蟷螂の檻(4)

tourou no ori

螳螂的牢笼

蟷螂の檻(4)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×214
  • 萌4
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

33

レビュー数
16
得点
268
評価数
62
平均
4.4 / 5
神率
62.9%
著者
彩景でりこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
蟷螂の檻
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784396784829

あらすじ

超クライマックス!
狂愛の腕に抱かれて

サイコパス執着攻×メス若当主


躾けられた雌の躰

「こんな奥、今まで届いたことないでしょう」
政治家に性接待を強いられた育郎は、
側に侍るのみだった典彦を責めた。
しかし典彦は、いびつな独占欲を告げ
3日間、胎の中を塗りつぶすように育郎を抱いた。

典彦に不信を抱いた育郎は
彼との交わりを断つが、
職場や車中…至るところで雄を咥え込んだ記憶を思い出し
股を濡らし仕事もままならない。
若当主として、夫としてあるまじき
ーーーみだらな雌の躰…。

典彦の食い荒らすような愛に苦悩しながら、
育郎は當間家の当主として決断の時を迎えようとしていたーーー。

下克上主従が織りなす、
執着と依存の官能時代ロマン。

表題作蟷螂の檻(4)

深山典彦(當間家使用人・育郎の秘書)
當間育郎(當間家当主)

同時収録作品蟷螂の檻

西浦 健一(使用人、蘭蔵の世話係)
當間 育郎(當間家当主)

その他の収録作品

  • 蟷螂の檻の中の人

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レビュー投稿数16

一番共感出来たのは本多先生

この物語で一番共感出来たのが真珠・本多先生。的を得たお言葉をいただきましたので。

一気に4巻読みましたが、もう少しスピーディに話を進めても良いんじゃないかと。育郎が思ったより(社会的に)無能で、ハラハラ感がない。典彦の企みだけがさくさく進んでいく(実行犯がよく失敗しちゃうんですけどね)。堕ちていく美学を丁寧に描きすぎてるのかな?

横溝正史や手塚治虫の「奇子」など、戦後を描いた秀作は少なくなく、「幽閉」「白痴」「没落」は、あの時代独特の、開放感と閉塞感が同時に入り混じった淫靡・耽美の世界を構築する挑発的な装置の一部で、田舎の家長制度がまたいびつな執着性を生むのだけど、、、それだけじゃドラマというか面白い漫画という訳じゃない。そこに上手く狂言回しとしてブン屋の飯田が登場したので、うーん、丁度4巻出た時点で始めから読んだ私には、これまでが冗長なプロローグで、何かが始まる前兆の様な気がするのです。。。気がしたいのです。まだ育郎と蘭蔵、典彦の物語はこれからだと。

ということで、この先を期待して中立とさせていただきます。

5

「ただ、私の手に落ちてきてほしかった」

炎に巻かれながら、奥の部屋での情事。
そこへまさかの闖入者、蘭蔵さん。

「莫迦か逃げろ 死ぬぞ」と、蘭蔵さんに駆け寄る育郎を見た典彦の表情からは、動揺や絶望を感じます。

「まだ 足りなかったか」そう言った典彦は、一体どどのような顔をしていたのでしょう……

愛しくて、愛しくて、大切にしたい。
大切にしたいから、壊したい。
壊れていくところが、見たい。

「私以外の何もかも全部だめだったと 自分には何もできなかったと ただ私の手に落ちてきてほしかった」

典彦の歪んだ愛の行く末は……
この物語がどのような終わりを迎えるのか、じっくりと見届けさせて頂きたいと思います。

3

自分の目で確かめるまでは死は認められないかな

 あらすじでクライマックスと謳われていて、終盤もまさにクライマックスっぽい展開だったので、最後のページの「つづく」という文字を見るまですっかり最終巻だと思い込んでいました。仮にこれで終わりだったとしても、良い意味で後味が悪く印象に残る作品になったんじゃないかなと思いますが、続くなら続くでこの兄弟の行く末をしっかり見届けたいという気持ちもありますし、嬉しいですね。

 育郎の正の感情も負の感情も、丸ごとすべてが自分に向けられるものであって欲しいという典彦の想い。究極の執着であり、愛だと思います。相手に興味すら抱かれないよりは、憎まれる方がよっぽど良いと思える人間って、そう多くはいないと思うんですね。大概の人は相手に嫌われることを恐れている。だから典彦のようなキャラは貴重だし、とても興味深い。自分に対して育郎が抱く感情が強くなるなら、第三者に彼を嬲られても構わない。最後までただ甘やかすこともなく、一貫した態度で育郎を檻で囲った典彦は、執着攻めとして素晴らしかったです。

