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エキスパートレビューアー2022

女性おぶもいもいさん

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感動

10年以上付き合っている圭太と桔平。朝起きたら18歳の桔平と28歳の桔平が入れ替わっているところから始まるお話でした。

10年違うと身体つきも見た目も考え方も違うし、積み重ねてきた想いにも差があるけれど。
入れ替わった相手が愛する恋人であることには変わりないので、圭太も桔平もそれぞれに受け入れてお互いの気持ちを明かしていく様子が素敵でした。

ずっと一緒にいるから今さら恥ずかしく思うことや改めて聞けないこと、過去に戻ってみたいと思うこと。
そんな風に頭で考えたことが実際に彼らに起こるわけですが、そこに負の感情がないのがふたりのすごいところだなと思います。
お互いにあえてこれまで触れてこなかった心の奥の部分を知って、現実に戻ってより相手を大切にしたいと考える。そんな美しい関係がふたりにはあって、本当に素晴らしかったです。

お互いを想いあうふたりの温かさが伝わってきて、入れ替わりがあったことでより深くなった愛に感動…!
嬉しい時に泣いてしまう圭太につられるように、幸せそうなふたりに胸が熱くなるような作品でした。

ほっこり癒やされる

対象的な表情をしているけれどそれでも温かい雰囲気が伝わってくるような表紙に惹かれ購入。
タイトルが全てひらがなというのもすごく素敵だなと思いました。

村の人たちや修の家族、桐の仕事関係の人たちなどたくさんの人たちと関わり合いながら進んでいくお話でしたが、現在や過去の繋がりや色んなエピソードが中途半端になることなくスッキリまとめられていてとても読みやすかったです。

それぞれに悩んだり諦めたりしているようなところがありましたが、ふたり一緒にいることでそれが解消されていくんだなというのが伝わってきてすごくほっこり。

帯にあるように「わちゃわちゃ癒やしBL」の言葉がぴったりで、すごく楽しめました。

モヤモヤ

大学生の加賀と助教授・嶋のお話ですが…嶋のキャラ設定が謎で、タイトルにあるような「可愛くてしかたない」ように感じるところは残念ながら見付けられず。
ぽやんとしていて可愛らしいところはあったけれど、素の部分が腹黒ともSとも言えないような…単に他人の気持ちがわからない自分勝手な人という印象で、ただただ性格が悪いように見えてしまって。
そんな嶋のことをなぜ加賀はあんなにも追いかけたくなったのか理解できませんでした。

後から出てきた嶋の元カレも中途半端な立ち位置だったり、大学3年の加賀があまりにも先のことを考えていなさすぎたり。嶋が可愛くないということ以外にもモヤモヤするところがたくさんあって、萌えどころを見つけるのが難しかったです。

運命的

海洋大学に通う海都は海の生態系を調べるため、漁船に乗せてもらってフィールドワークをしていると嵐が近付き海が荒れ始めてしまう。その時網にかかったままの深海魚を発見し、助けるため海に飛び込んだ海都はそのまま大波に飲まれてしまうのだけど…
運良く小さな島の岸辺に辿り着き、そこにひとりで住んでいる穂高に助けられるというとこから始まっていくお話でした。

周りとの関係を断つように暮らしている穂高は、大学時代に精神的苦痛を受けたことにより"色"を感じることができなくなっていて。
何も楽しいことがないと毎日塞ぎ込んでいた穂高でしたが、とても明るくて元気いっぱいな海都といると自然と笑顔になったり色んなことが楽しいと思えたり。
一緒に過ごした短い時間の中でやがて恋心に気がついていくわけです。

あっさり両想いになりそうなくらい距離は近いのかな?と思っていましたが、実は海都も心に傷を抱えていて簡単には恋愛に発展できない事情が。
そんなハラハラする場面もありながら、ふたりの気持ちが交わるのをゆっくりと見守るようなお話だったなと思います。

ふたりとも抱えている傷はわりと重ためでしたが、引きずることのない明るい結末になっていて良かったなと思いました。

深い

上巻での謎を回収していくように、様々な出来事が起こっていく下巻でした。

敦也と洋二の関係や彼ら自身の感情が変わってきていること。それを巧みに嗅ぎ付けて壊していく遼一の狂気は本当に恐ろしかったけれど、それと同時にとっても寂しい人なんだなと切なくも感じて。
彼にとって洋二はどんな存在か?壊れた部分しか描かれていない遼一の本心を考えてみると、彼のこともまた違った見方が出来るような気がしました。

そしてふたりが過去を回想している意味が明かされていくわけですが、その理由が想像もしていなかったものだったのでものすごくゾクゾクしました。
大切な人を失うかもしれない恐怖の中で愛を積み重ねていくことは簡単ではなかったと思うけれど。それでも最後にはふたりともが笑顔になれる結末となったのが素晴らしかったです。

