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アドバンスドレビューアー

女性アンジーさん

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エロいけど純愛も楽しめる異国のお話

BLアワード2020 BESTエロ部門 11位 受賞作品

『ハングアウトクライシス』に続いて読んだ おわる先生の作品です。
BESTエロ部門 11位ってことは、エロいんですよ~!

おわる先生のあとがきにもありますが、
タイトルの『プッシーキングさまの悪癖』が、
第1話~第5話と描き下ろし『プッシーキングさまの手腕について』
同時収録でプッシーキングさまの従者のお話が、
『破滅のドリフトナイト』と描き下ろしの『プッシーキングさまの従者は憂鬱』
になります。

『プッシーキングさまの悪癖』
大衆食堂の料理人 カドリと王族の親戚で実業家 ファティ・アル・ラヒムのお話。

湾岸諸国の下町でばあちゃんが営む食堂で料理人をしているカドリ。
ある日、実業家のファティ様が土地開発のため立ち退き要求に訪れます。
このファティ様は、王族の親戚で実業家だけでなくイケメンのわがまま暴君。
立ち退きを断ったカドリに「セックスで決めよう」と、とんでもないことを提案します。
悩んだカドリは大事な店を守るため、ファティ様の屋敷に向かいましたが、想像以上のエロが待っていました!

ファティ様は湾岸諸国の王族の親戚、そして実業家で超お金持ち。
さらに、イケメンでスタイルがいいのは言わずもがなですが、ファティ様のすごさはそこではありません!
快楽の化身、酒池肉林の王であり、毎日のように屋敷や「密会」で男性達とお戯れをしています。
もう、それだけでエロい!エロすぎる!!本編をご覧ください。
そんなファティ様はバリタチです。
一方、カドリはDTでキスもしたことがありません。
ファティ様はカドリの「初めて」を奪いたくなり、普段はバリタチなのにネコになっちゃうのです!
濃厚なHを何度もした2人は、お互いのことが気になってしまいます。
途中、ファティ様の嫉妬や当て馬が登場しますが、それがいいスパイスになり、めでたく両想いになります。
わがまま暴君なのに、カドリに抱かれているファティ様はとても可愛いですよ~。
純粋でまっすぐなカドリにファティ様は心も体も虜になっております。
しかも、褐色のお肌のイケメンってカッコいいですね!

描き下ろし『プッシーキングさまの手腕について』
カドリはオレ様なのにイチャイチャしてくるファティ様を「カワイイ」と思います。
そのことを伝えると、ファティは不機嫌になり…。


同時収録
『破滅のドリフトナイト』と描き下ろしの『プッシーキングさまの従者は憂鬱』

代々ラヒム家に使える執事 サーデクとファティに幼少の頃拾われた従者 ラビのお話。

個人的には、こちらのお話の方が好きです。
サーデクとラビは両片思いなのですが、2人ともファティ様の所有物であるために気持ちを伝えられません。
ファティ様の激しいお戯れの道具にされる2人。
そんなある日、ファティ様がラビを隣国の金持ちに譲ると言い出して…。
最後は、サーデクが命を懸けてラビを守ろうとします!
捕らわれたお姫さまを助ける騎士のようで、カッコ良かったです♡
うーん、ファティ様は、カドリと出逢ったことで優しくなったのですね。
サーデクとラビのHはエロいだけじゃなくて可愛い!
こちらも、ぜひ本編でご覧ください(笑)

最後までエロシーンがてんこ盛りで、エロ好きにはたまらないでしょう(笑)
おわる先生は絵が綺麗なので、エロシーンも美しいです。
でも、この作品は表題作も同時収録もどちらも軸はラブストーリーです。
だから、読み終わった後に、エロだけでなく純愛も感じられますよ。
もしかしたら、4人ともお互いが「初恋」なのかも?

デビュー作で、BLアワード2020受賞作品!

BLアワード2020 BEST次に来るBL部門 2位 受賞作品

犬居 葉菜先生のデビュー作にして、BLアワード受賞作品!なんて期待して読ませていただきました!
初めてのケモミミ…狼族×兎族の異種ケンカップルって?