 そんな典彦の策略にはまり雁字搦めにされた育郎は本当に気の毒だけど、外道な攻めに捕食される不憫受けが好きな腐女子としては、ついつい食指が動いてしまいますね。体液に塗れて泣き乱れる彼の本質は、檻の中でひたすら可愛がられていた兄に、羨望を抱いていた孤独な男。やはり彼はそういう意味で蘭蔵になりたかったんだなぁと。切なくて、可哀想で、愛おしい。自分にとって蘭蔵に対する父親のようになってくれるかもしれない唯一の存在が、典彦なんですね。ただ、皮肉にも憎んでいた兄に救われてしまった育郎。彼は蘭蔵に恨みや嫉妬しか持ち合わせていないわけではないと思うので、この兄弟が分かり合うことで何か希望が見出せるのか、それは叶わず再び闇に引き戻されるのか、続きが待ち遠しいですね。

2

善悪の彼岸。境界。踏み越える者は誰か。踏み留まる者はいるか。

あわわわ。私もすっかりこれが最終巻、いよいよの完結編だと早とちりしておりました。
典彦の妄執は 育郎さんの身体を蹂躙するだけでは飽き足らず、その身を失脚させ、寄る辺の無い暗黒に突き落とし、なお「壊れて行く様を見たい」と追い詰める。
ただ自分だけに縋りつくしか生き様がない程にと、奸計を張り巡らせ 周囲を巻き込んで狂わせて行く。
たった一人、育ちが良く、その素直な心でもって 育郎を支えたいと願っていたさち子もとうとう離縁されてしまう。この物語の中で、唯一の良心。強くて正しい心の持ち主であったさち子。育郎は、男としてさち子を愛する事は出来なかったけれども、さち子の強い心を愛すればこそ、彼女をこのおぞましい屋敷から逃がしたんだと思う。憐れみや同情を 最初から疎ましいと思っていたなどと 心無い言葉を言い放つ育郎の優しさ。
さち子には本当に出て行って欲しく無かった。彼女だけが、ただひとり、この物語の救いになるかと思っていたのに。

蘭蔵に対する愛情がどこか歪んでしまった健一は、素直なだけに簡単に典彦の企みに堕ちてしまう。
さち子に嫉妬して。それでも屋敷から蘭蔵を逃がしたいと逃避行を目論む。
ところが‼︎
全てを終わらせようとした育郎は、屋敷に火を放ち、典彦共々心中を図る。
ああ、これで何もかも終わるのだ。意外に呆気なかったな、そういう終わり方かぁ。らしいなぁ。
なーんて、思っていたら⁈
屋敷から程なく離れた場所で、炎を見た蘭蔵は健一の手を振りほどき、ひとり育郎を救けに向かう。
炎に包まれ、焼け落ちる家屋をかいくぐり、育郎を救い出した蘭蔵は、車の前に飛び出し大声で助けを乞うのだった。車に乗っていたのは、育郎の大学時代の同級生、飯田。彼は本当の意味で彼らを救えるのか。
たった一筋の光となってくれるのか。次巻が待たれます。待ちきれない。
典彦は、炎の中で息絶えて欲しい‼︎ なんか逃れて醜くなってなお、生きながらえてそうだけど‼︎

所謂白痴と呼ばれる蘭蔵の無垢さ。疎まれても育郎を『可愛い弟』だと、ただひたすらに、それだけを認識していて。この無垢な愛情だけが、育郎を救うのか。
物語はどう収束するのか、想像すら出来ませんが、どうか光ある救いを願ってやみません。

3

もはや、愛情というより情念。

3巻がなかなかに辛くて…4巻は購入したものの、すぐに読むにはためらわれて、心の準備をしてから読みました。

しかし意外にも4巻は、3巻同様むしろそれ以上のかなりのえげつなさにも関わらず、救いの手が要所要所にあったせいか覚悟していたよりは読後感は悪くなかったです。

私は、病んでいるとか、愛情表現が下手くそで変な方向へひねくれちゃってる方が愛しくてたまらないのですが、典彦は今までは好きになれませんでした。と、いうのも典彦からは1番核になる『愛情』の部分がほとんど感じられず、陰湿な執着心ばかりが全面に出ていて掴み所がなく、愛しさの延長での性的な欲求というより、むしろ根底では憎んでいるのかとさえ思えたからです。

ですが、今までの感情が希薄で陰湿で狡猾な感じから、4巻では自分が仕向けたことが表面化することにも躊躇せず、育郎の身体を辱しめ、外堀も埋め、さらに精神的にも追い込んで、育郎の持つ感情の何もかもを奪い尽くそうとする姿に、初めて彼の人間らしい感情が見えたように思えました。

