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女性玉田さんさん

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清純かつ淫らです!

いとう先生のねちっこいエロさと粘っこい執着攻めが好きで読み、大変満足でした。


遊郭などの類の話ではありませんが、受けちゃんを攻め様のもとに送り込む正妻の企みで、受けちゃんはプロ並の閨作法を仕込まれております。そのテクに気づく程度に手慣れた攻め様は、受けちゃんのうぶさとのギャップにそそらせます。初物の感想が『美味であった』!!

受けちゃんの淫らさと清純さ、そして利発さが全編で魅力的です。
また攻め様は持てる者の余裕や優しさに満ちた人で、受けちゃんを愛します。

門地先生の表紙が作品の雰囲気をとてもよく表していて、挿絵も効果的でした。

明治頃の設定がお好きな、かたにはぜひオススメです。

堕ちただけではない。

やくざものという設定と作者さま買いで読みました。
どちらかといえば、エロさ重視を期待していましたが、読みごたえがあり、ストーリーとしても楽しめました。
ネタバレします。

男前で、性欲の強さを活かしたシノギで女衒業もこなしちゃう攻め様にぐずぐずにされる素人受けちゃん、という組み合わせは王道で他でも読んだ感があります。
が、本作品は堕ちてからの受けちゃんの反撃?粘り?羽化?がすごくて、後半までしっかり引き込まれました。
受けちゃん可愛さのあまり、かたぎの世界に戻そうとする攻め様が思いやり(弱気、逃げ腰、と受けちゃんは、言う)から受けちゃんをブロックする。その壁をものともせず身体一つで打ち破る受けちゃん。
しかも、攻め様のテクと情熱でちゃんと愛淫堕ちしてるから、しょっちゅう身体疼かせながらなところがかわゆい。
ずっと攻め様が好きで、攻め様との思い出を人生の慰めとしてきた受けちゃんの捨て身な行動はむしろ漢で、その行動力で、弱小団体である攻め様の会が長年悩まされてきたライバル団体との確執も一掃されてしまいます。(攻め様はそれを、受けちゃんの内面の悪いところと呼んで心配します。。)
攻め様には、その人望故に、『頭カシラのためなら死ねる』舎弟が何人かいて、中でも頭脳明晰でインテリやくざの見本かつキモの座った忠臣高橋ががっつり控えて、攻め様の日常生活全般を隅から隅までかいがいしく世話しているので、その攻め様にアマアマに愛される受けちゃんも、まるで宮廷の妃かという護られ(囲われ)かたをします。
しますが、凡人でない受けちゃんには、バイトする大学生としての人間関係があり、そこでトラブルに巻き込まれたりハラハラする際どさに晒されています。このトラブルで当初受けちゃんはやくざ世界との接点が出来てしまい、攻め様と偶然再会するのですが、この設定を終盤まで活かしているあたりも、ヒヤヒヤしながら読み進めてしまう『引き』になっていました。

受けちゃんをかたぎで生かせようと突き放す攻め様に、受けちゃんが全身でぶつかる前、考えて迷って自分の本心を掴むまでの葛藤が丁寧に辿られていて、後半になるにつれじっくりと読みました。

受けちゃんの生い立ちの哀しさとか、バイト先の知人達に見せる優しさとか、内にはらむ危うさや繊細さと捨て身な大胆さのギャップ、これらがとても魅力です。
それでいて何となくコメディータッチに仕上がっているのがまた良いです。
そしてcielさんの、線が細くてしっかりエロい挿絵が多目なのも良かった。
ざっくり言って、『極道の妻たち』シリーズの姐御さん方のような魅力がありました。
『仕込み』をはじめエロはしっかりありますが、モブ姦や身体を傷つける描写はないので、痛いの苦手な方にもオススメです。

待ってました、沙野先生の大正もの

書店で、きらびやかな表紙に惹かれて手にとり、口絵カラーの初夜の淫らさで、購入決定しました。

忍び、花嫁、大正もの、と好みのツボ押されまくりでガマン出来ずどんどん進んでしまいました。
こちら最初からアマアマではないです。受けさんが、健気に仁義を貫こうとする健気さが勝っていて「男子」な分色気には欠けたり、かたや目的があって受けさんの能力を利用するためにさらってきた攻めさんも、能力利用のために受けさんをオトそうと執着するものの、当初はそこに恋愛がないので、どこか作業チックで色っぽさに欠けます。

欠けますが、奈良先生の挿絵がとても萌え度高くて(奈良先生の作品好きで何冊も読みましたが、本作品な絵柄はまた今までとも少し違って(進化?)いるように思いました。)、やがて二人がラブラブアマアマになる展開を予感しながら読みました。