重たいお話ではありましたが、明るく晴れるような終わり方でとてもスッキリ。
彼らの未来が幸せであってほしいと願いたくなるような作品でした。

シリアスめ

靴職人の敦也と大学生の洋二のお話ですがふたりを結んだのは洋二の兄の遼一という、三角関係ではないけれど深い繋がりを持つ3人のお話でした。

兄である遼一を想っている洋二はそれと同時に強く恐れている部分もあり、そこにあるのは愛なのか?支配なのか?洋二自身もまだわからぬままだったけれど。
敦也の登場でこれまで一定方向にしか動いていなかった洋二の感情が変わってきたことで、遼一にも動きが出始めるという展開。

シリアスな雰囲気を感じながらもまだわからないところがたくさんあって、今後どうなるのか全く読めず。
3年後のふたりが過去を回想するようなカタチになっているので、現在の彼らもどんな関係になっているのかがわからないことがさらに謎を深めていました。

今はまだわからないことだらけでも全ては下巻で明らかになると思うので、そこに繋がっていくドキドキ感を楽しむことができた上巻でした。

みんなのアイドル

転入生の諏訪と「みんなのアイドル」として愛されている佐倉。そんなDKふたりのお話でした。

関西出身の佐倉は関東へ転校した時に関西弁で話すことがトラウマとなる出来事があったため、関西弁を封印して今のキャラに"猫かぶり"することになり。
ふたりはその転校時の同級生で久々の再会となるのですが、素の自分を知る諏訪にそれをバラされないかヒヤヒヤする佐倉。
でも警戒する佐倉をよそに諏訪はぐいぐいアプローチしていって、徐々にふたりの距離も近付いていくという展開でした。

諏訪はいつもスンっとした表情で何を考えているのかもあまりわからないけれど、ただただ佐倉に対する一途な想いがあるのだなというのは伝わってきて。暴走してしまうところもありつつ、上手く佐倉に近付いていく諏訪のキャラはすごく良かったなと思いますが…

佐倉のキラキラキャラ?王子様キャラ?がいまいちピンとこなくて、そんな歯の浮くようなセリフで今どきの女子はキャーキャー言うのかな?と疑問に思ってしまい…。
佐倉のビジュアルならあざと可愛い系で愛されているほうがもっとしっくりきたような気がしました。

最終的には関西弁もみんなの前で話せるようになったしふたりは恋人同士になれてハッピーエンドだったのだけど、佐倉のキャラに違和感を覚えてしまったのを最後まで引きずってしまう部分があったかなと思いました。

萌え要素多し

一見ぶっきらぼうで冷たい印象の宝ととってもピュアで何に対しても真っ直ぐな大進。
そんなふたりのキラキラなお話、すごく素敵でした…!

たった一度会っただけの宝にまた会うため、福岡から上京したその行動はちょっぴり軽率だったかもしれませんが。
大進はしっかりと自分の中に芯が通っている人なのが伝わる展開になっているし、そこからまだ自覚していなかった恋にも気付いていくのがたまらなくキュンとしました。

一方で宝はわりと自分本位な感じなのだけどそれにもきちんと理由があって、宝自身の根っこの部分が徐々に明かされていくと、大進に冷たくしていたこととも繋がっていくのでお話が進むにつれて彼の印象も変わっていったのが面白かったです。

最初の頃のちょっとぎこちないやり取りや一緒に過ごすようになってからのキラキラした日々の中に、キュンとできるところがたくさんあって大満足な作品でした。
彼らのその後も続編として読めたらいいなと思います。

重ためだけど…

キラキラした表紙からは想像出来ないくらいシリアスめなお話でしたが、転生モノならではの"全て繋がったときのゾクゾク感"を存分に楽しむことができました。

抗うことのできない運命を受け入れながら、苦しい別れの日々を何度も乗り越えて。
愛する祝とまた共に生きるため、千年という長い時間を耐え抜いた英心の気持ちを思うと胸が熱くなりました。

再会した時は渋い表情をしていることが多かった英心が、げろ甘彼氏になるそのギャップがツボでした。でも、またそんな関係になることができて本当に良かったなとすごく心がじんわりしました。

重ためなではありましたが、最後にはとても幸せな気持ちになれるお話ですごく面白かったです。

milk dream コミック

こん炉 

バランスが良い

重ためなお話からガッツリなエロまで、振り幅が大きい作品を描く印象のこん炉先生。
今作はたくさんの夢精シーンが出てくるので、エロに偏りがちになってしまうのかと思いきや。
輔と綜汰それぞれが葛藤している場面はちょっぴり切なかったり、大学生らしいやり取りにクスっと笑えるところもあって。
すごくバランスよく楽しめたお話だったなと思いました。

"夢精信者"として明かされる綜汰のエピソードは本人にしてみたら真剣な問題なのが逆にすごく面白かったし、その始まりの夢精に輔が関わっているという話の繋がりもあって、ストンと気持ちよくふたりが両想いになる展開は読んでいて気持ちよかったです。

甘々なまま終わるのではなく、輔の執着が見えるようなラストも最高だったなと思いました。