ただ、なぜ相手が育郎でなければならなかったのかという点に関しては、理由付けが薄く、自らへの絶対的な愛情を示してくれる宿主に寄生したい典彦の格好の餌食になっただけにも見え、育郎自身は少なくとも一時は純粋に愛情を感じていたし、どんなに酷い仕打ちをされていてもやっぱり典彦を求めていただけにやるせなかったです。

典彦の最期は確実に表現されていないし、そしてあの一言…。ゾンビのように甦って、さらに邪悪さと情念に拍車をかけて、また育郎の前に現れたらと思うと…かなり怖い。もうBLじゃなくてホラーになっちゃいそう。でも…育郎を取り合ってバージョンアップした「ゾンビ典彦」と「後釜狙い飯田」で直接対決するのも話としては面白そうだし、むしろ読んでみたい気もする。かなりアクの強いキャラだったし、やっぱりこのままフェイドアウトじゃなくて典彦にはもうひと暴れしてほしいかも(笑)

4

ここで完結。。。とかってに思ってた。
ちょ・・また良いところで(;´Д`)あうー。

さて、お話もヴィジュアルもこれまた秀逸。
うっかり夢中で読んでしまった。
攻の執着たるやという部分もいい気持ち悪さで描かれております。
とても大事ですごく執着している相手をあえて他の男に目の前で犯させる。
その相手に抱かれている受を見る表情もまたw
わかってらっしゃるw
昨今甘めのBLが多いなーと思います。
甘いのも良いですが、個人的にはすこしイカれた攻を見ると萌えます。
どんな気持ちで、どんなふうに感じるのか。
ゾワっとする。

後半、怒涛の展開。
どうなるのか待ち遠しい。
ここまで来たらハッピーエンドじゃなくても良い気すらする。

1

恐ろしいほど圧倒的な世界観にのまれました

超クライマックス!とあったので、勝手に最終回かと思いこんでました…アホです、この落胆。
しかもまさかのシーンで、つづく…ひどい、一年も待てない ><
お家炎上とともに、私も燃え尽きてしまいました。

デリコ先生はまさに異才ですね、この読後の放心状態…なかなかないですよ。
毎回作品を読むたびに、いろんなものを持って行かれてしまう作家さんです。
そして、また1巻から全て通して読み直し、お腹いっぱいな状態なのに
4巻は何度も読み返してしまう…中毒性のあるおそろしい作品でした。

ずっと行く末が気になっていた、光属性のさち子。
この屋敷で一人だけ毒にのまれず、典彦に唆された健一に襲われても怯まず
善良に育郎を支えてきましたが、本意ではなく育郎に離縁されました。
個人的にはさち子が無事に屋敷を出られたことにホッとしました。
ただ、さち子がこのまま傍観するのか?絶対しないですよね…どう絡んでくるのか楽しみですが、
この作品の良心であるさち子だけは、最後まで光属性のままで終わって欲しいです。

これぞサイコパス執着攻め…3巻末で真珠持ちの政治家先生に寝取らせた後に上書きする典彦。
「貴方の縋る相手が私だけであればいい」
「貴方の思慕も愛情も信頼も憎しみも苦しみも絶望も、唯一私だけに向けられるものであって欲しい」
愛おしくて仕方ない、ずっと自分の痕をつけたいと思っていたと言い、
3日間壊れるほど抱き潰して、育郎から拒絶されてしまう…それも計算済みの行動でしょう。

屋敷に戻ってからは更に周囲を翻弄する典彦、健一を唆してさち子を襲わせ、
健一に育郎を犯させる…狂気ですよね。

典彦の唆し方が、その人がもともと持っている毒を引き出すというか、
善良であったはずの健一が、蘭丸への愛情と嫉妬を拗らせて、狂気に駆り立てる姿が悲しい。
最後に蘭丸は育郎の元へ行き、健一から離れたんですが、このまま終わるハズはない!
典彦の狂気が健一に投影されていますが、既に蟷螂に食われてしまった健一は転がるしかないのか…。
手を放した蘭丸を追いかけなかった健一なので、踏みとどまってくれる気もします。

そして、お家炎上で典彦との心中が叶わなかった育郎。
典彦を拒絶してからも、ずっと典彦に囚われ続ける姿は、まさに蟷螂の檻です。
1巻の頃にはタイトルの意味が理解できなかったんですが、
4巻にして胸に刺さるタイトル…おそろしい><