果たして期待は裏切られず、受けさんが攻めさんへの好意を自覚してからぐっと色気が増します。
しかしそこからしばらく二人の、エッチはお預けで、受けさんは髪の毛バージョンの触手に捕われて嬲られたり。

花嫁ものは、始めからあまあま展開が読めるところも含めて大好き物ですが、本作品は花嫁が忍びという設定を活かして、一本筋がとおった受けさんが、逡巡しながら段々ほだされていく過程がしっかり楽しめました。
沙野先生のエロ描写も繊細で独特で好きなのですが、奈良先生な挿絵とのコラボ効果がすごかったです。

挿絵のエロさも神です。

初読み作家さん、店頭で表紙買いしました。
タイトルと、ガチムチが頬を染めている表情と、帯のあおり「太いお注射してください」で、購入決定。期待を裏切らないエロで、文章も挿絵も神でした。

ガテンで筋肉美というダイナミックなイケメンの受けさんは、温かい人柄に加えて細やかな繊細な感受性も持ち合わせています。
普段は何かと控えめで臆病そうな攻め様は、内向さのあまりイケメンであることすら周りに周知されない陰キャですが、愛のためなら良識的な知性を120%発揮して熱い勇者になってしまうし、受けさんに発情し過ぎて、エッチとなると獣化したかというほどSがかったオラオラ系です。
こんな二人が恋に落ちて、前例の非常に少ない男性の生理妊娠出産という、初めての道を踏み出す様がとても丁寧に書かれています。
特異な設定ではあるものの、置いてけぼり感はありませんでした。なんというか、生理妊娠出産の描写において、男性の身体である前提が邪魔になっていないし、女性としてスルーしてほしくないポイントが押さえられていてその加減やバランスが良いからだと思いました。作家様はこの点練りに練ってくださったのでしょうか。
また受けさんと攻めさんが、お互いに深い思いやりと信頼で結ばれている安定感も良かったです。この安定感で余計にエッチがエロく(深く?)なっているような。

エロエロ場面もしっかりがっつりあります。
受けさんのタフな体格と包容力豊かなキャラの迫力、それに煽られまくりの攻めさんの熱心な攻めが、医者(人体の専門家)らしい濃厚さとS加減が絶妙。さらに挿絵の一つ一つがとても雄弁で、色んな体位のガチムチ受け様が拝めます。

子供が出来たし、将来はこの社会とどうつながっていこうか、夫夫と子供がどう生きて行きたいのかといった視点もあって、つい引き込まれて一緒に考えたくもなりました。

最後に地雷予報です。
授乳はありませんが生理についてかなり詳細に描写されています。妊娠出産ありません。
オメガバースではないので発情期や運命やノットはありません。








暴かれる妖艶!

沙野先生のねちっこいエロが大好きで、毎回のエロテーマを楽しんでいる読者です。
本作品は、実際には縛りはありません。ありませんが、幼少から受けちゃんは、やくざ組長の父親から受け継いだ激しさと、その父を魅了しつつきっぱり絶縁した母から受け継いだ違う激しさを、自主的に念入りに抑制して堅気の生活を守ってきました。誰も近寄らせず、平凡な若者として日常に溶けこんで、唯一、日本画を描くときだけ、自分の内面の求めるままに任せます。
そんな受けちゃんの内面に渦巻く力が一際打ち込まれた作品が出来たとき、その絵のあまりの迫力が受けちゃんを世に知らしめて、運命が動きます。

跡目襲名騒動に巻き込まれて平穏な日常が崩れると同時に、自分が必死に留めてきた内面を力ずくで暴く男に出会います。「初恋」と呼ぶにはハードで生々しくいきなり実弾戦です。
そしてこのあたりずっと闇の中でのように暗めの雰囲気で話が進みます。その闇の中で受けちゃんは必死に恋をして、妖艶に脱皮していきます。
絵心がある受けちゃん目線で語られる攻めの肉体のかっこよさ。
場数踏んでるはずの攻めが、受けの肉体に嵌まっていく描写もエロいです。惹かれつつ、ほだされつつ、(エロだけでなく)がっつりやることはやる攻め様、むっつりとエロいです。
圧倒的強さと人望でスパダリ感のある攻めですが、癒えていない傷があります。が、受けちゃんの想いによって、終盤でその克服も含めて再生していきます。
このあたりから話全体が明るくトーンがかわり、最後は甘々も楽しめます。

とにかく刺青の辛さとエロを絡めて細かくかかれているので、お好きな方オススメです。
また実際には緊縛ありませんが、受けちゃんが強引に暴かれて抑制から放たれるインパクトには、SM作品の緊縛に似た萌えがあり、その趣味が満たされたのは予想外の満足でした。
個人的に、モブ姦紛いの設定にも、沙野先生ならではの細かく丁寧なエロスを感じられ、さすがです!となりました。