狼族名家の跡取り息子の玄依 練と兎族の村長の義理息子の楓のお話。

タイトルの通り、兎の楓くんが狼族名家に嫁入りします。
兎族の村は悪天候のため、農作物が不作で食料難の危機でした。
ある夜、兎族の村長のもとに1匹の品のいい狼が訪ねて来ます。
村長と狼は長い時間話をしていました。
やっと、話が終わり、村長がみなに伝えたことは、
「この村に十分な食料を2年間毎月供給してくれる」
という内容でした。
ただし、それには条件が…。
性別は不問で、狼族名家の惣領息子と婚約することでした。
狼は名家の玄依(くろえ)家の遣いの者だったのです。
その時の兎族で、家庭がなく年齢的にも当てはまるのが楓くんしかいませんでした。
村長や村兎たちに土下座をされ、楓くんは仕方なく嫁ぐことにします。
数日後、到着した狼族の街はとても栄えていて、玄依家は大きいお屋敷でした。
到着するとすぐに「百代結」という婚姻前の儀式を行うことになりました。
その儀式で楓くんは結婚相手の練くんと初めて顔を合わせましたが…。

この作品はBLアワードでも紹介されていますが、つくりこまれた世界感で、設定も丁寧に考えられていると思いました。
なぜ異種間で「番」になるのか?なぜ兎族なのか?など、伏線もきちんと回収されています。
楓くん視点でストーリーが進むのですが、心理描写もわかりやすかったです。

兎村に食料難を救済する条件として、嫁と娶るのは交換条件というよりは「人質」に近いでしょうね。
さらに、楓くんは孤児で村長家族とは血縁関係がありません。
見捨てられた気持ちでいっぱいです。
幸い狼族はみんな親切で優しい人ばかり…旦那になる練くん以外は。
練くんは初めて会った時から冷たい態度でまるで自分に興味なし。
しかも、異種間の婚姻と楓くんが男だから「嫁体化」をしなくてはいけません。
この「嫁体化」は、楓くんには辛い準備…いや仕打ちなのですが。
全く距離が縮まらない2人の関係に変化が生じたのは、楓くんの我慢が限界に達せてキレたからでした(笑)

途中まで、楓くんが可哀想だなと思いながら読んでいましたが、後半は盛り返します!
だんだん楓くんに心を開いていた練くんは、あることがキッカケで激怒し、「先祖返り」をしてしまいます。
「先祖返り」をした狼は、人の言葉も人の記憶もなくしてしまう。
もう人には戻れない。
でも、今、楓くんと「番」になったら、人に戻れるかも知れない

練くんはいつの間にか楓くんを好きになっていたのですね。
それに、練くんの冷たい態度は薬の影響だったみたいです。
人に戻った練くんは、楓くんにデレます(笑)
楓くんが幸せになってくれて嬉しいです。
でも、ケンカはほどほどに…。
楓くんの可愛いお顔をもっと見たかった!

メイン以外のキャラの設定もしっかり構成されていて、みんな魅力的です。
とくに、練くんの従兄で裕士くん!ちなみに、狐族との混血でイケメンです(笑)
当て馬かと思いきや、そんなこと全然ありません。
練くんが「祖先返り」してしまった時は、責任を感じて死にそうになっていました。

描き下ろし『後日譚 練と楓』
結婚後の2人の日常です。練くんは外回りの帰りは必ずおみやげを買います。
今日はふくまん(おまんじゅう)ですが、いつもはビックリするほど不要なものばかり。
裕士くんは「愛されているね~」と言うけれど…。

個人的には、もっと練くんにデレて欲しかった(笑)
あと、初めてのケモミミ同士でイメージが出来ないのですが、可愛いHシーンが見たかったな。

それにしても、デビュー作でこの完成度は素晴らしい。
ストーリー性重視でケモミミが初めての方にもおすすめの作品です。
これからも楽しみにしています。

エロくて可愛くて、まさに眼福です♡

BLアワード2020 BESTエロ部門 4位 受賞作品

『優しいパンツの脱がせ方』では、エロシーンにドキドキしちゃいましたが、この作品はエロさも可愛さもパワーアップしております!!
まさき先生は絵が綺麗で、スッキリしているので読みやすいです。

大学生でクールなイケメン 伊佐木 蒼くんとアパートの隣人でボーイズバーの店員 高澄 一志くんのお話。

一度も恋愛経験がない22歳の一志くんはゲイでボーイズバーの店員です。
ある日、部屋の前で酔っ払って倒れていた蒼くんを介抱したことからなつかれます。
蒼くんは大学2年生で、無表情だけど一志くんのために食事を用意する優しい男子です。
そんな蒼くんは、仕事で疲れている一志くんに催眠アロママッサージのご優待券を渡します。
「暇だし、行ってみよっかな」と軽い気持ちでサロンを訪ねると、なんと担当ボディセラピストは蒼くんだったのです!

まさき先生の描く男性は、顔はもちろんイケメンなのですが、体のラインも本当に綺麗でカッコいい。
今回は、可愛い顔の一志くんの体が細マッチョでビックリ!
これだけで萌えちゃう人続出です!!

