノを排除しようとしたり、隠匿しようとする風潮が強く、現代物以上に禁忌に触れる感じがたまらなくそそられます。

日も差さない薄暗い座敷牢に幽閉された障碍のある異母兄・蘭蔵と彼を溺愛する父親の愛欲の日々、それを目撃した弟・育郎の蘭蔵に対するトラウマ、蘭蔵に対する怨念じみた母親の狂気と育郎に対する過剰なまでの跡継ぎとしての期待、性処理をすることで育郎の孤独につけ込む典彦の思惑。いろいろな負の要素が絡み合って、どんどん暗く重い世界へ引き込まれていきます。

読後感のよい作品とは言い難いですが、この淫靡さは格別。次がたまらなく読みたくなる作品です。

1

地雷確認して!

表紙といい、タイトルといい、なかなか読むのに勇気がいる作品でした。そして、予想通り、重くて、シリアス。昭和の初めごろの設定みたいですが、彩景でりこさんの描く一重の和顔が冷たさと色っぽさを増しています。

座敷牢で匿われていた兄が妾腹と言うだけでなく、精神的にも病んでいると言うか、幼いので、弟の育郎が叩いたり蹴ったりするのがちょっと見ていられなかったです。そう言うのが地雷な人には辛いかも。ただ、その兄の蘭蔵にも庇ってくれる人がいるのでなんとか持ちこたえられました。

登場人物みんながトラウマだったり闇を抱えていて、それでも時折見せる色っぽいシーンにドキドキして、どういう結末を迎えるんだろうとBL抜きにしても気になる作品でした。

1

表紙だけで十分

発売と同時に買ってたのに積んでました。
でも正直ちゃんと完結してから読めばよかったなとも思う今作。

まず表紙がイイ。
すごくきれい。並べておくのにも良いですな(*´▽`*)ふふv

とある名家の御曹司として生まれた育郎。
厳しく厳しく育てられた孤独な御曹司。
すでに亡くなってる父は、自分にかまってくれることはなく。
地下牢に閉じ込めた少年をひたすらに愛して死んだ。
それに発狂した母もまた今はなく。

そして地下に閉じ込められていたのは実は~というところですな。
なんだろうな、ひたすらドロドロドロドロ。

話としてはまだ序章なのかしら。
どういう顛末を迎えるのかまだ見えない。

3

ひたすら痛々しくうつくしい。

昭和の耽美、アングラ、浪漫等お好きなかたにはおすすめです。
ただ、知的障碍者が昭和初期頃にどのような扱いであったか、むかしの田舎の名家の跡継ぎがどんな立場であったか、などの知識の有無。
父から愛を受けられずに歪んでしまった主人公を悪ととるか哀れととるかで、
この作品の印象も随分変わって来ると思います。

育郎の”畏れ”は漠然とした記憶の靄の中に、檻の中に居た蘭造が己の父を誑かし愛までも奪った。
非力な兄のどこにそのような力があるかわからない。
知らず知らずのうちに自分も取り込まれ、餌食になるのではないかという不安。
だから振り払うように暴力をふるったり、詰ったりしてしまうのではないでしょうか。

誰もしあわせになれる要素がなく、とことん闇堕ちしてゆくばかりですが、
和装やら主従やら背徳やらが好きなかた、どっぷり嵌まって滾れるのではないでしょうか。
因みに私は昭●元●落●心●中が好きで、その登場人物の菊●古さんに主人公の育郎がソックリだったので
そこに萌えてジャケ買いしてしまいましたが個人的に大当たりでした。

古典文学やら団鬼六の美少年がお好きなかたにもおすすめします。

5

昭和の闇。 歪で美しい。

典彦が育郎へ向けた愛。
育郎が蘭蔵へ向けた暴力。

全てがどろどろ 背徳的に歪んで、美しい……。

昭和初期の封建的な一族。
閉鎖された世界のような、独特な雰囲気に背筋がぞっとするような感覚を覚えました。

この方の作品は初めて読みましたが、なかなかいらっしゃらない作風だと思います。
ピュアで可愛い作品が多い中、異彩を放つこの作品。
僕は一瞬で虜になりました。

この先、當間一族がどのように変わってゆくのか……
まだ全く想像も出来ませんが、続編を楽しみにしております。

2

受けが性格悪い

世界観は良くできてるし絵も綺麗です。ただ個人的にあまり趣味に合わなかったかな…。
受けが兄を殴るような性格の悪いやつで使用人の男に性欲処理してもらっています。使用人は計画的に受けを快楽落ちさせている感じです。
知的な障害があるようで幼児のような兄と献身的に世話をする優しいハーフの男も出てきますが、こちらのカプはどうなるかまだわからないです。カプだったらこちらの方が好みかな。
主人公の受けがとにかく嫌なやつなので、性格悪い受けが好きな人には合うかもしれません。

1

完結しないと解からない

全体的に薄暗い雰囲気で背徳感が漂う、昭和期の封建的な田舎の旧家のお家騒動を描いたBL。
いつもの彩景でりこ先生が描かれている、明るくてラブラブエッチなお話に慣れていると驚きます。

メインの登場人物すべてになんらかの歪で悲劇的な要素があり、今のところ救いがありません。
主人公である育郎は実の父母に愛されず、母親には先立たれて遺産を貰える権利もない。
そして使用人の典彦に愛されてはいますが、ハッキリ言って虐待的に偏愛された可哀想な設定です。
また育郎が父親の愛を独占したと憎んでは暴力をふるう、兄の蘭蔵は遺産の為に生かされている。
その蘭蔵が発達障害である原因は、間違いなく愛人への嫉妬で病んだ育郎の母親です。
幼少期に育郎の母親が彼の首を絞め、そのときに呼吸を止められて脳障害が残ったせいでしょう。

これからの展開が楽しみではありますが、このままの暗い雰囲気が続くと正直しんどいです。
完結しないと、この作品をちゃんと評価できないような気がしています。

2

この作品が収納されている本棚

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