革命のα コミック

鹿島こたる 

タイトルにかなったオメガバース。

ゴージャスな絵柄と登場人物の表現豊かな表情(繊細な睫毛は、光が差しているみたいに綺麗です。)が見飽きません。じーっと眺めて夢中になってしまって、ページをめくる手がとまらないです。

タイトルから、オメガバースでありつつ、捻りがあるのは予想していましたが、やはり通り一辺のオメガバではなく、設定で自動的に展開が読めてしまう残念感がありません。
意外性のある展開は、主人公カプの勇敢さと愛情の賜物なので、攻めにも受けにも好感を持てて、とても愛しいなあという読後感でした。読んで初めて、タイトルの意味も正確にわかりました。

私はオメガバース大好きで、この設定を手がかりに、この作家さん初読みでした。ただ、いわゆるオメガバースものの地雷要素が少ないですし、この設定だけに頼らず、とらえ返しがされている点では、オメガバ設定があまりお好きでない方にも、邪魔にならずに、この先生の絵柄を楽しんでいただけそうかも、と思います。

美しいカプが、守りきった愛に満たされている姿はキラキラで幸福感が凄いです。この作家さんの他の作品も読みたいと思います。

下ごしらえ萌え

ネタバレあります。

民俗的なお話好きと初物信仰に惹かれて読みました。
狭い世界での数日間が、じっくりねっとり描かれていて、特に前半の仕込みの描写が秀逸でした。

神事までの2週間、毎晩丁寧じっくり下ごしらえが続きます。
段階的な穴調教なので、段階が進む度にプチ初物感があるのが良いです。
また毎晩の穴調教で心もほだされていく受けが、下ごしらえ担当の攻めの擬似行為を、まるで本番かのように感じて高まるところもあり、クライマックスに向けたテンションのあげ方が行き届いています。
本番は衆人監視のもと、セックスドラッグ服用でガッツリ数時間。体位も多彩で熱感高い。この状況で役目を果たすせる攻めの雄度半端ないです。

初夜までを引き延ばしてねちっこく楽しみたい欲がとても満たされました。

ここまで書かれることの幸せ

『恋愛前夜』『求愛前夜』をそれぞれとても楽しんだ流れでシリーズをコンプリートしたくなり、本書にも手を伸ばしました。
たくさんのレヴューから、本作品は前2作品とは違って「分かりやすいハピエン」とは限らず、SSは評価も分かれていることは予習のうえで、怖々読みました。

感想は、タイトルのとおりです。
とてもリアルで切実、全身全霊の愛の結実を感じました。
といっても特に派手なイベントがあるわけではなく、表面的には平穏な日常の積み重ねが主軸のストーリーです。
また恋人の背負った運命は特殊なようでいて、歳を重ねるといずれ誰にも訪れる可能性が高いという点で決して他人事でなく、長く付き合うカプが避けられない未来の形はリアルで切ないです。
ただその未来において、かつて恋人達が特殊な運命のもとで心底願っていた夢が、叶っていることがありありと分かり胸に迫りました。

その未来は、一度きりの人生を恋人に賭けた勇気と激しく互いを求める情熱の結晶のように感じられます。

もちろんBLにここまでのリアルは求めていない、むしろ複雑な現実から離れる娯楽として求めておられる向きには不要なリアリティかもしれません。

私は、運命に挑んで愛し合った主人公カプにとても勇気付けられました。
ここまで書いてくださった作者様に感謝です。

生涯の付き合いを追いかけたい方にオススメです。




BLでこんなの読めるとは!

夕映先生初読みです。
ハピエンものしか読まないので、相手への熱が冷める展開も関係解消の展開も全く目にしないのですが、あらすじから恋愛成就のその後の先、について興味を惹かれて読みました。

10時代のお預け期間を経て15年もののカップルの受けが、攻めの自由奔放な生き方(恋愛的に、ではありません。)を受けとめかねて、自分達の今の関係が恋愛していると言えるのか迷い、攻めに突きつけます。

攻めは恋愛においてはひたすら受け一筋で、愛にあふれている点は以前と変わらないので、基本的には、そのことや、受け早合点をが解消することでお互いの気持ちは確かめ合えます。
その過程が主に受け視点で丁寧に描かれていて、共感しました。歳とともに相手をひきつける魅力が減っているはずで、攻めが淡泊な態度でも仕方ないと悟りつつこっそり傷ついていたり、お互い初恋での大恋愛で、相手以外を知らない故の初な悩みっぷりに萌えました。

長期間の両片思いのすえの大恋愛はもともと好物でしたが、本書で、恋愛期間を重ねたところからのもだもだを楽しめました。

再確認した後のふたりがさらに仲良く将来の約束をしているところも大変好ましくて、萌えました。