蒼くんがゆっくりじっくりと一志くんの心と体をマッサージしていく様子は、もう凝視しちゃいます(笑)
一志くんは乳首も綺麗なんですよぉ。しかも、蒼くんは一志くんを乳首責めしている!
一志くんの体って、蒼くんがマッサージするたびに、どんどんエロくなっている気がする(汗)
しかも、一志くんは天然でピュアな性格なので、
「今の体って 全部 蒼くんでできているよね!」
と、無自覚で煽っています。

当て馬ほどではありませんが、サロンのセラピスト小倉さんやボーイズバーの利音くんがちょっとしたスパイスになっています。

後半の両想いになった2人のエロシーンは超やばい♡
ぜひぜひ書籍でご覧ください!!
予想はしていたけれど、蒼くんの体もカッコいいんですよ~。
引き締まっているのにしなやかで、もうたまりません!
まさき先生のエロシーンは、体のラインがとても綺麗でエロも濃いです!

個人的には、蒼くんの硬派で一途なところがいいなと思いました。
一志くんをとても大切にしてますよね。

描き下ろしは、大学の研究室に籠ることになった蒼くんから、会えない間にオナ〇―しないでとお願いされた一志くん。
数日後、気持よくて目が覚めると、目の前には蒼くんがいました。
そして、自分の乳首をみると…。
もう言葉だけでイくようになってしまった一志くんがエロすぎる(笑)

絵が綺麗で、エロい作品を読みたいときは、まさき先生がダントツだと思います。
でも、絵が綺麗でコマ割りも上手いので、ストーリー性重視のエロ少なめの作品も読んでみたいと思いました。

次作も楽しみにしています。

sick コミック

倉橋トモ 

オレ様年下攻めに一生飼われちゃう!

最近、ハマっている倉橋トモ先生の作品です。
倉橋先生は絵が可愛くて、心理描写も丁寧に描かれているので読みやすいです。

大学2年生のイケメンで人生ナメている須藤 圭人くんと同じゼミの先輩でコミュ障の岸 祥太くんのお話。

親が名の知れた会社の社長、頭が良くて、おまけにイケメンの須藤くんは、お友達も多く、合コンに参加しまくり、女にも不十分したことがありません。
順風満帆な毎日でした…ひとつを除いては。
それは、ゼミの先輩で自分に無関心の岸くんの存在でした。
須藤くんは日々 可愛い嫌がらせをして気を引きますが、岸くんはスルーします。
どうやら、須藤くんの初恋で玉砕した相手が、岸くんの顔に似ているようです…。
(それって、岸くんじゃないの?!って思っております)ある日、須藤くんは嫌がらせで岸くんを合コンに誘いますが、女子に誘惑されている岸くんを見てキレてしまいました。

岸くんは過去の経験から男性に対してトラウマみたいなものがあり、それがコミュ障を助長させてしまったようです。
一方、須藤くんはグイグイ攻めるオープンマインドタイプです。
全く正反対の2人…。

倉橋先生の作品は、距離感や感情過程を表現するのが上手いので、須藤くんと岸くんのそれぞれの気持ちがわかります。
この作品に限らず、家族や友人との交流が深いのも魅力の一つだと思います。

ちなみに、この作品では、岸くんの家族も重要なエッセンスですが、個人的には、脇キャラで岸くんのお友達(名前不明)がいい仕事してんな!と思いました(笑)
ぜひ、名前を付けてあげて欲しかった…。

描き下ろし『須藤くん家に行ってみた』
須藤くんのお家に遊びに行った岸くんが、お姉様と遭遇しちゃうお話です。
須藤姉弟は趣味が似ているそうで、須藤くんがお姉様を思いっきり警戒しています(笑)

当て馬の登場や病気や事故に見舞われることはありませんので、最後までほのぼのした感じで読めます。
思わず守りたくなる可愛い岸くんに、この先も須藤くんは抗えないでしょう(笑)
倉橋先生の一番最初に読む作品としてもおすすめです。

こちらの作品の続編を希望している方も多いのでは?
いつか番外編で、仲良しな2人を見れたらいいな。

かんでいい…って、可愛すぎだろ!