典彦が望んだとおりに、育郎の感情は総て典彦に向けられ、典彦に縋って二人だけの世界。
燃える牢部屋の絡みシーン、カラダを繋げたまま心中…あの描写に息をのんで引き込まれてしまった。
蘭丸を助けようとして、育郎は助けられましたが、典彦は炎に消えはしたものの本当に死んだのか?
サイコパスは簡単には死にませんが…。

典彦不在となり、育郎のあのカラダはどうなってしまうのか?!
そこが気になる…育郎がカラダを持て余すことは確実ですが、かと言って
大学同級生のイケメン飯田と関係を持ったりしないで欲しい…。

育郎の生きる道は?伯父に会社を乗っ取られ、
新聞記者の飯田が何やら探ってましたが、何か動きがあるんでしょうか。
蘭丸はどうなるんだろうか?もう?だらけでモヤモヤする。
育郎は穏やかに暮らせるんでしょうか…
5巻発売まで結末を悶々として考える楽しみに変えたいと思います。

デリコ先生のすばらしい妖艶なエロス…圧巻でございました!

2

ぜひ、ネタバレを読む前に!!!

蟷螂の檻4巻を読むにあたり、
1〜3巻を読み返すことにしました。
続けて読んだため、かなり疲れました……。
読み応えがありすぎてゲッソリしました。
(とても素晴らしいということです)

4巻では、妻 さち子の代わりにお偉いオッサンと
寝てしまった受 育郎から始まり、
色々ありまして火事の現場から
受の兄の蘭蔵に助けられる、という場面で
終わりました。
これはぜひ、ネタバレを読む前に読んでください。

個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★

毎巻毎巻、すごいボリュームです。
次巻の発売がおそらく1年以上先ですので
それまでに何度か読み返すのが理想ですが、
読み返す気力がないくらいしんどい内容です。
(とても素晴らしいということです)
このテンションをしばらく引きずってしまうため、
自分がめちゃくちゃ元気な時に読むことを
強くオススメします。

1

ネタバレ読むでねぇ

つ、つかれたーー…(いい意味で)

人間関係がこじれにこじれまくって、どう落とし所を見つけるのか展開が読めなかったけど、四巻、絶妙ないいところで落ちたーーーー
5巻の妄想が膨らむわーー

ネタバレ絶対読まないで!!


以下ネタバレ↓
のりぴこがホントどうしょうもない。3巻まではもっとやれだったけど、今回途中から嫌悪感でたもん。すきだけど。坊っちゃん可愛そう…と、でりこ先生の思いのままなのか。らんぞーとさちこが救い。五巻は飯田と坊っちゃんとらんぞーが絡んでくるのがすっごい楽しみ。"檻"から出られた坊っちゃんと蘭蔵との今後の関係は上向きになってほしい。果たしてのりぴこはあのまま死ぬのか、のりぴこのことだから火傷痕だらけでしつこく気持ち悪く現れてほしい気もする…

3

5巻が待ち遠しい

前巻から結構時間が空いていたので、本当は1~3巻までの内容をおさらいしてから読みたかったのですが、早く読みたい気持ちを抑えきれず、手に入れた瞬間貪るように読んでしまいました。

ですので難しい考察などは全くできていません。
ただ一つ言えることは、4巻は非常にえっちだったということだけです。

3巻では汚らしいおじさんにぐちゃぐちゃに犯されて満身創痍の体だった育郎さんですが、この巻では開幕早々サイコパス典彦によってこれでもかというほど穴をいじめられますので、「彼のお尻は大丈夫なのだろうか?」と違う意味でもドキドキハラハラしながら読み進めました。

こんな私の心配をよそに容赦なくストーリーは展開していきますので、気がついた時には育郎は社長の役職から降ろされ、さち子とは離婚し、屋敷は燃えていたというわけです。

色々な事件が一気に起こり、読んでいる私も何がなんだか分からず、ただ怒涛のように挿入されるエロシーンだけはやたらと記憶に残っているので、前述の感想に至りました。

その間典彦は様々な謀略をめぐらせて當間家全体を引っ掻き回していたような気がしますが、こいつを止めてくれる人はいないんだろうか。ちょっと変わった趣味をお持ちのようで、育郎を我が物にするだけでは飽き足らず、さらに自らの手で壊すということに至上の快感を覚えるそうですね。こんなやつに付き合わされる育郎かわいそう、、

この地獄のようなストーリーの中に現れた唯一の光明(?)である飯田くんは今後どう関わってくるのか… さち子もここで引き下がる女じゃないですよねー
ともかく典彦の檻から一旦出ることができた育郎はこのまま人間として立ち直ることができるんでしょうか? 早く続きが読みたくてたまらないんですけど5巻は早々に出てくれることを期待します。

6

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