『めぐみとつぐみ(1)』の続編です。

父親が理事長のα進学校に通う九重 恵くん(α)とヨシキリ高のヤンキーの山田 つぐみちゃん(Ω)のお話

つぐみちゃんのヒート中は恵くんが相手をすることになったけど、ここで大きな勘違いが発覚します。
イチャイチャしたい恵くんに反して、ヒートが治まったらツレないつぐみちゃん。
ある日、恵くんはつぐみちゃんをデートに誘います。
猫カフェに行ったり、クレープを食べてり、ショッピングをする2人。
恋人同士だと思っていた恵くんは、つぐみちゃんが自分のことを「セフレの食べ物色々おごってくれる奴」と思っていたことを知りショック!
だって、恵くんは、ちゃんと「好き」って言ってないよね?
ハッキリ言わないと、つぐみちゃんには伝わらないよ(汗)

つぐみちゃんは恵くんに言われたことを思い出し、モンモンとします。
そして、恵くんを思いながら1人Hをしますが、何故か「もうあいつ消すしかない」と鉄パイプを持って恵くんの家に押し掛けました。
2人で話をしていると、恵くんのお父様が帰宅して…。

つぐみちゃんはキャパオーバーすると、すぐに恵くんのところに行ってしまいますね。
でも、それって理由を付けて、恵くんに会いたいんですよね?

つぐみちゃんを送っていく途中で、恵くんはちゃんと自分の気持ちを伝えます。
さらに「…俺 お前と番になりてーと思っている」と打ち明け、キスをします。
おおぉぉ!恵くんカッコいいなぁ。

2巻では当て馬が登場します。いや、すでに1巻から登場していた恵くんの親友スバルくんです。
初等部から恵くんのことが好きだったのに、いきなり現れたつぐみちゃんに奪われてしまった形です。
まさに「鳶に油揚げをさらわれる」とは、このことでしょう。
ある日、スバルくんは話があると言って恵くんの家を訪問し、恵くんを襲おうとします。
その頃、つぐみちゃんも恵くんの家に向かっていました。

結局は、スバルくんの存在で、つぐみちゃんが自分の気持ちに気が付くのですが、スバルくんがちょっと可哀想でした。
でも、諦めないって宣言していましたね!
応援したいけど、スピンオフか描き下ろしで幸せになってくれ!

想いが通じ合った恵くんとつぐみちゃんのHは、いつもよりも甘い感じでした(笑)
でも、番のしるしをつけるのは「俺がもうちょっと大人になったら」だって!
恵くん、まじでいい男だね!
つぐみちゃんは首のうしろを噛まれたと思っているけれど…。

描き下ろし『くろじとはるつぐ』は、大学生の春告が高校生の黒鵐に一目ぼれし、お付き合いするまでのお話です。
ずっとラブラブな夫婦でいられるのも納得の可愛いさです。
描き下ろし『めぐつぐ的ピロートーク』
両想いになった2人の初Hの後はイチャイチャと思ったら…やっぱりね!

1巻の表紙では睨み合っていた2人ですが、2巻は仲良く自撮りしたような表紙ですね。
3巻はどうなるのかな?
スバルくんの宣戦布告や恵くんのお父様の問題も残っていて、まだ恵くんとつぐみちゃんは番になれなそうです。
そろそろデレたつぐみちゃんが見たいな(笑)

チャラいけど硬派なめぐみくんとヤンキーだけど可愛いつぐみちゃん

初めて読んだS井ミツル先生の作品です。
最近、オメガバースの世界に足を踏み入れ、ちるちるの評価が高かったので読んでみました。
じつは、ヤンキー系が苦手だったのですが、この作品は面白かったです。

父親が理事長のα進学校に通う九重 恵くん(α)とヨシキリ高のヤンキーの山田 つぐみちゃん(Ω)のお話

父親が理事で、優秀なαばかりを集めた進学校に通っている恵くんは、じつは父親のα信仰を嫌っています。
ある日、恵くんの仲間がJC(女子中学生)のΩを襲うとしたところを、つぐみちゃんが助けます。
つぐみちゃんはいつもマスクに鉄パイプの1匹狼で、いかにもヤンキーという感じ(笑)
恵くんは仲間から「突然襲ってきた」と聞かされていたため、リベンジでつぐみちゃんを呼び出しました。
指定の場所に1人で現れたつぐみちゃん。
恵くんはどこからともなく匂うフェロモンに気が付きます。
そこで、つぐみちゃんが一言。
「ヒートなのは俺だぜ」
びっくりする恵くん。さらに、つぐみちゃんは
「抑制剤なんか使ってねーよ」
「俺はぁ いっつもヒートは気合でなんとかしてんだ」

Ωを性欲の対象としか見ていないαを敵だと思っていたつぐみちゃん。
自分がヒート中に恵くんに出会ったことで、運命が大きく変わります!
お互い関わりたくないのに、なぜか引き寄せられてしまうのは「運命の番」だからでしょう。

恵くんが「Hは大切な誰かと結ばれるためのモノ」と考えていることを知ったつぐみちゃんは、自分と同じ気持ちであることに気が付きます。
ちなみに、2人の初Hは閉じ込められた体育倉庫です!
何もないわけないシチュエーションですね(笑)
恥かしくて、真っ赤になったつぐみちゃんをご覧ください。
とても可愛いですよ。

後半は、ヒート中でもないつぐみちゃんにキスしてしまった恵くんが、自分の気持ちに気が付きます。
一方、つぐみちゃんは天然なので、なかなか自分の気持ちに気が付きません。
それでも、恵くんのことを考えてしまいます。

ヒート中のつぐみちゃんに「お前が欲しい」と言われた恵くんは、つぐみちゃんのヒート中は自分が相手をすると提案します。
うーん、つぐみちゃん、もういろいろ言っていることが「愛の告白」なんだけどね~。
本人が天然だから、全く気が付いてない(笑)

描き下ろし『山田家へようこそ』
すずめちゃんのお誕生日会で山田家に招待された恵くん。
その日は、つぐみちゃんのお部屋に泊まることになりました。
狭いベッドで寝る2人。つぐみちゃんが寝ぼけて…。

この作品はメインの2人が個性的で面白いのですが、脇キャラもいいんです。
とくに、つぐみちゃんの家族は仲良しで、みんないい人たちです。
αの春告とΩの黒鵐、βの妹すずめちゃん。
一方、恵くんの家庭環境は複雑です。
αのお父様とαのお母様の他に産みの母親がいます。
産みの母親はお父様の元同僚でΩのヒート中に襲われたようです。
恵くんの両親は仕事でほとんど不在の寂しい家庭みたいですね。

ヤンキーなのに、じつは純粋なつぐみちゃんが可愛いし、Ωを尊重している恵くんもいい男ですね!
続編では、恋人同士になってイチャイチャして欲しいけれど、この2人は無理かな(笑)
コミカルで楽しく読めるので、おすすめの作品です。

将棋も恋も最善手!

初めて読んだ福嶋ユッカ先生の作品です。
福嶋先生は絵が可愛く、読みやすいコマ割りです。
今まで将棋に興味がなかったのですが、この作品を読んで勝手に親近感が湧きました(笑)

高校生のプロ棋士 高村雅臣くんと同級生の藤沢 桂くんのお話。

桂くんが、自宅で父親とBS放送の覇王戦を観ていたら、挑戦者の名前に見覚えが…。
それは、出席率が悪い高校の同級生 高村雅臣と同姓同名でした。
本人だったらサインが欲しいとねだる父親のため、桂くんは学校で雅臣くんを呼び出します。
すると、やはり挑戦者の高村雅臣棋士(5段)でした。
父親のためにサインをもらったことがきっかけで、桂くんと雅臣くんは仲良くなります。
覇王戦の最中に「こども将棋スクール」で教える雅臣くんのところに遊びにいく桂くん。
雅臣くんに少しずつ魅かれていきます。

別の日、いつも学校に来ない雅臣くんが登校しているので、幼馴染みの森崎くんは不思議に思います。
でも、雅臣くんと桂くんのやり取りを見て「なるほど藤沢か」と呟きました。
雅臣くんはゲイだったのですね~。
桂くんと2人でお茶している時に、桂くんの顔に手と添えて「顔はかなり好みだなーっ」と言っています(笑)
なんと、高校を辞めるつもりだったけど、桂くんがいるから考え直すそうです。
ちなみに、覇王戦は雅臣くんが大逆転で勝利しました!高村覇王です。

この作品にはもう一組のCPがおります。
それは、雅臣くんの幼馴染みの森崎(カナメ)くんと双子の弟 マコトくんです。
2人は小学校の頃から将棋をしていて、雅臣くんとは大会や奨励会で仲良しになったようです。
小さい頃からカナメくんが好きだったマコトくんはいつもお兄ちゃんの側にいました。
カナメくんは、両親の離婚をきっかけに、距離を保てなくなってしまったマコトくんと別れて暮らす決断をします。
その後、カナメくんはマコトくんとは疎遠になり、将棋も辞めてしまいます。
マコトくんはカナメくんとは違う高校に通いながら将棋を続け、プロ棋士になりました。
二卵性のため、外見も性格も全然似てない2人。
このCPのお話はハラハラしましたが、最後はカナメくんが素直になってHAPPYENDです。
「離れてても マコトのことばっかり考えてたよ」

この作品は好きなのですが、深くまで読みたいエピソードがあっさりしていて残念だなと思いました。
読み切りだから、ページ数の問題なのでしょうか…。
雅臣くんと桂くんのHシーンでは(コマ数が少ないこともありましたが)、桂くんは同性同士にためらいはなかったのかなと思いました。
すごいスムーズにHしていたので…。

あと、桂くんは当て馬の成瀬くんと将棋で勝負することになり、素人の桂くんはカナメくんに1ヵ月間 将棋を教わることになります。
でも、そのシーンが全くなく、いきなり当日の勝負が始まってしまったことです。

個人的には、桂くんの進路のエピソードがありましたが、高偏差値の進学校に通っているみたいなので、調理師専門学校を選択するのはないなと思いました。
せめて、栄養学が学べる大学に進学して欲しかったです…。

お話は面白いし、雅臣くんはかっこいいし、続巻があったら良かったな~。
もう少し、将棋のことも知りたかったです。

雅臣くんの「ベタに永久就職?」にはキュンとしました。
高校生でプロポーズかよ?!

この作品は、将棋が軸になっていますが、恋愛のエピソードとバランスが取れているので楽しく読める作品です。

Marble コミック

川唯東子 

イケメンのソムリエとツンデレのシェフが作り出す愛しさに溢れたビストロ

初めて読んだ川唯東子先生の作品です。
370Pを超える本編+描き下ろしで、最後まで上手くまとまっています。
川唯先生は綺麗で丁寧な絵なので、とても読みやすいです。
これだけボリュームのあるページ数なのに、最後まで全く飽きないなんてすごい。
と言うか、続編が読みたいです。

ビストロのシェフ近森くんとソムリエ兼ギャルソンの梶くんのお話。

新規オープンのビストロのオープニングスタッフの顔合わせに向かった梶くん。
遅刻ギリギリでビストロに向かって自転車を走らせます。
その途中で、別の自転車と衝突してしまいます。
結局は、自転車のチェーンも外れてしまい、5分の遅刻をしてしまいました。
そんな梶くんは、遅刻したことでホールサービス担当になってしまいます。
そして、そのビストロのメインシェフは、さきほど自転車で衝突した相手だったのです。
メインシェフの名前は近森くん。
その日、ビストロで初めて近森くんの料理を食べた梶くんは驚きます。
な、なんだこれ 美味い
最初は遅刻の原因になった近森くんにイライラしていた梶くんですが、近森くんの料理を食べて、すっかり虜になってしまいました。
仕切り直しをして、近森くんに挨拶をし、2人は仲良くなります。

イケメンで人当りも良く仕事も出来る、さらに舌もいい梶くんは他店からもお誘いがあるほど人気があります。
一方、料理の腕は超一流だけど、それ以外はポンコツで不愛想なうえに口の悪い近森くん…じつは梶くんが好きです。

ビストロでは料理は近森くんが、それ以外の全ては梶くんが仕切り、お互いを信頼して仕事をしていました。
でも、近森くんの料理が大好きすぎる梶くんは無意識に思ったことを言ってしまいます。
「うちの大事なシェフなんだから特別なの!」
「俺はお前に惚れてんの」
「俺はぁ おまえの料理がいちばん好きなの!」
これだけでも、心が掻き乱されるのに、自分を支えフォローしてくれる梶くんに、もういっぱいいっぱいの近森くん。
追い打ちをかけるように、梶くんからキスされてしまいます。
悩んだ近森くんは、とうとうビストロを辞めると言い出して…。

梶くんが近森くんの嫁って言うか、おかんのように世話を焼いているのが可愛かったな。
いくらメインシェフとは言え、嫌なら適当にあしらえますよね。
2人の言葉のやり取りや距離感、相手への気持ちが上手く表現されています。
ストーリーも面白いのですが、お料理もどれも美味しそうで、本当にこのビストロがあればいいのに!って思った読者様も多いのでは?

口は悪いし我儘だけど、さりげなく?梶くんには甘くて優しい近森くんにニマニマしてしまいます。
そして、梶くんの作ったお料理を食べたがるところもいいですね~。
好きな人の作ったお料理を食べたいもんね。

近森くんの告白から別のレストランで働いていた梶くんは、近森くんのことを考えます。
「もういっそ 身体くらいくれてやれば?」と言った小鹿シェフの言葉に、近森くんの出した答えは「付き合ってみよう?」でした。
小鹿シェフgoodjob!

お付き合いすることになった日には、もう初Hです(笑)
キスをされて身体を固くする近森くんがとても可愛い。
ちなみに、梶くん曰く、近森くんは「超負けず嫌いなドM」だそうです(笑)

メインが2人ともイケメンってまじ最高ですね!
Hシーンは顔を真っ赤にしている近森くんを愛おしそうに抱く梶くんがいい!!
はぁぁ~、眼福です。

最後は、ビストロの雇われオーナーになった梶くん。
新装開店のために店名を「Bistro de Marble」に変更します。
ひとつの色には染まれなくても、それぞれの色でキレイなマーブル模様を描いて、このお店の景色を作っていく

描き下ろし『K氏の秘かな悩み』
ドMの近森くんと何かに目覚めそうな梶くんにお目にかかれます(笑)

あとがきで、川唯先生が作品を描くのに大変苦しみ、そして悩んだことが書かれています。
川唯先生は、長い期間とても大変だったのだと心が痛みます。
ぜひ、川唯先生に思いを馳せながら本編を読んでいただければと勝手に思っております。
これからも応援しています。

愛のあるとても素敵な作品です。
読み終わった後は大切な人と美味しい料理が食べたくなる…ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

麟さまと智治の想いがひとつになる

『神様のウロコ(1)』の続編です。

水神で白銀の龍 鱗(リン)と小説家の泉妻 智治の伝承に纏わるお話。

前作の続きから始まります。
恐ろしい姿をした狐に一瞬で目を傷つけられた智治。
その瞬間に現れた麟さまは血だらけの智治を見て激昂します。
狐に稲妻を落とし、痛めつけ、苦しみを味わわせます。
その時、智治の愛犬うららがどこかへ走り出しました。
いつの間にか意識を失ってしまった智治が目を覚ますと、鬼のように変わった麟さまに抱きかかえられていました。
あまりの変わりように驚く智治は、なんとか麟さまを止めようとします。
智治の声で正気に戻った麟さまに、狐が攻撃したところで何者かに阻止されました。
それは、うららが呼びに行った稲荷神(巫女の姿をしたお婆さま)でした。
どうやら狐は稲荷神の配下だったようです。
家の一部を壊された智治はまた気を失ってしまいます。
麟さまは稲荷神に挨拶すると、龍に戻って智治と幸太とうららを連れ、泉へ帰りました。

智治が次に目を覚ますと、泉の中で麟さまに手当てをされていました。
目の傷は治っていますが、背中に麟さまが抱きかかえたときの手形(龍)が痣となって残っていました。
一方、幸太は、狐には自分に化けられ、龍になった麟さまと空を飛び、巫女のお婆さま(稲荷神)は宙に浮いている…いろいろなモノを見てしまい、頭の中がグチャグチャです(笑)

稲荷神が連れてきた狐(天狐)は尻尾を取られて、ほとんど普通の狐の姿になっていました。
ちなみに、天狐は九尾だったのでしょうか…。
智治が天狐に襲った理由を尋ねると、麟さまのためだったようです。
「そんな生贄 今すぐ沈めてしまえばいいのに どうしてしないの?」
麟さまは答えます。
「この方は「生贄」ではなく「大切な人」だからです
この方と愛し愛される「家族」になってみたい」
天狐は智治に容赦なく突きつけます。
「おまえは麟さまのために人間を辞めて泉の底までついていける?」

麟さまにとっても智治にとっても、どうしようもない現実が立ちはだかります。
神様と人間
智治と愛し愛される関係になりたい麟さま
うららや友達、仕事も含め人間を辞めることはできない智治

2巻は見どころが満載なのですが、
一番は、やはり麟さまと智治が結ばれたシーンです♡
人間の姿でいることが麟さまの負担になっていることを知った智治は、麟さまを「受け入れる」ことを了承します。
でも、稲荷神に麟さまとの縁切りを持ち掛けられて動揺した智治は、すでに麟さまに魅かれていますよね。
麟さまと智治のエロは、ぎこちないけれど愛しさで溢れていました。
智治は、男性はもちろん、神様とHは初めてですが、今まで「生贄」としての行為しか経験がない麟さまに、優しくゆっくりと「恋人」としての行為を教えます。
最後にデコチューされた麟さまはおどろいた顔をしていましたね。
きっと、デコチューをされたことがないのでしょう。
日ノ原先生の絵が綺麗だから、ぜひカラーで見たい!!
麟さまのウロコとかキラキラしているんだろうな。

最後は麟さまの泉で「あなたが好きなんです 諦めたくない」と告白する智治。
麟さまは喜びのあまり、泉で噴水ショーをしてしまいます(笑)

人間を辞めない、でも、あなたのことも諦めたくない

この先、麟さまと智治はどのように難問に立ち向かっていくのでしょう。
ラストの麟さまの幸せそうなお顔に思わずウルウルしちゃいました。

麟さまと智治の最初の出会いはいつなのか?
祖母の「願い」とは何か?
智治はどうして家を出たのか?
祖母の家はどうなるのか?
幸太と天狐に友情は芽生えるのか?
伝承の龍は娘を背に乗せて天へ…その先は?
まだまだ気になる伏線もいっぱいです。

次巻もとても楽しみです。早く読みたい(泣)

麟さまの一途な想いに絆されます♡

初めて読んだ日ノ原巡先生の作品です。
私は地雷ではないですが、あまり人外には興味がありませんでした。
でも、ちるちるの評価が良く、表紙も綺麗だったので読んでみたのですが…
いや~びっくり!すごく良かったです (;・`ω・´) ナニコレ?!

1巻と2巻を続けて読んだのですが、早く3巻が発売して欲しい~。

水神で白銀の龍 鱗(リン)と小説家の泉妻 智治の伝承に纏わるお話。

何かしらの事情で故郷を離れた小説家の智治が帰郷したところから始まります。
何もない寂れた駅で愛犬うららと迎えを待つ智治。
何気なく、駅の壁に飾ってある古い伝承を読みます。
「昔々、日照りに困った農夫が白蛇に「雨を降らせてくれたら娘をやろう」とお願いします。
すると、白蛇は白銀の龍に姿を変えて、村に大雨を降らせました。
その晩、農夫の家に龍が現れ、龍は娘を背に乗せ天へと…」

智治が駅でボーっとしていると、人が倒れていることに気が付きます。
慌てて駆け寄ると、それは若いのに髪が真っ白で和服を着た男性でした。
なんと、彼はお腹が空いて倒れていたのでした。
智治があげたカツサンドを頬張りながら、彼は「幼い頃に1度会った妻を待っている」と話します。
彼は、ずっとこの日がくるのを待っていたそうです。
その時、智治の幼馴染みの司が車で迎えに来ました。
お礼を伝える彼は、自分の名前は「鱗」と告げます。
麟に名前を聞かれ、智治は言いました。
「泉妻です 泉妻智治(いずのめちはる)」
その瞬間、麟の顔が変わり…。

智治の帰ったお家にはもう誰も住んでいません。
一緒に暮らしていた祖母はもう亡くなってしまっています。
その祖母は生きている時に麟さまと契約を結んでいました。
それは、「自分の願い」を叶える代わりに、智治を麟さまの妻として差し出すこと。
そうです。麟さまは、昔から伝承されている水神だったのです。
普段、麟さまは人間の姿をしていますが、何かあれば白銀の龍に戻ります。
その龍の姿も見てしまった智治ですが、現実が受け入れられません。
でも、麟さまが頑張るんです!
とても健気なんですよ。
それに、ポワポワしていて可愛い〜。
智治のお家に同居しながら、お料理やお掃除などに励みます(涙)
でも、智治はそっけないのですが…。
なんと、神社に電話してお祓いを頼んでしまうんです!
神様をお祓いするって(笑)

この作品は麟さまと智治以外にも脇キャラがそれぞれ重要な役割で登場します。
智治の愛犬 うらら→主人の危機を察知する警察犬よりデキる柴犬(?)
智治の幼馴染み 司→市役所で働いていて、智治の良き理解者
司の姉 百合→恋のアドバイスもする、麟さまのお料理の師匠
百合の息子 幸太→麟さまの正体どころか稲荷神と狐の存在も知ってしまった小学生

いつもポジティブで一生懸命、そして自分を慕う麟さまに、だんだん心を開いていく智治。
そんなある日、幸太が智治の家にいると「本物」の幸太が遊びに来ます。
驚く智治と「本物」の幸太。
最初からいる幸太は恐ろしい化け狐に姿を変えました。
その時、商店街の本屋でバイトをしていた麟さまが気配を感じます。
だれか 来てる
化け狐に一瞬で目を傷つけられた智治。
その瞬間に現れた麟さまは血だらけの智治を見て…。

全体的に、シリアスというよりはコミカルです。
絵が綺麗で、コマ割りも上手いので読みやすいです。
それに、ストーリーが面白いし伏線があるので、どうやって回収されるのかも楽しみです。
麟さまも智治もイケメンで嬉しい~。
最後まで見守らせていただきますよ!

1巻では、イチャイチャどころかキスもしませんが、麟さまの一途な想いにキュンキュンです。
人外に興味がなかった方も楽しめる作品です。
ぜひ、最新の2巻と一緒にご覧ください!